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ウニと海だけじゃなかった【積丹課外授業】の思い出~SHAKOTAN海森計画
Posted by Sapporo100miles編集長 オサナイミカ on 2022年8月31日(水) 18:08
少し前の話しになりますが、夏休み期間中に小6男子の息子と一緒に参加した、【第2回ウニの学校】に参加した時のことを綴ります♪
早朝に自宅を出て、自家用車で積丹町にある『B&C海洋センター』へ
そこで受付を済ませた後、歩いてすぐの場所にある“美国川”へ向かいます
朝から夏の日差しがジリジリと降り注ぐ青天で、川面がキラキラして、その景色を眺めるだけですでに癒される^^
ここで最初の体験プログラムである、“川遊び”が始まりました
川の中には色んな水生昆虫が生息しているので、みんなでそれを見つけようという企画です
その前に、川遊びの約束事を確認
夏になると必ず悲しい水難事故がありますが、こうしてしっかりと危険性を伝えることも大切ですよね。特に都会に住んでいると、自然と戯れること自体が少ないので、私自身も勉強になります・・・
どんな水生昆虫が生息しているのかも教えてもらった後、早速スタート!
最初は川に入るのも恐る恐るでしたが、いざ入るとかなり気持ち良かったようで、あっという間に水生昆虫を探すモードに
お借りした水中眼鏡と網を持って、石の影を探索
ちなみに石をひっくり返すと、たいてい小さな水生昆虫がいます
最初は息子が探している様子を撮影したり、眺めていただけだったのですが、その場にいると探したくなるものなのですね・・・気が付けば石をひっくり返して、誰よりも真剣に探していました(笑)
虫はどちらかと言うと苦手です・・・が、なぜか水生昆虫は触れるのです(笑)
水生昆虫だけでなく、こんな小さな魚にも出会えましたよ!
こちらは“かじか”の幼魚
それにしても夢中になると時間が経つのが早い!
あっという間に終了予定時刻が来てしまい、その場にいた全員が名残惜しそうに美国川を後にしました・・・
ちなみに積丹町には他に、積丹川・余別川などもあるのですが、こちらは保護水面となっているので、足を踏み入れることはできないそうで、美国川だけが唯一入っても大丈夫な川なのだそうです
そういう知識もこの年にして初めて知る・・・^^;
川遊びを終えて向かったのは、【岬の湯しゃこたん】
以前は団体客用だった部屋の前のこちらのスペースを、今回のベースキャンプ地として利用したのですが、ここでお昼ごはんタイム
※実は途中からデジカメの調子が悪くなり、色々慌てて撮ったりしていたら、ブレた画像しかなかった・・・( ;∀;)
事前に準備して下さっていたカレーを自分でよそって頂きました^^
こういう課外活動とかで食べるカレーって、いつもの10倍は美味しく感じますよね~
息子は調子に乗って大盛りをお替りして、流石に2杯目はギブアップしてワタシが少し食べるの手伝いました^^;
お腹が満たされたところで、次は森遊びタイム♪
岬の湯しゃこたんから車で札幌方面に少し戻って、山道を上がった場所にある“たんたん山”
積丹グリーンという任意団体が管理している約21hの森で、森田さんと運野さんが“先生”として、森のことを教えてくれました^^
まずはこの辺りに映えている木々の種類を教わりました
パッと見で分かるのは白樺と桜、松くらいかな?^^;
言われればそうだった!と思うのですが、すぐには名称が出てこない・・・
そしたらこんな素晴らしいキッドが!!
形は本物の葉と同じとのことで、これは北海道の小学校全部に置いておいたらいいと思う!!
そして、木によって重さが違う事や、アイスの棒は何の気で作られているかとか、この巨大は実は何でしょうか?なんて、子どもより大人の方が身を乗り出して聞いてしまうことをたくさん教えていただきました^^
広場から少し降りたところには、小さな川があります
実は“たんたん山”というのは、水が流れる場所と言う意味のたんたん、積丹の“たん”などから名付けたそうですよ
この辺りの川も保護水面ですので、足を踏み入れては行けません
近くで眺めるだけ
と言われて、ギリギリまで来てとどまる息子
それにしても癒される空間!!確実にマイナスイオン効果ですね^^
でも、この辺りは熊だって生息していますので、人間の存在を知らせるべく、音を鳴らすための缶が吊るされていたりするのです
熊の足跡ではないですが、エゾシカの足跡を発見!
