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帯広は小麦王国!!~とかち牛じゃん麺食べ比べ
Posted by Sapporo100miles編集長 オサナイミカ on 2013年3月17日(日) 11:20
先日告知させていただいた、【とかちの食の魅力をもっと感じよう!】の講演会で帯広へ
その足で釧路まで足を延ばしてきました^^
講演会の方は、パンコーディネーター森まゆみさんのおかげで、私自身が大いに楽しませていただきました
講演会でのトーク、そしてランチ&ディナーで改めて十勝って食の宝庫だと思った2日間!
その魅力を小出ししていきます^^
お昼前に帯広入りし、講演会の前に食べたのがとかち牛じゃん麺
TEAMとかちRa~麺’sという団体が、十勝産牛挽き肉の餡に麺を絡めて食べる
というコンセプトを基に、各店がオリジナルのメニューを展開していくそうです
で、講演会場からも近い場所にあります、イージーダイナーというお店へ
冷やしカレーというメニューが有名ないお店とのことですが、今回は迷わず牛じゃん麺で^^
写真には載ってないけど、スープカレーのつけダレが付いていて、
まずはそのまま食べる・つけ麺風にして食べる・ぶっかけにして食べるというように、
お好みの食べ方で楽しめるのが特徴^^
石焼の器なので、ジュージュー熱いです
そのまま食べるより、スープカレーのつけダレにつけた方があっさりして感じるのが不思議
十勝産小麦の麺なので、もっちもち!なので餡がよく絡みます^^
カレーそのものが美味し勝ったので、次回は冷やしカレーも食べてみたい!!
そして二日目のランチに行ったのが、めん吉音更木野店
こちらはつけダレが魚だし系で、昨日のカレー風味とは正反対!
完全にラーメンなんだけど、十勝産小麦の麺が昨日よりさらにモッチモチで、
ラーメンとうどんの中間のような食感
どちらも見た目の時点でちょっと重いかなぁ~なんて思っていたのに、
2種類食べた時点でかなりハマってしまい、他の店舗の牛じゃん麺も食べてみたい!!
というのが、素直な感想です^^
品種改良は終わりなき旅です
Posted by Sapporo100miles編集長 オサナイミカ on 2009年12月3日(木) 11:25
先日、ホテルKKR札幌さんで行われた北海道農業研究センター(北農研)主催の【新しい食材と出会う会】に参加してきました
まずは新品種の紹介が、各研究チームの代表者からありました
今回発表されたのは、『ゆめのちから』という小麦と、『レラノカオリ』という蕎麦、そして今人気のカラフルポテトの新品種
たとえば小麦の『ゆめちから』は、北海道初の超強力小麦の優良品種
現在、パン用の道産小麦は品質が不安定で生産に限界もあり、
全体の小麦収穫の比率は非常に少ない状況なんです
(90%がうどん用のほくしんなんだとか)
そこで品種改良をして、北海道の気候に強い品種開発をしたそうです
現在のパン用小麦は春まき小麦の春よ恋・ハルユタカ
今回は秋まき小麦のゆめちからが完成したわけですが、少々弾力性が強すぎる
そこで、弾力性の弱いうどん用のホクシン(秋まき)とブレンドすることによって
パンなどに使用するのにちょうどよい小麦粉ができるわけです
これなら春まき小麦より安価で入手することが可能なので
道産小麦のパンが一気に世に出回る可能性が高まりますね
と、小一時間の発表を聞いた後は会場を移して試食タイム♪
ピザや食パン、ロールケーキ、ゆきのめぐみのリゾットなどなど
ロールケーキは【もち姫】という、世界的にも珍しいもち性の小麦を100%と80%使用して作ったモノを食べ比べ
オサナイ、違いが微妙に分からなかった…
それから食パンの上に載っているのが【シーベリー】という来春から発売を予定されている
中国名でサジーというグミ科の果物
こちら、ちょっと気になる存在デス!
ゆめのちから100%のパスタやTC2A(ほっとけ栗たん)の冷製スープ
※パスタやパンは現在、北広島市の緑提灯レストラン『グリーンパーク』で味わえるそうですよ!
■北広島市中央2丁目/090‐2814‐8401
11:30~15:30 日祝月休
そしてこちらはジャガイモの食べ比べ
シャドークィーンやはるか、インカのひとみそして新品種の北海98号
※北海98号はインカルージュとして平成23年から販売される予定
煮物にしても荷崩れしにくく、ナッツ風味もあって食味が優れているとの触れ込みで
たしかに、しっかりした食感でした
そうそう、インカのひとみは平成20年と21年の食べ比べをしたのですが、
越冬した方が確実に甘い!!
