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造り酒屋をもっと知る会~その105~
Posted by Sapporo100miles編集長 オサナイミカ on 2010年2月28日(日) 11:12
毎月、最終土曜日は小林酒造さん恒例の行事
【造り酒屋をもっと知る会】の日
もう105回目です。。。
さすがに毎月はいけないのですが、
今回は何があっても行くぞ!!と決めていました
それはテーマが栃木だったからです!
私も昨年の秋に行ったばかりだったので、
これは外せないと思ったのです^-^
と、まずは酒蔵見学からスタート
※いつもは記念館に到着後、即試飲をするのですが、団体のお客様がいてありつけず・・・
今日もやる気満々の小林精志専務
かくはんして元気過ぎる泡を抑える図
今回も搾りたてのお酒を頂いちゃいました。すっごくキリッとしてました
仕込みも既にラストスパート
こちらはどのお酒よりも慎重に丁寧に
仕込んでいる大吟醸
非常に美しい泡の状態だそうで、
仕上がりがかなり楽しみ!と、
精志さん
の、飲みたいです^Q^
今日は甘酒を飲ませて頂きました
寒い蔵の中で飲む甘酒はサイコーのご馳走です^-^
しかも、砂糖を最小限に抑えているので
甘いけどべたつかない、お替りしたくなる美味しい甘酒
と、遠慮なくお替りしちゃいました
蔵全体に染み付いているお酒の香りに癒された後は、事務所上の部屋へ移動
本日の講義は紙芝居仕立て。なんと精志さんのお手製です!
いやぁ、なかなか素敵なイラスト、そして分かりやすいストーリー
精志さんの新たな一面を垣間見ました(笑)
きたのにしきナウ日報を見ると、泣きながら仕上げたようですが
その努力は十分に伝わってきました(涙)
ちなみにこちらの紙芝居、あと数十枚は続くそうで・・・
続きはまた今度ということでした
紙芝居はこちらのお酒を頂きながら
鑑賞いたしました
北斗随想のあらばしりと雫取り
あらばしりはものすごく元気な状態で
瓶を開けるとき吹きこぼれました・・・
さてさて、本日のテーマは【世界の栃木展 栃木の珍味を楽しむ会】
先日精志さんが、栃木へ行ってきて仕入れてきた数々
ラインナップは【乾燥ゆば】【ゆばの佃煮】【さしみゆば】【ゆばかまぼこ】
【こんにゃくごぼう】【たまり漬け】【しゃくし菜 醤油漬け】【ごぼうたまり漬け】
【塩らっきょう】【鮎甘露煮】【鮎うるか】【いなご佃煮】【きゃらぶき佃煮】
【木の芽さんしょう地酒煮】【花豆のやわらか煮】【椎茸甘辛煮】【かんぴょう】
【蜂の子】【揚げらーめん】【みそぐるみ】
いやはや、酒飲みにはたまらないラインナップですが、塩分撮り過ぎてむくんじゃいそう^^;
そして、お酒はこんな感じで、いつも通り飲み放題(笑)
そうそう、今回冬花火の飲み比べをしたのですが、精志さん曰く、
『お酒は丁寧に作れば作るほどキレイな仕上がりになるので、逆に個性がなくなってしまう。その味のバランスをどこで取るのが良いかが悩みどころなんです』
う~ん、確かに・・・
ちなみにこの冬花火に関して言うと、青いラベルの方が癖があって個性がはっきりしていました
キレイなお酒は多分万人受けすると思うけど、特徴は?と聞かれると答えにくい
それならココのお酒じゃなくてもいいんじゃない?ってことになってしまうし、
個人的には超がつくほど個性の強い味が好きな私にとっては、万人受けするお酒より
ココでしか味わえないお酒を造って欲しいと思う
でも、あんまり個性があると商売的には難しいんですよね
と、そんな真剣な日本酒談義も聞きつつ、お酒はクピクピと・・・
お天道様の高いうちからほろ酔い状態です
ということで、本日は敷地内にある錦水庵で
あがり蕎麦を頂いて帰ることにしました
と、その前に蕎麦味噌とともに、もうちょっとだけお酒を頂きます^^;
卵焼きに蕎麦豆腐も
本日はせいろがすでに品切れしていて、田舎のもりをオーダー
錦水庵のつゆは辛口で、お酒を飲んだ後にピッタリなんです^-^
