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かっぽ酒、危険なほどカッポカッポ飲めるんです
Posted by Sapporo100miles編集長 オサナイミカ on 2011年11月3日(木) 00:47
小春日和だった先週の土曜日、高速バスに揺られ向かった先は毎度おなじみ小林酒造
目的は、毎月末の土曜日に行われている、【造り酒屋をもっと知る会】
通常は会費1500円程度で15名ほどの定員制ですが、この日はなんと、
定員なしの終日 すべて無料
え?無料??? しかもテーマがかっぽ酒と新米
いつものごとく、若干心配になりつつ朝9時過ぎのバスに乗り向かったわけです
会場は中庭、ちょうどかっぽ酒の準備に取り掛かっていた精志さん
かっぽ酒とは、竹の筒にお酒を入れてそのまま火にかけた燗酒のこと
この竹、聞いたところによると特注品だそうで、依頼して作成してもらい、
冷凍便で届けてもらったものなんだそうです
竹の表面に加工をしていないから、冷凍じゃないと竹が傷んでしまうとのこと
何とも時間もお金もかかっているかっぽ酒、これを無料で振る舞うとは・・・
紅葉を散らして秋の装い ものすごく絵になります
と、出来上がるまでの時間、目からも癒されておりました
このかっぽ酒、ただ温まった訳ではなく、竹の油が程良くお酒に溶け込んで、
味が大変まろやかになり、もちろん竹の香りも楽しめるのです
数種類の温度で飲んでみましたが、かなり熱めのとびきり燗が美味しかった^^
今回はかっぽ酒だけではなく
こちらのお酒も自由に飲んで下さいとのこと
この二七八は、今はもう製造・販売していない
脇田杜氏の古酒
ホントにホントにいいんですか?
もちろん遠慮はしません、全てのお酒をいただきました
二七八、古酒好きとして最高の一杯
出来れば燗に付けて飲んでみたいっ
そしてそして・・・お酒だけではないのです
最近、塩ソムリエと化している精志さん手作りのゴマ塩を
ななつぼしの新米に振りかけ、酒の肴にするのです
いろいろ研究した結果、この塩で作るゴマ塩が一番なんだとか
煎りたてのゴマ塩は想像していた以上に美味しい
いやはや、ご飯が立派に酒の肴になっておりました
それにしても新米、美味しかった~^-^
その後、塩麹に漬けた豚肉が登場
精志さんも始めて食べたようなんですが、自分の作品に悶絶しておりました
ホント、悶絶して当然というほど美味しかった~~
やっぱり麹の威力ってスゴイ!!
さらに、大型連休で開催されていたひとり酒蔵まつりでも味わった究極の缶詰料理や
シシャモの炙り、トバ、エーデルワイスファームのベーコンなどなど、
次から次へと出てくる出てくる・・・
精志さんは、とにかく楽しくて仕方のない模様・・・(笑)
この会を知らず、たまたま立ち寄ったお客様は、
これはいったい何なの??的な雰囲気で恐る恐る近づいてきます^^;
奥様が、『ほら、ちゃんと次の宣伝とかしておかないと!』
と、あわててフォローするも、完全に炙りに夢中(笑)
日本酒のことになると一直線な精志さん、
造り酒屋をもっと知る会に参加するたびに、
奥さんのフォローがあってこそだよな~
と、いつも思ってはいましたが、
改めて偉大な奥様だと感じた一日です
※参加していた女性に抱っこをされてご機嫌な様子の息子
午前中からすっかりホロ酔い状態
タダで楽しませてもらった分、しっかり蔵限定日本酒購入してきました!
バスと言う事を忘れ、一升瓶2本に四合瓶3本・・・ベビーカーが重かった(笑)
造り酒屋をもっと知る会、これから冬にかけては仕込みも始まる季節ですので、
ますます目が離せない内容になること間違いなし!
おまけ
『ほらほら、これが大好きなお米で作る日本酒だよ、良い香りでしょ?』
『いやいや、ぼくはたきたてのおこめのかおりのほうがすきです』