札幌100マイル

Sapporo100miles編集長・オサナイミカのつぶやき

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「外で飲もうよ!道産日本酒プロジェクト」モニターツアー Vol.1

01f54a68105985182d0ff501a836a651bfb54a17a3↑グランピング施設にて、ずらりと並んだ道産酒。もちろん写すだけじゃなく飲みました(笑)

先日、米どころ・酒どころ北海道振興事業 道産日本酒販売拡大業務の一環で、“キャンプで楽しむ道産日本酒と酒蔵巡りモニターツアー”に参加

1泊2日で4つの蔵を巡り、昼も夜も道産酒漬け!!

新たな学びもたくさんあり、ますます北海道の日本酒のファンになりました(≧▽≦)

その行程を、2回に分けてご紹介します^0^

 

【1日目】

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朝9:00過ぎに札幌駅北口に集合し、(新幹線に向けてのホーム拡張工事のため、いつのまにか鐘の広場が使えなくなっていてビックリ)バスで日本清酒(株)・千歳鶴酒ミュージアムへ

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新型コロナウイルスの影響で、仕込み水そして日本酒の試飲コーナーが無くなっていたのは残念でしたが、昔のポスターなんかもあって、楽しめる場所です

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もちろん、限定酒なんかも変えます^^

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道内でただ一人の女性杜氏でいらっしゃる市澤さん

仕込み前のバタバタな時期だったのでご挨拶だけでしたが、10月12日(月)から仕込みが始まると言っていたので、これからしばらくはお忙しいと思います

美味しい日本酒を世に送り届けるために頑張ってくださいね!!

そしてお隣は、道産酒と言えばの鎌田孝さん(通称・親びん)

今回のツアーの仕掛け人でもあります^^

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今回は酒ミュージアムではなく、日本酒を作っているこちらの棟の見学がメインです!

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こちらは事前予約のみ見学ができるのですが、仕込み時期に入ると見学はしばらくお休みということで、ギリギリのタイミングで見学することが出来ました^^

ところでこの場所(中央区南3東5)で、明治5年から日本酒を醸造していることを、札幌在住の方でもまだ知らない方も多いかもしれませんね。

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それにしても、重厚感のある建物です

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酒造りは、上の階からスタートして、下の階へ行くほどに完成していくようになっています

3階と言っても天井が高いので、その分階段の傾斜もキツイですが、当然階段で上に向かいます^^;

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こちらは精米機。千歳鶴ともなると、規模が大きい!

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ただ、特別なお酒はこちらの樽を使用して、手作業で行うそうです

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蒸したお米はこちらの“麹室”で米麹にするのですが、この作業が日本酒造の要であり、温度や湿度管理を夜通し行ったりするのです

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それにしても、一つ一つの規模が大きいです!!

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そうそう、よくよく見ると天井に小さな穴が開いているのですが、上で作った日本酒はここにホースを繋げてタンクに注入されるわけです^^

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ちなみに特別なお酒はタンクの保管場所もやっぱり特別でした!

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あっという間に出発時間になりまして、ココでは試飲ができなかったので、若干心残りな状態で、次の目的地・栗山町の小林酒造へ!

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通常ですと酒蔵見学が先ですが、嬉しいことにまずはランチタイム!

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酒蔵の向かいにある、錦水庵へ

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さっき飲めなかった分、一升瓶で登場しました(笑)

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日本酒が出てきたので、つい塩をお願いして、田舎蕎麦は酒のアテとしていただきました(笑)

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心もお腹も満たされた後は、酒蔵見学

国の登録有形文化財にも指定されている小林酒造の建物は、日本酒に興味がなくても一度は見る価値のある建造物です

ちなみに小林酒造が日本酒を作り始めたのは栗山町ではなく、札幌だって知ってましたか?

明治11年に札幌市の中心部で酒造業を初めて、明治33年に栗山町に移転したそうです

 

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私のブログではもう何度も登場している、小林専務のアツいトークショーが始まりました!!

何度聞いても飽きることはないし、何回行っても新しいお話しが聞けるんです^^

明治から酒造りを営んでいる小林酒造の歴史は本当に深すぎて、ココですべてを書くことは不可能ですので、ぜひ一度足を運んで直接聞いてもらいたい!

