札幌100マイル

Sapporo100miles編集長・オサナイミカのつぶやき

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「外で飲もうよ!道産日本酒プロジェクト」モニターツアー Vol.1

01f54a68105985182d0ff501a836a651bfb54a17a3↑グランピング施設にて、ずらりと並んだ道産酒。もちろん写すだけじゃなく飲みました(笑)

先日、米どころ・酒どころ北海道振興事業 道産日本酒販売拡大業務の一環で、“キャンプで楽しむ道産日本酒と酒蔵巡りモニターツアー”に参加

1泊2日で4つの蔵を巡り、昼も夜も道産酒漬け!!

新たな学びもたくさんあり、ますます北海道の日本酒のファンになりました(≧▽≦)

その行程を、2回に分けてご紹介します^0^

 

【1日目】

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朝9:00過ぎに札幌駅北口に集合し、(新幹線に向けてのホーム拡張工事のため、いつのまにか鐘の広場が使えなくなっていてビックリ)バスで日本清酒(株)・千歳鶴酒ミュージアムへ

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新型コロナウイルスの影響で、仕込み水そして日本酒の試飲コーナーが無くなっていたのは残念でしたが、昔のポスターなんかもあって、楽しめる場所です

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もちろん、限定酒なんかも変えます^^

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道内でただ一人の女性杜氏でいらっしゃる市澤さん

仕込み前のバタバタな時期だったのでご挨拶だけでしたが、10月12日(月)から仕込みが始まると言っていたので、これからしばらくはお忙しいと思います

美味しい日本酒を世に送り届けるために頑張ってくださいね!!

そしてお隣は、道産酒と言えばの鎌田孝さん(通称・親びん)

今回のツアーの仕掛け人でもあります^^

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今回は酒ミュージアムではなく、日本酒を作っているこちらの棟の見学がメインです!

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こちらは事前予約のみ見学ができるのですが、仕込み時期に入ると見学はしばらくお休みということで、ギリギリのタイミングで見学することが出来ました^^

ところでこの場所(中央区南3東5)で、明治5年から日本酒を醸造していることを、札幌在住の方でもまだ知らない方も多いかもしれませんね。

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それにしても、重厚感のある建物です

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酒造りは、上の階からスタートして、下の階へ行くほどに完成していくようになっています

3階と言っても天井が高いので、その分階段の傾斜もキツイですが、当然階段で上に向かいます^^;

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こちらは精米機。千歳鶴ともなると、規模が大きい!

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ただ、特別なお酒はこちらの樽を使用して、手作業で行うそうです

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蒸したお米はこちらの“麹室”で米麹にするのですが、この作業が日本酒造の要であり、温度や湿度管理を夜通し行ったりするのです

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それにしても、一つ一つの規模が大きいです!!

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そうそう、よくよく見ると天井に小さな穴が開いているのですが、上で作った日本酒はここにホースを繋げてタンクに注入されるわけです^^

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ちなみに特別なお酒はタンクの保管場所もやっぱり特別でした!

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あっという間に出発時間になりまして、ココでは試飲ができなかったので、若干心残りな状態で、次の目的地・栗山町の小林酒造へ!

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通常ですと酒蔵見学が先ですが、嬉しいことにまずはランチタイム!

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酒蔵の向かいにある、錦水庵へ

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さっき飲めなかった分、一升瓶で登場しました(笑)

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日本酒が出てきたので、つい塩をお願いして、田舎蕎麦は酒のアテとしていただきました(笑)

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心もお腹も満たされた後は、酒蔵見学

国の登録有形文化財にも指定されている小林酒造の建物は、日本酒に興味がなくても一度は見る価値のある建造物です

ちなみに小林酒造が日本酒を作り始めたのは栗山町ではなく、札幌だって知ってましたか?

明治11年に札幌市の中心部で酒造業を初めて、明治33年に栗山町に移転したそうです

 

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私のブログではもう何度も登場している、小林専務のアツいトークショーが始まりました!!

