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厳冬の冬の幻想的な世界~第43回 上川町層雲峡温泉・氷瀑まつり
Posted by Sapporo100miles編集長 オサナイミカ on 2018年2月3日(土) 18:00
先日、事前取材をさせていただいた、層雲峡温泉・氷瀑まつり
本番は1月25日(木)からスタートしていますが、今週の初めに早速足を運んできました!
普段の行いが良い(?)からか、お天気にも恵まれまして、最高のシチュエーションで楽しめました(≧▽≦)
前回は自分の車で向かいましたが、層雲峡温泉に宿泊する方が利用できる、氷瀑湯めぐりライナーで向かいました。
札幌駅北口・鐘の広場に12:20集合
お昼時ということでランチも購入し、バスなので昼酒も堪能(笑)
普段は運転手なので、ここぞとばかりに楽しみます!!
途中、砂川ハイウェイオアシスに立ち寄ります。
お腹はいっぱいでしたが、気になるものが。。。
帰りも立ち寄ると聞き、一安心
運転手の時は景色をじっくり楽しむことも出来ないので、時々寝落ちしながらも景色を堪能(笑)
ところどころ吹雪だったりもしましたが、16時ごろ無事に層雲峡温泉に到着。
宿泊するホテルの前で降ろしてくれます。
今回宿泊したのは、層雲閣グランドホテル
最上階のこちらのお部屋、窓から氷瀑まつりの会場もばっちり眺められます!!
荷物を置いて一息ついたら、防寒対策を整え早速会場へ!
入り口で、協力金300円を支払いますと、協力記念のポストカードとホットドリンク100円割引券がもらえます。
日が暮れ始めるこの時間帯は、刻々と空と氷像の表情が変わっていくのでオススメです!!
この日は月もキレイに見えました^0^
製作段階から見ているので、こんな風になったんだ!!と、感慨深いものもあります。
お金を貼り付けているんですね!!
それにしても幻想的・・・
メイン氷像の旧北海道庁
メイン氷像、前回は制作中だったので、入り口までしか入れませんでした、想像以上に広くてびっくり!!
お茶目な氷像もあったりと、かなり芸が細かい!
テラスもあり、会場全体を眺めることができます。
これをすべて人の手で作っているなんて、凄すぎます。。。
ちなみにこの時でマイナス15度
全般的には風はなかったのですが、忘れたころに突風が吹き付けまして、そうなると一気に体感温度が下がります^0^;
そんなときは売店へ・・・
冷え切ってバッテリーがあっという間に焼失した携帯も一緒に温めます(笑)
体の中から温めてくれるアルコールや甘酒も♪
防寒対策グッズも色々ありました。
と、氷の建物の中は、思っていたより暖かく感じます。
週末は北の氷酒場も開店するそうですよ^^
上川町内にできた、上川大雪酒造の酒も堪能できます^-^
どんどん暗くなっていく。。。 そしてより幻想的に♪
展望台に上ると宿泊先のホテルも望めました^^
海外からの団体のお客様も続々いらっしゃいまして、こちらのブースで記念撮影をしていました^^
だいぶ体も冷えてきましたので、いったんホテルへ戻ることに。。
出口の階段も氷の世界^^;
ホテルのロビーにはサービスのコーヒーとお茶が♪♪ 生き返ります~~
あっという間に夕食の時間です。
今回はビュッフェスタイル
先ほども紹介した、上川大雪酒造を全面的に売り出していて、酒粕を使用したお料理が多数ありました^^
本州や海外のお客様は、カニやお寿司に飛びついてましたけどね^^;
上川のお隣の愛別町はキノコの産地♪
色味が地味なものが多かったので、少々盛り付けに苦労しました^0^;
ビュッフェのお店でよく見かけるのが、一つのお皿にてんこ盛りに色々な料理を盛っている方。。少し残念な気持ちになります。
やっぱりお料理は見た目も大事だと思うのです!
お替りは何度でもできるので、少しずつ盛った方が、よりおいしく頂けるかと・・・
自分で盛り付ける鍋、新鮮でした^^
お腹はいっぱいでしたが、お蕎麦は見逃せない!
満腹だけど食べる・・・なんだか、年越しそば気分でした(笑)
酒粕の煮卵、となめ茸の三升漬け、お酒が何杯でも飲めそうでした(笑)
ちなみに道産ワインもかなりの品揃えでした!
神川も日本酒も売店と同じ価格で提供していました。
部屋飲みしようと思ってすでに2本購入済み^0^;
ということで、夕食を堪能した後は、部屋から氷瀑まつりを眺めながら地酒を堪能!!
と、20:30からは楽しみにしていた花火が上がります。
と、一緒に取材に行ったオーバー40歳の友人と目があいます
「ここでも花火って見えるよね?」
「というか、ここからの方がよく見えるんじゃ・・・」
と、暖かい部屋で飲み始めてしまったものですから、マイナス15度以下の世界に再び向かう気力が若干失せていたのです^0^;
すごい!キレイに見える!!
