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by Sapporo100miles編集長 オサナイミカ

Sapporo100miles編集長 オサナイミカ
プロフィール

Sapporo100milesはSAPPORO YARDと統合されることになりました。
2007年より綴らせていただきました、【オサナイミカのつぶやき】は、SAPPORO YARD内で【オサナイミカが行く!】と改めまして、これからも、大好きな札幌と北海道の食と観光の話題を中心に、自分が感じたままの言葉で綴らせていただきたいと思いますので、引き続きよろしくお願い致します!!
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砂糖は悪モノじゃなかった!!~天下糖一プロジェクト~

『上白糖は漂白しているから、身体によくない』

いつだったかそんな言葉を耳にして、上白糖を購入するのをやめていました。。甘みが必要な時は、きび糖とかあえて茶色い砂糖を使用していたのです。

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それが先日、Sugar Seminar2019に参加して、まったくの間違いだったことが判明!

これは、たくさんの人に伝えないと!!ということでつづらせていただきます^^

 

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上白糖の後ろに鎮座しているのは、大根ではなく“砂糖大根=てん菜”です

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日本の砂糖は、このてん菜もしくはさとうきびから作られていて、てん菜を栽培してるのは北海道だけなんですって!

&国内の砂糖生産量の8割がてん菜から作られているとのこと。。

改めて北海道は、いろんな作物のNo.1があるんだなぁと思いました。

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そんなお砂糖のなるほど話をじっくり聞いたのち、上白糖を使用したお料理もいただけるというセミナーだったのですが、こちらは光塩学園調理製菓専門学校 日本料理教授 田安氏のレシピで作った“かしわ”稲荷寿司

寿司酢にも稲荷の炊き地にも砂糖が使われています。

田安氏いわく、料理に上白糖は絶対かかせない調味料

今は手軽に使える甘味料などもありますが、甘味料では出せない味があるそうです。

味だけではなく、食材そのものに働きかけるしくみもあり、例えば酢飯は、砂糖の“保水性”がご飯をふっくら仕上げてくれるのだそうです!

ということでさっそく、かしわ稲荷寿司を食しましたが、これがビックリするほど甘くない!

甘くないけど、すごくオイシイ~~~

市販の稲荷の皮はものすごく甘くてべたべたするけど、今回のはちゃんと甘みはあるけどさっぱりしていて、いくらでも食べられそうでした^0^

 

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次は、cake&cafeコレットのオーナーパティシエ 園田氏による“クリスタライズ”の実演

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こんな細かい作業、しかもたくさんの人に囲まれてうやるなんて絶対無理~~~~^0^;

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ところでクリスタライズって言うのは、花びらなどを卵白そしてグラニュー糖にまぶして乾燥させたもの

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こんな感じでマフィンに飾りつけたりして、味わいます^^

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こちらの作業は上白糖よりグラニュー糖の方がキレイに仕上がるそうです^^

 

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もちろんマフィン地にも砂糖が使用されていますが、上白糖とグラニュー糖を3:1の割合で混ぜて使用しています。そうすることで“むっちり”した食感”になるそうです!

たしかに“むっちり”として、食べ応えはあるのに喉が詰まらないタイプでした^0^

 

ところで、上白糖はなぜ白いかと言いますと、雪と同じ原理だから!

というもの、砂糖は一粒一粒がキレイな結晶になっているので、光が乱反射しているからなんだそうですよ^0^

他にも砂糖は太りやすいとか、かなり誤解されていることが多いのですが、詳しくはこちらでご確認を!!

 

このセミナーを受けたのちに、No.2のセミナーとして、フレンチレストランmeli meloでランチセミナーに参加!

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リニューアルしてからよりステキになったとうわさを聞いていたので、かなりワクワクな気持ちで挑みました^^

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前回同様、いかに砂糖が料理にとって大切かを語る、オーナーシェフの佐藤氏

今回は、砂糖が決め手となる“ガストリックソース”で味わう、望来豚のソテーを作っていただきました^^

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グラニュー糖を強火で火にかけ、少し焦がして煮詰める

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ワインビネガーやメイプルビネガー、シェリービネガー、バルサミコ酢、白ワインなどを入れ、1/3になるまで煮詰めるそうです

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お店全体に、食欲をそそる香りが^0^

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じっくり30分かけて焼いた望来豚

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そこにたっぷりのガストリックソース!!

オイシイに決まってます(≧▽≦)

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結果、添えられていたパンでココまでキレイにいただきました(笑)

ちなみに人参のグラッセにも当然砂糖が使用されていました^^

そして面白い実験も!!

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こちら、パンケーキなんですが、砂糖を入れないと真っ白に焼けるのです!

砂糖は“香ばしく焼く”要素があるので、こんな風にこんがり焼き上げてくれるのです。

そして砂糖には“保湿性”もあるので、記事がふっくらでしっとりに仕上がります

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そんなわけで、一応砂糖を入れてないパンケーキも添えていただき、食べ比べ

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語るまでもなく、砂糖を入れた方が美味しいです^^

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最後にこちらのイベントを取りまとめている『HERB & Cookingroom KINA』のハーブティーを味わいつつ、改めて砂糖のありがたみを実感したのでした^^

糖分を適量摂取すると精神的にも満たされて、この日は一日気持ちよく仕事ができました!!

 

セミナーを受けて以来、我が家の料理に上白糖を使用した一皿が続々登場中♪

ちなみに砂糖には賞味期限がないんですよ!!

 

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