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椎名桔平さん★合同インタビュー
Posted by Sapporo100miles編集長 オサナイミカ on 2009年4月23日(木) 10:39
いよいよ、25日(土)から札幌シネマフロンティア&ユナイテッド・シネマ札幌で公開になる、
【レインフォール/雨の牙】
先日、主演の椎名桔平さんを迎えた合同インタビューに参加してきました
※どうも新しいカメラでの人物撮影が使いこなせておらず、若干ボケてます…(涙)
映画の中の椎名さんは、あまり笑わないクールなキャラでしたけど、
インタビュー時の椎名さんは、オトコの色気とオトナの優しさが溢れんばかりの
ダンディな男性でした!
一つの質問に対して10くらい答えてくれちゃうので、
より映画の内容や裏話が分かって、嬉しい気持ちになってしまいました
ところで肝心の映画の内容についてですが、
まず何人かの記者の方が気になっていた、秋葉原のシーン
じつはこれ、『ゲリラ撮影』だったようです
椎名さん曰く、東京は世界で一番ロケのしにくい場所で
一応、許可はもらってるけど、いろいろと大変なことも多いのだとか…
でも、海外の監督は規制に対しておおらか(?)な考え方でして、
『撮っちゃえばいいんじゃない??』的な感覚で撮影したそうです^^;
秋葉原の撮影は、休日の日中で、ホントに人があふれている状況
その中でギリギリまで隠れてくれと言われ、長谷川京子さんと『え?どうする??』と、困惑
結局、うつむいて建物の陰に隠れ、GOが出た段階で、撮影開始!
まさに、隠し撮り的な感覚でホントに大変だったそうですよ!!
その辺の裏話を聞くと、そのシーンがさらに面白く感じるのでは??
それから私が気になったのは、今回の監督がオーストラリア人なので、
指示などはどのような感じだったのか、また現場の雰囲気はどうなのかということ
『向こうの人は絶対、日本語なんて使ってくれないので、もちろん全て英語での指示でした』と椎名さん
なので通訳の方もいたようですが、撮影中の細かい動作の指示などは
通訳を通さず行わなければならないこともしばしば…
そんな状況で、しかもストーリーもハードボイルドな感じだから、
現場も殺伐としていたのではないかと思いきや、意外にも和やかなムードだったそうです
『今回の作品は日本の映画なのに、日本人の目を通さなかった作品で、
今までにない感覚なのではないか』と、椎名さん
※カメラマンも編集もみんな、オーストラリアの方だったそうです
監督・マックスマニックスの、日常的な東京を撮りたかったという思い入れを聞くと、
なるほど~というシーンがたくさんあります
俳優は常に学び続ける職業、今回も多くのことを学ばせてもらったと、
この作品に参加できたことを心から喜んでいました
特に、ゲイリー・オールドマン氏は椎名さんが20代の頃、よく観ていた俳優さんだったようで、
色々なことに刺激を受けたようですよ
寡黙な殺し屋のジョン・レインの深層心理をくみ取って演技をした椎名桔平さんを
ぜひ、貴方もスクリーンから感じ取って下さい