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ミルク&ナチュラルチーズフェア2018・事前取材 その2 鶴居村振興公社「酪楽館」
Posted by Sapporo100miles編集長 オサナイミカ on 2018年1月15日(月) 18:39
ミルク&ナチュラルチーズフェア2018 事前取材2日目は鶴居村からスタート!
釧路から車で約1時間、向かった先は、鶴居村振興公社「酪楽館」
ちょっとお天気が悪かったのでどんよりカラーですが、空気がキレイなことが実感できる場所でした^^
鶴居村の美味しい牛乳で村の特産品を作ろうと、11年ほど前から製造しているチーズはセミハードタイプ
ALL JAPANナチュラルチーズコンテストで何度も金賞を獲っている“ゴールドラベル”や、シルバーラベル、リーレツルイ、ペッパーチーズ、ゴールドラベルをさらに熟成させた限定品、プレミアムゴールドラベルなどがあります^^
他に、アイスクリームや飲むヨーグルトも生産しています。
この日は午前中にお邪魔したので、生乳を凝固させ、“カード”にする作業を見学
鶴居村の搾りたての生乳をこちらのタンクに入れて、天井のパイプを通ってお隣の部屋へ
こちらのタンクに入れて、殺菌します
殺菌した生乳に、塩化カルシウムとスターター(乳酸菌)を添加し、さらにレンネット(チーズ製造時に牛乳を固めるのに用いる酵素剤)を加え、30分程静置し、凝固させるそうです。
この段階で、すでに30分経過した状態。
そこにナイフを入れて、崩していきます。
ゆっくり・ゆっくりかき混ぜていきます。
機械任せではなく、人の目・感触で状態を都度、確認
正直、かな~り地味な作業・・・
酪楽館では週4日ほどチーズを作っているそうですが、この作業を日々行っているなんて、モノづくりって本当に忍耐の上で成り立っているなぁと思います・・・
と、この段階ではどんな味なんだろうと気になって質問したら、一口試食させていただくことが出来ました!
『甘い!!』
生乳の甘さがそのまま伝わってきました^0^
甘さを極限に抑えた、トロトロ杏仁豆腐のような感覚♪
もちろん、砂糖を添加しているわけではありません。
個人的にはこの状態で毎朝食べたいかも!!
しばらくかくはんし水分を抜くわけですが、400kgの生乳からは40kgのチーズが出来るそうです。
水分=ホエーは、残念ながら廃棄しているそうですが、栄養素のある水分なので、出来ることなら活用したいところ。。
と、水分が抜けたところで、こちらのバットに流し込み成形
そして熟成庫へ
チーズって円形が一般的って感覚だったので、正方形って珍しいかもと思ったら、こちらのスタッフが修行したのがベルギー地方で、正方形が多いようです。
ちなみに酪楽館にも円形のチーズはあります。
それにしても熟成庫の中って快適!適度な湿度に、チーズのいい香り。。。ここで飲みたい(笑)
熟成されたチーズは手作業でカットされていました!!
もちろんラベル貼りもすべて手作業。またまた地道な作業です。。
と、見学が終了してからもう一度、先ほどの生乳を見に行きました。
だいぶ固まってきたようです。
ここでもう一度試食。
う~ん、やっぱりこの状態で販売して欲しいっ(笑)
ちなみに酪楽館では、事前予約制ではありますが、どなたでもチーズ作りが体験できるのです^^
自分で作ったチーズで飲む・・・悪くないなぁ(笑)
チーズ以外にも、アイスクリームや肉製品なども作れるそうです!
午後のチーズ成型の様子も見学したかったのですが、もう1軒取材する任務が残っておりましたので、残念ながら今回はココで終了!
ちなみに酪楽館は、ミルク&ナチュラルチーズフェア2018の札幌会場は、スタッフさんが販売するそうですので、気軽に質問してみてください^^
※帯広会場は委託販売
そういえば、鶴居村と言えば丹頂鶴だよなぁと思いだしたら、普通に裏のサンクチュアリにいました!!
いすぎて一瞬、思考回路が止まってしまいましたが、飛び立つ姿が美しかったです^0^
さて、ワタシも次の目的に飛び立ちます~!
(といっても車ですが^0^;) ・・・つづく
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