何度聞いても飽きることはないし、何回行っても新しいお話しが聞けるんです^^

明治から酒造りを営んでいる小林酒造の歴史は本当に深すぎて、ココですべてを書くことは不可能ですので、ぜひ一度足を運んで直接聞いてもらいたい!

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途中で南杜氏も顔を出してくれました

千歳鶴同様、これからが本番なので、最後の点検作業を行っていた感じです

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小林酒造はその昔、炭鉱夫のための普通酒を大量に作っていたので、酒造りの道具が半端なく多いのですが、今はすべて純米酒に切り替えたので、今は使用していない設備も多いそうです・・・

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それにしても、絵になる場所が多いなぁ

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古い建物を維持していくのは莫大な費用が掛かって大変なのですが、(しかも有形文化財なので勝手に改装とかできないのです)なんとか保存していってほしいものです・・・

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そうそう、こちらのお酒がフランスで開催されている日本酒の品評会【kura master】の純米大吟醸酒部門でプラチナ賞を獲得したんですよ!

試飲があったので、ありがたく頂戴いたしましたが、華やか過ぎず、食中酒としてもイケる味わいで、フランスでこの手の味わいが評価されるのが、ちょっと驚いたそうです。

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暖簾シリーズは、デザインの誕生から知っておりますので、親戚のおばちゃんの気分です^^

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まだまだゆっくりしていたいところでしたが、このあと今回のツアーのメインイベント・キャンプで日本酒を楽しむ会が待っておりますので、バスに乗り込み新しのつへ向かいます!! ・・・つづく

 

『米どころ・酒どころ北海道』今こそ北海道産酒をオススメしたい!!

セゾンカードプレゼンツ】、北海道の魅力溢れる場所を紹介&入会特典プレゼント企画、第2弾は場所ではなくモノのご紹介

P1620430※撮影協力 【地酒ノ酒屋 愉酒屋

皆さんは、北海道産酒をよく飲まれますか?

そして北海道には現在、いくつ酒蔵があるかご存知でしょうか?

オサナイは日本酒を、かなり飲む方ではありますが、実は30代半ばくらいまでは北海道のお酒をあまり飲んでいませんでした・・・

正直、それほど好みの味わいではなかったからです。

それがここ10年くらいで、驚くほど各蔵の個性を感じることができる美味しい日本酒になったと心から思えるようになり、道外からくるお客様にも、自信をもってお薦めすることが増えました^^

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今回なぜ北海道産酒のことを、セゾンカードプレゼンツの企画で紹介することになったのかといいますと・・・

北海道の酒といえばの、親びんこと鎌田孝さん(北海道産酒BARかま田オーナー)から『北海道の酒を応援してあげてください!!』と、ご連絡をいただいたのです。

実は新型コロナウイルスの影響で飲食店での消費量が激減し、自宅飲みが増えていると言っても、北海道産酒の販売量が大幅にアップしているわけでもなく、各蔵元の仕込み用のタンクには未だたっぷりとお酒が入っている状況・・・

このままでは、来年分の仕込みが出来ない状況に陥ります

そうなると、これから収獲する酒米の行き場がなくなってしまうそうです

さらにそうなると、次年度以降の酒米の作付面積が減反されてしまう可能性も出てくるため、生産性が下がってしまうのです!!

これは、かなり危機感をもって行動しなくてはですよ!

 

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ちなみに現在、北海道には12蔵の酒蔵があります

(画像は北海道酒造組合より。ちょうど良いタイミングで9月26日から上記のイベントがあるようです!)

+10月から稼働することが発表されている、帯広畜産大学×上川大雪酒造の新しい酒蔵【碧雲蔵】も加えると13蔵

さらに、すでにマスコミで発表されている、岐阜から東川町に移転してくる【三千櫻酒造

2021年から稼働を予定してる、七飯町の箱館酒造

他にも、北見と函館の米どころ亀尾地区に蔵が完成する予定と、鎌田さんが教えてくれました

ただ、以前は十勝地方だけで15蔵あったと碧雲蔵のサイトに記載されているように、北海道内にはまだまだ酒蔵があったわけです

 

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こちら、オサナイが2018年に参加した『にいがた酒の陣』

