『ココでくらす。ココロでくらす。』を見て

Posted by Sapporo100miles編集長　オサナイミカ on 2008年2月1日(金) 16:58

今日から道立近代美術館で始まった、建築家展のオープニングセレモニーに行ってきました。

内容を読んだとき、正直お堅そうな展示会そうだし
セレモニーも業界の方たちらしい叔父様ばかりで重たい感じがしたので
どんなものなのか、かなり不安いっぱいで中へ…



まず、今回の主催者である、JIA（日本建築家協会）北海道支部会員の
建築家さんの写真がズラッと天井から吊り下ろされ、
その奥に色々な模型がありました












札幌ドームの模型もありました。


これは道庁前のニッセイビルの完成形


その模型このような、それぞれのコンセプトによって分けられています
　




このコンセプトや、各建築事務所・設計事務所のコンセプトを見て思ったのは、
建築物って生活においてものすごく大事なもので、
一つでもその思いから離れた建物ができると、
街並み自体のバランスも崩れてしまうんだなぁということでした

生活に必要なことの要素『衣・食・住』

特に寒冷地では『住』がなければ生きていけない
その、厳しい環境の中で快適に暮らすための技術やアイデア、
最終的には、そこに住む全ての人が
居心地が良いと思える都市景観に結びつくということ



去年、耐震偽装問題で大きく揺れた建設業界

きっと、この大事なコンセプトをすっかり忘れてしまっていたのでしょうね



この展示会、素敵なお店が好きな方や、
いつかは家を建てたいと思っている方なら見て損はないというか、
見た方が良いと思います

きっと、『この建物知ってる！この人が手がけてたんだ～』とか、
『この人になら安心してお願いできる』といった出会いもあるはずなので…

愛する美術・展示室＆収蔵庫ツアー

Posted by Sapporo100miles編集長　オサナイミカ on 2008年1月14日(月) 22:40

先日レポログさせていただいている、現在芸術の森で開催中の
『愛する美術　Part1　ヒューマンラブ』の、
展示室＆収蔵庫ツアーに姪っ子二人と参加してきました


今回は親子ツアーということで、小学生くらいの子供たちとその保護者の参加です
まずは入口で簡単な説明を聞きます
美術館での約束は『は　さ　み』だそうです


は～走らない
さ～さわらない
み～見ている人の邪魔をしない



子供たちには、クイズ形式の資料を渡されます

これで、普段見ているだけじゃわからない
裏話や知識を確認するわけです

まずは展示室に行き、今見ている作品について
いろいろな説明が

前回もこの作品は見ていますが、
なるほど、話を聞くと作品の奥深さがより一層伝わります




そしていよいよ収納庫へ！
もちろん私も初体験です

めちゃめちゃ重い扉を開けて入ります

が、当然ながら収蔵庫の中は撮影禁止
※展示室の撮影ももちろん普段は禁止です


ちなみに、収蔵庫内は常に温度は22度、湿度は５５％に保たれているようです
もちろん、24時間警備員がいて、厳重管理されています

いや～、貴重な体験をしました！





で、帰り際に、こんなカワイイ干支のポストカードを発見



彼方あつこさんの作品のポストカードで、
思わず１２支買っちゃいました

本物も欲しかったけど、1万円近くしたので、
今回はお預け

お昼を食べずに行ったので、変な時間にお腹スキスキに…
思ったけど、子どもと食べに行く時って、
ホントちょうどいい場所が少ない

ましてやうちの上の姪っ子は超がつくほど偏食…



で、結局ドンキーへ…冬限定の鍋焼きバーグ

うどんとハンバーグってすごいと思ったけど、
割に悪くないかも

付け合わせがほうれん草じゃなくって、菜の花っていうのが良かったデス

愛する美術Part1　By札幌芸術の森美術館

Posted by Sapporo100miles編集長　オサナイミカ on 2007年12月10日(月) 14:06

池に氷が張り、すっかり冬の世界の札幌芸術の森
1月27日まで、美術館で開催されている、『愛する美術Part1』に行ってきました

よく考えたら、こういう時期に芸森に足を運んだことって、あまりなかった気がする
空気が凛としてて、確かに寒いのだけど
心が洗われるというか、とてもイイ雰囲気でした




※許可を取って撮影してます。通常は撮影禁止です

　

　

　