探索の間、子どもたちの表情がワクワクしっぱなしでした^^
さらに目をキラキラさせて夢中になっていたのが、スラックラインとブランコ
自宅にいると公園にも行かず、ゲームばかりしている息子も、親が思っていた以上に楽しんでいました
積丹グリーンさんのブログを見ると、スラックラインは急きょ準備したとのことでしたが、大成功でしたね^^
森に癒されたあとは、今回のテーマでもあります、“学び”の時間です!
模造紙を広げて、皮で麻奈bbだこと・森で学んだことを書いていきます
飾りつけ用の小枝や葉っぱも準備されていて、これがまた、子どもも親も予想以上に夢中になる時間!
実は最近の小学校は自由研究を提出する義務がないので、今日作ったものはお披露目できない・・・というオチがついてはしまったのですが、思い出としてはしっかり焼き付き、かなりの学びにもなったので、結果オーライ♪
学びが終わったら、次は晩ご飯タイム♪
すでに炭が準備され、野菜やお肉がジュージュー焼けていきます
ワタシのお楽しみはもっぱらこちら!
敷地のお隣の積丹スピリットさんで造られている、ジン♪
いつかこの場所で飲みたい!と思っていた夢がかなった瞬間です^^
気が付けばあたりは真っ暗
焚き火を囲んで、子どもたちは焼きマシュマロを
そして大人は飲む(笑)
朝も炭をおこしてくれまして、ホットサンドで朝ごパン♪
朝ごはんを食べる羊たちを眺めながら味わうなんて、実に清々しいモーニング^^
片付けが終わった後は、帰る前にもうひと学び!
美国の方にある、“海森スタジオ”で、ウニ博士からウニについて学びます!
積丹町のウニのこと、そしてウニが生育するのに大切なことはなどを学び、最後に検定試験がスタート
見事、ウニ博士に認定されました!!
ウニが育つためにはキレイな海が必要
だから、海の源となる山と川も美しくなければなりません
2日間で海・川・山のことをすべて勉強できました^^
それからウニの殻で“ウニランタン”も作りました
ホントは子どもたちだけの予定だったのが、大人も作りたいということで、急きょ全員参加
最後まで、子ども以上に親が楽しんでいたかも(笑)
ここで無事に終了し、最後に海森スタジオの向かいにある、“ヤマシメ番屋”に立ち寄りました
明治時代の生活が分かる、レトロカフェ
急に日差しが強くなり、喉がカラカラだったので積丹ブルーソーダをいただきました^^
実は夕日も積丹ブルーも見れなかったし、ウニも食べていないけど、そんなことは全く気にならないくらい心が満たされた2日間となりました^^
積丹町は、実は80%が山林
そしてウニのシーズンより、秋冬が長い
そんな積丹町の持続可能なことを見つけるべく、今後も様々な企画が予定されているんですよ!
ちなみに次は神威岬ナイトハイク&朝SUP
こちらは中学生以上が対象とのことですが、かなりレアなツアーかと思いますっ
帰り道は、積丹ブルーに負けないキレイな海を眺めることが出来ました^^
そして帰宅後・・・
ウニランタンに、期待以上に癒されました~~~(≧▽≦)
7月12日(火)にグランドオープンした、あいすの家とエトセトラに込められた想い
Posted by Sapporo100miles編集長 オサナイミカ on 2022年7月12日(火) 09:46
1994年に長沼町で開業した【あいすの家】
今年6月30日(木)で長沼本店を閉め、国道274号線を挟んだ向かい側に【あいすの家とエトセトラ】として、7月12日(火)にグランドオープン!
先日お披露目会があり、一足先にお邪魔してきました!