ということで、そのままカメラを構えました
花火の撮影は、なかなか難しい^^;
おぉ~~!!美しい~~~(≧▽≦)
でも、花火は撮影するのをやめて、じっくり見るのが一番ですね^^;
ということで、結果暖かい部屋でゆっくり花火を堪能することができたのでした☆彡
ちなみに期間中は、様々なイベントが開催されています^^
その後、温泉も堪能し、少々仕事をこなした後就、就寝
そして朝
キレイに晴れてる!! 見るからに寒そう~~
露天風呂に入るとあっという間に髪の毛が凍りました^0^;
温泉から上がると、昨晩あんなに食べたはずなのに、お腹がぐ~ぐ~なってました^^;
焼き立ての厚焼き玉子に、握りたてのおにぎり! これは食欲わいてきちゃいます♪
最近の北海道の宿には、カツゲンが定着してますね~
帰りのバスは10:00なので、朝も比較的ゆっくりすることができました^^
そして、行きも立ち寄った砂川ハイウェイオアシスへ
気になっていたチェプ饅を購入
バスの中で撮影したらブレブレでしたが、かなりのシャケ感!(ニオイも含めて^^;)
これは、日本酒の飲みながらでも良いかもしれない(笑)
そして北菓楼ハイウェイオアシス店でしか味わえない、パティシエのまかないソフトクリーム
パフチョコレートがかなりたっぷり入っているので、食べ応え満点!!
これは札幌でも食べたい~~~
と、気が付けば札幌に無事到着(13:30すぎ)
氷瀑まつりは、確か25年以上ぶりに行きましたが、この年になっていくと、その頃とは違う感覚で楽しめるなぁと思いました^^
事前取材には一緒に行った息子、この写真を見せたら『え~、ずるい!!行きたかったなぁ~~~』と、怒られてしまいました^^;
私は寒さに耐えられそうもないのでチャレンジできなかったチューブ滑りも、滑りたがっていたしね。
3月18日(日)まで開催しているから、ちょっと考えておくね!
層雲峡温泉・氷瀑まつりの制作現場へ!!
Posted by Sapporo100miles編集長 オサナイミカ on 2018年1月6日(土) 13:44
少し遅いご挨拶となってしまいましたが、新年あけましておめでとうございます。
2018年も、どうぞよろしくお願い致します。
さて、2018年最初の投稿は、年末に日帰りで取材をしてきました、上川町・層雲峡温泉の河川敷で1月25日(木)から行われます、【氷瀑まつり】の制作現場レポです^0^
今年で43回目となる、氷瀑まつり
北海道民なら一度は聞いたことのあるイベントかと思います。
ワタシも20年以上前に一度行ったことがありますが、あまりの寒さに一瞬で頬が凍傷のような症状になった記憶が・・・^0^;
ただ、その幻想的な美しさには心底感動しました^^
その時は、すごいなぁ~、キレイだなぁと思うだけで、どうやって作っているのかはあまり考えたこともなく。。
なので、今回の取材で初めて分かったことがたくさんありました!!
今年は北海道命名150年ということで、テーマを“北海道”として、氷像を製作しているそうです。
上記がメインの“旧北海道庁”
※制作現場に貼ってあった、全体像のイラスト
ヘルメットをかぶって、特別に制作中の氷像の中へ
ものすごく幻想的!まさに、アナ雪の世界!!
氷瀑まつりの製作は、夏前には全体のデザインの構想、そして9月ごろから骨組みを立てているそうです。
今回案内してくれた、層雲峡観光協会の中島さん。
この場所は国立公園ということもあり、許可を申請するのにも様々な手続きが必要で、ほぼ1年中氷瀑まつりにかかわっているんだとか。。
製作は自然任せなので、気温が高かったり、風が強かったり、雪が降り積もったりすると、思うように進まないことも。。
まさに成形されている最中のつらら
風が強いとバナナのように湾曲することもあるんだとか!
実はこのブルーの色合いは、まさに今が一番キレイなんだそうです!
というのも、イベントが始まってしまうと水かけはストップしてしまうので、徐々に透明度は失われてしまうわけです。
そして危険なつららはすべて排除してしまうので、このものすごい量のつららは、逆にこの時期だけの表情なのです!
ちなみにこのホースから出ている霧状の水は、どこの水か考えたことってありますか?
河川敷なので、当然のように川の水をくみ上げて使用しているのかと思いきや、わざわざ掘って地下水を使用してるそうです!
というのも、やはりよりキレイな水の方がブルーの色合いも美しくなるようで、温泉でもあるこの地区は川の水をそのままかけてしまうと、どうしても濁った氷になってしまうそうです。
水も豊富で寒い場所だから、簡単に作れるのかと勝手に思い込んでおりましたが、ものすごく大変な作業の中で製作していることを知って、改めて43回も続けていることに感服致しました!!
ちなみに会場内には、アイスクライミングが出来る氷壁や、地元のお酒が飲める北の氷酒場、そして神社なども出現するそうです!
神社の内部から入口を写した図
氷なのに藁ぶきの屋根っぽい質感!!
ここはチューブ滑りの会場になる予定
この日は冬休み中の息子を連れて行ったのですが、特別に作業で使用するソリに載せてもらって、かなりご満悦な様子
札幌の中心部のマンション育ちな息子にしてみたら、こんな大きなつららを見ることなんて、そう多くはないのでかなり盛り上がっていました
本番が始まったら、もう一度連れてきてあげたいなぁ
一通り取材が終わったら、お腹がぐ~っと鳴りました^0^;
そういえば、お昼をまだ食べていませんでした!
ということで、層雲峡観光協会の中島さんにオススメしていただいたお店へ向かいました!
・・・つづく