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季節ごとに訪れたい、味道広路(あじどころ)
Posted by Sapporo100miles編集長 オサナイミカ on 2022年3月23日(水) 12:16
よく晴れた3月のとある日、栗山駅から歩いて向かった【味道広路~あじどころ】
このブログによると、なんと12年振り(;’∀’)
再訪したいと思いつつも、なかなかタイミングがなく・・・^^;
久し振りに行ったら、冬のみこちらの入り口が出現することを知りました!
何とも風情があります^^
玄関には炭が置かれ、ご案内いただくまでの間もワクワクさせてくれます^^
偶然にも、前回訪れた時と同じ部屋
窓からの日差しが気持ち良すぎて、食べる前からまどろんでしまう(笑)
まずはビールで乾杯♪
くぅぅ~、駅から歩いてきた甲斐がある~~~~(≧▽≦)
さて、本日はどんなお料理が出てくるのか・・・
【先附】帆立/人参の蒸焼き/黒米/はっさく/焼きクルミ
前々からホタテを調理するときの火加減って結構難しいと思っていたのですが、この日あじどころさんで、理想の火入れ状態のホタテに出会うことが出来ました(≧▽≦)
もちろん、元々の食材の状態が良いのだとは思いますが、サクッとした食感は残しながら、旨味がじんわり広がる火入れ加減・・・
今こうして文章に書いているだけで、ウットリしてしまう・・・
そして人参
運ばれてきた時は人参とは思えなかった鮮やかな色合い
ちゃんと人参くささを残しつつも、程良い甘み
これ、離乳食で赤ちゃんにあげたら全員人参好きになると思う!!!!
一つ一つの素材を味わったのちに、和えていただくと・・・これがまた完ぺきな融合となるのです(≧▽≦)
と、最初の一皿で興奮しすぎてしまい、ビールも2本目へ(笑)
【お椀】栗山ほうれん草 苫小牧産 鱒
蓋を開けた瞬間飛び込んできた、この鮮やかな色!
そして、ゴマの香り
ほうれん草がものすごく濃厚で、汁物と言うより、鱒のソース的な感じ
そしてこの鱒が、驚くほどいい塩梅
今まで鱒って淡白で、そんなに記憶に残ることがなかっただけに、今回は刻み込まれる味わいでした
【盛り合わせ】ゆり根/ニラ/根セロリゼリー寄せ/こまい、こっこ 水だこ、銀杏草 酢味噌
もう、一つ一つが美味!!
一つ食べるごとに、目をつむって天井を見上げる・・・
これはもう、日本酒を頂くしかないでしょう(≧▽≦)
ということで、早速オーダー
同じ栗山町にある小林酒造のお酒も、もちろんラインナップされておりますが、あじどころさんに来る前に立ち寄って試飲してきたので、今日は出羽桜をいただきました^^;
(かなりの)酒飲みと言う事がバレましたので、箸休め的なこちらの1皿をサービスしていただく
この豆の存在感がまたすごかった・・・
そしてまた、飲まさった・・・(≧▽≦)
【煮物】
ふぁ~、このお出汁の味、癒され過ぎます(*´▽`*)
あまりに気持ち良くって、いつもよりお酒も回ってきた感じがします~
【ご飯】
存在感のある椎茸
確実にこれだけでも美味しいとは思うのですが・・・
こんな立派な牡蠣まで隠れていました(≧▽≦)
こちらも旨みのカタマリな1杯
当然だけど、あじどころさんは漬物(地元野菜)もつまみになるほど美味しい
【水菓子】
フルーツとゼリーだと、確実にフルーツの方が酸っぱいと思うじゃないですか
なんとゼリーの方が酸っぱくて、フルーツが甘いということに驚く(笑)
【お菓子】
水菓子でスッキリした後の甘いモノ
しかも絶妙な一口
やっぱり〆が素晴らしいと、今まで食べたもの全てが引き立ちます♪
抹茶も頂き、アルコールがイイ感じで緩和されていく(笑)
と、最後にこんなオマケが!
