『岡村隆史』タグの付いた投稿
てぃだかんかん主演・岡村隆史さん合同インタビューに行ってきました
Posted by Sapporo100miles編集長 オサナイミカ on 2010年4月22日(木) 00:33
いよいよ24日(土)より公開になる、てぃだかんかん
先日、主演の岡村隆史さんの合同インタビューが某ホテルで開かれたので参加してきました
★試写会のレポートはこちらをご覧ください
前に何かの番組で普段は暗いんですなんて言っていた岡村さん
暗いとは言いませんが、ものすごく真面目で実直な感が伝わってきました
お辞儀も深々、受け答えも超丁寧!!
普段、TVで見る岡村さんとはまったくもって雰囲気が違います
【以下、会場からの質問と岡村さんの回答です】
●オファーが来たときの気持ちを教えて下さい
(吉本の)マネージャーが、映画の話が来ているんですけど、やらないですよね?ってなんの映画かも知らなかったのに、僕の気持ちを確認する前に断る気満々の様子。とりあえずプロットを見せてもらうと、とてもいいお話だと思って、即引き受けたいと思いました。その時のマネージャー、『まじっすか??』ってかなり驚いてましたよ。
内心は、沖縄ロケということもあり、ちょっと休めるかなと思ったりしたんですけどね、けど甘かった・・・木曜日にラジオの生放送があるので、沖縄日帰りと言う日もあったし(なんでも水曜日がめちゃイケの撮影で徹夜になることが多く、そのまま沖縄へ行きの日帰りだったようで、本当につらそうでした・笑)
●沖縄の方言についてはいかがでしたか?
いつもipodに方言のCDを入れて持ち歩いていましたた。でも撮影中に関西弁が出ることも時々ありました。特にバラエティを取った後に沖縄に戻ると、結構、早口になってしまったりしたこともありました。あまり方言に気を取られず、その雰囲気を気持ちで感じて演じてほしいと監督に言われたのですが、エキストラはほんまもんだし、ホントはこんな話し方しないんじゃないかって思われているんじゃないかと恥ずかしかった。監督の横に必ず方言指導の方がいたので、結構ダメだしもありました。
●バラエティの後の撮影、気持ちの切り替えは大変でしたか?
元々コメディアンなので、(俳優じゃないので、)気持ちの切り替えなんかは特に大変ではなかったけど、移動の最中に方言CDを聞いて、現場に行くまでに約に入り込んでました
●(今回の映画のキーワードでもある)家族愛について
僕は実際は独身なので、全て妄想で取り組みました。松雪さんが奥さんだと思ってにやけたこともありましたよ~(笑)。撮影中は本当の家族といるように楽しくて撮影後、一人暮らしの家に戻るのがきつかったです。そんな時に電球切れた時があったりして・・・そして一人むなしくたまった洗濯物を洗う時も・・・すいません、イイ人いたら紹介して下さい!(と、記者の方々に懇願する岡村さん。撮影中がホントに幸せだったようです)
●子役との交流はいかがでしたか?
常に近くにいた方が良いと思い、ゲームをやったりしていつも一緒でした。二人とも絵がすきでね、ずっと描いてましたよ。子供の話が本当に面白かったです。(子供が欲しくなりました?の質問に)欲しくなりましたよ~、でもその前に奥様がいないとね~、ホントに誰かイイ人いませんか?と、もう一度懇願(笑)
●芸人さんの中でお芝居のこと話したりする?ライバル心はありますか?
僕は根が役者じゃないので、演技の話はあまりしない。たまに(雨上がり決死隊)宮迫さんの自慢話を聞くけどね。監督もやったことのある、(がレッジセール)ゴリとは演技について話したことがあります。そうそう、小栗旬くんと演技や映画の話をしたときは、全然話についていけなかったです。彼はやはり俳優だと思いました。元々熱く話をするのが好きじゃないのです。熱くなりすぎて喧嘩をしたりすることもあって・・・それが嫌いなので。あ、でもはんにゃには負けたくない(笑)(と、なぜかはんにゃをライバル視)
●今回の映画で一番伝えたいことは?
バラエティはみなさんに笑顔を届けます。今回演じた金城さん(実在の方)は、常にニコニコして夢に突き進んでいく人で、そこは僕と一緒だと思いました。僕は役者じゃないので、どこまで伝わるか分からないけど、自分でやれることは全てやったつもりです。僕自身は見終わった後、悲しい気持ちになる映画は好きじゃないのですが、この映画は観終わった後、そうならないと思っています。見た方全員が明るい気持ちになってほしいと思います。
●北海道については
ロケでは良くきていたけど、プライベートでは友だちもいないし・・・あ、最近、大泉洋さんと友だちになったので、ぜひ今大泉さんに北海道を案内してもらいたい(今回はタイミングが合わなかったようです)ゴルフも始めたので、北海道でやってみたいです
●北海道の皆様へひとこと
沖縄の話なので、北海道の人がどう感じるか不安もありますが、真逆の環境に何かを感じてほしいと思います。サンゴがテーマではありますが、家族愛や人との交流にホッとしたり暖かくなれる作品ですので、その辺も感じとってくれたら嬉しいです。そして次回、映画のお話があった時は、ぜひ北海道オールロケでやってみたいです!
★以下はワタシが投げかけた質問です!
『実は作品を見る前は、ちょっと地味目の映画なのかな?と思ってしまったのですが、終わってみると自然に涙を流してしまっていて、そして心が温かい気持ちになってました。一見すると、地味な作品と思われがちだと思うのですが、岡村さん自身、作品が出来上がって客観的にご覧になった時どう思われましたか?』
あ、逆にそれくらいの気持ちでで見に行って欲しいです。その方が僕も助かります。今回の作品は本当に真面目に取り組んだだけに、実は客観的に見れていないのです。一度試写に足を運んだのですが、お偉いさんがたくさんいて、いてもたってもいられなくなりまして、途中で出てしまいました・・・今まで出させて頂いた映画は、どちらかというとバラエティの延長線上だったから・・・とにかく思い入れの深い映画となりました
『パンフレットを拝見すると、よく沖縄でダイビングをされるとのことですが、今回のサンゴの養殖については元々知っていましたか?』
恥ずかしながら知らなかったのです。潜っても魚ばかり見ていたし。僕はまだへたくそなので、もしかしたらサンゴを傷つけていたかもしれない。実はサンゴが生きものだって意識したことがなかったのです。石だと思っていました。撮影後に改めてダイビングに行ったときはサンゴを意識して潜ることができました。なので、本当に今回の作品に関われて良かったと思っています。
と、真面目に受け答えながらも、ちょっと茶目っ気があったりと、すごく雰囲気のよいインタビューとなりました!!
岡村さんのてぃだかんかんに対するアツイ思いを、ぜひ劇場で感じて下さいね~