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途中で南杜氏も顔を出してくれました

千歳鶴同様、これからが本番なので、最後の点検作業を行っていた感じです

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小林酒造はその昔、炭鉱夫のための普通酒を大量に作っていたので、酒造りの道具が半端なく多いのですが、今はすべて純米酒に切り替えたので、今は使用していない設備も多いそうです・・・

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それにしても、絵になる場所が多いなぁ

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古い建物を維持していくのは莫大な費用が掛かって大変なのですが、(しかも有形文化財なので勝手に改装とかできないのです)なんとか保存していってほしいものです・・・

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そうそう、こちらのお酒がフランスで開催されている日本酒の品評会【kura master】の純米大吟醸酒部門でプラチナ賞を獲得したんですよ!

試飲があったので、ありがたく頂戴いたしましたが、華やか過ぎず、食中酒としてもイケる味わいで、フランスでこの手の味わいが評価されるのが、ちょっと驚いたそうです。

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暖簾シリーズは、デザインの誕生から知っておりますので、親戚のおばちゃんの気分です^^

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まだまだゆっくりしていたいところでしたが、このあと今回のツアーのメインイベント・キャンプで日本酒を楽しむ会が待っておりますので、バスに乗り込み新しのつへ向かいます!! ・・・つづく

 

やっぱり江別は地味にすごい!~ホテルオークラ札幌 江別フェア

毎年個人的にも楽しみにしている、ホテルオークラ札幌の【江別フェア】が、今年も3月1日(金)~31日(日)まで各レストランで開催中!

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いきなりアルコールの画像ではありますが、こちらも江別限定商品♪

ということで、開催を前に行われた関係者向けの試食会の様子をレポートします^^

 

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試食会の前には、江別市長をはじめ、今回のフェアに食材を提供している江別市内の食品メーカーの代表などが挨拶

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ホテルオークラ札幌の宮崎総支配人がおっしゃてましたが、最初に江別フェアをやろうと思ったときは、失礼ながらフェアに使えそうな食材あるの?と思ったそうですが、ふたを開けてみたら素晴らしい食材や食品がたくさんあって驚いたそうです。

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ワタシもこの仕事に携わらなかったら、江別って特に何にもない札幌の隣町・・・と思っていましたが、毎年のように江別の美味しいものや魅力を知り、今やすっかり魅了(半分は嫉妬)されております!

そうそう、写真にある“はるちゃんトマトケチャップ”は、この時初めて知ったのですが、穫れたてのブロッコリーやカリフラワーの美味しさは今でも忘れられません^^

 

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ということで、フェアで提供される料理の一部を試食♪

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手前の赤いスープは、レストランコンチネンタルの“江別フェアランチ”で味わえる、<アンビシャスファームのビーツを使ったボルシチスープ>

見た目以上に具だくさんで、この量でも結構お腹いっぱいに^0^;

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中国料理 桃花林の楊貴妃ランチで味わえる、<菊田食品「揚げ王」入り五目あんかけ揚げそば(江別製粉「はるゆたかブレンド」使用)>

菊田食品の揚げ王、ワタシも最近よく購入していますが、食べ応えがあって美味しいです!!

 

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こちらの麺は、きょうど料理 杉ノ目の江別フェア(昼夜ともに)メニューで味わえる、<菊水の江別小麦めんのつけ麺>

相変わらず食べ応えのある麺です!

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江別産小麦を味わうなら、ラウンジプレシャスの<いちごとピスタチオのクロワッサン>もオススメ!!

江別製粉のはるゆたかブレンドを使用しているそうですが、こちらも食べ応え満点で、試食用は半分くらいのサイズだったのに、この後しばらく、自分でもびっくりするくらいお腹が膨れて大変でした^0^;

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他にも、エゾ但馬牛やトンデンファームのアースドリームポークのロースト ザンガラソース、菊田食品の豆乳入りグリーンカレーなどなど、どれも甲乙つけがたい美味しさ!!

でも全部制覇するには、3つのレストランをハシゴしなくてはいけません^0^;

カレーと太田ファームの卵「ココットレッド」を使用したチョコレートプディングは、コンチネンタルのサンデーブランチブッフェで味わえるのですが、このチョコレートプディングがかなり濃厚でして、個人的にはbarでアルコールと一緒に味わいたいプリンです!!

ちなみにコンチネンタルは13:30、以降にオンラインで予約していくと全メニュー20%引きになるんですよ!