15時発のバスに乗るために栗山駅に向かって歩いていると、キレイな飛行機雲が^0^
というか、錦水庵でまったり飲んで食べていたら時間の感覚がなくなってしまい、
この明るい空を見て、一瞬たじろいでしまった・・・^^;
日本酒三昧な週末~其の四 FBO日本酒セミナー
Posted by Sapporo100miles編集長 オサナイミカ on 2010年2月1日(月) 20:48
月末の日曜日に後楽園ホテルで行われたFBO北海道支部 日本酒セミナーに夫婦で参加してきました^-^
というのも今回の講師が小林酒造の小林精志さんと、酒本商店の酒本久也氏だったので
もう、オサナイ家にとっては何があっても参加しなくてはならないセミナーって感じです(笑)
セミナーですから、テイスティングでそれぞれの味わいを確かめてみました
今回セミナーに出て確信したのは、私はきょうかい9号酵母で作ったお酒の方が好きということ
味わいで言うと、スッキリよりはフルーティで濃厚な感じ
まぁ、もう何度も言っているように、私は原酒好きなので(笑)
でも、酵母の違いが分かっただけでもものすごくためになったセミナーでした!!
う~ん、利き酒師、ちょっと挑戦してみたくなってきました^^;
予定の時間をちょっとオーバーしてしまったくらい濃密な内容だったセミナーの後は懇親会
もちろん、日本酒飲み放題です(笑)
そして今回はもう、手に入らないレアな日本酒も飲むことが出来ました
ものすごい古酒です(笑)
ココまで来るとデザート酒って感じです
今回は特別にハイボールの美味しい作り方講座もありました。私は既に美味しい作り方を習得済みなので、ちょっぴり偉そうに同じテーブルの人たちにコツを教えたりなんかして・・・(他のお客様の方がプロだったりするのにも関わらず・・・)
そうそう、最後に抽選会があって
残ったお酒を呼ばれた順にもっていったのですが、
夫婦そろって見事当選!
こちらの日本酒と、角の小瓶を頂きました^^
なぜかリキュールとワインもゲットしていたオサナイ家・・・
ホントにお酒に関しても運は強いようです
それにしてもこの3日間はホントに飲みました。。。
で、さすがにこの日は途中で定量オーバー気味^^;
でも、またまた日本酒の魅力にハマってしまいました
ちなみに次回は写真に写っている鎌田さんが講師となり、
焼酎のセミナーが3月20日にあるそうですよ!!
【誰でもできる蕎麦屋酒の極意】~入門編~に参加してきました
Posted by Sapporo100miles編集長 オサナイミカ on 2009年12月27日(日) 15:58
土曜日は小林酒造さんで行われた
造り酒屋を知る会に参加してきました♪
今回は特別バージョンで午後からの開催
まずは恒例の酒蔵見学。青々とした新しい杉玉が飾られてました
この季節はちょうど仕込みの最中ということで、酒好きにはたまらない光景です^-^
仕込みの日数によって状態が全く違うんですよね~
日数が浅いと酵母が元気なので地獄谷のようにブクブクしているわけです
毎日、毎日タンクの中をのぞいて
品質チェック
蔵の中は底冷えしているので、
本当に大変な作業です
こうして造り手さんの苦労を感じて飲むお酒は
格段と美味しいのです
だから一度は酒蔵見学に
参加してみてもらいたいなぁと
心から思います
まさにしぼりたての新酒を試飲させて頂きました
とってもキレイな味。しっかりとサッパリとしていました
小林さん、これはイイ酒になる!!と、満面の笑み^-^
お酒を濾す時に使うさらしは毎日熱湯消毒しないとならなくて、
2Fの乾燥室はフル回転だそう
大型の乾燥機が欲しいのだけど、300万円もするそうで…
見学が終わった後は、蕎麦屋酒の極意講座がスタート
なぜ蕎麦屋で飲むのか、なぜ蕎麦味噌があるのか
小林専務が身体を張って説明してくれました(笑)
さてさて、ここで1枚40円と1枚100円の利き海苔&300円と1000円の利き蒲鉾大会が始まりました~
自慢ですが、私はどちらも当てましたよ~ん^-^
蒲鉾は明らかに食感が違う
海苔は微妙にだけど、高い方が香りが良かったデス!
