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ミルク&ナチュラルチーズフェア2018・事前取材 その3 浜中町 おおともチーズ工房
Posted by Sapporo100miles編集長 オサナイミカ on 2018年1月16日(火) 17:17
鶴居村を出て向かった先は、ルパン三世のふるさと~浜中町、おおともチーズ工房です!
おおともチーズ工房さんには、2009年の秋に一度訪れたことがありまして、実に8年半ぶり!
その時は、チーズ作りもさせていただきました^^
入口にはミルク&ナチュラルチーズフェア2018のポスターが^^
入ってすぐにカフェコーナーがあり、その奥が直売所
こちらでは、焼き立てのピザやソフトクリームが味わえます^^
おおともチーズ工房は、チーズを作り始めて19年目になりますが、最近はすっかりピザで有名だそうです
※写真は昨年のミルク&ナチュラルチーズフェア札幌会場の画像
と、直売所でこれまで見かけたことのなかったものを発見!
あれ?飲むヨーグルトってありましたっけ??
最近、新たに工場を作って、念願だった飲むヨーグルトが誕生したそうです!
さっそく飲んでみました^^
ん!?これ、飲むヨーグルトですか??ほぼヨーグルトですよね??
というくらい、濃い!!
そして牛乳そのものの甘さが直に楽しめます!!(酸味は控えめ)
生クリームを添加しているようにも感じますが、生乳のみだそうです!
『裏の牧場で搾乳している自慢の美味しい生乳は、大手メーカーに卸して主に本州方面で販売しているのですが、少しでも地元の人に味わってもらいたいと思い、19年前にチーズ作りを始めました。ただ、チーズにするとほとんどの水分を廃棄しなくてはならないので、飲むヨーグルトにすることはずっと望んでいた形でした!』と、大友さん。
その想い、しっかり伝わってきました^^
窓の外に広がる大友牧場
青々とした夏の景色とは違いますが、この広大な景色が、さらに美味しくさせてくれているきがしました^^
ちなみに特売所で販売しているチーズは、地元還元価格ということで、少しお買い得になっています^^
と、本日はカチョカバロの制作風景を8年半ぶりに見学
今はもう製造していないというこちらのマシーンでチーズを作っていきます。
生乳を固めた、まるで豆腐のような “カード”
そのカードをこちらの投入口へ
細かくカットされて出てきました。
こちらにお湯を入れてかくはんすると、ドロッとしてきます。
それをさらに機械に通し、型に入れて出てきたところを受け取りまして、素早く紐に吊るします。
簡単にやっているように見えますが、この成型作業が慣れるまでは至難の業
ワタシがチャレンジした時は、ビヨ~ンと面長なカチョカバロになってしまいました^0^;
いくつか括り付けたところで、熟成庫へ
どこの工房もそうですが、無駄な動きなく、すごく効率よく動いています^^
ちなみに、最近にんきのプチボールモッツアレラは、オーダーメイドの型で製造しています。
こちらはセミハード系のチーズの熟成庫
大きな扇風機が回っていて、手作り感満載!
ちょうど、夕方の搾乳タイムが始まるということで、裏手にある牛舎にもお邪魔してきました。
大友さんお父様が経営していますが、現在4代目だそうです!
昔よりだいぶ減らしたと言っていましたが、現在66頭(母牛は43頭)の乳牛を飼育しているそうです。
お父様もだいぶ高齢ですので、最近は若い方にお手伝いに来てもらっているそうです。
“ちょっと、なに見てんのよ”
ちなみに大友牧場の牧草は、霧多布から吹き付ける潮風で塩味を含んでいます。それが美味しい牛乳の要因となっています^^
おおともチーズ工房は、帯広会場・札幌会場ともに工房スタッフが直接販売しますので、ぜひ浜中町おおともチーズ工房のお話、聞いてみてくださいね!!
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美味しい牛乳があるから、チーズを作って地域に還元する
今回訪れた3工房、どこも同じことをおっしゃっていました。
北海道の冬の取材は結構恐怖でしたが、(釧路から浜中町までは濃霧!)やっぱり、実際に見て聞けることはものすごく刺激になります。
そしてますます、北海道が好きになります!!
雪が融けたら、今回伺うことが出来なかったチーズ工房に、足を運びたいなぁ^^
ミルク&ナチュラルチーズフェア2018は、1月18日(木)~23日(火)が帯広・藤丸百貨店、1月25(木)~30(火)が札幌・東急百貨店で開催!!