札幌100マイル

Sapporo100miles編集長・オサナイミカのつぶやき

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学生たちから元気ももらえた、“おにぎりアイデアコンテスト”

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北海道アグリ・フードフォーラム2020内企画『道産食材使用 おにぎりアイデアコンテスト』

北海道内の学生を対象にした、道産米そして、11月頃にスーパーで等で入手可能な食材(出来るだけ道産品)を使用したおにぎりのアイデアを募集したコンテスト

昨年に続いての開催とのことですが、今回ご縁があって取材してきました^^

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本来は、北海道アグリ・フードフォーラム2020の会場内で審査が行われる予定だったのですが、コロナ禍の影響でフォーラム自体が中止になり、急遽オンラインでの審査会となったのです

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スタッフ含め、全員手探り状態なオンラインでの審査会場でしたが、画面越しからでも学生さんたちの熱意が伝わってきて、すごく元気になれました^^

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今回の応募総数は278作品

その中から5作品が1次審査を通過し、この日、大賞が決定!

先に結果を記載しますが、大賞は画像に映っている静内農業高校・チーム美俺(びおれ)【食彩の秋!チェプオハウ風おにぎり】でした

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↑こちらはレシピをもとに、協賛会社である国分北海道(株)の社員の皆さまが作って撮影してくれた画像です

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さらに審査会場でも、同じおにぎりが審査員に配られ試食し、画面越しに今回のおにぎりの開発にあたっての想いやセールスポイントなどを学生さんたちがアピール

大賞作品は実際に商品化するという構想もあるので、原価率や、誰に対しどこで販売を想定しているおにぎりかなど、とても具体的な説明があり、素直に感心したし、すごく勉強になりました。

ということで【食彩の秋!チェプオハウ風おにぎり】は、どんなおにぎりかと言いますと、まずは北海道の先住民であり、静内にもゆかりの深いアイヌ民族の食文化ことを知るところから始まったようですが、オハウは具がたくさん入った汁という料理とのことで具がたくさん入板炊き込みご飯をおにぎりにしようと考えたようです。

炊き込みご飯なら男子学生でも簡単に出来るという発想と、出汁と具材をレトルトで販売することも可能という発想にも素直に感心!

具材はアイヌ民族が実際に食べていたという、タモギダケ・マイタケ・昆布・イナキビ、そして鮭

さらに今回、鮭ではなく鮭とばを使用していると言う事にもビックリ!!

今までいろんなおにぎりを食べてきたけど、鮭とばを使用したおにぎりは初めてかも

これがまた、食感がいいアクセントになっているし、旨味もしっかりでているのです^^

実は5作品中最後に出てきたのですが、それでもなお、ペロリと食べられてしまうほど美味しかった^^

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他の4作品も、応募総数276作品の中から選ばれたおにぎりだけあって美味しいのはもちろんですが、コンセプトが明確で大人を納得させるだけの説得力がありました^^

こちらは登別明日中等教育学校・チーム ドビーとその友達の【鬼ぎり】

ご当地グルメの登別閻魔焼きそばやのぼりべつ豚を使用しているのはもちろん、登別のシンボルである鬼をイメージすることで、地元のアピールに繋げる取り組み。

見た目も可愛くて(くるんだラップに顔を付ければ鬼に見える!)子どもたちも喜びそう^^

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こちらは静内農業高校・チームH2Oの【なまら旨!!きびちゃんおむすび】

大賞のチームと同じ高校ですが、1学年下になるようです。

こちらもアイヌ民族の食文化を参考にしつつ、道民に愛されるおにぎりを作るというコンセプトで作ったようですが、おにぎりの中身が甘めに味付けされたちゃんちゃん焼きだったり、海苔の代わりにシソだったりと、道産子としても納得の食材使い!

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ニセコ高校・チームエゾシカさんの【鹿肉チャーハン握り】

頭数が増えすぎて食害にも悩まされているエゾシカの肉は栄養価が高いので、もっと気軽に食べられるようになればいいなと、日頃から個人的に思っていますが、こうして誰もが手軽に食べられるおにぎりで利用してくれると、ホントに嬉しい!!

さらに、万人が好きなチャーハンの味付けということで、商品化すれば間違いなく売れると思います^^

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北海道情報大学・チームみっきー【クリームチーズしゃけの牡蠣しょうゆ仕立てのおにぎり】

こちらは今回の作品の中で一番シンプルなのですがコンセプトが“カフェめし”

おにぎり2個とみそ汁、漬物、番茶のセットで、忙しい中でも少しだけ一人でゆっくりご飯を食べてもらいたいと、普段から多忙で、少し疲れているというゼミの先生(女性・子あり)に食べてもらうことを想定して、女性が好きな具材・ホッコリできる味わいを目指したそうです。

基本ホッコリできるけど、少しだけピリッと七味唐辛子が効いているところがミソで、食べ終わったらまたバリバリ仕事と家事をこなせる気分にしてくれます^0^

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みなさんのアイデアを聞いて、“食”って、ただお腹いっぱいになれば良いわけではなく、作った人も食べた人も幸せな気持ちになれることが大事だよなぁと改めて思いましたし、参加した学生さんもそこに気が付いてくれたようで、今回の取り組んだことが今後どう生かされていくか、学生さんたちの10年後を見てみたいと思ったり^^

今回の大賞作品の商品化は、これから具体的に詰めていくようですが、審査員のメンバーでもありました、(株)イーストンのどちらかの店舗のメニューとしても検討しているとのこと。

詳細が分かりましたら、また皆さんに紹介したいと思います^^

 

おにぎりアイデアコンテストは終了しましたが、現在【北海道米LOVE ごはんのおともグランプリ】というキャンペーンが実施中とのこと

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こちらは学生じゃなくても参加可能ですので、北海道のご飯が大好きなみなさん、ぜひ参加してみてください!

