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北海道の食の可能性を知る【たべLABOマルシェ】
Posted by Sapporo100miles編集長 オサナイミカ on 2019年11月25日(月) 16:25
先日、道総研(北海道立総合研究機構)が主催した【たべLABOマルシェ】に参加してきました。
どんなイベントかと言いますと、北海道の食に関わる最新の技術や情報を展示したり、発表したり、そして試食も出来る内容でした!
研究発表は6つ
【レアフル】という、道産果実の新しい加工技術
果物って旬の時期が限られているから、フレッシュな状態だと年間通して安定して販売できないというデメリットがありますが、この技術だと、お土産でもイケるし、お菓子作りにも利用しやすかったり^^
【とうきび粉(コーングリッツ)】という、国内初のトウモロコシ加工技術の発表
北海道とうきび茶、個人的に大好きです!
“ポンタベール”に関しては、以前こちらでも紹介したことがありますので合わせてお読みいただければ、詳細が分かります^0^
今回は、パティスリーアパレイユのグルテンフリーなガトーショコラ・クラシックも試食しましたが、これがかなり美味しいんです!
とうもろこし粉、可能性大です!!
そして、北海道の様々なキノコの紹介や、十勝産の農産物の紹介
以前、こちらで紹介したヘルシーDo商品でもある、乾燥まいたけ“華の舞”
半田ファームさんが作った、まいたけラクレットチーズなんかもありました!
先日、製糖工場でてんさいに触れたばかりなので、かなり親近感が・・・^0^
ポテチとは全く違う、甘くて少し土の香りがする味わい^^
MA包装と言う、鮮度を保つ機能を持った袋の紹介だったり
この袋に入れて保管すると、野菜などの劣化を防ぐことができるらしいのですが、例えば10月に収穫したメロンを12月まで保管しておいてクリスマスの時期に販売できて、付加価値を高めることが出来るようになるなど、色んなメリットが考えられるわけです^^
実際に10月に収穫したものを試食しましたが、超食べごろでしたよ!
もう一つは、コンブと魚の研究室
骨があるからと敬遠されがちな魚も、骨まで食べられればお子様からお年寄りまで安心して食べられるし、収穫量は全国トップクラスなのに、全然消費されていない昆布も色々な加工品にして、もっと身近に感じてもらったり
ちなみにこちら、海苔じゃなくて昆布シートなんです!!
味付け海苔風に味付けしたものを試食しましたが、食感が海苔よりしっかりあって、個人的には海苔より好き!!
これはおにぎりに使いたいっ
そして今回は、研究発表商品を使用した、ビュッフェランチも楽しむことが出来ました^^
贅沢!!
鹿肉のジンギスカン、ビックリするほど柔らかかったなぁ
先ほどのレアフルのりんご、バラ科のアレルギーがあるワタシでも食べられました^0^
でもって、加糖やシロップ漬けしていないのに甘い!!
まいたけ、相変わらず食感が凄かった!!
そして面白いお茶もありました!(デザインもカッコイイ~)
ワイン用ブドウの葉のお茶が原料とのことですが、通常のお茶とは全く違う味わいで、最初はビックリするのですが、
飲んでいるうちに、ジワジワハマる感じなのです^^
広い北海道には、まだまだ活用しきれていない素材が眠っている気がします。
そしてまだまだ可能性があるということを実感できた発表会でした^^
気になったモノたち
新しのつで販売中の米麹のおまんじゅう
糀好きにはたまりません^^
ななえきびだんごチョコ
見た目はホワイトチョコレートなのですが、中はきびだんごなので、思った以上に食べ応えあります!
登山とかのお供にもイイかも♪
天下糖一プロジェクトで製糖工場見学へ♪
Posted by Sapporo100miles編集長 オサナイミカ on 2019年11月13日(水) 10:27
こちらのブログでもアップ済みですが、【Sugar Seminar 2019】の一連のイベントに参加させていただき、先日は伊達市内にあります北海道糖業㈱道南製糖所にて行われました、工場見学へ行ってきました!