もちろんお酒も頂きながらのセミナーです
まずは先ほどの汲みたて酒を飲み、そして今回はお燗も用意してくれていました
こちら、当別の米で作ったお酒なんですが、これがお燗でも冷でも美味しくて
購入して帰りたかったのですが、なんと当別でしか入手できない状況…残念
テーマが蕎麦屋酒ですから、その場で蕎麦味噌も焼いて頂きました
出汁巻き玉子はたっぷりの大根おろしと
土佐醤油で・・・
もう、お酒が進んで仕方ありませんっ
まだ夕方なのに・・・
でもホントの蕎麦屋飲みは早い時間にサクッと飲んで
混む前にサッと帰るのが基本だそうです
そしてこちらは甘汁。甘汁には日本酒がいっぱい使われているので
お燗を頂きながら飲むのにはピッタりなんですよ!!
柔らか~い鶏肉がたっぷり入っていて、ものすごく私の好きな味で
飲んではすすり、すすっては飲み…つい、お替りしちゃいました^^;
お酒は他にも冬花火や
蔵だしの甘口など、
ほぼフリードリンクです(笑)
ただし、この後バスで札幌に
帰らなくてはなりませんので
あくまでも自分で責任のとれる範囲で飲まないと、
大変なことになります^^;
上がり蕎麦は敷地内にある錦水庵に場所を移動して頂きました
喉越しの良い細麺。ホント、日本酒の後に良く合います!!
そば湯もしっかり頂いて、蕎麦と日本酒の素晴らしいマリアージュを堪能!
まさに今、蕎麦にハマっている私にとって、今年の蕎麦の集大成となったイベントでした^-^
最後に記念館で、話題の鳩山神社のお酒とシ・サワットさんで作っている
杜氏さんの五年物の秘蔵チョコレートを購入してきました♪
この造り酒屋を知る会、来月はあの、泡汁の会です!!
これ、ホントに一度は食べた方がイイですよ・・・
そしてたぶん、早目に申し込みしないと満席になること必須ですっ
日本酒とフレンチのマリアージュを堪能
Posted by Sapporo100miles編集長 オサナイミカ on 2009年12月7日(月) 16:58
先日告知しておりましたレストランミヤヴィさんでの日本酒とフレンチのマリアージュの夕べにお邪魔した時のレポートです!今回の日本酒は小林専務が全身全霊をかけてマリアージュした超スペシャルなラインナップ!スタート時の小林専務、若干の緊張感が漂ってました。でも思いはいつもと同じくいや、いつも以上に情熱を感じました!だってこんな、選んだお酒についてのコメントを記載した用紙も用意していましたもん^0^
ということで、【プティブシェ/レンズ豆、・フロマージュブランと鶉の卵、黒糖と酸味をアクセントに】&純米吟醸 冬花火 石蔵貯蔵
このお料理は前回の作戦会議でも頂きましたが、改めて美味しい!!の一言。この酸味が食欲を掻き立てるんですよね~
で、このお酒と料理についての小林専務のコメント
~『酸味のきいた幅のある味わい。旨味と同時にシャープな切れ味を合わせ持つ。』
原料米 吟風/精米歩合50%
このお料理、酸味と、同じ質の香りと酸味を持つお酒を主体に、若干アレンジしました。黒糖がポイントで、少しお酒の糖質がカラメルっぽく感じるお酒を少し入れました。濃厚ですが、最初から疲れないように嫌味のない酒に仕上げています。このお酒に、2番のお酒を加えると、うずらの卵を引き立てるような印象もあります。
MiYa-Vieのシンボルマークから、葉野菜・実野菜・根野菜を海の香りでつつみ
料理名は前回と同じでしたが、内容は全く違いました!このソースが絶品!!