 

そして今回も、江別市民割がありますよ♪

詳しくはこちら

 

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ちなみにNORTHISLANDの江別小麦ビールは、全レストラン&BARでも飲めます!

そして江別産の酒造好適米「彗星」で小林酒造が造った“瑞穂のしずく”は、桃花林と杉ノ目でオーダー可能デス^^

 

のん兵衛に嬉しいクリスマスケーキとおせちが登場!大丸札幌店&丸井今井札幌本店&札幌三越

昨日、そして本日と2日間連続でクリスマスケーキ&おせちのお披露目会がありまして、足を運んできました!

 

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まずは【大丸札幌店】のお披露目会で個人的に気になったもの!

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吉田類さん監修の、“おつまみ玉手箱”

朝から晩までだらだら飲み続けるお正月に相応しいおせちではないですか!!(笑)

 

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北海道命名150年記念として初のコラボとなった、【すすきの浪花亭×帯広六花亭】の“北加伊道おせち”

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おせちって、もともとは5重で、一つは空にして神様の為の箱として用意していたというお話を初めて聞きました!

今回はその部分に神様の遊び道具などに見立て、六花亭のお菓子を詰めたそうです^^

ちなみに抹茶も付くそうですが、こちらは玉翠園さんが、このおせちの為に用意してくれたものなんだそうです

おせちに詰められている料理の1つ1つに意味があることは知っていたけど、肝心の伝統的な部分を知らないなんて・・・食の歴史も改めて勉強しないとだなぁ

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今回は煮しめの鶏肉と椎茸を試食。椎茸は王様椎茸だそうです

煮しめって、本来は一つ一つの食材を別々に味付けして、最後に一緒にするんですよね。家族が一つになるように。。

この鶏肉、親鳥なので、噛めば噛むほどにジワ~ッと味が広がります!

ゆっくり・じっくり時間をかけて味う。。おせちに相応しいなぁと思いました^^

 

それにしても最近のおせちは多種多様

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色んな世代が集まる年末年始ですから、それぞれの好みでセレクトするのも楽しいですよね^^

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と、カレーやもつ鍋、鶏の炭火焼きまでありました!

このカレーは、かなりコラーゲンなカレー!

『おせちも良いけどカレーもね』

このフレーズ、平成生まれの子たちは知っているのだろうか。。。

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いやぁ、普通に飲まさるでしょ(笑)

大丸札幌店のケーキは、北海道命名150年記念を意識し、北極星=STARがテーマ

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コチラのケーキは見た目だけで3度も楽しめてしまう!

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ISHIYAの代名詞、ホワイトチョコレートのスポンジが紅白!絶対自分では作らない細かさ!!

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そして、時代を反映た“ギルティフリー”のクリスマスケーキもいくつかありました。

ちゃんと甘いけど、低糖質だったりグルテンフリーだったり。

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宮の森フランセスのミネラルスノーは、まさに純白のウェディングっぽいオトナなクリスマスケーキ♪

個人的に今回試食した中でアルコールに合う!と思ったのは、“ルタオのリュエール”

カラメルのほのかな苦みが、アルコールを欲するのです(笑)

 

大丸札幌店のおせちは10月1日(月)~受付スタートだそうですが、一部はこちらで先行予約受付中

そしてクリスマスケーキは10月5日(金)~、昨年もやっていた、ミニクリスマスケーキの販売会も、28日(金)~30日(日)の3日間、地下1階で開催しているそうです~

そうそう、洞爺湖ブルーをほうふつさせる12960円の《Black&White Truffle 波紋de TOYA》 今年も販売するそうですよ!

 

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そして、本日の午前中に行ってきた、丸井今井札幌本店・札幌三越合同のクリスマスケーキ&おせち試食会

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やはりこちらも、北海道命名150年記念ということで、北海道をより意識したおせちが登場

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こちらは北海道出身・脇屋シェフ監修の特製おせち

サーモンと数の子以外はすべて道産食材だそうです!

今回はエビチリを試食したのですが、驚きの美味しさなんです。。

何が驚きかというとすごく表現が難しいのですが、たまたま会場に違うお店のエビチリがありまして、食べ比べた時、どちらも美味しいけど、脇屋シェフのエビチリはいつも食べているエビチリと全然違うんです!!

