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by Sapporo100miles編集長 オサナイミカ
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茶道を知らなくとも、その世界観が心に響いた【日日是好日~にちにちこれこうじつ】
Posted by Sapporo100miles編集長 オサナイミカ on 2018年9月17日(月) 10:48
10月13日(土)より全国で公開となる、【日日是好日~にちにちこれこうじつ~】
大変残念ながら、先日お亡くなりになられた樹木希林さんが出演してる、大森立嗣監督の作品です。
ワタシが試写したのは8月頭で、公開日が近づいたらアップしようと思っていたのですが、今回の訃報を聞き、改めてスクリーンの中の樹木希林さんを思い出していました。
役どころは、黒木華演じる主人公・典子が通う茶道教室の武田先生です。
大きな一軒家に一人暮らし。長年茶道教室をやられているという設定なのですが、物語の中の25年近い時の流れで、挫折や成長を繰りかえす“典子”にかける一言一言が本当に重みがあって、まさに樹木希林さんそのものなのではないかというほどのハマり役でした。
劇中でもかなりのご高齢になられた“武田先生”の
『私、最近思うんですよ。こうして毎年、同じことができることが幸せなんだって』
という言葉が、今になって改めて心に響きます。
女優生活に未練はないとおっしゃっていた樹木希林さん
だけど、携わった作品には全力で向き合っていたのだなぁと、感じました。
というのも、茶道は一度も体験したことがなかったとのことなのですが、劇中の樹木希林さんは間違いなく、茶道の師範・武田先生そのものでした。(ちなみに黒木華さんも初心者とのこと)
撮影に入る前に短期間で習得したうえでの演技と聞き、本当に驚きました。
樹木希林さんだけでなく、黒木華さんも、多部未華子さんも素晴らしかったし、何より茶道を通して成長する一人の女性の姿は、誰もが自分自身に置き換えてしまうほど、等身大です。
描きたいことはまだまだありますが、あとはぜひスクリーンで確認ください。
そして今回は、絶対にパンフレットの入手をお忘れなく!
一つ一つの言葉がよみがえりますし、お茶に感するあれこれが丁寧に記載されていて、すごく読みごたえがあります。
今、このブログを綴る際も開いたのですが、つい熟読してしまいました。
茶道の世界とはまったく無縁だった大森監督が、原作・森下典子さんの『日日是好日「お茶」がおしえてくれた15のしあわせ』を読んでいたく感動したという件にも、大きくうなずいております。。
と、ブログを書くにあたり、映画の公式サイトをチェックしましたら、下記のようなキャンペーンを発見!
締切が本日・17日(月祝)ですが、間に合う方はぜひ!!
※ワタシアターの会員はWEBから応募できるそうです
もちろん当たらなくとも観に行って欲しいデス!!!