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3月29日(水)の北海道新聞夕刊“ほっと一息”~Bar Vespa SAPPORO
Posted by Sapporo100miles編集長 オサナイミカ on 2017年3月30日(木) 11:12
3月29日(水)の北海道新聞夕刊“ほっと一息”で紹介したのは、 Bar Vespa SAPPORO(バーベスパ サッポロ)
バーとしては珍しく、全国にお店があるんです。
もともと、40年ほど前に熊本でスタートし、その後福岡の中洲・東京の銀座・京都の祇園にお店が出来、1年8ヶ月前に札幌すすきのに5店舗目がオープンしたかたちです。
カウンターに立つ、神吉英典(かんきえいすけ)さんは福岡出身。
師匠が始めたBar Vespa福岡店でバーテンダーとして働いたのち、熊本以外のお店の経営を引き継ぎ、各お店を定期的に回っているそうです。
神吉さんがいないときは、各店舗のバーテンダーが入れ替わる形でこの場に立ちます。
そんなしくみなので、出張などでベスパのある場所に訪れた際、安心して立ち寄れるというわけです^^
銀座や祇園なんかは初見では入りにくい雰囲気もあるので、1軒でも知っているお店があるとほっと出来ると思うのです!
それから各地方の情報が聞けたりするのが魅力的!!
福岡や京都などに旅行に行く前にベスパで情報収集すれば、いつも以上にディープに楽しめそう♪
とさっそく、ベスパに来たらぜひ飲んでもらいたいというカクテルを2つほど作っていただきました。
ショートカクテルといえばやはり、マティーニは外せませんよね^^
神吉さんがマティーニを作る姿を見ていて改めて思いましたが、作っている姿からして作品ですよね。。
動作の一つ一つに魂がこもっているのが伝わってきました!!
そうしてグラスピッタリに注がれたマティーニ あまりの美しさに、いろんな角度から撮影してしまいました・・・
そしてもう一つが、アイリッシュコーヒー
神吉さん曰く、誰よりも“極めた”1杯とのこと
というのも、バーテンダーはカクテルについては専門家ではあるけど、コーヒーについてはプロフェショナルではない。 それならコーヒーを極めれば、究極の1杯が作れるのではないか・・・と、銀座のカフェ・ド・ランブルで研究したそうです。
ちなみにこの赤いポットはランブルと同じだそうですよ^^
アイリッシュコーヒーは数回飲んだことはありますが、どれもカップでの提供だったので、こんなグラスで出てくることにまず、ビックリ!
そして、炎が上がったことにもビックリ!!
またまた作る工程を、じ~っと見つめてしまいました
生クリームの真ん中にはオレンジピール
このオレンジピールの香りが期待値を上げてくれるのです^^
最初はクリームとコーヒー、そしてそのあとにウィスキーがス~ッと喉を通り、最後にザラメの甘みが・・・ 間違いなく、今まで飲んだアイリッシュコーヒーとは違うものでした。。。
“極めた”という神吉さんの言葉、その通りだと思います!
こちら1杯2000円と、決してお安くはない価格ですが、1杯に込められたこだわり、そして味わい・・・飲んでいただければ間違いなく納得のいくお値段かと思います。
と、ベスパはメインのカウンター7席(&テーブル4席)のほかに、隠し部屋のような個室のカウンター(5席)があるのですが、こちらがまた、モルト好きにたまらない光景なんです!!
せっかくなら、メインのカウンター席の棚と違うラインナップにしようと考え、モルトを並べることにしたそうですが、モルト好きなワタシとしては、この棚を眺めながらモルトをいただくのは本当に至福の時♪
メインのカウンターで飲むのとはまた、違った雰囲気で楽しむことができます^^
フードはおつまみはじめ、パスタやドライカレーなんかもありました^^
こちらはチョコレート盛り合わせ モルトを飲むと、美味しいチョコレートがチョコっと欲しくなるのです^0^
メニューをながめていると、“ドライ明太子”という文字を見つけました!!
もしやあの、1月に大丸札幌店の催事で、初めて食べてドはまりしたドライ明太子??
まさかBARのメニューにオンリストされているとは、さすが福岡にお店があるだけあります!!
そしてもう一つ、馬舌の燻製!! 次回行くときは絶対、食べてみたいっ
Bar Vespaは17:00~19:00まではノーチャージ(以降、1000円)
個室カウンターは予約も可能だそうです^^
そうそう、神吉さんに最初にお会いしたとき、口数の少なそうな硬派なバーテンダーさんなのかな~って勝手に思っていたのですが、お話しすると九州弁なこともあって、すごく肩の力を抜いて話せるんです♪
そんなところが“ホッ”と一息つけるBARだなぁって思ったのでした^^