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by Sapporo100miles編集長 オサナイミカ
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中島公園の歴史を人形劇で表現~中島公園百物語・札幌国際芸術祭
Posted by Sapporo100miles編集長 オサナイミカ on 2017年8月24日(木) 14:50
こちらは既に終わってしまったイベントではありますが、札幌国際芸術祭のイベントとして、中島公園・児童会館の前で行われた、巨大人形劇~中島公園百物語の備忘録
日本で最初に建てられた、児童会館の壁一面に布がかけられ、青白い光を放っています。
そこに、中島公園の池からやってきた水の精
そして、カワイイ貯木の妖怪
中島公園の歴史は、こちらのサイトにも詳しく掲載されているのですが、池は札幌の開拓が進む中必要だった、木材の貯木場として使用されていたそうですよ!
寒い冬の中島公園を体現
なんとも幻想的なワンシーンでした
いきなりのライオン!
なんと、昔は池の真ん中に、ライオン館というレストランがあったそうです!
雪が降る札幌は、ウィンタースポーツも盛ん
昔はの池全体がスケートリンクとして利用されていて、氷上フェスティバルたるものも開催されていたそうです!
そんな中、ライオン食堂まで行く橋がスケートの邪魔になり、取り壊すことに。。ライオン食堂は別の地へ移ったそうです
寒い冬も楽しく過ごす、札幌市民ウィンタースポーツも盛んだったこの地で、冬季オリンピックを開催しようという動きがあったそうです!
中路公園で冬季オリンピック??
そんなの聞いたことない!という方、そうなんです開催はされていないのです。
決定後、日中戦争激化のため中止となってしまったのです。
“なんで戦争なんてするんだろうね”と、息子が一言。。。
ホントにね、一番被害を受けるのは、戦争に反対している人たちなのにね。。。
それにしても、聞けば聞くほど中島公園ってものすごく歴史があるんです!
札幌で最初のラジオ局が出来たのも、ココ中島公園!
北海道大博覧会や、競馬場が最初に出来たのも中島公園なんです!!
そんな歴史を体全部を使って表現してくれる子どもたちと札幌座のみなさん
ちなみに子どもたちがデザインした妖怪を作り上げたのは、人形劇作家の沢則行氏
このシーンは昔、ススキノにあったサーカス小屋が観客のタバコの火によって火事になり、像が逃げ出した時を再現したもの
象は何にも悪くないのに、暴れると危ないので、悪者扱い
そんな心境は子どもの方がまっすぐな心でくみ取るので、“タバコを吸っていた大人が悪いのにね”と、息子の一言
ダイナミックな動きと巨大な人形たちに子どもも大人もくぎ付けでした^^
約30分の巨大人形劇
こちら、観覧無料だったんです!!
なんとも贅沢時間を過ごせました^^
札幌は、ココにあるこぐま座のほかに、東区元町にはやまびこ座もあり、一昨年はさっぽろ雪まつりの会場で人形劇が行われたりと、盛んな街でもあるんですよね^^
アートで自分の住む町の良さを再認識したり、歴史を知れるのってイイかも!!
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