その詳細はこちらのブログで紹介させていただきましたが、今回足を運んで改めてあいすの家の歩みを知ったので、こちらでも綴らせていただきます。
こちらは、入口すぐの壁面に貼ってあったもの
現会長が酪農機具の販売をしていた際に美味しい生乳に出会い、この生乳でソフトクリームを作ったら美味しいだろうなという思いがきっかけで、ちょうど子育てもひと段落したし、夫婦二人で暮らせるくらいの収入があればいいかと脱サラして小さなソフトクリーム屋さんを開店したのが始まりだったそう。
翌年からなぜか大ブレイク(間違いなく、美味しかったからですよね!)し、気が付けば道内はもちろん、全国に店舗があるほどの有名店になった・・・というストーリーを聞いて、人生って何がきっかけでどうなっていくかなんて、本当に奇跡的なコトなんだなぁとしみじみ思わされました。。
ただ、ソフトクリームだけで終わらせず、美味しい生乳や北海道の素晴らしい素材で作れるスイーツやチーズなども次々と開発。
会長(当時の社長)の言葉は絶対なので、それを実現させるために、現在の社長と専務(社長の息子さん)は色々ご苦労もされたそうです^^;
そして今回の移転リニューアルオープンに際し、店名に“エトセトラ”とつけたのは、今やソフトクリームだけにとどまらず、北海道の美味しい素材で生まれる様々な商品を、より多くの人に届けたいという思いと、新しくなっても開業当初の想いを持ち続けようという誓いのような意味が込められているそうです^^
最近、そんなアツい想いをもって開業した施設の取材が続いたので、勝手に盛り上がってしまいました^^;
今回の新装オープンに合わせて新たに登場したのがベーカリーと、常温で持ち運びできるスイーツ
こちらお土産で頂いたパンで、名前を聞くのを失念してしまったのですが、ソフトフランスパン的なものです^^;
原型はこの写真の奥にうっすら写っている、ものすごくジャンボなパンで、トースターで焼くと表面がカリッと香ばしく、中はモチっとした、朝食にピッタリな味わいでした^^
ウリは、自家製のソーセージやチーズをふんだんに使ったパンとのこと^^
当たり前ですが、ソーセージが美味しいと満足度が一気に上がりますよね^^
あいすの家のスイーツは、その場で食べてしまわないと溶けてしまうものや、冷凍・冷蔵品がほとんどだったのですが、今回お土産として購入できる、常温のスイーツも新登場
その一つが、“夕暮れのチーズケーキ”
専務の山口さんが、“このしっとりした食感を出すのに、かなり頑張りました!”と、自信満々で語ってくれたのですが、確かに日持ちするスイーツとしては、かなりのしっとり感!
しかも1本1300円というお値段以上の満足度があります!!
心配なのが、自分でカットして食べるタイプなので、気が付いたら一人で半分以上食べていた・・・というほど、やめられないキケンな美味しさと言う事(笑)
子どもが大好きという会長の想いが、こんなところにも^^
このほかに、店内には18席ほどのイートインスペースもありました
大型バスも停められる広い駐車場も完備
次の世代に繋ぐべく生まれ変わった【あいすの家とエトセトラ】のこれからに、大いに期待しております!!
北広島市輪厚の新名所~Piccola Foresta®
Posted by Sapporo100miles編集長 オサナイミカ on 2022年7月4日(月) 12:42
↑イラストは公式サイトより
薪・炭火仕上げのロースハム・ベーコンで今や世界的にもその名が知られている【エーデルワイスファーム】
※食品のミシュラン優秀味覚賞三ツ星、2年連続受賞
工場&直売所のある輪厚にカフェが出来た時、こちらで紹介させて頂いたこともありますし、コロナ禍になる前まで行われていた、フロンティアフェスタという食のイベントのことも、何度かレポートさせてもらっていました
その時から、次のステップに向けての壮大な計画をチラリと聞いていたのですが、その集大成がいよいよ姿を見せてくれました!!
こちらは7月1日(金)に行われた、テープカットの模様
真ん中が、エーデルワイスファームの代表・野崎さん
今まであった、トレーラーハウスの直売所と、以前のカフェは全て取り壊し、新たに建てられたのが、後ろの建物
入ってすぐの場所にはショーケース
(プレオープンに合わせてギリギリでの商品を揃えたとのことで、まだ下の段が空いている状態です^^;)
ちなみに直売所&ブーランジェのグランドオープンは7月7日(木)で、それまではプレオープン中
その左手奥がショップスペースと言う事で、自社商品以外にも色々な食品が並んでいました
冷え冷えのビールも発見(笑)
札幌市中央区円山にあるチーズ専門店conteさんプロデュースの、道内産から世界のチーズまで揃うブースも♪
そしてこちらは、右手奥のスペースにある、ブーランジェ【SomeL~サムエル】
ここに、店名の由来が記載されていました。
そうか。。。エーデルワイスファームさんのURLがどうして、「someplace-else」何だろうってずっと疑問に思っていたのですが、このような背景があったのですね!
もしかしたら、聞いていたのに忘れてしまっていたのかもなのですが、改めてその思いを認識させてくれた店名に、思わずジ~ンとしてしました
もう一つの感動エピソードが、サムエルでパンを焼いているのが、社長の次男の寛人さんということ
小さいころからおじいちゃんの造るハムやベーコンに合うパンを焼きたいと思っていたというから驚きです!!
