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北海道最東端の街・根室を巡る~その1
Posted by Sapporo100miles編集長 オサナイミカ on 2014年2月17日(月) 11:22
昨年。お仕事でご縁が出来た、北海道商工会議所青年部連合会~YEG
先週、納会が根室であるとの事でお声掛けをいただきまして、こんな機会でもないと
なかなか根室に行くこともないかと思い、ワタシも参加させていただきました!
確か人生2度目の根室。今回は運転してくれる方がいたので、
それほど疲れを感じず根室に向かうことが出来ましたが、
ランチタイムを入れて恵庭から約8時間・・・
やっぱり北海道は広いですっ><
花咲ガニにさんまロールにさんまの飯寿司
ビックリするほど立派なウニや
今しか飲めない、北の勝の搾りたて
夜は根室らしいおもてなしをしていただきました^^
北海道に住んでいても、感動の嵐・・・
そして次の日は根室のYEGの方が、朝から晩までアテンドをしていただき、
根室の街を隈なく案内してくれたわけです
まさに北方領土の日の次の日の納沙布岬訪問
この日は地元人もビックリするほどお天気に恵まれまして、
国後島の山々がくっきり見え、
抜けるような青空とのコントラストが
言葉を失うほど美しかった・・・
納沙布岬から3.7kmのところにある貝殻島や、ロシアの巡視船なども肉眼でも確認できるほど近い
同じ北海道民でもつい、遠い問題になりつつある北方領土問題
根室住民の中にはご両親が国後出身と言う方もいて、改めて考えさせられた時間となりました
と、こちらは明郷伊藤牧場内にあります、酪農喫茶Grassy Hill
牧場らしい雑貨などもたくさん並び、とっても居心地の良い店内^^
オリジナルスイーツなども充実していて、お土産にも喜ばれそう^^
ホントは人気のソフトクリームも食べてみたかったのですが、お腹がいっぱいだったので
お薦めの飲むヨーグルトとクレームブリュレとコーヒーのセットをオーダー
ヨーグルトもクレームブリュレも濃いっ!!
特に飲むヨーグルトは、ほぼ固形な感じでした^0^;
大型連休の頃には
新しいレストランも出来るそうです^^
子ども向けのメニューなども
充実していたので、
いつか、暖かい季節に
子どもと一緒に来てみたいデス^^
こちらは先日、ミルク&ナチュラルチーズフェアを応援する会でも来札いただいた、チーズ工房チカプ
まさか実店舗に来ることになるとは、12月にお会いした時はまったく想像しておりませんでした。。
それにしても、素晴らしいロケーション!
この裏手に奥様のお姉さま夫妻が経営する牧場があるそうです
チカプのチーズには野鳥の名前が付いています^^
シマエナガ、クリーミィ―でまさに見た目もシマエナガなチーズ^-^
チカプの菊地夫妻は以前は本州でチーズ製造とは全く関係のないお仕事をしていたのに、
使われていないチーズ工房ああるのでこっちに来て作ってみないかと、
お姉さんに誘われて、二人揃って根室に移住することにしたのだそうです。
その行動力に脱帽!!
そんな若手の移住組が、実はまだまだいる根室です ・・・つづく
くしろ地域の食と観光を応援するShare Projectを知る旅・その1~渡辺体験牧場
Posted by Sapporo100miles編集長 オサナイミカ on 2014年1月21日(火) 23:47
先日、ミルク&ナチュラルチーズフェア2014の取材で帯広へ行ったばかりではありますが、
週明け早々、今度は釧路に行ってきました
(ブログのアップが遅れてはいるのですが、その前はぐるっと後志を回るモニターツアーにも参加)
と、移動距離の合計を出したら結構な数字になりそうな今日この頃^^;
改めて北海道の広さを体感しております・・・
と、釧路へ足を運んだのは、くしろ地域の食と観光を応援するShare Projectというサイトの
取り組みについて知って欲しいと知人から連絡があり、
それなら、そのプロジェクトに参加している企業のことを知りたいと思い、
実際に足を運ばせていただきました
朝9時前のスーパーおおぞらに乗り、
釧路に到着したのは13時過ぎ
そこから車で弟子屈の渡辺体験牧場に向かいました
信号もほとんどなく、積雪0の道路でも到着したのは15時!
札幌から6時間って海外に行けちゃう時間ですね^^;
(まぁ、釧路まで飛行機を使うと半分で済むんですけどね^^;)
渡辺体験牧場は聞いたことが無くても
もしかしたら、この名称は聞いたことがあるのでは?
