2002年に現在の美人姉妹に世代交代してから本格的に自社ビン詰めを開始した、

今日のブルゴーニュ新世代の象徴的な存在ルイ・シュニュ。

「私たち自身が毎日でも飲みたいと思うような、ナチュラルで純粋に美味しいワインを造りたい」

「娘を心から愛していますが、同様の愛情をぶどうにも感じています。

栽培もワイン造りも、本当に楽しい」という彼女達は、

真剣なリュット・レゾネ栽培による心を込めた畑仕事と、

父から学んだクラシックで自然な醸造法によって、ピュアで美しいサヴィニーを造っています。

この「ラヴィエール」はルイ・シュニュが所有する4つの１級畑の中で最も複雑で、

余韻が長いスタイルのワインです。

―以下リアルワインガイド42号より抜粋―

きれいで複雑でエレガントな香り。赤果実香がチャーミングでいて本格的で、大地香もふんだん。

そしてツヤのあるミネラルだ。

口に含むとやはりこの優しい液体に味がクッキリと乗り、ともかく美味しい。

このワインにはこれまでのルイ・シュニュ節が完全に残っており、癒されること必至。

ともかくデレデレ、フニャフニャになるのだ。(今飲んで90+　ポテンシャル91)

グラス　　１５００円

地元の3つ星レストランを始め多数の星付レストランでもオンリストされ、

英国王室御用達にもなっています。

また、ディルレ家は19世紀にこの地でヴァン・ムスーを造り始めた、

クレマン・ダルザスのパイオニアでもあります。

こちらはぶどうのクオリティをより高め、選果もより厳しくして、

ドザージュを減らしたキュヴェです（ドサージュは僅か0,5ｇ）。

瓶熟成は12か月以上で、エクストラ・ブリュットですがバランス良く、

ディルレ・カデらしい丸みと厚みのある味わいです。

グラス　　１０００円

①　ｾｸﾞﾗ･ｳﾞｭｰﾀﾞｽ　ﾌﾞﾙｰﾄ･ｳﾞｨﾝﾃｰｼﾞ 　(スペイン・カタルーニャ地方)　

スパークリング白・辛口　　　　　　　　　　　　　　　

■ ブドウ品種 ：マカベオ６７％、パレリャーダ３３％

スペイン皇太子の結婚式でもサーヴされたヴィンテージ入りのカヴァ。

40ヶ月以上の長期の瓶熟成を経てつくられる細やかな泡立ちは、

とてもクリーミーな触感として口中に広がります。

ほのかなイースト香とドライな後口で、食前はもちろん食中酒としても楽しめます。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

グラス　￥５９０　　　ボトル￥２９００

② ｼﾞｳﾞｫｰﾀﾞﾝ ｺｰﾄ･ﾃﾞｭ･ﾛｰﾇ･ﾙｰｼﾞｭ ｷｭｳﾞｪ･ﾚｱ   (フランス、ローヌ地方)　  

赤・ミディアムボディ  　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

■ ブドウ品種 ：グルナッシュ､シラー

2001年創業の新しいドメーヌですが、三ツ星レストランにもオンリストされる期待の新星ジヴォーダン。

より濃密な香りで、シナモン、バラの香りが特徴的。

厚みのある果実味に滑らかで丸いタンニン、

エレガントでありながら丁度良い濃さを併せ持つ絶妙なバランスのワインです。

ちなみにキュヴェ名の「レア」はダヴィッドさんの上の娘さんの名前から。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

グラス　￥７２０　　　ボトル￥３１００

③　ｺﾞｰﾂ･ﾄﾞｩ･ﾛｰﾑ･ﾚｯﾄﾞ　(南アフリカ、コースタル・リージョン)　

赤・フルボディ                         　　　　　　　　　  

■ブドウ品種 ：ｼﾗｰ61%、 ｻﾝｿｰ16%、 ﾑｰﾙｳﾞｪｰﾄﾞﾙ12%、 ｸﾞﾙﾅｯｼｭ5%、 ｶﾘﾆｬﾝ4%、 ﾌﾟﾃｨ･ｼﾗｰ2%

南アフリカで最初に産み出されたローヌブレンドのワイン。

南アのポテンシャルが最大限に表現されたワインで、

リッチな赤果実のアロマにクローブやスパイス等の香りを持つリッチな味わい。

漫画「ソムリエール」でも登場し「3000円クラスのコート・デュ・ローヌと言っても確かに通じる」と

絶賛されていました。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

グラス　￥５００　　　ボトル￥２０００

④　ｶﾞﾝｸﾞﾗﾝｼﾞｪ　ｱﾙｻﾞｽ　ｼｬﾝｶﾞﾗ　(フランス、アルザス地方)　

白･辛口　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

■ ブドウ品種 ：シルヴァネール６０％、その他４０％（ﾘｰｽﾘﾝｸﾞ、ｼｬｽﾗ、ﾋﾟﾉ･ﾌﾞﾗﾝ、ﾐｭｽｶ）

シルヴァネール主体に各品種のプレスの最後をアッサンブラージュして造るガングランジェの新商品

（一般的にはエデルツヴィッカーですが、ガングランジェの愛称でもある

シャンガラの名前を前面に出す為、ラベルに表記は無し）。

ミネラリーでほのかな苦みのある味わいは、緑黄色野菜とよく合いそうです。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

