美味しかったもの・楽しかったこと・教えたいこと・気になったこと 思いのままにアップしております
by Sapporo100miles編集長 オサナイミカ
« 2017年新店探訪収めは【羊と中華 ヤンボウ】 層雲峡温泉で見つけた美味しいモノと、大人も大はしゃぎなアイスパビリオン »
層雲峡温泉・氷瀑まつりの制作現場へ!!
Posted by Sapporo100miles編集長 オサナイミカ on 2018年1月6日(土) 13:44
少し遅いご挨拶となってしまいましたが、新年あけましておめでとうございます。
2018年も、どうぞよろしくお願い致します。
さて、2018年最初の投稿は、年末に日帰りで取材をしてきました、上川町・層雲峡温泉の河川敷で1月25日(木)から行われます、【氷瀑まつり】の制作現場レポです^0^
今年で43回目となる、氷瀑まつり
北海道民なら一度は聞いたことのあるイベントかと思います。
ワタシも20年以上前に一度行ったことがありますが、あまりの寒さに一瞬で頬が凍傷のような症状になった記憶が・・・^0^;
ただ、その幻想的な美しさには心底感動しました^^
その時は、すごいなぁ~、キレイだなぁと思うだけで、どうやって作っているのかはあまり考えたこともなく。。
なので、今回の取材で初めて分かったことがたくさんありました!!
今年は北海道命名150年ということで、テーマを“北海道”として、氷像を製作しているそうです。
上記がメインの“旧北海道庁”
※制作現場に貼ってあった、全体像のイラスト
ヘルメットをかぶって、特別に制作中の氷像の中へ
ものすごく幻想的!まさに、アナ雪の世界!!
氷瀑まつりの製作は、夏前には全体のデザインの構想、そして9月ごろから骨組みを立てているそうです。
今回案内してくれた、層雲峡観光協会の中島さん。
この場所は国立公園ということもあり、許可を申請するのにも様々な手続きが必要で、ほぼ1年中氷瀑まつりにかかわっているんだとか。。
製作は自然任せなので、気温が高かったり、風が強かったり、雪が降り積もったりすると、思うように進まないことも。。
まさに成形されている最中のつらら
風が強いとバナナのように湾曲することもあるんだとか!
実はこのブルーの色合いは、まさに今が一番キレイなんだそうです!
というのも、イベントが始まってしまうと水かけはストップしてしまうので、徐々に透明度は失われてしまうわけです。
そして危険なつららはすべて排除してしまうので、このものすごい量のつららは、逆にこの時期だけの表情なのです!
ちなみにこのホースから出ている霧状の水は、どこの水か考えたことってありますか?
河川敷なので、当然のように川の水をくみ上げて使用しているのかと思いきや、わざわざ掘って地下水を使用してるそうです!
というのも、やはりよりキレイな水の方がブルーの色合いも美しくなるようで、温泉でもあるこの地区は川の水をそのままかけてしまうと、どうしても濁った氷になってしまうそうです。
水も豊富で寒い場所だから、簡単に作れるのかと勝手に思い込んでおりましたが、ものすごく大変な作業の中で製作していることを知って、改めて43回も続けていることに感服致しました!!
ちなみに会場内には、アイスクライミングが出来る氷壁や、地元のお酒が飲める北の氷酒場、そして神社なども出現するそうです!
神社の内部から入口を写した図
氷なのに藁ぶきの屋根っぽい質感!!
ここはチューブ滑りの会場になる予定
この日は冬休み中の息子を連れて行ったのですが、特別に作業で使用するソリに載せてもらって、かなりご満悦な様子
札幌の中心部のマンション育ちな息子にしてみたら、こんな大きなつららを見ることなんて、そう多くはないのでかなり盛り上がっていました
本番が始まったら、もう一度連れてきてあげたいなぁ
一通り取材が終わったら、お腹がぐ~っと鳴りました^0^;
そういえば、お昼をまだ食べていませんでした!
ということで、層雲峡観光協会の中島さんにオススメしていただいたお店へ向かいました!
・・・つづく
コメントをどうぞ
« 2017年新店探訪収めは【羊と中華 ヤンボウ】 層雲峡温泉で見つけた美味しいモノと、大人も大はしゃぎなアイスパビリオン »