『和食』カテゴリーの投稿一覧
ママから女将へ・・・暖簾を引き継いだ【おばんざいと酒 はまなす】
Posted by Sapporo100miles編集長 オサナイミカ on 2021年4月5日(月) 11:46
2021年3月22日(月)、北円山地区にオープンした【おばんざいと酒 はまなす】
この地区で約20年営業してた【食べ処 はまなす】の暖簾を引き継いでのリニューアルオープンとのこと
店内はカウンター席のほか、小上がり席もあります
まずは芋焼酎ソーダ割りを♪
“おばんざいやさん”って感じのお通しが嬉しい^^
ちなみにこの日のメニューはこんな感じ
まずはおばんざい盛り合わせをオーダー
ソーダ割りはあっという間に飲み干して、このおばんざいならやっぱり日本酒でしょ!ということで、オススメされた日本酒飲み比べセットをいただきました^^
色々飲んでみたいタイプなので、こういうセットは本当にうれしいのです^^
白老牛のニラ玉ユッケ
絶対、飲まさるヤツです(笑)
他、豊西牛も扱っていて、北海道産牛を堪能できます^^
鯖フライ高菜タルタル
思った以上にボリューミーで、ビックリ!
そして、高菜のタルタルにドハマり!!
これだけで飲めるので、ぜひ単体でも出してください(≧▽≦)
揚げ物食べたらちょっとビールが飲みたくなり、クラフトビール(タップマルシェ設置店)の飲み比べセットもオーダーしちゃった^0^;
そしたら、もうちょっと揚げ物が食べたくなってしまい、あん肝コロッケもオーダーするという、キケンなループへ・・・(笑)
カリカリ&ホクホクの理想的なコロッケが、のん兵衛仕様になっているという、ありがたき幸せ♪
女将の若狭さんは、ススキノで【スナックGenesis】を経営しているママでもあります!
コロナ禍の中で、スナックの経営はどこも鯛h年な状況かと思います。。。
一方、お店を引き継いでくれる方がいないご高齢の方が経営している食事処も少なくない
そんな中、ご縁があって“はまなす”の名前を引き継ぐことになった若狭さん
個人的にも、そんな形のご縁はどんどんつないでいってほしいなぁと、思ったのでした^^
ちなみにスナックも営業していて、はなますが終わってからススキノに向かっているそうです!!
くれぐれも身体には気を付けて、末永く愛されるお店にしていってくださいね^^
じき南2条店の昼飲み企画がすごい
Posted by Sapporo100miles編集長 オサナイミカ on 2021年3月28日(日) 11:10
ちょうど1年ちょっと前にこちらのブログで紹介した、【じき南2条店】の昼の部
先日、1周年を記念して黒田店長が自ら集めたという“不老泉の会”が行われまして足を運びました^^
じっくり、だけどサクッと立ち寄ろうと一人で行ったのに、カウンターに座ってみれば日本酒好きな知り合いばかり(笑)
あまりに種類があるので、何から飲んで良いのか全く分からず焦りましたが、とりあえず“うすにごり”で喉を潤します
昼酒にピッタリ~~
不老泉の酒粕で漬けたクリームチーズがまた、飲まさります(≧▽≦)
大好物のホタルイカの沖漬け
これはやっぱり、燗でしょう!!
燗に特にオススメの酒をオススメの温度でつけてもらう
ちなみにこの日は、特別営業だったので、自らお燗番をされている方が、ほとんど(笑)
焼き銀杏も、低温調理の鶏レバーも最強のアテで、ますます飲まさる(≧▽≦)
ちょっとずつ、色んなのを出していただきました^^
と、昼の部の看板メニューは、産地を変えて出しているお蕎麦
この日はなんと、4種類もあるとのこと!
