札幌100マイル

Sapporo100miles編集長・オサナイミカのつぶやき

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直島報告~家プロジェクト

本村地区・家プロジェクト


ここは、古い町並みを再生させるための
プロジェクトチームがプロデュースした
アートな建物がいくつかあります

古民家をただ、改装するだけじゃ
活性化にはつながらないのでは
と考えた建築家や設計者が、
遊び心も入れつつ、
古い町並みに溶け込むような建築物を
誕生させたのです


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まずはお腹がすいたので、
まだここまで観光化されていなかった頃から営業していたという、
看板とかもいちいちカワイイカフェまるや


お昼時と言うこともあり、お待ちのお客様が3組ほどいる盛況ぶり

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私たちが通された席は和室のちゃぶ台
販売もしている、イラストが展示されていたり、
障子のデザインもとってもキュート


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オーダーしたのは、直島産タコの塩ダレのビビンパ丼と、
とろり豚角煮丼。
おみそ汁と小さなサラダも付いて700円
器もセンスがいい!
そして味も美味しい!!

デザートも大変美味しそうだったのですが、
お腹がいっぱいのため断念

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お腹も満足したところで、
500円で、角屋や南寺などを見学することができるチケットを購入し
まずは、古民家の居間を大きな池にして、
その中でデジタルの数字が点滅する 角屋へ


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その後、古い神社の階段に
氷の塊のようなガラスの踏み台がある護王神社へ

その踏み台は、なんと地下まで続いているのです
それはこの、人一人がやっと入れる通路を通っていける、
石室で確認できますが、そこは撮影禁止
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そして、一切の光を遮断した空間で
10分ほど目を凝らすと
ぼんやりと見えてくる
スクリーンのある南寺へ

一度に16名しか入れないので、
ちょっと待ちました


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外から見た感じはどっしりと黒い、背の高い木の壁で
いったい何なんだろうと思ったけど、
中に入ってびっくり!的な建築物でした


これは、実際に見てみないと
まったくもって想像できないと思いますが、
とにかく、一見の価値あり!!


もちろん、一般の方が実際に住んでいる一軒家も多いのですが、
表札とは別に、こんなものが
屋号なのかな?すごく可愛いです
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それから、とっても風情のある暖簾がいたる所にありました
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ゆっくりのんびり歩いて見て回れる素敵なまち
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ネコも似合うなぁ~

夕方ゆっくり歩いてベネッセハウスに戻りました

30分もかからない距離です
が、けっこう起伏が激しいので、
自転車より歩いた方がつかれないかもしれませんね

ベネッセハウスの敷地内にある、草間弥生の黄色い南瓜の前で、
ちょっと遊び心を加えて記念撮影
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いろいろ満喫して、汗だくだく・・・
とりあえずいったん部屋へ
 
                       つづく…

完成は100年後?Byベネッセアートサイト直島

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7月22日・曇り
朝から湿度高め…

ホテルからタクシーで約10分
高松港を8:12に出港する、
今回のメイン・直島行きのフェリーに乗りました
片道510円、乗車時間は40分


途中、鬼ヶ島という看板を掲げた島を発見
他にも大小様々な島が浮かんでいました

 
フェリーはすごい数が走っていて、まるでバス並です


あ、直島の玄関・宮之浦港にある
草間弥生さんの赤い南瓜が見えてきました


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ベネッセハウス宿泊車専用の送迎バスが既に来てきていて、
チェックインは15時ですが、とりあえず荷物を預かってもらい、
さてどこから見ようかと考えていると…

コンシェルジュの叔父様が、丁寧にいろいろアドバイスをくれ、
月曜が定休日の地中美術館と、
家プロジェクトのある本村地区を先に回ることにしました

さすがは、アートなホテルのコンシェルジュ!


ベネッセハウスのミュージアム棟から地中美術館までは
歩いて行けないこともないのですが、
ちょうど、送迎バスが来たので利用することに

日曜ということもあって、開館前(10時~)でも結構な人。
早めに来てよかった~


で、ここからは美術館ということで、撮影は禁止

言葉だけで伝わるか分かりませんが、
今までの美術館とはまったくもって違う、
まさに、建物自体が作品となっている美術館でした

有名な建築家・安藤忠雄さんの得意とする
無機質なコンクリートの建物の中に
ナチュラルに溶け込む、作品の数々

特に、モネの絵が4枚飾られた部屋は、
照明は一切なく、自然光のみで作品を展示してあり、
壁も天井も額縁もすべて白

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白一色だと無機質になりやすいところなんですが、
床の大理石がそれを緩和させてました

なんと、70万個の角を削り落された
サイコロのような大理石が
職人の手によって敷き詰められておりました


ここは靴を脱いで鑑賞するのですが、
疲れた足を癒す効果もあります

私もこの床がほしい!!

※この写真は、美術館で購入した
 地中ハンドブックより引用



そして、地中美術館の一番すごいところは、
建物がほぼ、地中に埋まっているということ。
これは、直島の景観を壊さないためです。

地中に埋め込み、屋根には緑を植える…

今はまだ、建物の一部が見えていますが、
たぶん、10年後・20年後にはもっと見えなくなってしまうんでしょうね


ちなみにこれがベネッセハウスサイドから見た地中美術館
山の上のほうにチラッと見えるコンクリートの建物です

右下に見える黒と黄色の舟も、じつは作品の一部です

本当に、今まで体感したかとのない空間でした
時間が許すなら、何回も見直したいくらい

※地中美術館は、地下3階建てになっていて、
 ちょっと迷路のようなつくりです


約2時間、じっくり鑑賞した後、家プロジェクトのある本村地区へ

                         …つづく

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