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くしろ地域の食と観光を応援するShare Projectを知る旅・その2~食肉工房よしやす
Posted by Sapporo100miles編集長 オサナイミカ on 2014年1月25日(土) 00:07
こちらで第一弾をアップさせていただきましたが、
くしろ地域の食と観光を応援するShare Projectの
ブランドプロジェクトに参加しているもう一つの企業、
食肉工房よしやす(兼芳新潟屋 前商店)さんのレポートです
食肉工房よしやすさんの誕生秘話がなかなか興味深かったので、記載します^^
屋号は兼芳新潟屋 前商店
その名の通り、商店が始まりだそうです
そしてなぜか、新潟屋。出身地なのかと思いきや、先代のお父様が新潟の酒屋で働いていたことがあり、
そこで商売の楽しさを覚え、釧路に戻ってから商店を始めることになり、新潟の地名も入れたそうです
現社長の前義幸さんは2代目。周りにどんどんコンビニが出来る中、このままでは生き残れない・・・と、
お花見の時などにビールサーバーをレンタルする事業を始めたところ評判になり、
そのうち、肉も用意できないのかと、お客様にお願いされ、肉屋から仕入れてセットで届けることに
お客様の要望は何でも取り入れようと、味付けなどもプロデュースすることに・・・
そんな時、取引していた肉屋が店をたたむことになり、それなら・・・と、
肉の販売も行うことにしたそうです
なので店舗はまさに、肉専門店
奥に加工所があるかたちです
(ちなみに商店の方は別の場所にあるそうです)
その陳列されたお肉の中に、『海藻豚』という品名を見つけました
海藻豚は釧路町達古部の広大な大地で育てている豚の餌に
アルギットという海藻成分を混ぜているそうです
通常の豚に比べて栄養価が優れていて、肉質がとても柔らかくなり、豚特有の臭みが少ないとのこと
と、こちらの海藻ポークじんぎすかんを自宅に帰ってからいただいてみたのですが、
確かに豚肉が柔らかかった!!
でもってですね、ここからが豚まん誕生の物語です(笑)
この、海藻ポークじんぎすかんが地元で評判が良かったこともあり、
本州の物産展などで販売することになったのですが、思っていたいたより売れない訳です
ある日、お腹が空いたので何か買ってきてとスタッフにお願いしたところ、
コンビニの肉まんを買ってきたそうです
肉売ってるのに肉まんかよ~なんて言いつつ食べていた時、
ふと試食用のポークじんぎすかんをのせてみると、これは結構いけるんじゃないか?と、思ったそうです
実は試食頂いてオイシイと言ってくれるお客様は多かったのに、なかなか商品は買ってくれないので、
つい理由を聞いてみたところ、物産展では冷凍の肉とかよりも、
スイーツやその場で食べられる物の方が買いたくなると言われたそうです
確かに!!私もそうかも!!!
そんなこともあり、釧路に戻ってからこポークじんぎすかんを使って
豚まんを作ってみようということになったそうです
前さんがラフスケッチで描いた豚のイラストを元にパッケージデザインが出来たとの事
これ、インパクトありますよね!!
この商品の良いところは、この袋のまま温められること!
と、豚まんの皮は、
地元の和菓子店・松屋さんにお願いしたそうです
せっかく作るなら地元全体で盛り上がりたい!
そんな想いの現れですよね^-^
そうそう、松屋さんの夕日と言うお菓子が
駅で売ってました^^
海そう豚まんは冷凍販売の他に、
出来立ての商品も販売中
近所の子どもたちがおやつ代わりに買っていくそうです^^
お値段はコンビニよりしますが、
その分大きくて、具もギッシリ!!
ジンギスカンの特徴を生かすべく、
タマネギも入れたそうです
これは見た目以上に食べ応えがあって
かなり満腹になりました^^;
こちらが代表の前義幸さん
いい笑顔です^-^
くしろ海そうぶたまんと言う、
見た目にもインパクトのあるこの商品を、
地元釧路でアイスホッケーを頑張っている
小学生や中学生の子供たちに届けたいという思いで
今回のプロジェクトに参加したそうです
プロジェクトに参加すると豚まんの他に、
海藻ポークじんぎすかんも届くようですよ!