優しいのにしっかりした味わい・・・にんにくに頼っていない味わいなのかな?

エビチリ一口で、すっかり魅了されてしまいました^^;

 

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ものすご~く、インパクトのあるこちらの試食は、“コチニージョ”の特製スペインおせちの1品

スペインでは伝統的な料理とのことで、黒い部分はライスなんです!

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こちらの、濃厚な蟹味噌のクレープ含め、飲まずにはいられないおせちって感じです^^;

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飲まずにいられないと言えば、こちら!

“ノーザンキッチン”の、イタリアンオードブルおせち!

あれ?ワインもあるじゃないですか!!

ということで、みなさんが遠慮する中、真っ先に開けてもらったワタシです・・・^^;

だって、間違いなくワインと合わせて食べたほうが美味しいと思ったんです!

でもって、大正解でした^0^

 

どうしてもお酒中心に話しが行ってしまいますが、ヘルシーなおせちもありましたよ^^

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丸井さんの地下にある【四季菜vegeco】の、“からだにやさしいDELIおせち”

野菜たっぷり!味付けは最小限で、素材そのものの美味しさが味わえます^^

ボリュームお値段含め、まさにすべてが“優しい”おせち♪

 

そして、クリスマスケーキの方はSNS映えするケーキが多かったかも!

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パティスリーフレールの“クリスマスさっぽろ抹茶チーズ~ストロベリーレアチーズとともに~”

かなりのインパクト!でもって、味もかなり濃厚でインパクト大!!

一口で満足できちゃうほどでした^0^

 

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こちらも同じく、抹茶です^^

和と洋のイイトコドリって感じで、すごくクセになる味わいでした^0^

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タレントの三好絵梨香さんと、伊藤沙菜さんとのコラボということで、まさに見た目重視!

そして味もさらに重視!!

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やっぱり、キラキラ女子のワガママにはかないません^0^

 

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こちらは、石山にあるエリソンさんのケーキ2種

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各ケーキには、このように細かい説明書きも添えられているので、確認しながら食べると、さらに美味しさが伝わってきます^^

見た目以上に爽やかな、ノエル・エキゾチックはシャンパン、エグランティーヌ・マロンには赤ワインもウィスキーも合いそう♪

あ、またアルコールの話にしてしまった・・・^0^;

 

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こちらはお子様も喜ぶクリスマスケーキ♪

【スイートハーツナンポ】の、“パンダのナンポンクリスマスedition”

どこか懐かしい味わいの生クリーム、だけどちゃんと「プロ」の味わい!

 

でもやっぱり最終的に、ワタシの心に焼き付いたのはこちらでした・・・^^;

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【ケイク&カフェ コレット】と【小林酒造】のコラボ商品!!

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このブラン・フラボリッシュは、中にパインやマンゴー、そしてバナナジュレが入っているのですが、これがまた日本酒の香り=吟醸香と驚くほど合うんです!!

これほどまでに日本酒に合うケーキは中々ないと思いますっ!!

 

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そしてこちらの熟成シュトーレンは、20年熟成の酒粕を使用して、まさに酒トーレン!!

もう少しおいてから食べたほうが、より熟成感が増して、ダラ燗にも合いそうですっ~~

 

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素晴らしいコラボを企画いただき、本当にありがとう!!と、声を大にして三越さんにお礼を言いたい(笑)

 

丸井今井札幌本店と札幌三越のおせち予約開始日は10月2日(火)~

そしてクリスマスケーキは10月17日(水)~

 

全て数量限定ですので、気にな商品はお早めに予約することをお勧めします!

各店舗、他にもスペシャルな商品が盛りだくさんでしたので、カタログをゲットして、じっくり悩むのも楽しいかもですっ^0^

 

酔うに酔えない、語る日本酒の会Byア・トン・コテ

編集長ブログがちゃんと更新できず、“師走”ということをヒシヒシと感じております。。

月並みですが、1日が、1ヶ月が、そして1年が早すぎる~~!!

 

いつも時間に追われている身ではありますが、そんな時こそ自分と向き合える時間ってすごく大事だと思うのです。

そんな時、タイミングよくそういう時間を堪能できる飲み会がありました!