今、栗山町と由仁町の若手生産者で栽培しているさつまいも『由栗いも』を使った色々な料理を味わうことができる、【由栗いもフェスティバル】と言うイベントが開催中で、あじどころさんが作って、くりやまアンドアムさんで販売中という“由栗芋と焦しきな粉の羊羹”があり、形が崩れてしまったものなので、良かったらどうぞと、お出しいただいたのです^^
さつまいも、今は北海道で栽培している農家さんも増えてきましたが、町を挙げて取り組んでいることがステキです!
やっぱり栗山町はいい町です♪
栗山駅から歩いて行ったので、栗山町のキャラクターが商店街にたくさんついていること、初めて知りました!!
味道広路~あじどころ~
Posted by Sapporo100miles編集長 オサナイミカ on 2010年4月26日(月) 10:59
造り酒屋をもっと知る会のあと、
前々から噂に聞いていた
栗山町の銘店・味道広路さんへ立ち寄りました
期待度が上がる店構え^-^
ちょうどお天気も良くなってきて、
なんだかとってもワクワクしてきました
通して頂いたお部屋はとても素敵な黒クルミのテーブルが印象的な個室
柔らかく降り注ぐ日差しがまた、お部屋の居心地の良さを倍増させてくれました
セミナーの後でしたので引き続き日本酒で^-^
花弁が浮かんでいるかのように見えるお猪口がとってもステキでした
先附は【根三つ葉・青柳・百合根・ひじ喜の煮びたし】
優しい甘さのだし汁が食欲を一気に上げました!
食材一つ一つの味がしっかり楽しめて、全く手を抜いていないことが伝わってきます
お椀は【油子・松藻 生姜 浜防風の丸仕立】
こんな立派な油子を惜しげもなく椀に使うとは…
生姜好きのワタシはこの生姜のが効き加減が◎でした
向附け【大鮃 針魚昆布〆 茗荷 紫蘇 根山葵・割醤油】
なんと上品なお味・・・お酒が進んで仕方ありません!
焼き物は【桜鱒青のり焼・人参れもん煮・鱈じゃが芋きんとん・蕗のとう味噌田楽・小松菜胡麻よごし】
桜鱒、ものすごくフワフワで身がアツイノなんのって・・・(涙)
そして苦味の利いた蕗の薹味噌、昔はこういう味が嫌いなはずだったのに
いつの間にやら大好物(笑)
酢のもの【芽かぶ・ふのり・花山葵・青つぶ貝・加減酢】
煮物【筍・若芽・餅麩・木の芽・蕗】
まさに春を感じる逸品・・・
御飯・香の物【蕪・雲丹 おじや】 【沢庵・蕗の葉辛煮】
密かに入っているウニがおじや全体の味を
しっかりまとめてくれていると言うか・・・
とにかくもう一膳!って言ってしまいたくなる味わい
そして香の物
美しいと感じた漬物って初めてかも・・・
水物【ネーブル・生姜紅茶羊羹・キウィ】
お菓子【桜あん・蕨餅・和三盆】
水物は私の大好きな『ゴールド』にまとまってました(笑)
桜あん、大変上品な甘さで抹茶ともに、締めに相応しいデザートでした
味道広路さんは、個室二つとテーブル席しかないので、早めに予約した方が確実です
『今日のお料理の内容、簡単でいいので紙に書いて頂いても良いですか?』
と、お願いしたらこんなに素敵に書いてくれました!!
『汚い字ですみません・・・読めますか?』と、とっても腰の低い店主の酒井さん
逆にお忙しいのにすみませんでした(汗)
久し振りのポカポカな春の日差しの中、
愛情のこもった旬のお料理と、酒井さんご夫婦の人柄に大いに癒された
ステキランチとなりました^-^