詳しくはこちらをご覧ください^-^
カテゴリー: レポート|タグ: くしろ地域, よしやす, クラウドファンディング, ジンギスカン, ブランドプロジェクト, 海そうぶたまん, 海藻ポークじんぎすかん, 肉, 釧路市
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くしろ地域の食と観光を応援するShare Projectを知る旅・その1~渡辺体験牧場
Posted by Sapporo100miles編集長 オサナイミカ on 2014年1月21日(火) 23:47
先日、ミルク&ナチュラルチーズフェア2014の取材で帯広へ行ったばかりではありますが、
週明け早々、今度は釧路に行ってきました
(ブログのアップが遅れてはいるのですが、その前はぐるっと後志を回るモニターツアーにも参加)
と、移動距離の合計を出したら結構な数字になりそうな今日この頃^^;
改めて北海道の広さを体感しております・・・
と、釧路へ足を運んだのは、くしろ地域の食と観光を応援するShare Projectというサイトの
取り組みについて知って欲しいと知人から連絡があり、
それなら、そのプロジェクトに参加している企業のことを知りたいと思い、
実際に足を運ばせていただきました
朝9時前のスーパーおおぞらに乗り、
釧路に到着したのは13時過ぎ
そこから車で弟子屈の渡辺体験牧場に向かいました
信号もほとんどなく、積雪0の道路でも到着したのは15時!
札幌から6時間って海外に行けちゃう時間ですね^^;
(まぁ、釧路まで飛行機を使うと半分で済むんですけどね^^;)
渡辺体験牧場は聞いたことが無くても
もしかしたら、この名称は聞いたことがあるのでは?
“牛のおっぱいミルク”
デザインも名前も、かなりのインパクト(笑)
この、おいしいミルクを製造・販売している
牧場なんです
店内に入ると目に飛び込んでくる牛グッズの数々!これはかなり見応えあります^^
グッズだけじゃなくて、色んなところがウシ模様!ちなみにティッシュケースは手作り^0^
と、この渡辺体験牧場は昭和30年から
この地で牧場を営んでいたそうで、
今は2代目の渡辺隆幸さんが
引き継いでいます
(渡辺さん、お肌がツルッツルなんです!!
上質なミルクのおかげ??)
渡辺体験牧場は、最初から体験牧場を
目指していたわけではなく、
昔は乳牛を飼い、ミルクを絞っていた
ごく普通の牧場だったそうです
まだそれほど機械化していなかったので、人の手が必要で、近隣の方などに
アルバイト代を払って作業を手伝ってもらってたこともあったのですが、
時代とともに機械化が進んで、人手があまりいらなくなったとき、
近隣の温泉地のホテルなどから、宿泊客が喜ぶので、無償で良いから受け入れてくれないかと懇願され、
体験型の原型がスタート
そのうちに観光バスで団体客が訪れるようになり、受け入れ態勢を整えるために
大きな全天候型の倉庫をわざわざ建てたりして(しかも自腹で!)、現在の形になったそうです
なんと人の良いお方なんでしょう・・・
今は修学旅行や個人客など、年間(4月下旬~11月下旬まで)で3万人受け入れているそうです
ワタシは今回の取材で初めて知ったのですが、体験メニューもかなり幅広くて
予算や時間に合わせてセレクトできるで、個人客なら飛び込みでも出来るメニューもあるのがイイです^^
と、その体験プランから誕生したのが、今や看板メニューでもある、牛のおっぱいミルク
早速試飲させていただきました
(デザインが可愛いなぁ~って思っていたら、なんと渡辺さん、自らがデザイン!センスいいなぁ~~)
上品でどちらかというとスッキリ系。ストレスなく育っている牛のミルクということが分かる感じです
コーヒー牛乳になるとその上品さがより際立ちます!
夏にはこの牛乳を使用したソフトクリームも販売しているようですが、
これは確実に暑い夏にピッタリだと思います!!
そのミルクを使用した関連商品も色々ありました
スイーツはもちろん、チーズやジンギスカンまで!!
酒粕みそチーズは釧路の地酒・福司の麹を使用
ジンギスカンにもちゃんとミルクが入っているそうで、夏はこのジンギスカンを
ココで味わうこともできるそうですよ!
今回、くしろ地域「食」と「観光」ブランドプロジェクトに参加したのは、
この自慢のミルクを使用した、飲むヨーグルトを製造・販売したいという想いからとのこと
水も空気も美しい弟子屈の地で育まれた牛のミルク
よりたくさんの人にその味を堪能してもらいたいということで、飲むヨーグルトを作りたいのだそうです
ヨーグルトには菌を使用するため、現在のミルクの工場とは別にしないといけないそうです
その工場を建設するために必要な費用を、一口1000円から受付しています^^
詳細はこちらにて^^
それにしても広大なスペースでした。70haあるそうです!
夏にはこの、トラクターで周遊もしています。息子、興味津々!!
このミニトラクターのトリコになってしまい、
帰りたくないと駄々こねられました^^;
実際このミニトラクターは子どもに大人気で
いつも順番待ちだそうです^^;
これは暖かくなったら再訪しなくては!!