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by Sapporo100miles編集長 オサナイミカ
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11月1日(水)の北海道新聞夕刊“ほっと一息”~憩いの酒 蔵美庭gravity
Posted by Sapporo100miles編集長 オサナイミカ on 2017年11月1日(水) 19:48
11月1日(水)の北海道新聞夕刊・ほっと一息で紹介したのは、今年の6月にオープンした、【憩いの酒 蔵美庭gravity】
すすきのど真ん中・南興ビル9階の奥という、決してフラリと立ち寄るような場所ではなく、そして入口から見えるカウンターだけのこの雰囲気、初見だとちょっと入りにくい・・・というのが取材前の印象でした。
カウンターに座り、オーナーの黒島さんとご挨拶
(失礼ながら)ちょっとコワモテな風貌。でも、お話しし始めると何ともフレンドリー!!
取材なのに、一気に緊張感が溶けまして、お客さんモードに(笑)
入口の酒林や一升瓶から、日本酒押しなことは伝わりましたが、『まずはビールを飲んでいただきたいんです』と、意外な一言
丁寧注ぐ姿、そしてこのうすはりグラス!!
この時もこのグラスに魅了されましたが、1杯目にビールを飲んでもらいたい!という本気度が、しっかり伝わりました^^
メニューを見ると、のん兵衛なら一目で“飲まさるヤツ!”と分かるラインナップ
旬の食材や、その日入荷した食材でメニューが確定するそうですが、この日は“アジのなめろう”と、“生春菊とお揚げのごまあえ”を用意していただきました。
これは・・・やっぱり日本酒が欲しい!!(笑)
その思いはしっかり伝わっていたようで、サッと素敵な日本酒が登場!
なんともインパクトのある、yellow carp
キケンなほどスルスルと喉を通っていきます(笑)
個人的には春菊は生で食べるのが一番美味しいと思っているのですが、その理想の料理がこの一皿でした・・・
何度も言いますが、“飲まさります”
実はお店に入ったとき、真っ先に目に入った“かんすけ”
これがあるということは、燗酒にも力を入れているということですよね!!
『基本、どのお酒も燗につけます。私が一番美味しいと思う温度でお出ししますが、常連のお客様はこの前に座って、自分の好きな温度につける方もいますよ』
燗酒好きとしては理想のカウンター!!(笑)
『将来的には3台くらいカウンターに置いて、お客様に自由に楽しんでいただけたらと思っているんです』と黒島さん
期待してます^0^
ちなみに日本酒はスッキリ・キレイ系が多いとのことで、常時15~20種類(450円~650円くらいそろえているそうです。
そしていよいよ、看板メニューのお蕎麦の登場です!!
鹿追町産の牡丹蕎麦を使用した、手打ちそば
実は黒川さん、30歳までは飲食に全く関係のない仕事をしていたそうです。
その頃から蕎麦が大好きで、蕎麦職人の道へ。。。
東京の有名店で修業しているときに、日本酒の美味しさにも目覚め、利酒師の資格も取得したそうです^^
と、そのこだわりの蕎麦の味ですが、新そばの季節ということもあって、目の前に置かれた瞬間に美味しいそばの香りに包まれましたっ
まずは何もつけず、そのままいただきます。
甘い!!!
蕎麦そのものの甘さが口の中に広がって、しばし目を閉じて堪能~~~
これは、塩で食べて日本酒のアテにしても楽しめる蕎麦です!ちなみにそばがきもあります♪
その後、そばつゆにもつけていただきましたが、甘すぎないそばつゆもワタシ好み^^
お蕎麦は一日15枚程度しか用意できないそうなので、確実に食べたいときは、事前に予約しておくことをお勧めします。
ただし蔵美庭は、蕎麦屋ではないので蕎麦のみのオーダーはNG
まずはお酒を堪能したのち、締めに食べるのが正しい使い方なのです^^
ちなみに店名の蔵美庭=gravityは、ワインを作るときの“グラビティフロー製法”から引用したそうで、重力に逆らわず自然に・・・という、結構まじめな意味合いがあるようですよ!
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