その時の備忘録・・・

 

テーマは『発想と孤独の間に潜むケダモノ』

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年に一、二回くらいの割合で、小林酒造の専務・小林精志さんがテーマ&メンバーを決め、小林酒造の酒を味わいつつ、じっくり語り合う会です。

語る会ということで、「言葉」を仕事にしている方々が集まります。

いつも必ず新しいメンバーが一人はいらっしゃいまして、今回はグラフィックデザイナーの岡田善敬さんが初参戦。

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この、「オバケ!ホント?」のデザイン、札幌の方にはかなりなじみがあるのではないでしょうか?

私も、ビッセスイーツでオバケ!ホント?のスイーツ食べたことがあります^^

写真のネクタイは、実はペーパーで出来ていて、思い付いたことがメモ出来るネクタイなんです^0^

100点のクリアファイルは非売品のようですが、子どもの宿題を全部100点にしちゃう優れもの(笑)

そして岡田さんは、小林酒造のラベルデザインを手掛けているのです。

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ちなみにこちらのラベル、光に透かすと雪が舞っているようなデザインになっています!

デザインの仕事って、相手の言葉から要望をくみ取って、満足のいくデザインに起こしていくわけですが、言葉ってとらえ方ひとつで全然違う風にも伝わってしまうわけで、特にデザインとなると正解・不正解がないだけに、相性もかなり大事になってくると思うのです。

岡田さん、最初に小林酒造から依頼があったときは日本酒にそれほど興味があったわけではなかったようです。

最初の写真の一番左側のラベルなんて、流通にはかなり不向きなラベルで、普通はあまり思いつかないかも。。でもそれを採用してしまう小林酒造のセンスもすごいなと思ったり(笑)

そう考えると、相思相愛の関係なのかなって納得したのでした^^

 

と、今回の会場は、ア トン コテ のブラッスリースペースで、プルコアの久保田シェフのフレンチを堪能しました^^

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事前に趣旨を説明し、日本酒は持ち込ませていただきました。

フレンチではあるけれど、1皿・1皿が日本酒を意識した味付けで、マリアージュが素晴らしかった!!

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食べる前は何か全然分からなかった1品。。。

なんと、サバと南瓜でした!

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お魚の下には黒豆!

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アトンコテはブーランジェ。お皿の手前にある白いソースは、麦芽のソース!これがものすごく美味しかった~♪

さすが、久保田シェフ^0^

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ドルチェまで完璧でした^0^

奥のプルコアパで味わう時とはまた違って、肩ひじ張らずに楽しめつつも、しっかり美味しいフレンチ(しかも今回は日本酒で!!)が楽しめる、理想的な空間でした^^

 

ちなみに今回のテーマ、 『発想と孤独の間に潜むケダモノ』

~日常生活が無意識に近い発想の連続でつむがれているくせに、人生を彩る意識的な発想となると、そこに焦点が合わずに私達は苦しんでいます。

喩えるなら自分の中の住人『発想のケダモノ』がなかなか起きてくれない時に不意に寂しかったり、心が闇に覆われたり、そんな感覚に陥るのかも知れません。

では、どうしたら私達は『孤独の間に潜む発想のケダモノ』が、暴れすぎず、ちゃんと言うことを聞いてくれるようにムチを振ることができるのでしょうか?

もしかして人生の輝きとは『孤独のクオリティ』が大きく関与しているのでしょうか?
そして自分と発想のケダモノの良質な関係とは、いったい何なのでしょうか?

答えのないことに、8人が全力で言葉のアプローチをしてみる会~

 

こんなメールが事前に送られてくるわけです。

もうですね、 考えれば考えるほど同意見していいか分からなくなります。なので、いつも心の準備はするものの、後はその場の雰囲気で答えます。

というのも、その場にいる8人の意見を聞いていると、どんどん言葉が浮かんできちゃうのです!

これぞ、言葉を生業にしている人々の化学反応!!

そんなわけで毎回頭がフル回転して、飲んでも酔うに酔えない(笑)

今回の孤独についての見解は、本当に面白かったなぁ~

考えてみれば、学生時代は女子特有の仲間意識の中での生活に、どこか違和感を感じつつも、つるんでいた方が何かと楽という感覚、そして一人でいるのがなんだか恥ずかしい・・・と感じたりすることもあったけど、いつからか、一人の方が楽!今日は一人でいたい!!一人を楽しめるのってかっこいい!!と、孤独を楽しめるようなったら一人前と思うようにもなり、そして孤独とは何か。。。と語る自分がいる。

今回のメンバーは、やはり孤独って寂しいことではないと、自立した大人たちばかりだったので、このテーマで若い世代の子たちと対話してみたいなぁと、思ったのでした^^

 

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そして2次会へ・・・

この辺りに来ると、緊張の糸がほぐれて、最後は気持ちよ~くなっちゃうんです(笑)

アルコールがあるからこそ、語れることもある

今回もいい刺激がもらえました!!