なんと、小3の時に書いた作文にもそのことが書かれているそうですよ
それを実現すべく、札幌や千葉の有名店で修業し、開業に合わせて戻ってきたそうです
こちらはエーデルワイスファームさんのハムやベーコンをふんだんに使用したサンドウィッチ
やっぱりハムの存在感が違いますね~
でも、一番の看板メニューは「ベーコンエピ」!!
こちらちょうど焼き上がった様子をパシャリ。美味しそう~と思っていたら・・・
良かったら、試食しませんか?と持ってきてくれました!!
しかも寛人さんが自ら!!
それはもう、遠慮なく頂きますよ~(≧▽≦)
味の感想はと言いますと、これは昔から知っているからと言うわけではなく、本当に美味しい!!の一言でしたっ
エーデルワイスファームさんのベーコンは、かなりしっかり薫香があるので、中途半端なパンだと負けてしまうと思うのです
それが、噛むとしっかり小麦の香ばしさも感じられて、とにかくバランスがイイのです!!
ただし、確実にビールかワインが欲しくなるツマミ系パン(←美味しいものへの誉め言葉)
本当にハムやベーコンにあうパンを焼くことを実現するなんて、親目線でウルウルしてしまいます・・・
と、寛人さんの奥に写っている長身の男性は長男の嵩人さん
こちら、プレス向けの説明会での一コマですが、なんと長男の嵩人さんもおじいちゃんハム・ベーコン作りをいつか継ごうと思っていたなんて、なんて親孝行な兄弟!!
この二人がいたからこそ、Piccola Foresta®が実現出来たわけですね!!
さらに2階には、「ciel~シエル」というレストランが、8月上旬にオープン予定
cielとはフランス語で空と言う意味がありますが、この場所から見える風景がどの時間帯も本当に素晴らしいそうで、この景色を眺めながら、自慢のハムやベーコン、そして近郊で採れた野菜を使用したコース料理などをを堪能してもらいたいとのこと
何でもシェフの腕はかなり期待できる方のようで、それを語る野崎社長、全身からワクワク感が滲み出ております!
これはオープンしたら、実際に食してレポートしなくては!!
そして南東方面の窓から見える風景がまたすごいのです
まだ、ただ草がボーボーの空き地に見えますが・・・
実はこの場所には植えたてホヤホヤのワイン用ブドウの苗木が2200本分もあるのです!
「フロンティア・ヴァレー」と呼ばれるこの土地で、3年後の初醸造を目指すそうです(完成すれば、北広島初のワインに)
ワインに携わりたくて京都から移住してきたという、家島さん
24種類もの苗木を植えたそうで、北海道では難しいと言われている、ソービニヨンブランなどにもチャレンジしていくとのこと
さすが、“フロンティア・ヴァレー”という名前に相応しいチャレンジ精神!
3年後が楽しみです(ちなみに5年後には醸造所を作る構想まであるそうです)
今現在は、野崎社長がセレクトした海外のワインなどを販売中で、500~800本くらい取りそろえる予定とのこと
そのワインを、抜栓料なしでそのままレストランに持ち込んで味わっていただけるような構想もあるそうです^^
そしてもう一つ、今回新しくできる空間が!
建物とワイン畑のちょうど中間にある場所に、一日2組限定、肉好きのためのグランピング施設が、8月下旬に誕生予定!
↑イラストは公式サイトより
キャンピングトレーラーの最高峰と呼ばれるエアストリームが2台設置される予定で、1台はすでに横浜港に上陸したとか。
ただ宿泊するだけでなく、自らベーコンなどの燻製をしてオリジナルベーコン作りを体験したりすることも出来るスペシャルなグランピング!
何を聞いても、どこを見ても、ワクワクしかない空間になった、“ピッコラ フォレスタ”
実はこの名称にも、アツい想いが込められています
実は、以前の店舗周りにあった樹齢80年の30mを越えるカラ松が数年前の台風の被害で数本倒れてしまったそうです。
残った気もかなり弱っていたため、70本すべてのカラ松を伐採。
景色も変わり、訪れていた鳥やリスたちも姿を消してしまったそうです。
壊れてしまった自然派そう簡単に元には戻せない
だけど。時間をかけて少しずつ、“小さな森”に戻していければ・・・
実は今回、一番印象に残ったのが“祝い樹”というシステム
オープンのお祝いに花を贈っていただく代わりに、お店の周辺に植える樹木を寄付していただけないかと言う依頼があったのです
現在、店舗入り口前はこのように殺風景ではありますが、これから秋口までにガーデニングを手掛ける会社に寄付されたお代で樹木を植え、最初にアップしたパースのような風景を目指すそうです!