“牛のおっぱいミルク”
デザインも名前も、かなりのインパクト(笑)
この、おいしいミルクを製造・販売している
牧場なんです
店内に入ると目に飛び込んでくる牛グッズの数々!これはかなり見応えあります^^
グッズだけじゃなくて、色んなところがウシ模様!ちなみにティッシュケースは手作り^0^
と、この渡辺体験牧場は昭和30年から
この地で牧場を営んでいたそうで、
今は2代目の渡辺隆幸さんが
引き継いでいます
(渡辺さん、お肌がツルッツルなんです!!
上質なミルクのおかげ??)
渡辺体験牧場は、最初から体験牧場を
目指していたわけではなく、
昔は乳牛を飼い、ミルクを絞っていた
ごく普通の牧場だったそうです
まだそれほど機械化していなかったので、人の手が必要で、近隣の方などに
アルバイト代を払って作業を手伝ってもらってたこともあったのですが、
時代とともに機械化が進んで、人手があまりいらなくなったとき、
近隣の温泉地のホテルなどから、宿泊客が喜ぶので、無償で良いから受け入れてくれないかと懇願され、
体験型の原型がスタート
そのうちに観光バスで団体客が訪れるようになり、受け入れ態勢を整えるために
大きな全天候型の倉庫をわざわざ建てたりして(しかも自腹で!)、現在の形になったそうです
なんと人の良いお方なんでしょう・・・
今は修学旅行や個人客など、年間(4月下旬~11月下旬まで)で3万人受け入れているそうです
ワタシは今回の取材で初めて知ったのですが、体験メニューもかなり幅広くて
予算や時間に合わせてセレクトできるで、個人客なら飛び込みでも出来るメニューもあるのがイイです^^
と、その体験プランから誕生したのが、今や看板メニューでもある、牛のおっぱいミルク
早速試飲させていただきました
(デザインが可愛いなぁ~って思っていたら、なんと渡辺さん、自らがデザイン!センスいいなぁ~~)
上品でどちらかというとスッキリ系。ストレスなく育っている牛のミルクということが分かる感じです
コーヒー牛乳になるとその上品さがより際立ちます!
夏にはこの牛乳を使用したソフトクリームも販売しているようですが、
これは確実に暑い夏にピッタリだと思います!!
そのミルクを使用した関連商品も色々ありました
スイーツはもちろん、チーズやジンギスカンまで!!
酒粕みそチーズは釧路の地酒・福司の麹を使用
ジンギスカンにもちゃんとミルクが入っているそうで、夏はこのジンギスカンを
ココで味わうこともできるそうですよ!
今回、くしろ地域「食」と「観光」ブランドプロジェクトに参加したのは、
この自慢のミルクを使用した、飲むヨーグルトを製造・販売したいという想いからとのこと
水も空気も美しい弟子屈の地で育まれた牛のミルク
よりたくさんの人にその味を堪能してもらいたいということで、飲むヨーグルトを作りたいのだそうです
ヨーグルトには菌を使用するため、現在のミルクの工場とは別にしないといけないそうです
その工場を建設するために必要な費用を、一口1000円から受付しています^^
詳細はこちらにて^^
それにしても広大なスペースでした。70haあるそうです!
夏にはこの、トラクターで周遊もしています。息子、興味津々!!
このミニトラクターのトリコになってしまい、
帰りたくないと駄々こねられました^^;
実際このミニトラクターは子どもに大人気で
いつも順番待ちだそうです^^;
これは暖かくなったら再訪しなくては!!
江丹別の青いチーズの真髄を知った日
Posted by Sapporo100miles編集長 オサナイミカ on 2013年6月10日(月) 09:54
春を感じないまま、夏到来な北海道・・・暑いのはウレシイのですが、身体は付いていくのが大変です^^;
と、昨日は最高気温予報が30度だった旭川・江丹別へ行ってきました
青空の下に優雅に寝そべる牛たち^^
今回の目的地はこちら、伊勢ファームさんです!!
以前にもこちらやこちらのブログで紹介済みですが、今や全国区となりました、
江丹別の青いチーズを知る研修ツアーに参加しました^^
旭川鷹栖インターを降りて夜はさぞかし真っ暗になりそうな森の中の道を
(確か)30分くらい走らせたところにあります
と、まずは牛舎を拝見させていただきます
正直、美しいものではないですし、先日小林牧場を見学したことのある私からしてみると、
なんと質素&簡素な造り・・・と、ある意味驚きました
聞くところによると、美味しいチーズを作る為の牛乳は、
絞ったままの冷めていないミルクで作るのが理想なので、
搾ったミルクをパイプを通して集めてしまうと、
どうしても冷めてしまったり組織が壊れてしまうようなんです
なので、バケツにたまったミルクを手作業で運んでいるんだとか・・・
なんと、原始的っ!!!