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新潟県内の酒が試飲できるイベントなのですが、その種類が半端なく・・・

新潟は230万の人口に対して89蔵

北海道は530万の人口に対して2020年10月の段階で13蔵・・・

鎌田さん曰く、近年の日本の気候による高温障害や災害の増加で、北海道という土地のポテンシャルに注目している全国の蔵元も多いそうです。

 

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彗星・きたしずくは酒造好適米(酒米)の品種名

このほか、吟風と北海道には3種類の酒造好適米があり、美味しい水と広い土地がある

一度は衰退してしまった酒造りを、今こそ北海道から盛り上げていくべきなのではないかと、のん兵衛のオサナイは鎌田さんのお話を聞いて、強く思うのです!

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ちなみにこちらの看板は【海空のハル】 という、居酒屋の個室名

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“チセ”と呼ばれるアイヌの伝統的住居作りの個室があり、道産酒はもちろん、アイヌ民族が食していたお料理や飲んでいた酒を再現したものを味わうこともできるお店です^^

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ということで、ぜひとも改めて北海道の皆さんに、北海道産酒を味わっていただきたい!!と、声を大にして言わせていただきました^0^

飲食店では、道産酒BARかま田さんに行けば道内全蔵揃っていますし、もちろん他にも様々な飲食店で扱っているので、日本酒のメニューを見た際はまず、北海道という文字を探してください^^

購入して自宅でゆっくり飲みたいと言う事であれば、最初の写真の撮影に協力いただいた、【地酒ノ酒屋 愉酒屋】さんがオススメ

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清田区真栄の住宅街と、若干不便な場所ではありますが、わざわざ行くだけの価値はあります^^

新千歳空港への帰り道ということもあり、レンタカーで観光されたお客様が立ち寄ることも良くあるそうですよ~

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何を買ったら良いかと迷ったときは、若女将の知世さんがアドバイスしてくれます^^

 

今回はセゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス・カード入会の特典として、道産酒飲み比べセットをはじめとした、10,000円相当のプレゼントがもらえちゃいます!!(飲めない方には、別商品もあり。)

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詳しくはこちらのページで!

 

 

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そうそう、アルコールがNGという方には、こんなキュートな甘酒もあるんですよ!

オサナイ、つい取材中に購入してしまいました^0^;

いつか道内全蔵の甘酒飲み比べが出来たらいいなぁ^^

 

 

北海道の食の可能性を知る【たべLABOマルシェ】

先日、道総研(北海道立総合研究機構)が主催した【たべLABOマルシェ】に参加してきました。

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どんなイベントかと言いますと、北海道の食に関わる最新の技術や情報を展示したり、発表したり、そして試食も出来る内容でした!

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研究発表は6つ

【レアフル】という、道産果実の新しい加工技術

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果物って旬の時期が限られているから、フレッシュな状態だと年間通して安定して販売できないというデメリットがありますが、この技術だと、お土産でもイケるし、お菓子作りにも利用しやすかったり^^

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【とうきび粉(コーングリッツ)】という、国内初のトウモロコシ加工技術の発表

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北海道とうきび茶、個人的に大好きです!

“ポンタベール”に関しては、以前こちらでも紹介したことがありますので合わせてお読みいただければ、詳細が分かります^0^

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今回は、パティスリーアパレイユのグルテンフリーなガトーショコラ・クラシックも試食しましたが、これがかなり美味しいんです!

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とうもろこし粉、可能性大です!!

 

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そして、北海道の様々なキノコの紹介や、十勝産の農産物の紹介

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以前、こちらで紹介したヘルシーDo商品でもある、乾燥まいたけ“華の舞”

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半田ファームさんが作った、まいたけラクレットチーズなんかもありました!

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先日、製糖工場でてんさいに触れたばかりなので、かなり親近感が・・・^0^

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ポテチとは全く違う、甘くて少し土の香りがする味わい^^

 

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MA包装と言う、鮮度を保つ機能を持った袋の紹介だったり

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この袋に入れて保管すると、野菜などの劣化を防ぐことができるらしいのですが、例えば10月に収穫したメロンを12月まで保管しておいてクリスマスの時期に販売できて、付加価値を高めることが出来るようになるなど、色んなメリットが考えられるわけです^^

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実際に10月に収穫したものを試食しましたが、超食べごろでしたよ!