こちらのパネルには、その想いに賛同した方々のお名前がありました^^
ちなみにあっという間に220万越えだったそうで、皆さんが野崎社長のそしてピッコラフォレスタのこれからに期待を寄せていることを実感
私も少しばかり、参加させていただいたので、秋口にまた植樹された樹木を見に、足を運びたいと思います^^
※ピッコラフォレスタは火曜定休、ブーランジェ サムエルは月火定休です
あつまがあつい!!~GOOD GOOD SECRET MAISON&FARM
Posted by Sapporo100miles編集長 オサナイミカ on 2022年5月11日(水) 09:12
昨年くらいからInstagram等で目にしていた【GOOD GOOD SECRET MAISON&FARM】
さらに、これから厚真町が面白くなる!という話しを聞いて、気になってしょうがなかった矢先、『sheep meeting』があるけど、参加しますか?というお声がけをしていただいたので、厚真町まで足を運んでみました。
厚真町内から少し山奥へ車を走らせたどり着いたのは、コンクリート打ちっぱなしの窓も何もない要塞のような建物
何だか海外の遺跡に迷い込んだような気持ちになり、しばし探検モード
どこもかしこも絵になります!!
実はこの建物、ゴルフ場が完成する前に破綻してしまい、建築途中のままになっていた建物で、広大なゴルフ場になる予定だった敷地を含め、世界初の滞在型生産商談施設「和牛メゾン(WagyuMaison)」 構築を行うため、GOODGOOD株式会社が厚真町と用地に関する長期契約を締結したそうです!
※詳しくはこちらにリリースが載っております。
このまま放置すれば負の遺産ともなりうる場所を、世界初の施設に変えていく
それが奇しくも、震災で大量に発生してしまった土砂がきっかけになるとは・・・
というのも、最初にGOOD GOOD株式会社さんがこの場所を見学した時は、粘土層や地盤が露出状態で牧草栽培には適さず使用することを見送ることにしたそうです。
その1ヵ月後に胆振東部地震が発生し、厚真町内に多量の土砂が流出
その土砂を、ゴルフ場予定地だったこの場所に搬入することになり、そこで牧場用地として再検討することになったそうです。
車を走らせていくと大きく削られた山肌が続き、少し心が痛みましたが、このように未来へ向けて動いていることを知って、時が流れていることを実感しました・・・
カート道になる予定だったところを、車の荷台に乗って見学
この場所が3年後には放牧地になり、牛が自由に過ごしているわけですね!
というか、このカート道を使用してトラックで見学するだけでも、ある意味アトラクションなんですけど~というくらい、楽しかったです(笑)
と、この要塞のような建物も、その頃にはホテルになっている予定とのことですが、今回はこのスペースを利用して、美味しい羊肉を食べる『sheep meeting』 を開催
本当に美味しい羊肉を食べてもらいたいと、ラムバサダーとしても活躍している羊サンライズの関澤さんが、色々な羊肉(すべて無冷凍)を用意してくださいました^^
これまでたくさんの羊肉を食べてきた方ですが、この“シープクラウン”という焼き方は初めてみました!!
こうしてチェーンをかけて・・・
炭て炙ります!!
焼けたらカット
いい塩梅に火が入っています(≧▽≦)
こちらのオリジナルスパイスをたっぷりかけて、いただきました♪
シープクラウンはオーストラリア産の希少なパスチャーフェッドラムとのことでしたが、他にも色々な産地・種類の羊肉を焼いていただきました♪
中でも、池田町のマトンは素晴らしかった!
もう、おばあちゃん羊とのことですが、臭みも一切なく、ラム肉よりは硬さはあるけど噛めば噛むほど旨みを感じるので、逆にこの歯応えがたまりませんでした(≧▽≦)
このケバブも美味しかったなぁ~
関澤さんの話を聞いて初めて意識したけど、新鮮の“鮮”って、魚偏に羊なんですよね
魚と羊は鮮度が命!
この放牧地には、牛だけでなく羊や鹿なども飼育していく予定とのことなので、本当に楽しみです!!
ちなみに要塞のお隣に建築しているこちらの建物は、1階がレストラン、2階に宿泊施設が完成する予定だそうで、早ければ夏の終わりには完成するという話しでしたが、詳細が分かったらまたレポートしたいと思います!
