『映画』タグの付いた投稿
ノーカントリー いよいよ明日から公開
Posted by Sapporo100miles編集長 オサナイミカ on 2008年3月14日(金) 11:15
アカデミー賞で作品賞を受賞したコエーン兄弟の『ノーカントリー』、
先日一足先に見てきましたが…
(C)2007ParamountVantage,APARAMOUNTPICTUREScompany.AllRightsReserved.
助演男優賞をとったハビエル バルデムが、
ものすごく冷酷な殺し屋を演じているのですが、
本当にものすごく恐怖感漂ってます。
とにかくあり得ない表情満載です!!
コーエン兄弟はいつもものすごい人をキャスティングするよなぁ~
この作品は、原作(血と暴力の国)があるのですが、
コーエン兄弟が原作のあるものと撮るのは、今回が初めてだったようです
舞台は80年代のテキサス。一人の保安官(トミーリージョーンズ)の語りから始まります。
舞台背景からして、男性が好きそうな内容
最初は、もしかしたら寝ちゃうかも…なんて思っていたのですが、
そんな余裕は全くありませんでした。
結構、変な汗が流れそうなほど緊張してみちゃいますので
時間もあっという間でした
バンバン殺されちゃって、結末もちょっと納得いかないんだけど、
でも、コーエン兄弟の『人物像の描き方』はさすがです。
だからこそ、殺し屋ものなのに、最後まで見ることができました。
スリルの中にヒューマンを感じられる、そんな映画だと思います
ここらで刺激がほしいと思っている方に是非とも見ていただきたい作品です
というか、やっぱりアカデミー賞をもらう作品は観ておいた方がいいと思ったわけです
●3月15日より、スガイシネプレックス札幌劇場にて公開!!
エリザベス ゴールデン・エイジは明日から!
Posted by Sapporo100miles編集長 オサナイミカ on 2008年2月15日(金) 11:26
※画像は公式ホームページより
明日16日(土)からシネマフロンティア・ユナイテッドシネマ11・東宝プラザ他、
全国各地で公開になる、エリザベス ゴールデン・エイジを、
一足先に観てきました
実は、前作の『エリザベス』は見ていなかったのですが、
観終わったあと、前作も観なきゃ!!そして、世界史の教科書開かなきゃ!!
と、かなりの感銘を受けた映画でした
まずは主演のケイト・ブランシェット
この方の演技は本当に素晴らしかった
完璧に引き込まれます
エリザベスは国=イングランドを守るために、一生独身を通し、
身も心も捧げたわけですが、
『敵は、外にも中にもー そして私の心にも。』
とあるように、それでも恋をしてしまう、微妙な女心の表現などが
ものすごく心に刺さりました
このお話自体は400年以上も前のことなのに、
現代社会に生きる女性像にも繋がっているような…
そしてストーリーの他にもじっくり楽しんで欲しいのが衣装
とにかくドレスが凄い!!
いったい一着いくらかかっているの???
着道楽と言われたエリザベスをまんま再現したような、豪華絢爛さ
最近は地味目の邦画が好きで、この手の作品を見ていなかった気がするけど、
やっぱり、この派手さが映画なんだなぁ~って思っちゃいました
でも、時代背景が分からないとたぶん、面白さは半減してしまうと思われますので
ぜひ、観る前に世界史をおさらいしてから足を運んで下さい^^;
ということで、私もまず『エリザベス』を観て、お勉強してから
もう一度観直すとしますっ
『人のセックスを笑うな』は明日からです
Posted by Sapporo100miles編集長 オサナイミカ on 2008年2月8日(金) 16:18
2月9日(土)よりシアターキノで公開される、
永作博美さん初主演の映画『人のセックスを笑うな』
一足先に、観てきました&永作さんと監督の井口奈己さんへの
グループインタビューにも参加してきました
監督の井口さんとユリ役の永作さん
この映画は一言で言うと、とにかく永作さんがカワイイ!!
女の私がドキッとするくらい愛くるしいのです
題名は過激なんですが、かなり純愛なストーリーです
ただ、永作さんの役どころはかなり自由奔放な教師役で、
旦那さんがいるのにも関わらず、
20歳も年下のみるめくん(松山ケンイチ)を振り回しちゃうような人なので、
普通だったら同性の反感を買いそうなのに、なぜか嫌いになれない。
それはきっと、そのような行動にちょっと憧れをもってたりするからだと思いました。
永作さん本人も、こんな女性はあり得ないと思ったらしいです。
さらに、完成試写の時は逃げ出したいくらい恥ずかしかったそうです。
(その話をする時の永作さんがまた、カワイイのです!)