そして、一つ一つの野菜の旨味が相変わらず素晴らしかった…
合わせたお酒は【純米大吟醸 北斗随想しずくとり】
~『ふくよかな甘みが個性的な限定品。豊かな麹の香を氷点下で一年以上の熟成。』
原料米 吟風/精米歩合45%
次々と飛び出す、それぞれの野菜の味わいが、卵のない極上の茶碗蒸しみたいで、とても楽しい、お料理でした。お野菜の風味、香りを口の中で、包み混むような甘さを持つ酒を選びました。お酒にも、麹由来の栗や、生酒特有のタケノコっぽい風味や、可愛らしい苦みがあります。このお酒は『生ひね』といって、生酒を長く寝かせすぎると発生する独特の香りがします。通常、日本酒に精通した人だったら、これをマイナスと捉えてお客様にはお勧めしないかも知れません。が、しかし、酒本来の熟成香であるのは間違いないし、このお料理の野菜の風味の力強さと、それが合うと思います。何よりも、この酒の味は、そこを凌駕するほど、味わいのクオリティが高いと自負しております。
あえて一年寝かせた生酒を使ったのは、アルコールの刺激のチクチクが、いかにも野菜の風味を生かさないと思ったからです。これは冒険です!
岩手県産南部鶏肉のショーフロアをミヤヴィのスタイルで、
根セロリと磯ツブ貝、グレープフルーツの香りを添えて
この南部鶏肉の絶妙な火の通し具合に感動…
肉の上にのっているツブのペースト?これにも驚き
そして、手前奥のセロリのペーストにもビックリ。。。
と、驚きの連続でした
合わせたのは【北の錦 真冬詰 大吟醸】
~『研ぎすまされた米のうま味と、フルーツを思わせる華やかな香り。ドライな後味の大吟醸。』
原料米 吟風/精米歩合45%
大吟醸に、ここで登場してもらわねば出る幕がないので、思い切ってグレープフルーツのソースと相性の良さそうな大吟醸をセレクトしました。本来、もっと酸味のあるお酒を合わせても面白いのですが、ワインのような発想ではおもしろくないので、華やかな香りと、苦みのしっかり効いたお酒にしました。つぶの磯味と美味しい塩味にも合わせてみたいです。
香ばしく焼き上げた釣りホッケ、洋ネギとコンフィした滝川産合鴨の砂肝、
合鴨のレバーのムース、レモンの香りを添えて
ホッケもネギも甘い!!そしてその甘さにレモンの香りを何気に添えるのがミヤヴィさんらしい!!
こちらに合わせたのが、【山田錦 純米大吟醸 超古酒7年】
~『香木のような穏やかな香りと、深く長い味わいの余韻が楽しめる古酒をお燗で頂く。』
原料米 山田錦/精米歩合45%
このお酒、熟成した香りが強く、この香りが苦手な方には心配な面はあります。しかし、日本酒のお燗の素晴らしさを伝えるには、持ってこいです。生き別れたママのような、ふくよかさ、懐のぬくもりがあり、時がお金で買えないことを実感できます。個人的に、震えるほど旨い日本酒です。本来、5番のメインディッシュの方が、このお酒向きですが、魚介スープの美味しさ爆発の、このお料理に是非、日本酒の最高峰を合わせたいと考えました。鴨が、海から出てくるのが、とても好きだったです。考えてみれば、日本酒も米のうま味を取った出汁かもしれません。
まさに私のハートを射止める味わいの古酒!!
