『芸術鑑賞』カテゴリーの投稿一覧
三味線の奥深さを知った夜~イルピーノ&北堂@狸COMICHI
Posted by Sapporo100miles編集長 オサナイミカ on 2022年9月20日(火) 10:50
先日イルピーノさんで行われた、【Musica in ILPINO】というイベントにお声がけいただき、参戦
写真は奏者のこうの紫さんと山本ゆきのさん、そして急きょお二人と演奏したバイオリン奏者の杉田知子さん
三味線は聞いたことがあっても、その歴史や世界観は全く知らなかったのですが、初心者でも楽しめる構成にしていただき、しかも会場が飲食店と言う、手の届く距離でのLIVEということで、一曲目から魅了されまくり!!
実はこうの紫さんのライブが前日にあったのですが、あっという間に完売してしまったそうで、有志の方の声がけでイルピーノさんで行うことになったそうです^^
小唄、端唄、都都逸、日本民謡はもとより、カルメンやロシア民謡まで!!
あ、この曲知ってる!というメジャーな曲も、三味線で聞くとすごく新鮮で、しかも全く違和感がない!!
さらに杉田知子さんと即興でソーラン節を演奏して下さったのですが、その場で合わせたとは思えないハーモニーを奏でてくださいまして、手拍子を忘れてしまうほど聞き入ってしまいました(≧▽≦)
以前、口琴の歴史を聞いた時も思ったのですが、弦楽器は世界中に様々なものがあって、それぞれの文化があるのに、交易をしていない時代から驚くほど融合する点があったりする不思議な世界なんですよね
もっと深く、歴史背景を知りたくなってしまいました(≧▽≦)
いつもステキな音楽を聴くときは、アルコールを少し味わいながらの方が、より盛り上がると思っているほうなので、こんな風に飲食店で行ってくれるLIVEは本当に嬉しい!
もちろん演奏中はいったん提供が止まりますが、休憩タイムにお替りのドリンクをいただき、演奏が終わった後にゆっくり食事を楽しむ流れ^^
イルピーノさんはイタリアンではありますが、今宵は三味線と言う世界観に合わせて、お料理を用意されたそうです^^
この他にご飯もデザートも付いていたので、個人的にはボリューミー過ぎましたが、こんなスタイルのLIVEが、札幌でも日常になると良いなぁ^^
と、興奮冷めやらぬ状況で、時間はまだ21時前!このまま帰るわけにはいかないっ
そんなわけで、2次会へ(笑)
2次会会場は前回行きそびれていた、【蝦夷前そばと豚丼 北堂 狸COMICHI店】さん!
行きたかったお店だったので、こちらでもさらに興奮気味(笑)
北堂さんは、豚丼とお蕎麦のお店ではありますが、のん兵衛が喜ぶ“そば前”や晩酌セットもあるので、2次会にもピッタリ!
特に、日本酒1杯と板わさのセット(600円)はオススメ!!
全国で練り物の取材をさせていただくうちに練り物好きになったのですが、ちゃんと美味しいのしか食べたくない(笑)
そしたらこちら、無添加で特別に作ってもらってるというではありませんか!!
しかも、わさびは山わさび♪
これは飲まさるっ(≧▽≦)
他にもこんなアテの盛合わせがあったり
事前にお願いすれば、こんな豪華な刺し盛りも!!
というのも、斜め向かいにある【炉ばた・燻製 炉~あぺおい】がグループ店で、こちらのメニューもオーダー可能なのです^^
日本酒は道産酒も揃っているので、本州からの客人を連れているのにもピッタリ!
※道産酒以外もありました^^
肝心の蕎麦の方はと言いますと、太麺も細麺もありまして、2種盛も出来るようです
さすがにお腹いっぱいだったので、太麺を一口だけ頂きました(しかも塩お願いして)
隣からは、お出汁と磯の香りが漂ってきてめちゃくちゃ誘惑されまくり(笑)
ちなみに“抜き”もオーダー可能になったのと事なので、次回はこちらをアテに飲もうと思います(≧▽≦)
ちなみに写真左手にいらっしゃるのは、額に入っているポスターを制作された、版画家の小林大さん
小林さんから、【第96回 道展】の招待券までいただいてしまいました♪
いい出会いがたくさんあった夜です^^
見逃してはいけない【国宝・法隆寺展】By北海道立近代美術館
Posted by Sapporo100miles編集長 オサナイミカ on 2022年9月5日(月) 13:55
9月3日(土)から10月30日(日)まで、北海道立近代美術館で開催されている【国宝・法隆寺展】
開催前日の2日(金)夜に行われた開催セレモニーに足を運んできましたので、レポートさせていただきます!