そして厚真町の、もう一つの素晴らしい場所
この景色を眺められるテラスをこれから建築する予定とのこと!!
こちらの敷地内では、羊のミルクでチーズを作る予定だそうです
↑ちなみにもうすぐ出産ラッシュとのこと
こちらの情報も追ってレポートしたいと思います!!
そんなわけで、しばらくは厚真町から目が離せません!!
おまけ
厚真町に行ったら立ち寄った方が良い場所、ハマナスクラブ
基本はセコマなのですが、地元のお酒やお土産も販売していて、買い物しがいのあるお店です!!
マオイワイナリーから世界を駆ける、MAOI DISTILLERYへ!!
Posted by Sapporo100miles編集長 オサナイミカ on 2022年3月19日(土) 09:40
長沼町にある『マオイワイナリー』が、創業者から引き継がれて『マオイ自由の丘ワイナリー』になったのが2017年
その時は、若者が継承してくれることになってよかったなぁ~なんて思っていたら、2018年には札幌に紅櫻蒸溜所を設立
そして先日、千歳のアウトレットモールレラの元駐車場に、広島県から酒蔵を移設し、日本酒まで作る道内初の複合施設【AZE~エイジ】という会社が設立されたことを知り、なんだかすごいことが始まっている!!と、驚いたものです
※AZEについてはこちらの記事を参照
そして昨日、マオイワイナリーのお隣に新しい施設が完成し、お披露目会が行われるとのことで、足を運んできました
【MAOI DISTILLERY】
雪があったので、建物全体の雰囲気を撮影することはできませんでしたが、施工した武部建設のサイトに全体像が載っており、とにかく素晴らしく美しい建物になっておりました!!
建物1階にはステンレスタンクが並びまして、2階へ上がると真新しい蒸留機がありました!
美しい!!
蒸溜機の奥は木の温もりを感じる広い空間になっておりまして、ステージのようになっている場所の窓からはワイン畑が見える仕組み
なるほど!
春夏秋冬で変化するぶどう畑が、まるで絵画のように眺められるようになっているのですね!!
武部建設さんと言えば、栗沢にある宝水ワイナリーや、砂川のShiroさんも手掛けておりまして、寺田社長曰く、この天井の梁にはかなり思い入れがあるそうです
ぶどう畑と反対側の窓からは、長沼町を見渡すことが出来ます
なんともグラスワインが映える風景!です(≧▽≦)
広いウッドデッキもありまして、ココで飲む自分を想像したらニヤニヤしてしまいました^0^;
こちら、中身はまだダミーですが、今後発売予定のブランデーやウィスキーのボトルデザイン
ちなみにウィスキーはシングルモルトの他、北海道産原料100%のバーボンタイプが誕生する予定!
写真左に写っているシードルは引き続き販売予定ですが、デザインは変更する予定だそうです
ワインの容量は今までの720mlから750mⅼになり、『北海道を世界に届ける』という想いを形にすべく準備が着々と進んでいくようです!
AZEに携わっている方々、一人一人とお話しするとこちらまでワクワクしてきまして、ついついワインも進んでしまいました(≧▽≦)
最後に前日に瓶詰したばかりという、山ブドウを飲ませていただいたら、とてもキレイで香り高いことにビックリ!
マオイといえば山ブドウのイメージですが、昔とはまた違うマオイらしさが次の世代に繋がっているんだなぁと思いました^^
マオイという地名の由来
何度も来ているのに、実は初めて知りました^^;
まだまだ北海道のこと、勉強しなくてはです!!
ちなみにグランドオープンは5月1日(日)ですが、3月19日(土)からプレオープンということで、土日祝13:00~15:00の間は施設内に入ることが可能
さらにクリアランスセールも開催するそうで、旧デザインのワインが最大40%OFFで購入できるそうですよ!
無くなり次第終了ですので、気になった方はお早めに足を運んでみて下さい^^
★大切な補足★
会社名の【AZE~エイジ】
実は、代表の寺田さんのお名前が英司さんということで、自分の名前を付けたのかと勘違いされるからやめて欲しいと猛反対されたそうですが、多数決をとった結果、AGE~エイジに決定
ただしエイジの綴りは変えて欲しいということで、AZEになったそうですが、『AtoZ』の意味合いもあり、『100年続く会社』という意味も込めているそうです
という説明を、絶対してほしいというのが、今回の社名に承諾をした絶対条件とのことで、記載しておきます(笑)