場所は伊達市
モクモクと煙が出ているところが工場です。
入口に、こんな額縁が飾られていました。
あ!ほのぼの印の砂糖の会社なんですね!!小さいころからお世話になっている砂糖です^^
こちらは、北海道糖業㈱になる前の模型
明治にはすでに製糖所があったんですね!
ちなみに明治3年にクラーク博士がてん菜の栽培を指南し、明治13年に紋別の工場が稼働。
それから現在のサッポロビール博物館は、もともとは製糖工場として建てられたそうです(何回も行っているのに知らなかった^0^;)
現在の工場は、昭和34年から稼働しているそうです。
ちなみに北海道内には、3社・8工場があり、北海道糖業㈱はここ伊達の他、北見と本別にも工場がありまして、北海道内で作られる砂糖の3割(90万トン)を製造しているそうですよ!
ちなみに砂糖の作り方って、皆さん知っているものなのでしょうか?
ワタシ、全く知らなかったのです・・・
よくよく考えたら、このカブのような、大根のようなてん菜(ビート)という作物が、何でサラサラの粉になるのか・・・今まで考えたことがなかったかも^0^;
ということで、子どものようにワクワク感を持ちつつ、工場内へ!
“製糖課”って、口に出すとちょっと面白い・・・(正当化)
入ってすぐに大きな機械だらだけ。しかも昭和の香りが漂う感じで、工場見学好きにはたまらない雰囲気
実際の香りは、何とも不思議なんです。
なぜか珍味のような香りもするし、少し甘い香りもするけど、穀物の香りもしたり。。
そして、ちょっと蒸し暑いです
一番奥まで行くと、千切りにされたビートがベルトコンベアで運ばれていきます。
その前の過程である、土のついたビートを水だけでキレイにする、“ビートウォッシャー”も見られる予定だったのですが、雨のため見学できず・・
特別に、千切りにしたビートを味見させてもらいました。
ちなみにこの状態を、コセットと言うそうです。
ほんのり甘い!このままサラダでも悪くはないかも
コセットを、約70℃の温水が入った巨大タンクに送り込んで1時間40分くらいかき混ぜるそうです。
そうすると温水の中に糖分が溶け込み“液糖”ができます。
液糖は最初はドロドロで、かなり濁った色。
これに石灰やCo2を入れて不純物やにおい吸着させ、機械でろ過をした後、煮詰めていくそうです。
そうすると、どんどん透明になっていくわけです!
その液糖を真空状態で濃縮し、結晶化させて遠心分離機へ
この辺りの行程は衛生面的に、近づけません。
工場内でも限られた人が全身を清潔にしたうえで入る場所
出来上がった砂糖は少し湿っているので、100~120℃の熱風が出る“ドライヤー”で乾かして、最後に冷風(クーラー)で乾燥させて出来上がり♪
ビートから砂糖になるまでは、焼く16時間かかるそうです!!
ということで、砂糖は漂白なんてしておりません。
じゃぁなんで透明な糖液が結晶になると白く見えるのかと言いますと、雪と同じで光が乱反射しているからなんですよ!
こちら、全ての行程をチェックできるモニター室
工場はビートが収穫される10月~1月まで稼働するのですが、その間は24時間体制なんだそうです。
ちなみに稼働していない半年以上のはどうしているかと言うと、すべての部品をばらして洗浄やメンテナンスをしているんですって!!
考えただけで私には無理!!と思ってしまいました^0^;
見学が終わってから、グラニュー糖を使用したマフィンをいただきました^^
そして、上白糖を2kgもいただいてしまいました!
暫くはお砂糖に困ることは無さそうです^^
数回に渡って参加した、Sugar Seminar2019
砂糖に関して正しい情報を知ることが出来て本当に良かったです!
家族が美味しいと言って食べてくれる料理を作るためにも、砂糖をフル活用しま~す^^
おまけ
モニター室のデスクにあった専門誌が気になりすぎる!!(笑)
親子で【NoMaps】を体験してみる
Posted by Sapporo100miles編集長 オサナイミカ on 2019年10月25日(金) 14:09
10月16日(水)~20日(日)まで、札幌市内各所で行われていた、【NoMaps】
タイミングが合いまして、息子といくつかのプログラムに参加してきました!