監督の井口さんは、とにかく永作さんの魅力を存分に映したかったらしく、
だから、フレームからはみ出るぐらい動き回ってほしい
などの要求があったそうです
確かに観終わってみると、全体のアングルなんかもめちゃめちゃナチュラルで、
それでいてものすごく魅力が溢れている
(ちなみに、永作さんほぼ、ノーメイク!!2日目からはまゆげも描いてくれなかったそうです…)
もう一つの魅力はなんといってもみるめ役の松山ケンイチくん
(私から見ると、どうしてもクン付けです)
翻弄されるときの顔は、年下に興味のない私でも一瞬
『抱きしめたい』って思っちゃいました^^;
実際、一番最初にユリ(永作さんの役名)がみるめクンに言った言葉は
『みるめクンに触ってみたかったんだよね』う~ん、納得(笑)
また、みるめクンの同級生役の、
私が天才女優と思っている青井優ちゃんや忍成くんの存在も
いいスパイスになっています
とにかく私世代の女性に見てもらいたい映画!
で、カワイイ女性とはなんたるやを、掴んで欲しいのです
(ちなみに男性は世代問わず、普通に永作さんにやられると思います・笑)
衣装協力 ニットワンピース(ヴィゼット)ネックレス(CASUCA/cuerpo)~以上・永作さん
グループインタビューは
とっても和やかな雰囲気で、
お二人とも、素敵な笑顔が絶えませんでした
撮影中もドキドキしっぱなしの私でした^^;
映画・裸over8
Posted by Sapporo100miles編集長 オサナイミカ on 2008年1月15日(火) 00:51
本日で終了してしまいましたが、
蠍座で上映していた『裸over8』を観てきました
こちらの作品は5人の若手監督のオムニバス
『肉』 ~ 桑島岳大
『青い種』 ~ 川野弘毅
『電波大戦』 ~ 加賀賢三
『恋の裸』 ~ 前田弘二
『マイノリティとセックスに関する2,3の事例』 ~佐々木誠
裸が、神に見えてきた。
このキャッチフレーズを元に、まったく違った内容の作品が上映されるわけですが…
コメディタッチからばシュールなもの、そして考えさせられるもの
裸といえども、別にいやらしいものではなく、
観る人によっては深くもあり、理解できない人もいるであろう作品です
残念ながら私は、『電波大戦』はイマイチ理解できず
でも、最初の『肉』と『恋の裸』は大いに笑えたし、
『マイノリティ~』なんかは、いろいろ真剣に考えちゃった
サブカルものが大好きなダンナに勧められて観た作品ではありましたが、
この手の作品はTVでやることも稀だろうし、
レンタルなんかもたぶん、マニアックすぎて難しいと思うから、
観ておいてよかったです
そして、こういう映画を上映してくれる蠍座さんのセンスに拍手!
明日から見逃していた『クワイエットルームへようこそ』が上映されますので
これも時間を見つけていく予定♪
映画『肩ごしの恋人』
Posted by Sapporo100miles編集長 オサナイミカ on 2008年1月9日(水) 10:32
1月12日(土)より、スガイシネプレックス札幌劇場で公開される
肩ごしの恋人、一足先に観てきました
こちらは言わずと知れた、唯川恵さん原作で、
少し前に、TBSでドラマ(米倉涼子・高岡早紀)も放映していましたよね
私は原作は読んでいないのですが、ドラマは最後まで見ました
最後まで見て『う~~~~~~~ん…』と、唸ってしまいました
というのも、現実味があまりにもなくて、
これ、原作もこうなの??ってかなり不信感だったのです
だけど、原作を読む機会がないまま映画へ
しかも、韓国映画です
かなり不安要素を抱えて観にいったのですが・・・
予想以上に良かった!!
っていうか、映画の方がかなり現実味があって
この終わりかたなら、納得!!って感じ。
原作を読んだことのある友人に聞いたところ、
映画のラストが忠実らしいです
なんで、ドラマはそうしなかったのかがナゾ…
ストーリーは、恋愛至上主義と結婚至上主義の腐れ縁の30代女二人が
本音で語ってぶつかって…
女なら誰もが『あるある』って頷くような、日常的な情景を
テンポよく、コミカルにまとめられています
その辺は、さすが韓国映画だなぁって、
最近、韓国モノを見始めた私は思いました
監督が、31歳独身の女性ということで、
かなり、忠実に描き出したのだと思います
私は結婚しているけど、恋愛至上主義のソ・ジョワンの気持ちは凄くわかるし、
かといって、結婚至上主義のユン・ヒスの考えに、うなずくところもしばしば
要は、いくつになっても女性が女性であり続けるためには、
いつでも『恋愛』をしていなくてはならない!
それが私の感想かな?
男性にはちょっと居心地の悪い映画かもしれないけど、
(でもきっと、あるある~って思うことも多いと思います・笑)
向上心の高い女性には、観てもらいたい作品です!
『肩ごしの恋人』
監督: イ・オンヒ / 出演: イ・ミヨン、イ・テラン、キム・ジュンソン、マルコ
★恋愛至上主義のイ・ミヨンさんが、私と同い年っていうのにも親近感がわきました