そんなこと言われたら、全種類食べてみたくなるじゃないですか~~
でもってつい、ちょっとずつ全種類味わってみたい!!と、ワガママを言ってしまいました^0^;
ちなみに品種は以下の通り
●岩手県 にじゆたか
●福井県 大野在来種(晩生)
●鹿児島県 鹿屋在来種
●群馬県 常陸秋蕎麦
だいぶ飲んでいたので、画像と品種にずれがあるかもですが、味の違いはしっかり伝わりました!
個人的に、蕎麦と言えば北海道や寒い地域が主流と思っておりましたので、鹿児島の蕎麦は色んな意味でインパクトありました!
それにしても食べ比べは楽しい~~(≧▽≦)
ちなみに通常時は、もりは全国各地から吟味した産地と品種の蕎麦で990円
吟醸は、もりよりも香り、味ともに良好な蕎麦を都度使い分けて打ち、1100円で提供しているそうです。
そして二色はその両方を楽しめて1210円だそうです!(すべて税込)
そばを食べてからは、また冷に戻っていた・・・(自覚があまりないのですが、証拠写真が残っているのが怖い)
と、不老泉がここまで揃ったのは1周年記念の特別バージョンではありますが、通常時も日本酒は色々揃っていて、軽く食べてつまんで昼飲みされたい方には超が付くほどオススメなんです^^
そして黒田店長からステキなご提案をいただきました!
4月中の日曜日ランチ 日本酒飲み比べ90分1500円
【オサナイミカのつぶやき】を見た方限定とのことですので、日本酒とお蕎麦が好きな方、ぜひ問い合わせてみてください^^
こちら、常連のお客様に記念に作ってもらったそうですが、黒田店長の特徴をよくとらえてソックリなんです!!
愛を感じます~^^
佇まいにも癒される、真心庵 天真 12月15日(火)グランドオープン
Posted by Sapporo100miles編集長 オサナイミカ on 2020年12月15日(火) 09:35
さかな真心庵に天ぷら屋さんが出来ると聞いたら、普通に真心庵が業態を変更して天ぷら屋をやることになったのかなと思いますよね
先日、レセプションにお声がけいただきまして足を運ばせていただいたのですが、『入口はそこじゃないんです~』と、声をかけられ、裏手に足を運ぶと・・・
真心庵とは雰囲気の違う、白い建物が裏手にありました
なんと、天ぷら屋を始めるのにあたって増築されたそうです!!
その名も【真心庵 天真】
素で驚きました^^;
この通路の奥に入口があります
入ると炎がお出迎え
スリッパはないのですが、床暖でポカポカ♪
正面には中庭も見えます^^
お部屋に入る前に、自慢のワインセラーを見せていただくことに
玄関横にガラス張りで地階が見えておりますが、その横の階段を下りていきますと・・・
画像にすると、一瞬何かわかりませんよね(;’∀’)
全部ワインです!!
セラーの中にさらにセラーが・・・
久し振りに見る5大シャトーのワインたち(≧▽≦)
眺めているだけでテンション上がってしまいます!!
深呼吸して、気分を落ち着かせてから店内へ・・・
2階もあるのに傾斜のある天井で、なんとも贅沢な空間~
座ってもちゃんと中庭が楽しめます^^
途中から雪もちらついて、 住宅街とは思えない雰囲気に♪
さて、本日はレセプションということで、大将のおまかせで楽しみました。
しかもアルコールもOKとのことで、遠慮なくシャンパンを・・・^^;
本日のお刺身
美しい・・・
まずは海老の頭がカリッと揚がってやってきました
先ほどまで水槽で泳いでいた活車海老です
その後、海老が2尾
普段は塩派ですが、美味しそうな天つゆと大根おろしも出されたので、1尾は天つゆで食べたけど、やっぱり塩の方が素材の甘さをじかに感じられてスキ♪
フワッフワのキス
九州の甲イカ
めごちは少しサイズが小さかったのでと、2匹で1つ
この食感がまた何ともイイ感じで、そしてジワジワと広がる美味しさでした!!