個人的に聖徳太子好き(山岸涼子さんの日出処の天子の影響が強いけど)なこともあり、かなり期待値高めで向かいました
聖徳太子が亡くなって1400年、そして主催の北海道新聞社80周年と言う節目の展覧会だけあって、力の入れ具合が、会場の雰囲気から伝わってきます
まず、展示室の照明がいつもと全然違います!!
先日、エジプト展を見たばかりなので本当に同じ空間なのかと思うほど別の空間
そして写真が、絶対に見逃してはいけない【聖徳太子および侍者像】
こちらの像は普段、法隆寺聖霊院にあり、法隆寺に行っても拝観することができない像
観られたとしても、法隆寺では画像のような形で置かれているので、後ろ姿を拝観することはできないのです(興奮!!)
ですので、【国宝・法隆寺展】を開催している北海道立近代美術館でしか観ることが出来ないわけなのですっ
この、聖徳太子像の背面のベルトの部分の『鬼神』があらわされているところなどは、本当に間近で見ることが出来ます!
その説明を聞いてかなり、興奮気味に近寄って見つめていたら、北海道新聞にバッチリ写ってしまったという・・・^^;
そしてもう一つの見逃してはいけない像がこちら
【菩薩半跏思惟像】
今回、中宮寺の門跡 日野西 光尊(ひのにしこうそん)師も来札されてご挨拶されたのですが、本尊様が中宮寺にいらっしゃらないのはとても寂しいのですが・・・と何度もおっしゃっていたのが印象的でした
それくらい、そこに佇んでいるだけですべてを受け止めてくれるようなオーラが漂っていました・・・
こちらも後姿を見られるのは稀なのです!
と、正面の写真はあえて載せません
ぜひ、会場で慈愛に満ちた微笑みを鑑賞してください^^
聖徳太子像も菩薩半跏思惟像も、5分で良いので出来れば貸切でその空間事堪能したい・・・
もちろんこのほかにも、多くの国宝と重要文化財(前後期合わせて約40件)がありますので、観覧時間は長めにとって行かれた方が良いかと思います
写真は法隆寺管長の古谷正覚氏
普段見ることの出来ない聖徳太子像を眺めていただき、聖徳太子がずっと願っていた『平和』な世の中を造るという想いを感じてもらえたらとおっしゃっていました・・・
会期中、一部作品が入れ替わりますので、10月2日(日)までに1回、そして10月4日(火)以降にもう1回と、咲いて2回は置かれることをお勧めいたします!!
※毎週月曜日は休館、祝日の場合は開館で、翌火曜が休館
五十嵐威暢氏の彫刻と共に楽しむ、白石本店限定商品Byきのとや
Posted by Sapporo100miles編集長 オサナイミカ on 2022年7月13日(水) 09:59
昨年の10月にきのとや大丸札幌店がリニューアルした際、パッケージも一新したことはこちらのブログでもご紹介させていただきましたが、そのデザインを手がけた世界的彫刻家・五十嵐威暢氏の作品がきのとや白石本店に展示されたと聞き、足を運んできました
店舗裏手にある駐車場から、建物に向かう際に通るカフェとの間の入口を抜けると、右手の壁一面に設置された、パッケージデザインと同じテーマで新たに創作された彫刻が!
作品のタイトルは『風の音』
以下、五十嵐氏のコメント
『常に上を目指す 2 番目であり続けようという、きのとやの企業フィロソフィーを彫刻に反映し たいと思いました。今回の彫刻の原画のラインは数字の「2」を描く腕の運動をベースに発展 させて描いた原画をトリミングし様々なアプリケーションを作り、その方針を彫刻に生かしま した。「風の音(かぜのね)」は、奢らぬ企業精神が、北海道の爽やかな風となって吹き抜け、 軽やかな音を奏でる、そのような彫刻を目指した作品です。2020 年 10 月から包装紙やパッケ ージの原画の構想をスタートさせ、それが今回の作品に繋がり約 1 年半を経て完成しました。』
総重量が231㎏もあるというこちらの彫刻、間近で見るとその重量を感じさせないような繊細さもあり、見れば見るほど五十嵐氏が感じた、きのとやさんに対する“フィロソフィー=哲学”への表現が、この美しい曲線として立体化したことが伝わってくるような作品でした!!