ちなみに2階に干し草が置けるようになっているのですが、
時々重みで床が抜けそうになるんだとか・・・^^;
牛舎には2頭だけ子牛がいました
離乳したばかりで青草を食べると下痢になるので、
ここでまず干し草を食べさせてならしてから放牧するんだそうです
と、放牧している牛さんたちに近づいてもいいとのことで、一同揃って、近づいてきます
え~?!こんな団体で驚いて暴れたりしないかなぁ・・・
すごい!一頭たりとも同じません。とにかく安心しきっているのが分かります
もちろん、大きな音を立てたりして驚かせてしまった時はビックリすることも有るそうですが、
基本はおとなしくて人懐っこい性格なんだそうです^^
なので、牛の角もそのまま
本来はこの角で体温調整もしているのでそのままにしておくのが一番なんだとか
それにしても美しい!!今までたくさんの牛を見て来たけど、こんなに美しいと思ったのは初めて!!
牛だけど美人という言葉がピッタリ
ストレスがないのがよく分かります
イコール、美味しいミルクが搾れるのも分かりました
伊勢ファームは完全無農薬で抗生物質等も使用していない牧草を与えているのですが、
それ以外の牧草は全然口にしてくれないんだとか・・・
牛たちもやっぱり、分かっているんですね
いやはや、ホントに人懐っこい^^
伊勢君の一番のお気に入りのジローちゃん、二人(?)ともいい顔してます^^
夏は30℃越えの日々が続く江丹別
さすがに牛たちも直射日光の下だとばててしまうので、自らこの木陰に移動して涼むそうです
この日もかなり暑かったけど、この中に来たとたん2度くらい温度が違うのが分かりましたよ!
ちなみに現在20頭ほどですが、放牧は1頭当たりの理想のスペースがあるので、
現在は余裕のある状況なのですが、急速に増やす予定はないそうです
伊勢ファームの牛の種類はジャージー、ホルスタイン、ブラウン・スイス
チーズ作りにはブラウン・スイスが向いているので、今後は少し増やしたいと言ってました^^
伊勢ファームの牛乳はどこにも卸していないので、飲むことができないので
ソフトクリームで味わいます!
ジャンボサイズ(300円)からミニサイズ(150円)まであるのがウレシイ^^
で、食べてみての感想は、濃厚なのにサッパリしている!
この味わいは、他では中々感じたことのない感覚!! 牛乳の個性がよく出ているのが分かりました^0^
チーズ工房はかなり狭いので、5,6人のグループに分かれて見学
そこで伊勢君のチーズ作りの想いを聞きました
(4回も同じこと言わせてすみません^^;)
これは成型したばかりのチーズなので、まだアオカビは発生していません
チーズはかなりぼこぼこと穴が空いておりますが、ここにアオカビが発生するのです
こちら、熟成中のチーズ 熟成は約2ヶ月かけて行います
チーズは原料の状態で完成度も大きく変わるので、
季節や牛の体調によって味の変わるミルクと毎日向き合って、チーズ作りに取り組んでいます
その話しは他の工房でも聞いたことはありましたが、改めてチーズ作りの奥深さを実感・・・
今でも十分オイシイ江丹別の青いチーズ
伊勢君の中ではこれからもっと熟成をかけたりして、進化させていきたいそうです
目が離せません!!
牛舎同様、簡素な工房
良い原料と情熱があれば、これだけの道具でも、オイシイチーズが作れちゃうんですね
さて、チーズ工房見学の後は
楽しみにしていたBBQタイム!!
BBQに相応しいピーカンの中、
今回のツアーの主催者bar.nanoさん特製
モヒートで乾杯!!
この状況なので、味は勘弁して下さいと言ってましたが、
とんでもない!特別オイシかったですっ!!
もう一人の主催者、オイスター&ワインバー ランスさんが仕込んでくれた肉やサラダ!!
なんという贅沢><
さらに贅沢の極みがこちら!!!!
江丹別の青いチーズをそのまま網に乗せ、
融けたところを肉や野菜にかけて
いただきましたっ><
チャンチャン焼きもあったのですが、
とにかく何にかけても反則技なほど
美味しかった・・・
究極の食べ方を知ってしまいました^^;
nanoの富田さん、ランスの吉島さん、そして伊勢君、素晴らしいツアーをありがとうです^^
おまけ
とにかく暑くてアイスクリーム日和だったこの日、伊勢ファーム到着前から砂川SAでジェラードを食べ、
伊勢ファームでソフトクリームを食べ、そして友人は最後にミルクジャム入りのアイスモナカも購入
私はさすがにモナカまでたどり着けなかった・・・^^;
伊勢ファームのもう一つの見所!重機マニアにはたまらないコレクション
今度は息子も連れてきてあげよう(笑)