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東京最終日は青梅線に揺られて酒蔵へ
Posted by Sapporo100miles編集長 オサナイミカ on 2008年11月26日(水) 08:45
3連休の最終日、東京はあいにくのお天気
そんな中、中央線から青梅線に乗り換えて、
奥多摩方面へ向かいました
ホントに東京は電車に乗ればどこへでも行けちゃいますね~
目的地はこちら、沢井駅から徒歩5分くらいのところにある、東京の奥座敷の酒蔵、
澤乃井酒造さんです
お天気は悪かったけど、紅葉も楽しめました
そんな素敵な景色を眺めながら、少々冷えた体を温めるべく、まずは甘酒とまんじゅうを…
酒蔵の甘酒って、どうしてこんなに美味しいのだろう
そしておまんじゅう。今回は酒まんじゅうじゃなくて、うの花まんじゅうにしてみました
というのもこちらではお豆腐も作っているからです
不思議な食感でした
それにしても多摩川はキレイな川でした
だからこそ、酒&豆腐作りをしているんですね~
事前に申し込んでいた酒蔵見学まで時間があったので、遊歩道を歩いて上流へ
レジャーシートを広げてのんびりしている人、スケッチしている人、カヌーを楽しんでいる人たちもいました
曇ってはいたけど、ホントに景色が素敵で写真撮りまくり(笑)
散策途中でちょうどお昼を回り、遊歩道わきにあった、手打ちそばの登りにつられて入店
笑とかいて【えみ】さんです
見た目、全然蕎麦屋っぽくないのですが、手打ちそばは
素朴だけど味わいがしっかり楽しめて、渓谷を眺めながら味わうのに相応しいお味でした
ちなみにそば粉は北海道産とのこと
さてさて、ちょうど酒蔵見学の時間となり、いざ出発
その前に、仕込み水をちょっと頂きました
外は結構寒いのに、水は少しぬるめ。ちょっとまったりした感じの味わい
澤乃井さんは、創業元禄15年。ただしこれは記録が残っている年号と言うことで、
本当はもっと古くから造られていたとのこと
ちなみに見学は30名限定で、流石に休日と言うことで満員御礼でした
暗くてよく分からないと思いますが、歴史を感じる立派な蔵でした
ただし、この急な階段は現在の建築基準法なら普通に引っ掛かります(笑)
右側がお酒を搾る機械ですが、ここで出てきたお酒【かめくち】というのは
アルコール度数が一定じゃないので、販売はできないのですが、
こちらに来ると飲める時期があって、それが来月だったので今回は残念ながら飲めませんでした…
ちょっと心残り
それからこちらでは、【蔵守】という熟成酒~古酒を作っています
日本酒は通常はフレッシュなものが好まれますが、
私は、まったりとした癖のある古酒が大好きなので興味津々^-^
澤乃井さんは水源が2つあるらしいのですが、そのひとつをライトアップして見せてくれています
本当に澄んでいて、一瞬水がどこにあるか分からないくらいでした
さてさて、見学の最大のお楽しみ、試飲(笑)
こちらはまさに、フレッシュそのもの、今しか飲めない【しぼりたて】
香りがとってもフルーティーでワインのよう
我が家は純米吟醸派なので基本、本醸造はあまり飲まないのですが、
説明してくれた担当者の方が言ってましたけど、
最近の新酒発表会で賞を取るのは本醸造が多いのだとか
醸造アルコールを加えることが悪いイメージになりがちだけど、
より美味しいお酒になることだってあるわけです
ようは、好みってことなんですけどね^^;
試飲はお猪口に軽く一杯なので、その後は有料試飲会場へ(笑)
さっそく古酒を2種。試飲はだいたい200、300円で、スペシャルなのでも500円
しかも、おちょこがもらえます。なのでお替りは100円引き!
こちらの古酒は、ぬる燗にして飲んでみたいお酒でした
万人受けはしなさそうだけど…
普通のお酒も飲んでみようとお替り。上の二つに比べると超がつくほど飲みやすい
純米大吟醸にしてはサラッとしていたかも
下の売店で売っていた、ゆずみそおでんをアテに頂きましたが、
このゆずみそ、ほんのり甘くてゆず風味。美味しゅうございました
(このあたりはゆずの里でもあるようです)
小雨の降る奥多摩、ちょっと寒かったけど風情があってとても癒されました
夏にも来てみたいです