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昭和を満喫!!北海道料理 かすべ
Posted by Sapporo100miles編集長 オサナイミカ on 2010年12月14日(火) 10:20
スナック早苗に続き、昭和に臭いが漂うお店に初潜入!
場所は小樽の飲み屋街・花園町
郷土料理かすべ
仲小路のさらに奥、行き止まりのその場所に
怪しく光るネオン
う~っ、情報がないと入りづらい度200%!!
実は以前一度、お店の前まで行ったことがあり、
その時は情報不足で、入るのを止めてしまったことがありまして・・・
今回、こちらの雑誌の情報を元に再チャレンジ(笑)
と、実は今回のちょいぷらにワタシのインタビューが載ってるのです^-^
良かったらチェックして下さいね~~
紙面にも記載されていましたが、
46年営業しているらしく、かなりの味がある店内
八代亜紀が良く似合いそう・・・
でも、店内ミュージックな一切なしの無音!
立派な一枚板のカウンター席と、囲炉裏席(予約制)など
30席ほどのお店です
炉端のお店に行ったら、焼燗は外せません
かなり陽気なお母さんが、『お猪口はどれにする~?あ、この京都の一番良いのにする?』
と、会話をしているようで会話にならないトークがイイ感じ
ちなみに大将は黙々型
お通しのイカの塩辛、そして八角のルイベをオーダー
八角のルイベって初めて食べたかも!
一瞬、鰹節かと思ったほど、削られた状態で登場
ダシ醤油に付けて頂くのですが、これがまたハマる味わい
個人的には焼いたのより好きかも・・・
かすべに来たからにはかすべを食べないと!
かすべと言えば煮こごりが一般的ですが、
ちょうど今時期しか食べられないと言う、
小振りなかすべを浜で干し焼いたものを味わう
焼きかすべと聞いて、
普通の焼き魚を想像していたので
出てきた時、正直驚く
どうやらカチンコチンになったかすべを
とんかちで叩き、
珍味のように割いて食べるのが一般的らしい
長らく北海道に住んでいながら、これも初体験
ちょっと癖のある味わいが熱燗にピッタりで、このまま珍味として販売してくれないだろうかと思う
『ちょうど今日から銀杏が入ったのよ』というおかあさんの一声に、即反応
銀杏を炒っている時、お寺の香りが・・・コレが銀杏の香りなんだ~
と、殻付の銀杏と一緒に木槌が登場
『こうして叩いて食べるのよ』とおかあさん
銀杏好きで色々なお店でオーダーしてきましたが、この食べ方も初めてです
飛んでは行かないのかと、恐る恐る叩くとものすごい湯気がプシューと出てきてビックリ!
まるで蒸気機関車のようでした(汗)
それにしても、面白いおかあさんだった
早い時間に行ったので、まだそんなに混んでいなかったこともあり、次から次へと会話が飛び出る
会話と言っても、さっきも言った通り、ほぼ一方通行(笑)
ちょうどちょいぷらを持ってきて、うちが載ってるのよ~と、説明し始めたので、
『実はその本を見てきたんです。そしてその本にワタシも載ってるんですよ~』
と伝えたのだけど、後半の言葉は全く耳に届かず・・・
『お父さん!早速雑誌見てきてくれたわよ~!!』
お店の雰囲気や料理よりも、おかあさんのキャラにハマりました(笑)
笑い疲れたので、〆にご飯ものをいただくことに
ウリのメニューらしき、ウニ雑炊&今年初のニシン漬
ニシン漬を食べると冬が来た~って実感しますね
オサナイは毎年母の漬けたニシン漬にお世話になってます
ニシン漬と白いご飯があれば、他におかずはいりません!
(強いて言うなら、豚汁があれば最高^0^)
北海道の冬も年々暖かくなってきているので、早く酸っぱくなっちゃうのが難点
昔は半分シャーベット状態で食卓に上がるくらい、シバレてたのになぁ~~
かすべには『トロイカ鍋』という名物があるらしいのですが、今回はたどり着けなかったので
再来しないといけないなぁ~
【かすべ】
小樽市花園町1丁目8番20号
0134-22-1554
17:00~22:00
年中無休