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by Sapporo100miles編集長 オサナイミカ
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「外で飲もうよ!道産日本酒プロジェクト」モニターツアー Vol.1
Posted by Sapporo100miles編集長 オサナイミカ on 2020年10月14日(水) 17:24
↑グランピング施設にて、ずらりと並んだ道産酒。もちろん写すだけじゃなく飲みました(笑)
先日、米どころ・酒どころ北海道振興事業 道産日本酒販売拡大業務の一環で、“キャンプで楽しむ道産日本酒と酒蔵巡りモニターツアー”に参加
1泊2日で4つの蔵を巡り、昼も夜も道産酒漬け!!
新たな学びもたくさんあり、ますます北海道の日本酒のファンになりました(≧▽≦)
その行程を、2回に分けてご紹介します^0^
【1日目】
朝9:00過ぎに札幌駅北口に集合し、(新幹線に向けてのホーム拡張工事のため、いつのまにか鐘の広場が使えなくなっていてビックリ)バスで日本清酒(株)・千歳鶴酒ミュージアムへ
新型コロナウイルスの影響で、仕込み水そして日本酒の試飲コーナーが無くなっていたのは残念でしたが、昔のポスターなんかもあって、楽しめる場所です
もちろん、限定酒なんかも変えます^^
道内でただ一人の女性杜氏でいらっしゃる市澤さん
仕込み前のバタバタな時期だったのでご挨拶だけでしたが、10月12日(月)から仕込みが始まると言っていたので、これからしばらくはお忙しいと思います
美味しい日本酒を世に送り届けるために頑張ってくださいね!!
そしてお隣は、道産酒と言えばの鎌田孝さん(通称・親びん)
今回のツアーの仕掛け人でもあります^^
今回は酒ミュージアムではなく、日本酒を作っているこちらの棟の見学がメインです!
こちらは事前予約のみ見学ができるのですが、仕込み時期に入ると見学はしばらくお休みということで、ギリギリのタイミングで見学することが出来ました^^
ところでこの場所(中央区南3東5)で、明治5年から日本酒を醸造していることを、札幌在住の方でもまだ知らない方も多いかもしれませんね。
それにしても、重厚感のある建物です
酒造りは、上の階からスタートして、下の階へ行くほどに完成していくようになっています
3階と言っても天井が高いので、その分階段の傾斜もキツイですが、当然階段で上に向かいます^^;
こちらは精米機。千歳鶴ともなると、規模が大きい!
ただ、特別なお酒はこちらの樽を使用して、手作業で行うそうです
蒸したお米はこちらの“麹室”で米麹にするのですが、この作業が日本酒造の要であり、温度や湿度管理を夜通し行ったりするのです
それにしても、一つ一つの規模が大きいです!!
そうそう、よくよく見ると天井に小さな穴が開いているのですが、上で作った日本酒はここにホースを繋げてタンクに注入されるわけです^^
ちなみに特別なお酒はタンクの保管場所もやっぱり特別でした!
あっという間に出発時間になりまして、ココでは試飲ができなかったので、若干心残りな状態で、次の目的地・栗山町の小林酒造へ!
通常ですと酒蔵見学が先ですが、嬉しいことにまずはランチタイム!
酒蔵の向かいにある、錦水庵へ
さっき飲めなかった分、一升瓶で登場しました(笑)
日本酒が出てきたので、つい塩をお願いして、田舎蕎麦は酒のアテとしていただきました(笑)
心もお腹も満たされた後は、酒蔵見学
国の登録有形文化財にも指定されている小林酒造の建物は、日本酒に興味がなくても一度は見る価値のある建造物です
ちなみに小林酒造が日本酒を作り始めたのは栗山町ではなく、札幌だって知ってましたか?
明治11年に札幌市の中心部で酒造業を初めて、明治33年に栗山町に移転したそうです
私のブログではもう何度も登場している、小林専務のアツいトークショーが始まりました!!
何度聞いても飽きることはないし、何回行っても新しいお話しが聞けるんです^^
明治から酒造りを営んでいる小林酒造の歴史は本当に深すぎて、ココですべてを書くことは不可能ですので、ぜひ一度足を運んで直接聞いてもらいたい!
途中で南杜氏も顔を出してくれました
千歳鶴同様、これからが本番なので、最後の点検作業を行っていた感じです
小林酒造はその昔、炭鉱夫のための普通酒を大量に作っていたので、酒造りの道具が半端なく多いのですが、今はすべて純米酒に切り替えたので、今は使用していない設備も多いそうです・・・
それにしても、絵になる場所が多いなぁ
古い建物を維持していくのは莫大な費用が掛かって大変なのですが、(しかも有形文化財なので勝手に改装とかできないのです)なんとか保存していってほしいものです・・・
そうそう、こちらのお酒がフランスで開催されている日本酒の品評会【kura master】の純米大吟醸酒部門でプラチナ賞を獲得したんですよ!
試飲があったので、ありがたく頂戴いたしましたが、華やか過ぎず、食中酒としてもイケる味わいで、フランスでこの手の味わいが評価されるのが、ちょっと驚いたそうです。
暖簾シリーズは、デザインの誕生から知っておりますので、親戚のおばちゃんの気分です^^
まだまだゆっくりしていたいところでしたが、このあと今回のツアーのメインイベント・キャンプで日本酒を楽しむ会が待っておりますので、バスに乗り込み新しのつへ向かいます!! ・・・つづく
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