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期待度200%!!【あっちこっち佐藤さん】は、8月12日(土)スタート!By札幌演劇シーズン2017‐夏
Posted by Sapporo100miles編集長 オサナイミカ on 2017年8月8日(火) 11:16
7月22日(土)にスタートした【札幌演劇シーズン2017‐夏】も、後半戦に突入!
これまで、コンカリーニョ、演劇専用小劇場BLOCHで3作品を観てきましたが、8月12日(土)18時からスタートする【あっちこっち佐藤さん】は、一番収容人数が多い、“かでる2・7”
しかも12公演!!
そう、今シーズンの目玉作品とも言えます!
この、【あっちこっち佐藤さん】は、2007年に当時の演劇ユニット・イレブンナインのメンバーで上演され、大絶賛された作品で、さらに2014年の夏の札幌演劇シーズンでも、メンバーを一新して上演。
その際も大好評だったようですが、そこころは演劇を鑑賞する余裕が全然ない時で、今回そのことを初めて知りました。。。
原作は、“レイ・ク―ニー”というイギリスの笑劇王が描いた、“Run for Your Wife~ラン・フォー・ユア・ワイフ”
ロンドンでは9年間のロングラン公演・世界20か国で翻訳されたという、演劇の世界ではかなり有名な作品ということになります。
その作品を、イレブンナインの役者であり、演出家・劇作家の納谷真大氏が、舞台を札幌に脚色して作り上げた作品なのです^^
パンフレット等でそのことを知ってから、期待度は高い方でしたが、先日稽古現場を見学させてもらってから、ますます期待度アップ!!
と、大爆笑のお芝居と聞いていたのに、稽古場に伺った時はかはり緊迫感のあるシーンを演じているところでした。
自らも1人の役者として出演する納谷さん(写真真ん中)ですが、演出家ですので、要所要所で“もっと、こんな風に演じて欲しい”と、伝えるために、椅子から立ち上がり実演します。
物語の中心人物・タクシードライバーを演じるオクラホマの藤尾さん(後姿ですが^^;)に、細かな指示を出し、それに応えようと再度演技。
本当に細かなところなんですが、変えると確かに全体の流れが変わるんですよね。
時に、指示が自分の中にしっくり入ってこなくて、真剣に悩むシーンも。。
時に叱咤され、場の空気が重くなるような場面も。。
お芝居全体は1時間50分の予定ですが、この日は3シーンくらいを3時間以上(私が行く前から演っていたので、トータルはもっと長いはず)かけて稽古するわけです。
何度も何度も同じシーン・同じセリフを繰り返す。だけど、1回たりとも同じ演技にはならない。
少しずつ、少しずつ、演技がリアルに変わっていくんです!!
『やっぱりこのシーンのセリフ、少し変えよう!』『ここはこうした方が、もっと面白いんじゃないですかね?』と、演出家と役者でやり取りし、その場で即、演技。
そうそう!ワタシもそう思っていた!! と、演技もできないくせに、つい演出家気分になっている自分が・・・^^;
ある意味、本物のお芝居を見るよりワクワクするところも多くて、見入ってしまいました!!
今回は、女優の小野真弓さんが参加するのですが、決して環境の整った稽古場ではない中、自分の出番が来るまで、他の役者さんと一緒に待機しているんです。
一つのお芝居が完成するまでの舞台裏って、思っていた以上に大変でアツい!!(熱いのと暑い^^;)
と、最初のシリアスなシーンのほかは、確かにプッって笑っちゃうシーンばかり!
そしてそして。。。
同じ女としても、オンナって怖いって思っちゃうストーリー!!
当日は、笑いすぎて筋肉痛になっちゃうかもデス(笑)
※稽古場の壁に貼ってあったチラシをパシャリ
【あっちこっち佐藤さん】は、8月12日(土)~19日(土)まで、かでる2・7で12回上演予定!!
チケットの詳細はこちらでご確認くださいね^0^
★今日までに観た、【忘れたいのに思い出せない】【extreme+logic(S)】【Princess fighter】の感想はこちらにアップ中♪
感性を高める夏にする~札幌演劇シーズン2017・7月22日(土)よりスタート!
Posted by Sapporo100miles編集長 オサナイミカ on 2017年7月10日(月) 12:27
演劇って、人によっては一生縁のないまま終わる方も多いのかもしれません。
演劇・舞台・ミュージカル・落語・コンサート・スポーツ観戦・・・様々なLIVEが日々どこかで行われているわけですが、“娯楽”にあたるこれらのものって、確かに観なくても生きてはいけるわけで、“興味がない”となると、目にも耳にも情報が入ってこないモノなのだと思います。
【札幌演劇シーズン】という言葉を聞いたことがある方はどれくらいいるかなぁ。。
2012年の冬からスタートしたこちらの取り組み、ワタシは聞いたことはありましたが、ちょうどまだまだ手のかかる子育て真っ盛りで、演劇などのLIVEモノから遠ざかっている時期でもあり、なかなか足を運べずじまいでした。。
昨年、こちらでアップし、アツ~く語らせていただきましたが、本来LIVEと名の付くものはかなり好きな方なので、観だすと閉じていた扉が開いた感じで、タイミングさえ合えば行きたい!!と思っております^^
今回ご縁があって、札幌演劇シーズン2017で各舞台の感想を綴らせていただくことになり、今から演劇モードになっているわけですが、そんな時に、札幌市中央図書館で、「札幌演劇シーズンを知っていますか?」展が開催されていることを聞きつけ、先日足を運びました!
入口のすぐ左側に、過去のポスターも含む、各資料が展示されています。
「100人の演劇人が活躍する街」づくりを目指す演劇創造都市札幌プロジェクト~それが、札幌演劇シーズンの取り組みなわけですが、その内容も分かりやすく記載されております
演劇だけで生活していける方がまだまだ少ない中、演劇だけで生活し、そしてより演劇に集中できるような環境を目指した札幌の取り組みは、演劇だけに限らず、芸術全般に必要なことなのかもしれません
と、図書館の奥には、今まで上演された作品の台本や、演劇関連の書籍が並ぶコーナーがあります
※許可を取って撮影しております
その場で閲覧はもちろん、中には貸出ししているモノもあるんです!!
7月22日(土)の開演作品であります、【忘れたいのに思い出せない】
観る前に全部読んでしまうと、もったいないなぁという気がして、この作品の脚本家であります、南参氏のあとがきを読みました
それだけでウルウルしてしまったので、とりあえずタオルハンカチ持参していきますっ
台本って普段手に取ることがないし、小説とは違うその形式にも興味津々で、もう少し時間に余裕をもっていけばよかったと、軽く後悔^^;
あ!亀屋ミュージック劇場って、単行本?になってたんですね!!
その際のイナダ氏の寄せ書きがまた、面白かったです^^
中央図書館、最後に来たのっていつだったかなぁ。。
オープンした時はものすごく話題になって、まだ小学生だった姪っ子を引き連れて言った記憶があります^^
改めて見ると、ステキな空間です
地下にはこんな素敵な食堂もあったんですね!
と、実は中央図書館は8月7日(月)から改修工事でしばらく休業するそうです。
開館してからもう26年も経っていたんですねぇ
お色直しが完了したら、またゆっくり遊びに行こうと思います^^