そしてこちらのゴールドの部分、これは金メッキではなく繊細な手仕事で作り上げる金箔貼りなのだそうです
ワタシはその技術のことについては詳しくないので初めて知ったのですが、曲線に美しく貼り付けていくのは相当な技術力が必要とのことで、やわらかな光にこだわった、かなり凄い作品なのです!!
きのとや白石本店に行かれる際は、ぜひ足を止めて作品を間近で見てもらいたいなぁと思うのでした^^
とはいっても、やっぱり作品の真向かいにあるコチラの方が気になりますよね^0^;
普段あまり、白石本店へ行く機会がなかったので全然知らなかったのですが、白石本店でしか購入できない限定品があったのですね!
「焼きたてザクザク」
こちら、注文を受けてからカスタードクリームを注入してくれます
こんな感じで、先の方までたっぷり注入
購入したら出来るだけ早めに食べる方が、より美味しく味わえます^^
ハンドトスタイプだから、パクっと食べられちゃいます♪
撮影用に、ちょっと割ってみました
トロトロのカスタードクリームがホントにたっぷり!
シュー皮には、アーモンドを砂糖などでコーティングして焼き上げたクロッカンがたっぷりまぶしてあって少し甘めなので、カスタードクリームは甘さ控えめ
なんと言っても“ザクザク感”がすごい!
そして思った以上に食べ応えがあるので、かなり満腹になります~
でもってこちらの「焼きたてザクザク」、実は7月31日(日)まで、半額(通常240円→120円)で購入出来ること、知ってました?
9:00の開店と同時に販売を開始し、50名様限定(1人5本まで)の特別価格なので、買い求めるために開店前から並んでいるそうですよ!
そしてもう一つの白石本店限定商品、“極上生チーズタルト”
今やきのとやさんの看板商品となった、“焼きたてチーズタルト”とはまた違った食感を堪能できる、見た目も含めて夏にピッタリなスイーツ!
お店の方の説明によると、“たっぷり絞ったふわふわレアなチーズムースと、直営農場放牧牛乳と平飼い卵を使った生チーズスフレを、アーモンドパウダーを使い、香ばしく焼き上げたクッキータルトに入れました。”とのこと
確かにモコモコの入道雲のようなクリームが、見た目以上に軽くて、味わいもサッパリしているので、暑い夏でもイケる味わい^^
タルト地がまた、しっかり焼けていて香ばしいので、爽やかクリームとの相性がイイ感じでなのです♪
ちなみに画像には3個の価格が写っていますが、1個から購入可能です♪
おまけ
きのとや白石本店の建物、いつも南郷通側の正面しか見ていなかったので、駐車場側をちゃんと見たことがあまりなかったのです^^;
ガラス面に青空と雲が映りこんでいて、とってもキレイでした!!
極寒リゾートがアツい!!~芸森ワーサム
Posted by Sapporo100miles編集長 オサナイミカ on 2022年1月28日(金) 16:44
2022年1月15日(土)~2月27日(日)まで開催中の【芸森ワーサム】
詳しくはCAR-LINXのブログにも掲載しておりますが、2014年に初めて当別で開催した時から見ている私としては、色々な意味で興味津々なイベント
まず、この場所がようやくたどり着いた場所だった!!ということが、伝わってきました
というのも、芸森ワーサムのコンセプトが
『チルも高揚感もここに。
アートと自然を満喫する、大人のアウトドアプラットホーム。』
ということ
芸森ワーサムのある場所は、“札幌アートヴィレッジ”と呼ばれている地区で、札幌市が『芸術文化活動の発信や集客交流』などを基軸にしていたそうで、長らく空き地だったようですが、芸森ワーサムのコンセプトと合致し、年間を通して“美・食・住”を堪能できる場所を目指すそうです
なので、ロゴが3本の木(この場所に生えているエゾアカマツ)と線で構成されているそうです
ちなみに“ワーサム”は
W:ヮ(和/輪)
AWESOME:驚くばかり、素晴らしい
から成り立つ造語なんだそうです!