実のところ、NoMapsって何?と尋ねられると、うまく答えられないのが現状・・・
詳しくはコチラのページで解説はしておりますが、ざっくりまとめると『未来にむけての体験や交流の場』
よく聞くところで言うと、“AI”や“プログラミング”なんかもそのうちのひとつ
私はともかく、小学生の息子はまさにこれからその世界で生きていく世代なので、色々体験させてみたいなとは思っていたのです^^
最初に立ち寄ったのは、『バーチャルカフェ』
息子、初音ミクけっこう好きだし、楽しめるんじゃないかなと思って連れて行きました
画面から話しかけてくるバーチャルメイドちゃん
初めての体験に、若干緊張気味
二人のメイドと撮影した写真を立体カメラに入れて鑑賞
何でも話しかけてみな~と言っても、どうしていいか分からず戸惑っているので、ワタシが『ラグビー日本戦はどうなりますかね?』なんて話しかけてみると、すごく自然な回答をする。さらにかなりマニアックな回答もする!
す、すごい!!
完璧親の方がハマって楽しんじゃう系でした(笑)
最後にじゃんけん大会
息子が一回勝ったら、『3回勝負だから!』と大人げない言葉が飛び交ったり
結局勝負には勝てて、リボンナポリンをゲットし、じゃんけんに弱い息子、かなりご満悦な様子でした(笑)
その後向かったのは、市民交流プラザの2階で行われた『アナログってなんだろう体験教室』
私たち世代には、雑誌の付録なんかにもなっていた“ソノシート”に触れる体験です!!
これは貴重な機会^^
まずは、デジタルとアナログの違いについて少々学びます
紙コップに向かって声を発すると、コップを持つ手に振動が伝わることを説明
これが“音”なのだと言うことを、理解したのかしなかったのかは何とも微妙でしたが、ソノシートには興味津々
回し方にコツがいるので、中々キレイに音が聞こえない
とりあえずプレーヤーに載せて、音の確認
最後にレコードジャケットを作って終了!
ということで、音は“山の音楽家”でした^^
次の目的地へ向かう途中のチ・カ・ホでも、色んなイベントが開催されておりまして、ついつい寄り道
こちらは顔認識システムを使用して、オススメの観光地を割り出す実験的プログラム
なぜか2回やっても女の子に認識された息子
ワタシは実年齢より若く設定されて、少しご満悦(笑)
そして最終目的地へ到着!
『親子でプログラミング体験ワークショップ』に参加しました^^
“MESH”というプログラミングツールを使用して、『朝のしたくが楽しくなる商品を考えてみよう』というテーマのもと、制作する体験です^^
この“MESH”というツールの存在を初めて知りまして・・・
こんなに楽しくてためになるものがあったのか!!と、親としては速攻プレゼントしたくなる商品
クリスマスにプロ野球チップス1箱欲しいと言っている息子に、勝手にプレゼントを変えたら怒られるだろうけど、使ってほしいアイテムです^^
まずは、会場にある道具から何を作るかを考えつつセレクト
MESHを使用しつつ、アイデアを膨らませていく
そうして作った商品が、『自動はみが機』
その商品がどういうものなのか、自分の口で説明&解説するまでが、今回のプログラム
自宅ではユーチューバーの真似なんかをして動画撮影しているくせに、こういう場だと「緊張する~」と面倒くさくなる小学生ですが、いい経験になったのではないかと^^
この手のワークショップに参加しちゃうと、どうしても私の方がホンキなっちゃうので、今回もついアイデア出しをしてしまいましたが、MESHが手に入ったら、もっと凄いの開発してもらわないと!!
ちなみにお土産が、けっこう豪華でした!
特にゆるキャラのぬいぐるみを密かに集めている息子は、ライオンくんに大喜び!
それにしても歯磨きセットにチロルチョコが入っていたのがシュール・・・(笑)