グラス　￥６６０　　　ボトル￥３６００

⑤　ﾌｧﾚﾙﾆｱ　ﾍﾟﾄﾞﾛ･ﾋﾒﾈｽ　(チリ、エルキ・バレー)　

白･辛口　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

■ブドウ品種 ：ペドロ・ヒメネス１００％

スペインのシェリーによく使用される「ペドロ・ヒメネス」100％で造られるチリ産の白。

葡萄の個性を生かす為にステンレスタンクで低温に保ちながら発酵・熟成。

もちろんシェリーのような酸化熟成香は皆無で魅力的な花などの香りが特徴的。

ミネラルと果実味のバランスがうまく取れたフレッシュな味わいです。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

グラス　￥５００　　　ボトル￥２０００

“こころみシリーズ”は可能な限りベストなワインを造ろうというココファームの新しい試みで、

異なる畑の様々なブドウを使用した限定発売プログラムです。

今回は余市の藤澤ヴィンヤードで栽培されたツヴァイゲルトレーベから造られていて、

2013年は涼しく乾燥した秋のおかげで葡萄がゆっくり成熟し、風味が大変豊かになりました。

もちろん葡萄を栽培している藤澤さんご夫婦の丁寧な作業の賜物でもあります。

そのしっかり熟した葡萄をやさしく醸造した結果、複雑でエレガントなワインに仕上がりました。

ワイン名の“Z”はツヴァイゲルトレーベ＝ZWEIGELTREBEの頭文字です（

舌を噛みそうな名前なので思いきって短くしてあります）。

ピンクグレープフルーツ、ざくろ、ベリー系の果実、スミレの花、

黒胡椒などのスパイスなど複雑で華やかな香り。

口当たりは丸く、ラズベリーやグレープフルーツ、カシスなどのフレッシュな果実味が豊かで、

コーヒーや黒胡椒のニュアンスもあり、複雑かつエレガントな印象。

心地よい余韻が長く続きます。

グラス　　１２００円

（仕事が間に合わない時は時々季節労働者数人が手伝います）。

畑の仕事にビオディナミを積極的に取り入れ、

土壌とブドウの樹にとっての最高のバランスを常に追い求め、

畑だけではなく瓶詰タイミングなどの醸造面にもビオディナミを採用。

アルザスの伝統大樽「フードル」で天然酵母にてワインを仕込み、

酸化防止剤も最小限に抑えた、いわば自然派タイプのワインを造る生産者。

ゲヴュルツトラミネールはガングランジェのワインの中で最も評価の高いワインの一つ。

残糖は6g/lで軽くフィルター有り。

2013年はミレジム的には非常に厳しかった年ですが、

このゲヴュルツだけは南向き傾斜にあるだけあって、ほとんどブドウは無傷。

ガングランジェ曰く、ラクレットなどチーズを使った料理との相性は

抜群だとのことなので是非合せてみて下さい。

グラス　　１０００円

①　ｶﾞﾀｵ　ｽﾊﾟｰｸﾘﾝｸﾞ　ﾚｾﾞﾙﾊﾞ　ﾐﾃﾞｨｱﾑ･ﾄﾞﾗｲ　(ポルトガル)　

スパークリング白・やや辛口　　　　

■ ブドウ品種 ：ｺﾞｳﾍﾞｲｵ、ﾏﾙｳﾞｧｼﾞｱ・ﾌｨﾅ、ｺﾃﾞｶﾞ、ｱﾘﾝﾄ、ﾓｽｶﾃﾙ

国際ワインコンクールでポルトガル最優秀生産者賞を受賞したことのある

ヴィニョス・ボルゲスが新しく造ったスパークリング。

地品種を主体にフリーランジュースのみを使用し、瓶内2次発酵で15か月熟成。

フレッシュで若々しい花のアロマ、あふれる果実味と酸味のバランスも良く、

最後に残るほんのりとした甘さが心地良いワイン。

飲みやすさを追求した食前酒にピッタリの味わいです。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

グラス　￥５００　　　ボトル￥２４００

赤・フルボディ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

■ ブドウ品種 ：メルロー８６％、カベルネ･フラン１４％
今

、右岸でもっとも注目すべき若き醸造家ジャン・フィリップ・ジャヌイクスが手掛ける

「シャトー・クロワ・ムートン」のセカンドワイン。

セカンドと言えど葡萄の平均樹齢は40年に達し、

サンテミリオンやポムロルに所有するフラッグシップワインの古樽を使用。

ブラックチェリーやブルーベリー、ブラックベリー等の黒果実を連想させる香り。

しなやかな口当たりで、タンニンと果実のバランスが素晴らしいワインです。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