今回は北海道だけでなく、全国の農業研究センターの協力の元、
道産以外のものもいろいろありましたよ~
フルーツでは九州のいちご、おおきみが甘くて美味しかったデス^-^
そして参加者から大絶賛だったのが、レラノカオリ~蕎麦です
今回は二八の冷たいそばで頂きましたが、味わいと歯ごたえ、そして香りが
かなりしっかりした蕎麦でした
ちなみに北農研が育成したソバ品種の歴史はこんな感じ
昭和5年 牡丹そば
1990 キタワセソバ
1993 キタユキ
2005 北海3号
2005 キタノマシュウ
2006 ダッタンソバ(北海T8号)
2008 ダッタンソバ(北海T9号)
2008 ダッタンソバ(北海T10号)
現在、キタワセソバが北海道の蕎麦の約9割を占めるらしく、新しい風味など、差別化できる商材も欲しいということで開発
特徴としてはキタワセソバより早く熟す・収量が高い・ソバの実の粒が大きい・味の強さ・香りの強さなどが数値的に高いとのこで、農家での栽培は平成24年からの予定
う~~ん、蕎麦好きとしては早く市場に出回って欲しい!!と思うくらいハマりました^-^
会場には他に、玉ねぎやサツマイモ、スイーツなどなど
とても全部は試食できないほどの試食品がありました
今回この会に出席して、改めてモノづくりには終わりがないんだと思い
これからも、どんどん北海道に根付く素晴らしい農作物を
開発していって欲しいと思いました
そうそう、今回の講演で締めにようこそさっぽろの杉山編集長が登場し、
『今後、北海道の子供たちが、私たちは私たちの暮らす北海道の小麦やジャガイモで育ったんだ!!と、プライドを持って言える時代にしたい~いや、するべきだ』と語っておりました
まさにその通りだと思います
今の時代、美味しい食べ物が周りに当たり前に溢れていて、その原点を忘れがち
食べるという行為・時間をもっと・もっと深い時間にしていかなくは行けませんね
さ、私ももっともっと、食べて飲まないとです!!
豊幌でトマトケチャップを作りました
Posted by Sapporo100miles編集長 オサナイミカ on 2007年11月6日(火) 10:23
爽やかな秋晴れの月曜日、農業体験試行ツアーへ行ってきました
場所は江別市豊幌
札幌中心部から約1時間の場所ですが、初めて足を踏み入れました…
向かった先は、岡村農場で製造・販売している
はるちゃんトマトケチャップの加工場
このイラストは、娘さん作らしいです
まずは、作り方や材料の説明
トマトにリンゴ・玉ねぎ・ショウガ・にんにくが入ります
この立派なショウガも地元のものなんだそうです
トマトはもちろん、こちらの農場のものを使用
サンマルツァーノという、加工品用に改良されたトマトで
中の種の部分がありません。ピーマンのようです
熱を加えると甘みを増すそうです
他、違う品種のトマトとブレンドしてます
今回は時間を短縮するため、トマトの方はあらかじめ鍋で煮込んでありました
その中に刻んだリンゴと玉ねぎを入れて煮込みます
ミキサーにかけて裏ごし。とっても熱いので火傷に注意!
そしてさらに煮詰める。焦げ付かないように混ぜ混ぜしつつ…
(けっこう疲れる)
ここで、酢やスパイス、塩・砂糖を投入
リンゴやトマトの甘さが品種によって全然違うので、
ここで毎回調整をするそうです
瓶詰めしている間にオリジナルのラベル制作
せっかくなので、100マイルケチャップにしてみました
左が通常販売しているはるちゃんトマトケチャップ
はるちゃんのトマトケチャップは、ケチャップというより、トマトペースト
とってもスパイスが効いているので、クラッカーに付けて食べると
かなりお酒のつまみ系(あ、またお酒に結び付けちゃった…)
昨日瓶詰めしたのと、ちょっと寝かせてあるのを食べ比べたけど、
全然味が違って楽しい!
昨日詰めた方はジャムみたいなデザート的な感じでした
ということで、完成したケチャップはすぐ食べてもいいのだけど、
10日間以上寝かせると味に深みが増すようなので
空けずに寝かせておきま~す
バタバタのなか、ケチャップ製作が終了した後、伊藤農場へブロッコリーの収穫へ
11月なのに普通にわんさかなっててびっくり!!
ブロッコリーって実は暑さに弱いらしく、
このくらいの季節の方が逆にイイらしです
でも、さすがに雪が降ったら無理なので
ホントに最後に近い収穫体験
伊藤さんに収穫方法を聞いて、ものすごくよく切れる包丁でスパッと刈ります
『せっかくだから、大きいの探してくださいよ~』と、
大きな葉の真ん中にあるブロッコリーを真剣に探しました
ちなみにブロッコリーは、大きくても小さくても味は変わらないそうです
それにしても収穫って、やりだすと結構真剣になっちゃいますよね^^;
ちょうどお昼の時間となり、最近売り出し中の
イルピーノさんの生パスタをいただきました
このパスタの小麦も江別産(町村農場の春よ恋を使用)
ソースはもちろん、はるちゃんトマトケチャップを使ったミートソース
具だくさんのミネストローネにも使ってました
そして先ほどの伊藤さんちのブロッコリー&カリフラワー
ほくほくであまあま☆このままでも美味しい
もっと美味しかったのが天ぷら(フリッター?)!
特にカリフラワーはおいものようでした
凍らせたトマトに
オレンジジュースと蜂蜜を入れたジェラードまで
地産地消のフルコースでした
豊幌はこういった農業体験をいろいろ取り組んでいるそうです
こういう体験をすれば、野菜嫌いのおこちゃまとか、大人たちも
絶対好きになると思うし、一度は体験してみるべきだと思いました
トマトケチャップ体験については
岡村農場 岡村さん011-384-6590
エムアイ工房 岡村さん011-384-6587
ブロッコリー収穫については
伊藤農場 伊藤さん011-383-4497
★エムアイ工房さんではこれから、ハルユタカのシフォンケーキや
はくちょうもちを使用した大福も販売するそうです!
今度改めて買いに行ってみようっと♪