しかもこのお酒は非売品です…蔵の奥で眠っていた残りあとわずかという貴重なお酒…
あっという間に飲み干してしまったのは言うまでもありません^^;
日高ポークロースのロースト、蕪に詰めたシジミ、
香り高いハーブのピューレ、マスタードの辛味を添えて
ちょっと、ちょっと、蕪の中にシジミ!!
なんて細やかな演出…
この蕪の旨味とシジミ汁の苦味が絶妙にマッチ><
実はお肉より、こちらのインパクトにやられてしまいました^^;
ここで登場したのが【純米甘口 生酒 微発泡】
~『膨らみのある甘みと、酵母の香りが印象的。瓶内で発酵させた微炭酸純米酒を冷蔵貯蔵。』
原材料 初雫/精米歩合55%
この微炭酸のお酒。普通、この手は最初に持ってきますが、飲み口のわりには酸味がしっかりあり、お肉に合いやすいように調整しています。お肉のお料理には、旨味充分の純米酒を合わせる所なのですが、思わず、指で舐めてしまいそうな繊細なソースを使っている事や、お肉の脂の甘みとか、カブとシジミにも合わせたいと思い、選んだお酒です。プチプチしていますが、実は、結構熟成したお酒をブレンドしています。このお酒でメインデッシュも、結構冒険です。合うかドキドキします。
ホントにここにきて微発泡とは。。と思いましたが違和感は全くありませんでした!
この微発泡は、実はバターを塗ったパンにも合うんですよ~と、小林さん
おっ、最初の緊張感はもうなさ気ですねっ(笑)
と改めて、本日の日本酒のラインナップ画像
※今回のためにブレンドをしているものもあり
それにしても、今回は一種類あたりのお酒の量もすごかった…
それをキレイに飲み干している人もいたのにビックリ!!
※さすがの私も途中で心配になって、微妙に残してしまった
さてさてここからはデザートです
マダカスカル産バニラのアイスクリームに小林酒造最古の日本酒・二十年純米古酒をかけたものです!!
こんな貴重なお酒までおだし頂いてホントによかったのでしょうか…
もう、ただただ感無量です
そして最後にはカラメルで和えた香おばしいアーモンドのピスキュイ、リンゴ“アカネ”、
マルメロ、小林酒造のお酒“酒は育つ”の香りをつけた、冷たい泡のソース
お腹いっぱいなのに、人のピスキュイまで奪ってしまったオサナイ…
完全にミヤヴィさんと小林酒造のマリアージュにやられてました…
日本酒の底力を改めて実感
横須賀さん、そして小林専務、ホントに素晴らしい夜をありがとう!!
と、散々飲んだ後ではありましたが、ちょっとだけワイン&食後酒が飲みたいかも~~~
ってことで、ついMARU:NIさんに立ち寄ってしまいました^^;
私はともかく、今回ご一緒した二人は日本酒を飲みなれてないので…
で、日本酒とワインを比べて決定的に違うのは【酸味】
確かに酸味を感じる日本酒もあるのだけど、果実の酸味とはやっぱり違うんだよね~という意見
なるほど、納得!な夜でした^^
フレンチと日本酒のマリアージュ
Posted by Sapporo100miles編集長 オサナイミカ on 2009年11月17日(火) 13:27
もう先月の話となってしまいますが、
レストラン ミヤヴィさんで秘密の作戦ランチ?が行われました
ミヤヴィさんと言えばフレンチ
しかも野菜がたっぷり・見た目も美しい、
日本人が喜ぶ、身体の疲れないフレンチ
そんな北海道発フレンチに日本酒を合わせたマリアージュ会を
行おうということで、仕掛け人が集結
今回、日本酒のサンプルを持参していただき、あれこれ考えてくれたのは…
私、個人的に大ファンであります小林酒造の専務・小林精志さん!