ココで小玉ねぎが登場
こちら醤油がかかっていて、天ぷらではあまりない味わいが、凄く新鮮でリセットされた感じ^^
その後、小茄子も登場
銀杏もちょこんと出してくれるのがカワイイ♪
色々やってみたけど、ウニは揚げない方が絶対に美味しいと大将
なので、揚げた海苔の上にウニがのっています♪
今まで北海道産の食材がほとんどなく、道産子の参加者としては少し寂しい
ここでびっくりするほど立派な蝦夷鮑が!
『どうだい?』と、東京の老舗天ぷら屋で修業し、そのご狸小路の“樹”というお店を営んでいた大将・宮島さん
オイシイには美味しいけど、個人的には刺身で食べるほうがスキかなぁ
実は北の魚は水分が多いので、あまり天ぷらには向かないそうです
なるほど!だから北海道には本格的な天ぷら店が少ないのか!!
と、今さらながらに知る事実^^;
素材の他にも、小麦粉や油のこだわりなど、要所要所で語ってくれました
狸小路のお店を閉めてからはお休みになられていたようですが、真心庵の社長に懇願され、再び天ぷらを揚げることになったそうです^^
〆のご飯は、天茶かかき揚げを選ぶ形です
が、ここはどっちも味見してみたい!!という女性陣の意見が一致し、半ば無理やり2種類用意していただきました^^;
ちなみに海老しか入っていないかき揚げです!!
どっちも食べてみて大正解!!
個人的には、かき揚げの甘だれがワインにもよく合うので、ごはん無しでつまみとしていただきたいと思うのです(笑)
〆のデザート
今回は試食会もかねてのレセプションでしたので、昼と夜のコースから色々と・・・いう感じで楽しませていただきました
ちなみに昼は5800円・夜は15000円(税別)で、その日入荷した食材を使用したコースとなるそうです
お隣には真心庵もありますので、天ぷらメインだけでなく、和食との融合を楽しんでもらえるコースを用意したいとおっしゃってました^^
航空便の関係などで、夜にしか入荷しない食材などもあるようなので、夜の庭の雰囲気も見てみたいし、改めて再訪してみたいです^^
年々進化し続ける、味処高雄
Posted by Sapporo100miles編集長 オサナイミカ on 2020年11月19日(木) 11:52
長年ブログを書いていると、時の流れを自分の目で確認出来るわけですが、先日一度行ってみたいという友人をお連れした平岸の名店・味処高雄の成長ぶりが本当にすごいなと、過去のブログと見比べて再認識
まぁ、もちろん自分の撮影の腕も最初はひどかったし、今のカメラは腕がそこまでなくても本当にキレイに写してくれるのですが^^;
でもやっぱり、器のセンスとか盛り付けも、格段に美しくなっていると思う!!
と、最初に載せたお料理は“ほっきとあん肝のなめろう”
ほっきをなめろうで食べたのは初めて!!
なんと、燗酒が進む味わいなんだ~~~
ちなみにこの日のお通しは白菜とあさりの柚子風味
このお通しですでに飲まさる気満々だったのですが、最後まで素直に飲まさりました(笑)
香箱蟹
蟹はやっぱり、人に剥いてもらったものを食べるのが一番美味しい(笑)
それにしても美しい・・・
本マグロ
あぁ、また美しい
弁天ガキ
塩味とプルプルの食感がたまらない
鰻の白焼き
海苔もわさびも全部好き
ゆり根とエビのかき揚げ
どうしてこんなにあっさりサクサクに揚げられるんだろう・・・
自然薯の磯辺焼き
ホッとする~~~~
だけど、家庭の味とは違う上品さがある~~~
友人がとにかく食べる人なので、後半はちょっとやり過ぎ感あり・・・^^;
(味も濃いめのが続いてしまった)
ものすごく濃い蕎麦湯で喉をやけどしかける・・・^0^;
でもって個人的にすごく美味しいと感じたのが、実は漬物類なんです!!