 

進化し続ける道産酒

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先週、かま田別邸 蝦夷風花【道産酒三蔵を応援する会~25BYを応援する決起集会】
がありまして、ワタシも参加させていただきました^^

ちなみに三蔵というのは、栗山の小林酒造・新十津川の金滴酒造・倶知安の二世古酒造です
画像は左から、小林酒造の南杜氏、金滴酒造の川端杜氏、二世古酒造の水口蔵元
まさに次世代の3人が集結した、贅沢な集会でした^^

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各蔵が3本ずつ用意し、それに合う料理を蝦夷風花さんが準備
蔵元が各テーブルに固定で座っているので、私たちが時間移動して
それぞれのお酒と料理とトークを楽しむスタイル


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ワタシが最初に座ったのは、金滴・川端杜氏の席
店の造り上、ココだけ個室扱いで、しかもたまたま濃ゆいメンバーの席で最初は緊張^^;
が、飲み始めたらそんな緊張もあっという間になくなりました(笑)

ちなににお酒は吟風 山廃純米吟醸50%  彗星特別純米55%  吟風 山廃純米65%
スッキリ系から芳醇タイプまでそれぞれの造りがしっかり楽しめました^^


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合う料理として登場したのが麻婆豆腐!これは意外でしたが、確かに合います^^

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そして反則技のイクラの味噌漬け これだけで1升空けちゃいそう(笑)
鶏もも肉と軟骨のスパイシー揚げにタマネギのオーブン焼き塩チーズがけ
ホッケの飯寿司・・・
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もう、この席で完結してもいいんじゃないか言うくらいでしたが、
時間になると銅鑼に見立てた鍋の音が・・・^^;


後ろ髪をひかれる思いで次の席へ・・・
(でも、この音があったおかげで、全ての酒を楽しめたわけです・笑)



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20131111-14.JPG次に向かったのは小林酒造
特別純米酒 北のろまん 彗星60%
冬花火純米大吟醸 吟風50%
純米山廃原酒スペシャル 吟風70%

原酒キタ~ッ!!(笑)
これはもう、個人的にトリコです
そして毎年進化している冬花火
今回はものすご~く複雑な味わいで
色々なニュアンスが楽しめます!!


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そんな小林酒造の酒に合わせたのがタコのマリネとじゃがいものミルフィーユグラタン
なるほど!どちらも味わいが割とあっさりしているのですが、合わせた理由が食べて飲むと分かるんです^^

あとはにしんとゴボウの玉子とじ&ベーコンのキッシュ
この中で一番味の濃かったキッシュは、原酒にもよく合いました^^
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最後に座ったのは二世古酒造
共和産彗星55% 純米吟醸原酒 ニセコ産彗星60%純米原酒 倶知安産彗星60%純米

こういう飲み比べも、なかなかできるものではありません!
そしてやっぱり私は原酒好きなんだって思う訳です(笑)


それにしても二世古酒造の味の進化は著しい
ついこないだまで、札幌の飲食店で見かけることはほとんどなかったのですが、
最近は日本酒BARなどでよく、オススメされるようになりました
その理由は飲めば確実に分かります


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二世古酒造のアテはイカの沖漬け。これもテッパン!!(笑)
他にはじゃがいものニョッキ トマト味噌ソース
ホタテのスモークとブリの生姜醤油 タタキ風

あ、用紙にはスティック野菜の漬物って書いてあるけど食べ忘れてました^^;
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20131111-23.JPGお世辞抜きで美味しくなっている道産酒
飲まず嫌いの人もいると思いますが、
試しに一度、飲んでみてもらいたい^0^


それにしても酒はもちろん、
蝦夷風花さんの料理も素晴らしかった!

そしてなにより参加していた皆さんが
最高でした!!

ステキな時間を共有できたことに感謝
そしてこれからの道産酒に期待の乾杯!!!

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