油彩・版画・日本画・彫刻など、いろんな作家さんの作品が
それぞれのテーマで分けられていました

全て『愛』がテーマです

作家別の展覧会に足を運ぶことが多かったので、
テーマに沿っていろんな作家さんの作品を見るというのは
とても新鮮でした

シャガールの作品が何点かあったのだけど、
先日、シャガール展で見たときより、脳裏と目に焼き付きました




私が一番気に入った作品はこちら、『佐竹真紀』さんの作品です
ビデオ上映なんですが、ものすごく手が込んでいて、
そして、テーマの『家族の愛』がストレートに伝わってきました

全体の作品を観終わった後、心がほんわか温まりました
ぜひ、『愛する人』と一緒に見に行ってほしい展覧会です

『伊藤真乗の目と手』展に行ってきました

Posted by Sapporo100miles編集長　オサナイミカ on 2007年9月7日(金) 23:23

明日から17日までメディアパークスピカで開催される
生誕100年記念『伊藤真乗の目と手』展を
一足先にのぞいてきました

本当のこというと、この方の名前は今回初めて知りましたし
別に今までも仏像にそんなに興味があったあけではないのですが、
何となく私のアンテナに引っかかり、思わず取材依頼をしたわけです


スピカの空間を贅沢に使って展示





で、今日作品を見て、なんで引っかかったか判明しました
どうやら私、癒しを求めていたようです


今回のメインでもある、大涅槃像(複製)



どうですか？この微笑み！
なんかこっちまで微笑んじゃいません？

実は昨日仕事で完徹してしまい、
心も身体も疲れきっていて、
そんな状況で、本当は
今日行くの諦めようかと思ってたくらいなんです

でも、この微笑み見たらちょっと元気になりました

なんか、後ろ姿もイイ感じ
思わず抱きつきたくなりました
（それをやってはいけませんが・・・）

仏像って、やっぱり癒されるものなんですね

ちなみに、仏像以外にもレリーフや、書など約120点が展示されています

刻字なんかもすごくおしゃれで、思わず私のハンコを作ってほしくなりました


この2作品は、実際に触ってもOKということで、
狸小路の神社にある狸と同じ気持ちで(いいことありますように的な感覚)
思わずなでまくってしまった。。。

特に、打ち出の小槌を入念にね(笑)

この展示会、料金はなんと500円！(小学生以下は無料)
最近疲れてるなぁ～と思ってる方、
ぜひ、時間を作って行くべきです(笑)

★　☆　★　☆　★　☆　★　☆　★　☆　★　☆　★　☆　★　☆　★　☆



夜は特別展示プログラム～悠久の響き～という
チェリストの溝口肇さんが、大涅槃像の前で演奏してくれるという贅沢な催しも！


事前に申し込んで当選した600名近い方々が嵐の中駆けつけてました

チェロはついこないだも土田英順さんの無料コンサートを
ライフォートで聴いたばかりで、(多忙でまだブログにアップで来てませんでした。。)
聞けば聞くほど胸に響き渡ってハマる音色だって思ったばかりだったのですが、

この空間で聴くチェロは本気で良かったです
(意識朦朧でしたけど、それがまた気持ちいいんですよね～　＾＾；)

おまけ

レセプションパーティにもちょっぴり潜入しちゃいました


乾杯ドリンクは、
伊藤真乗さんのテーマカラーでもある
緋色のドリンク

綺麗です

乾杯の音頭をとっていた女性の着物も
綺麗な緋色でした～

フードは北海道を意識したものがてんこ盛り！

　
で、私も思わずいただいちゃいました。。
寿司とか韃靼そばとか鹿肉の生ハムとか。。。
おいしかったデス


そしてもひとつおまけ
じつは、グッズ売り場が危険！！
どれもこれも欲しくなるようなセンスの良いものばっかり！


金つばとかも妙におしゃれ！お香立てとかも素敵だったし
Tシャツもかっこよかったなぁ～


でもって私が購入してしまったものはこちら

元々緑＆オレンジの組み合わせが好きな私は
思わずマグカップをペアで購入
でも、1個500円だしいいよね？？

あと、チェリストの溝口さんも購入してポケットチーフとして使っていたメガネ拭き
かなりハイセンス！

そして、姪っ子に馬の絵がついたノートも♪
(この馬シリーズで文房具がいろいろありました)