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もう一つは、コンブと魚の研究室

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骨があるからと敬遠されがちな魚も、骨まで食べられればお子様からお年寄りまで安心して食べられるし、収穫量は全国トップクラスなのに、全然消費されていない昆布も色々な加工品にして、もっと身近に感じてもらったり

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ちなみにこちら、海苔じゃなくて昆布シートなんです!!

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味付け海苔風に味付けしたものを試食しましたが、食感が海苔よりしっかりあって、個人的には海苔より好き!!

これはおにぎりに使いたいっ

 

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そして今回は、研究発表商品を使用した、ビュッフェランチも楽しむことが出来ました^^

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贅沢!!

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鹿肉のジンギスカン、ビックリするほど柔らかかったなぁ

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先ほどのレアフルのりんご、バラ科のアレルギーがあるワタシでも食べられました^0^

でもって、加糖やシロップ漬けしていないのに甘い!!

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まいたけ、相変わらず食感が凄かった!!

 

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そして面白いお茶もありました!(デザインもカッコイイ~)

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ワイン用ブドウの葉のお茶が原料とのことですが、通常のお茶とは全く違う味わいで、最初はビックリするのですが、

飲んでいるうちに、ジワジワハマる感じなのです^^

 

広い北海道には、まだまだ活用しきれていない素材が眠っている気がします。

そしてまだまだ可能性があるということを実感できた発表会でした^^

 

気になったモノたち

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新しのつで販売中の米麹のおまんじゅう

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糀好きにはたまりません^^

 

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ななえきびだんごチョコ

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見た目はホワイトチョコレートなのですが、中はきびだんごなので、思った以上に食べ応えあります!

登山とかのお供にもイイかも♪

 

 

 

北海道おさんぽマップ てのひらサイズに寄稿させていただきました!

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5月26日(北海道は6月上旬)に発売となった、北海道おさんぽマップ てのひらサイズ

ご縁がありまして、札幌6ページ・小樽2ページをオサナイミカおすすめとして、寄稿させていただきました!

※手元に届いたのが昨日で、ご紹介が遅くなってしまいました^^;

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観光で札幌に来られる方(もちろん、地元の方にも^^)に、ぜひともココは立ち寄って欲しい!!という思いでセレクトさせていただいた、札幌市内の28店

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そして小樽の7施設

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特に小樽は、のん兵衛必見の“飲み歩き”特集になっております(笑)

 

これ以外にも全道各地の主要な観光地や飲食店などが MAP付で細かく紹介されておりまして、約100ページですが、軽くて手のひらサイズということもあり、カバンに入れて持ち歩いても全然邪魔になりません^^

スマホでチェックできる時代ではありますが、やっぱりMAPは紙の方が分かりやすい!と思うのは、昭和生まれだからでしょうか?^0^;

 

本当はまだまだ紹介したい北海道のイイところがあります!

なので、またご縁があったら携わりたいと、密かに思っております^^

 

久々にハマった一冊


出産前は時間がなくて、読書はほとんど出来ていない状態だったのですが、
(せいぜい、マンガくらい・・・^^;)
入院中、病院の貸本コーナーで見かけてふと手に取った、【まほろ駅前多田便利軒

そういえば今、文春で連載中だったし、映画になるって話もあったよなぁ~
と、授乳の合間に読んだところ、映像が思い浮かびやすいストーリーで、すっかりハマってしまいました!

こちらのサイトによると、映画のキャストは瑛太&松田龍平
ワタシの中では40歳前後の男性を想像していたので、ちょっと若すぎかなぁとも思うのですが、
監督が大森立嗣さん!
以前、『ケンタとジュンとカヨちゃんの国』のレポートをアップしてますが、
大森監督の作品ならかなり期待できます!!

しかも良く見ると、親子&兄弟共演
さらにはまたまた高良健吾くんも出ているとのこと

う~ん、公開が待ち遠しい^-^

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