赤カブ
葉わさび
もろきゅう
どれも、ずっと食べていたくなるような、いい味付けなんです!!
でもって漬物がちゃんと美味しいと、満足度が一気に上がる気がするんです^^
燗酒はお任せで
最初に本日のオススメ酒も飲んでいるから全部で4種!
このご時世なので早い時間からほぼ満席で、接客も大変そうでしたけど、これからも成長過程を見続けたいお店のひとつです
驚きの再会~弐ノ蔵
Posted by Sapporo100miles編集長 オサナイミカ on 2020年11月6日(金) 11:40
元、葡萄酒倉庫の場所に、【弐ノ蔵】が先月10月8日にオープン
お寿司好きの方ならピンとくるかと思いますが、あの変態鮨【鮨ノ蔵】の2号店的存在
そして私の中ではまさかの組み合わせでした!!
カウンターに立つのは、以前こちらの特集でご紹介したことのある、おたる千成の釜石一男さん
小樽のお店をお辞めになって旅立つことを聞いてはいたのですが、まさかまさかの円山での再会!!
何でも釜石さんは以前から鮨ノ蔵のファンで、井川さんのストーカーだったとか(笑)
色々なご縁があり、この場所で弐ノ蔵の大将としてお寿司を握ることになったそうです
※ちなみに、普段井川さんはこちらにおりません
小樽でお会いした時よりより女将な雰囲気になっていた奥様
笑顔が相変わらず、ステキです♪
弐ノ蔵はカウンター5席のみで、18:00~と20:30~の2部制
まずはナチュールの泡で喉を潤します
噂によると、葡萄酒倉庫時代の秘蔵のワインなんかも色々あるそうです^^
1皿目は蕪のすり流し
優しい旨味で、一気に胃袋活性化!!
それにしても映えるライティングです^^
目の前でかつおと山わさびをすりおろしていた、おひたし
辛みも香りも抜群で、シアワセな一皿
日本酒の進むつまみが続きます!
お皿もいちいちカワイイ♪
ここで、見覚えのあるお皿がやってきました!
鮨ノ蔵のスペシャリテ、冷たいタチのフライ
安定の美味しさ(≧▽≦)
さらにきました!鮨ノ蔵のカズチー!!
もう、日本酒が止まりません~~~
ここで出てきたのが、ガリならぬガリフラワー!
鮨ノ蔵ではガリは出さないけど、弐ノ蔵ではガリを出そうと思い、さらに一工夫してカリフラワーをガリに見立ててお出しすることにしたそうです!
これがまた、美味しいんです(≧▽≦)
またまた美しい器が・・・
普通のなめこ汁と思いきや、濃厚な魚の出汁!!
もう、ワクワクしっぱなし♪
でもって、握りの一貫目がまた素晴らしかった
ねぎまに見立てたという握りに使用しているのは江戸時代の小皿
その演出にさらにワクワク!!
そして、美しい握りが食べるスピードに合わせて次々と・・・
個人的に、このくらいのサイズで食べるウニが一番スキ♪
最後はトロ巻を手渡しで^^
それにしても釜石さん、楽しそう♪
何だかこちらまで和みます~
そんなわけで、つい、日本酒も飲まさってしまいました^0^;
こちらで終わりかと思いきや、実はもう一つの“カズチー”があるんですとのこと!
“一男が作ったチーズケーキ=カズチー”だそうです(笑)
水だし珈琲もセットで出てきて、寿司屋らしからぬ〆!
完全予約制・おまかせコースのみのお寿司屋さんとなると、少々入りにくい印象を持ってしまいがちですが、釜石夫妻の明るさがその不安を取り除いてくれるようなあったか~い雰囲気で、個人的には理想のお寿司屋さんでした!!
また行けるよう、仕事頑張ろう^0^