すみません、聞くまで語源は“わっ!寒い!!”だと思っていました^0^;←それじゃ、和寒ですね^0^;
今回もアイスホテルが3棟建っているのですが、今年はプレオープン企画ということで、宿泊は出来ないそうです
が、3人のアーティストの作品になっているので、中に入ることはできます^^
ちゃんとマットを入れたベッドになっているものもあるので、こうして横になってみることも可能です
ちなみに息子はアイスホテル見学3回目
1回目の当別会場に続き、2017年に駒丘で開催した時も連れて行ったので、しっかり写真に収まっています(笑)
残念ながら、記憶にはないようですが^^;
でももしかしたら、脳内の記憶が蘇っているのか、視線が少し遠くを見ているような気がしました
(ただ、眠かっただけかもしれませんが・・・)
こちら、メイン棟の奥にあるDJブース!
そして、DJブースからの目線
これはDJプレイする方もテンション上がりそう(≧▽≦)
※画像は公式サイトより
と、毎週土曜日の17:00~20:00は、DJ Fuminori Kagajoを迎えて、DJ NIGHTが開催されているそうです!!
参加&入場料はワインドリンク付きで1500円ですが、公式Instagramをフォローすると無料とのこと!
※ワンオーダー制
残念ながら、まん延防止党重点措置の期間はアルコールの販売は休止しているそうですが、食事のメニューがかなり本格的!
というのも、外にはクルーズキッチンカーが待機中なのです^^
さすがは、“美・食・住”を掲げているだけあります!!
ちなみにお手洗いは、こちらの建物内を利用する形になるそうです
『常夏リゾートがあるんだから、極寒リゾートがあっても良いよね』という言葉、本当にその通りだと思います!
この広い敷地が、この夏のグランドオープンの際にどうなっているのか、個人的にもものすご~く楽しみです!!!!
それにしてもスゴイ雪の量^^;
通路や階段の整備、毎日お疲れ様ですっ!!
テラスレストランキタラで美人ディナーからの、Half Note20周年ライブ
Posted by Sapporo100miles編集長 オサナイミカ on 2021年11月25日(木) 14:14
何度かブログアップしている、ヘルシーDo応援プロジェクト【2021年秋・美人ランチVol.14】
今回は、ランチだけどディナーでも楽しめる『テラスレストランキタラ』で堪能してきました^^
ディナーと言っても少し早めのディナー
実はこの後、キタラでライブを観る予定があったので、その前の腹ごしらえということで訪れました^^
Bijinサラダ
しっかり食べれるボリューミーなサラダ
エディブルフラワーで見た目も美しく、まさに美人サラダ♪
もちろんこちらにも、オリゴノール入り
鯖、なめこ、銀杏の和風スパゲティー
何とも想像できなかった組み合わせのスパゲティー!
でも全く違和感はなくて、むしろ好きな味わい^^
オリゴノールのほのかな苦みが効いているのか、鯖の味わいがしっかり楽しめるんです^^
ボリュームはあるけど、胃もたれしない和風味
でもって、サラダとスパゲティーでワイン2杯堪能できました(笑)
豆乳のブランマンジェ オリゴノール入りチアシードのジュレ
テラスレストランキタラの美人ランチ、コーヒー(or紅茶)とパン以外のすべてにオリゴノールが入っています^^
程良くアルコールが回り、そして身体に良いものを頂いたという満足感のなか、キタラ小ホールに向かいました
久し振りに堪能したライブはこちら!
Half Noteさんの20周年ライブ
オールメンバー集結という贅沢なラインナップで、本当に見応えのある内容でした
そして、メンバー全員が本当に楽しそうに嬉しそうに演奏している姿に、心から幸せな気持ちになれました^^
お店には数える程度しか行けていない身なのに、こんな贅沢な時間を過ごさせていただき、何だか申し訳ない気がしてしまいましたが、これからも末永くあって欲しいお店なので、改めてお邪魔しようと思います^^
テラスレストランキタラは、このようにライブやコンサート前に軽く腹ごしらえするのに利用する方も多いので、12月は美人ランチをサラダのみで提供することになっています
ということなでの、ぜひ気軽に利用してみてください^^
中島公園駅からキタラへ向かう途中の風景
初冬の中島公園の黄昏時もまた美しい