ちなみに私は、カジカのコッコの醤油漬けがあると、いつもの倍はご飯食べちゃいます^0^

ゆめぴりかコンテスト2017 最高金賞は【留萌管内】でした!!

今年で3回目となる、北海道のブランド米【ゆめぴりか】のコンテストが、先日札幌グランドホテルで行われました。

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実は今回、審査員(兼ブログレポーター)として、初めて参加させていただきましたので、その時の模様を詳しくご紹介します!

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会場入口では、ゆめぴりかのたすきをかけた、ミス北海道米のお二人がお出迎え

そして会場では、コンテストが始まるまで、マツコ・デラックスのCMメイキングムービーが流れていました。

今年から、寺田心君も加わってますます面白くなったCM

「ななつぼしって、星の名前じゃないんだ…」っていう心君が可愛すぎます^^

こちらのサイトでも公開中です

 

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道内でお米を生産している7地区で事前に地区コンテストが行われまして、その参加者が紹介されます。

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その後、審査員は別会場に移り、同じ条件で炊いたゆめぴりかを生産地を隠した状態で試食

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皆さん、真剣な面持ち・・・かなり緊張感が漂っていました^^;

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スタッフの方に撮っていただいた画像を見ると、ホントに緊張してたんだと、改めて思います^^;

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それにしても白米を、こうして味わうのは初めての体験!

確かに食べ比べると、同じゆめぴりかでも甘さ・香り・食感が、微妙に違います!!

炊飯ジャーから茶碗によそっった瞬間と、時間が経った状態で食べても、もちろん違います。

制限時間20分の中で、どこに照準をあてるのが良いのか、やっぱりファーストインプレッションが大事なのか、それとも何度も確認して印象に残ったものがいいのか・・・悩みだすとキリがありません。

究極で言うと、それぞれの好みもあるともうので、1種類に集中することもないと思うのです。

今回は7種類あったうち、JAしずないはコンテストで決められていたロット数に満たなかったので、審査の対象ではなく参考商品でしたので6種類の中から、審査員それぞれが1位2位3位を選ぶ形です。

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集計、審議が終わったのち、会場に戻りまして、審査委員長であります北海道大学 特任教授 川村周三氏より、最高金賞の発表です!!

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見事金賞に輝いたのは、留萌管内でした!!

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留萌管内は、他地区に比べて生産量が少ない(全道の4%だそうです)ため、3つのJA(JA南るもい・JA苫前町・JAオロロン)が協力しての出品

なので、最高金賞となったことが本当に励みになると、声を震わせて感想を述べていらっしゃいました。

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そのアツいお話を聞いて、もらい泣きしそうになってしまい、少々こらえていたところを写されていました・・・^0^;

実際、日本海沿いの、それほど米の栽培に向いているとは思えないこの地区で、こんなに美味しいゆめぴりかを生産していたことにはかなり驚きました。

ちなみにこれまでの受賞地区は毎年違うそうで、今回食べ比べしても思いましたが、どこの地区のゆめぴりかもちゃんと美味しいお米であることは間違いありません!!

 

ゆめぴりかが販売されるようになって来年で10年

初めて食べた時の「なにこの、甘くてもっちりした北海道産米はっ!!」という感動は、今でも覚えています

基準に少しでも満たないものは、ゆめぴりかと名乗れないということで、大々的にPRした次の年、収量が極端に少なくてクレームになったことも、記憶に残っています。。

そんなゆめぴりかは、米の品質基準である、『特A』を7年連続で獲得し、今や全国区の美味しいお米!

生まれも育ちも北海道の私、北海道のお米が本州のお米に劣らず美味しいと思える時が来るとは、正直思ってもみませんでした。。

そして今回、審査員に関われたことで、ゆめぴりかが美味しいお米と認知されてからもなお、もっと美味しいゆめぴりかを作ろう!と、生産者の方がプライドと責任をもって携わっているんだなぁということを実感できました。

 

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ちなみに最高金賞を獲った“留萌管内”のゆめぴりかは、このようなシールを貼って、12月10日ごろから数量限定で一般発売されるそうです!

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北海道外でも、12月中旬から、こだわりの米穀店やどさんこプラザ有楽町店で、このような化粧箱に入って販売されるそうですよ!!

運よく見かけたら、一度試してみてくださいね^^

そして出来れば、最初の一口は何もつけずに白米のまま、じっくり味わってみてください!

 

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そうそう、資料で頂いたこの冊子がかなり充実の内容で、機会があったらぜひ見てもらいたい!!(ホクレンに行ったらあるのかな?)

ちなみに表紙の色、少し飛んじゃってますが、実際は小麦色です~

 

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