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ウニと海だけじゃなかった【積丹課外授業】の思い出~SHAKOTAN海森計画
Posted by Sapporo100miles編集長 オサナイミカ on 2022年8月31日(水) 18:08
少し前の話しになりますが、夏休み期間中に小6男子の息子と一緒に参加した、【第2回ウニの学校】に参加した時のことを綴ります♪
早朝に自宅を出て、自家用車で積丹町にある『B&C海洋センター』へ
そこで受付を済ませた後、歩いてすぐの場所にある“美国川”へ向かいます
朝から夏の日差しがジリジリと降り注ぐ青天で、川面がキラキラして、その景色を眺めるだけですでに癒される^^
ここで最初の体験プログラムである、“川遊び”が始まりました
川の中には色んな水生昆虫が生息しているので、みんなでそれを見つけようという企画です
その前に、川遊びの約束事を確認
夏になると必ず悲しい水難事故がありますが、こうしてしっかりと危険性を伝えることも大切ですよね。特に都会に住んでいると、自然と戯れること自体が少ないので、私自身も勉強になります・・・
どんな水生昆虫が生息しているのかも教えてもらった後、早速スタート!
最初は川に入るのも恐る恐るでしたが、いざ入るとかなり気持ち良かったようで、あっという間に水生昆虫を探すモードに
お借りした水中眼鏡と網を持って、石の影を探索
ちなみに石をひっくり返すと、たいてい小さな水生昆虫がいます
最初は息子が探している様子を撮影したり、眺めていただけだったのですが、その場にいると探したくなるものなのですね・・・気が付けば石をひっくり返して、誰よりも真剣に探していました(笑)
虫はどちらかと言うと苦手です・・・が、なぜか水生昆虫は触れるのです(笑)
水生昆虫だけでなく、こんな小さな魚にも出会えましたよ!
こちらは“かじか”の幼魚
それにしても夢中になると時間が経つのが早い!
あっという間に終了予定時刻が来てしまい、その場にいた全員が名残惜しそうに美国川を後にしました・・・
ちなみに積丹町には他に、積丹川・余別川などもあるのですが、こちらは保護水面となっているので、足を踏み入れることはできないそうで、美国川だけが唯一入っても大丈夫な川なのだそうです
そういう知識もこの年にして初めて知る・・・^^;
川遊びを終えて向かったのは、【岬の湯しゃこたん】
以前は団体客用だった部屋の前のこちらのスペースを、今回のベースキャンプ地として利用したのですが、ここでお昼ごはんタイム
※実は途中からデジカメの調子が悪くなり、色々慌てて撮ったりしていたら、ブレた画像しかなかった・・・( ;∀;)
事前に準備して下さっていたカレーを自分でよそって頂きました^^
こういう課外活動とかで食べるカレーって、いつもの10倍は美味しく感じますよね~
息子は調子に乗って大盛りをお替りして、流石に2杯目はギブアップしてワタシが少し食べるの手伝いました^^;
お腹が満たされたところで、次は森遊びタイム♪
岬の湯しゃこたんから車で札幌方面に少し戻って、山道を上がった場所にある“たんたん山”
積丹グリーンという任意団体が管理している約21hの森で、森田さんと運野さんが“先生”として、森のことを教えてくれました^^
まずはこの辺りに映えている木々の種類を教わりました
パッと見で分かるのは白樺と桜、松くらいかな?^^;
言われればそうだった!と思うのですが、すぐには名称が出てこない・・・
そしたらこんな素晴らしいキッドが!!
形は本物の葉と同じとのことで、これは北海道の小学校全部に置いておいたらいいと思う!!
そして、木によって重さが違う事や、アイスの棒は何の気で作られているかとか、この巨大は実は何でしょうか?なんて、子どもより大人の方が身を乗り出して聞いてしまうことをたくさん教えていただきました^^
広場から少し降りたところには、小さな川があります
実は“たんたん山”というのは、水が流れる場所と言う意味のたんたん、積丹の“たん”などから名付けたそうですよ
この辺りの川も保護水面ですので、足を踏み入れては行けません
近くで眺めるだけ
と言われて、ギリギリまで来てとどまる息子
それにしても癒される空間!!確実にマイナスイオン効果ですね^^
でも、この辺りは熊だって生息していますので、人間の存在を知らせるべく、音を鳴らすための缶が吊るされていたりするのです
熊の足跡ではないですが、エゾシカの足跡を発見!
探索の間、子どもたちの表情がワクワクしっぱなしでした^^
さらに目をキラキラさせて夢中になっていたのが、スラックラインとブランコ
自宅にいると公園にも行かず、ゲームばかりしている息子も、親が思っていた以上に楽しんでいました
積丹グリーンさんのブログを見ると、スラックラインは急きょ準備したとのことでしたが、大成功でしたね^^
森に癒されたあとは、今回のテーマでもあります、“学び”の時間です!
模造紙を広げて、皮で麻奈bbだこと・森で学んだことを書いていきます
飾りつけ用の小枝や葉っぱも準備されていて、これがまた、子どもも親も予想以上に夢中になる時間!
実は最近の小学校は自由研究を提出する義務がないので、今日作ったものはお披露目できない・・・というオチがついてはしまったのですが、思い出としてはしっかり焼き付き、かなりの学びにもなったので、結果オーライ♪
学びが終わったら、次は晩ご飯タイム♪
すでに炭が準備され、野菜やお肉がジュージュー焼けていきます
ワタシのお楽しみはもっぱらこちら!
敷地のお隣の積丹スピリットさんで造られている、ジン♪
いつかこの場所で飲みたい!と思っていた夢がかなった瞬間です^^
気が付けばあたりは真っ暗
焚き火を囲んで、子どもたちは焼きマシュマロを
そして大人は飲む(笑)
朝も炭をおこしてくれまして、ホットサンドで朝ごパン♪
朝ごはんを食べる羊たちを眺めながら味わうなんて、実に清々しいモーニング^^
片付けが終わった後は、帰る前にもうひと学び!
美国の方にある、“海森スタジオ”で、ウニ博士からウニについて学びます!
積丹町のウニのこと、そしてウニが生育するのに大切なことはなどを学び、最後に検定試験がスタート
見事、ウニ博士に認定されました!!
ウニが育つためにはキレイな海が必要
だから、海の源となる山と川も美しくなければなりません
2日間で海・川・山のことをすべて勉強できました^^
それからウニの殻で“ウニランタン”も作りました
ホントは子どもたちだけの予定だったのが、大人も作りたいということで、急きょ全員参加
最後まで、子ども以上に親が楽しんでいたかも(笑)
ここで無事に終了し、最後に海森スタジオの向かいにある、“ヤマシメ番屋”に立ち寄りました
明治時代の生活が分かる、レトロカフェ
急に日差しが強くなり、喉がカラカラだったので積丹ブルーソーダをいただきました^^
実は夕日も積丹ブルーも見れなかったし、ウニも食べていないけど、そんなことは全く気にならないくらい心が満たされた2日間となりました^^
積丹町は、実は80%が山林
そしてウニのシーズンより、秋冬が長い
そんな積丹町の持続可能なことを見つけるべく、今後も様々な企画が予定されているんですよ!
ちなみに次は神威岬ナイトハイク&朝SUP
こちらは中学生以上が対象とのことですが、かなりレアなツアーかと思いますっ
帰り道は、積丹ブルーに負けないキレイな海を眺めることが出来ました^^
そして帰宅後・・・
ウニランタンに、期待以上に癒されました~~~(≧▽≦)