プティブシェ ~ レンズ豆・フロマージュブランと鶉の卵、黒糖と酸味をアクセントに
鶉の卵、小さい頃はちょこちょこ食べる機会があったけど、最近滅多に食べることが少なくなりました
鶉ってこんなに美味しかったっけ?って思わせてくれるような味わいでした
こちらには精志さんより、下記のようなコメントを頂きました
※以下、ブルーの文章は小林さんのコメントです
提案1【あの味わいなら、(サンプルはないですが)香りがやや華やかな軽いタイプの生酒の純米吟醸が合います。うずらの卵の味わいを尊重するには、繊細な生酒をプッシュします。】
提案2【甘い香りのスパークリング日本酒。これに例えば、生の原酒をペリエで幾分割って、さらに甘みを加えたヨーグルトを日本酒に少し加えて・・・。そんなイメージも合うと思われます。】
MiYa-Vieのシンボルマークから、葉野菜・実野菜・根野菜を海の香りでつつみ
うーむ、何度食べてもオイシイ野菜たち♪
提案【野菜の素材爆発のこのお料理には、日本酒の米アルコール風味はやや難しい。しかし、きのこが有ることで、樽っぽい風味の低アルコールで爽快なタイプが合ってくると思います。樽酒をどうオシャレに演出するか、考えています。】
レモンのコンフィを纏ったワカサギ、オクラとヒヨコ豆をフロマージュブランの冷たいブイヨンに浮かべて
バジル、モロッコスパイス“ラザラヌート”を添えて
まるでワカサギが泳いでいるかのようです!!
提案【ワカサギの可愛らしい苦みと香ばしさには、熟成酒を持って来やすいです。モロッコスパイスを組み合わせたら、3年くらい熟成した、大吟醸酒。ハーヴは日本酒の邪魔にはなりません。ハーブをこのように添えるなら、大吟醸でしょう。おおっ、書いていて、ヨダレが出てきます・・・。】
カリフラワーを纏って蒸し焼きにした鱸、牡蛎と生ハムのヴィネグレット、
アネットとサラダ菜のソース、コールラビ
カリフラワーを纏うって…横須賀さんの料理には何度食べても驚きがあります
それから手前にある“ちっちゃい菜” このネーミングカワイ過ぎ~~ そしてウマウマ^Q^
【甘口純米酒というサンプルがありますが、これにベストマッチです。きっと、玉ねぎの甘さと美味しい辛さが、大きく貢献しているような印象がありました。】
マリネして蒸し上げた日高さんポーク腿肉、ショウガ風味のコールラビ、リンゴ“アカネ”
山ワサビ風味のクリームソース
この豚の腿肉にはプロの料理人の技を感じました…
【酒は育つでは、酒が勝ちすぎていました。酒は育つは、サーロインステーキぐらいのボリュームが合うのです。酸味のきいた旨味を感じる純米酒が王道ですが、それを、思い切ってお燗にするといいです。冬花火に酒を育つを1割くらい加えてお燗をしたような感じ。日本酒は温めて魅力がでる。何としても、そこはどこかで伝えたいです。】
ライムの香りのヨーグルトのムースに載せた、パイナップルとスムール、スパイスの香るチュロス
味もさることながら、このチュロスの斬新な飾り具合がたまりません
【凍らす寸前の酒は育つに、凍らせたいちごを添えて、このデザートに合わせる。これですとチュロスにも合ってくると思います。甘口で多少熟成感のある純米にも合います。】
また、パンにまでもこんなコメントが…
パンとバター
提案【バンとバターを日本酒にさりげなく合わせるのもオツです。にごり酒がいいかなと思います。パンとにごり酒の酵母の風味の結婚。】
今回の大真面目な作戦会議を元に完成した、
フレンチと日本酒のマリアージュ会が
12月4日(金)19:00~、行われるそうです
ディナーコースと、それぞれのお料理に
小林精志さんがマリアージュした日本酒がついて、
お一人7500円
通常はあまりお目にかかれない超・秘蔵酒も登場予定だとか!
※完全予約制
詳細はHPとショプログに明日にはアップされるようですが、
待ちきれない方は011-532-6532へお電話を~
※料理の内容は今回と異なります
これからはフレンチ×ワインより、フレンチ×日本酒がメジャーになるかも?!