グラス　￥７００　　　ボトル￥３０００

③　ﾀｹﾀﾞﾜｲﾅﾘｰ　蔵王ｽﾀｰ　赤  (日本、山形県)　

赤・ミディアムボディ           　　

■ブドウ品種 ：マスカットベリーＡ１００％

日本で品種改良されたマスカット・ベリーA種100％で造る

タケダワイナリーの長年のベストセラー。

最もお手頃な価格帯のワインですが、手間の掛け方や造りのレベルは

トップキュヴェのシャトー・タケダと遜色なし。

赤い果実の香り、滑らかなタンニンが心地よいブドウ本来の味わいが堪能できるワインです。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

グラス　￥５８０　　　ボトル￥２４００

④　ｸﾚﾏﾝ･ｸﾘｭｰﾙ ｶｯﾂ ｴﾃﾞﾙﾂｳﾞｨｯｶｰ　(フランス、アルザス地方)　

白･辛口　　

■ブドウ品種 ：ｼﾙｳﾞｧﾈｰﾙ６０％、ﾋﾟﾉ･ﾌﾞﾗﾝ２０％､ﾘｰｽﾘﾝｸﾞ+ﾋﾟﾉ･ｸﾞﾘ+ﾐｭｽｶ+ｹﾞｳﾞｭﾙﾂﾄﾗﾐﾈｰﾙ２０％

アルザスを代表する品種を色々ブレンドした、考えようによっては

合わない料理を探す方が難しいほど、極めて幅広いお料理に美味しく合わせていただける白。

ちなみにアルザスでは食卓にこのエデルツヴィッカーの1リットルボトルを置いて、

いろいろなお料理と気軽に楽しむという伝統があるそうです。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

グラス　￥６６０　　　ボトル￥３６００

⑤　ﾓﾝﾃ･ｽｷｱｰｳﾞｫ　ﾙｳﾞｨｱｰﾉ   ｱﾝﾌｫﾗ　(イタリア、マルケ地方)　

白･辛口　　

■ブドウ品種 ：ヴェルディッキオ１００％

ヴェルディッキオの造り手として名高い生産者「モンテ・スキアーヴォ」が造る

ヴェルディッキオ・カステッリ・ディ・イエージ・クラッシコ。

爽やかな柑橘系フルーツにアプリコットのアロマ、

フレッシュな果実味と酸味の中にアーモンドのようなほろ苦さがアクセント。

程よいボリュームで料理との相性も幅広い白です。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

グラス　￥５２０　　　ボトル￥２１００

ブルゴーニュのラルロでその名声を築いたオリヴィエ・ルリッシュが

南仏アルディッシュで自ら始めたドメーヌ・デ・ザコル。

ミオセヌは共に樹齢50年以上の古木のグルナッシュとカリニャンから造られるトップキュヴェ。

グルナッシュは南仏のピノ・ノワールとも言われる品種で、

オリヴィエ自ら、これまで培ったブルギニヨンスタイルが良く出ていると評しています。

―以下リアルワインガイド46号より抜粋―

どうだろうね。オリヴィエ・ルリッシュの意識がさせたのか、もしくは土地の個性ゆえなのか？

・・などとすると徳さんは「テロワールなんか関係ない」と言うかもしれんけど。

これは「ニュイ・サン＝ジョルジュ・クロ・デ・フォレ・サン・ジョルジュ/ド・ラルロ」そっくりの構成。

・・・いや、かなり似たものに感じられるのね。

そもそもはブルゴーニュそっくりのテロワールだからということで

この地アルデッシュに出てきた彼だから、大正解だったということなのだろうね。

豊かで大きなワインだ。美味しい。(今飲んで88 　ポテンシャル89)
グラス　　１３００円

ﾄﾞﾒｰﾇ･ﾃﾞ･ｻﾞｺﾙ　ﾚ･ｷｬﾄ･ﾌｧｲｽ2012

赤と同じドメーヌ・デ・ザコルが、黒ブドウの畑に囲まれた僅か0.7haの区画から造る唯一の白。

シャルドネというラルロでも扱ってきた品種は否が応でも期待が高まりますが、

生産量はごく僅かなのが残念。土壌の持つ石灰由来のミネラル感が豊富で、

溌剌とした酸とふくよかな厚みがあります。

シャルドネなので、ラルロと全く同じ造りをし、樽もラルロの古樽が使われています。

しっかりとラルロらしい味わいを感じられるワイン仕上がっています。

―以下リアルワインガイド46号より抜粋―

シャルドネ100％で造られるレアなキュヴェです。

ラルロ時代も造ってきた得意の品種ですのでいやでも期待してしまいます。

ミネラル、柑橘、蜜、花などがとても心地よく香ります。ふくよかでソフトな果実味、

穏やかな酸、そしてうま味、すべての要素がまとまっていて、完璧な仕上がりです。

ブルゴーニュのシャルドネとは根本的に違いますが、野暮ったくないエレガントなまとまりは、

どこかブルゴーニュ的な印象を持ちました。(今飲んで88+ 　ポテンシャル89)

グラス　　１１００円