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千葉で酒蔵巡り~其の二
Posted by Sapporo100miles編集長 オサナイミカ on 2010年2月14日(日) 03:03
JRに乗り込む前に、しっかりつまみと箸休め的なアルコールを購入^^;
みんなはビール、私はハイボール♪ 味噌ピーナッツをつまみに向かった先は
佐原町デス
古い町なみや、伊能忠敬の旧家などで有名な町です
お天気も良かったので、本当に気持ちの良い散策となりました
そしてココでも気になるものが山ほどありまして・・・
この、上州屋さんではラー油と胡麻油を購入
ちょうど、橋から放水をするシーンも見ることが出来ました
伊能忠敬の旧家では、既に梅が開花
やっぱり日本は南北に長いんだなぁと実感
とにもかくにも色んな気になる・・・でも、時間は限られておりまして・・・
『メインの酒蔵に行けなくなるよ~~~』と、指導されてしまいました^^;
で、ようやく本来の目的・酒蔵『東薫』に到着
大きな煙突と仕込み水
見学までに時間があったので、取りあえず試飲。有料(100円)でどぶろくの試飲も
軽い飲み口で、女性受けしそうな味わい
その昔、酒蔵は女人禁制だったのですが、なぜかというと酒蔵の神様が『松尾』という女性の神様だったので
焼きもちを焼いてしまうからとの言い伝えがあったそうです
甲子正宗に比べると歴史を感じる蔵内。でも、何となくホッとします^^
そうそう、佐原町ではちょうど『佐原雛めぐり』という催しが開催されていて、
町のいたるところに雛人形が飾られていました
東薫さんにも立派な七段飾りが展示されていました
と、足元にはこんな注意書きが
そうです、これはお酒の貯蔵タンクの蓋の部分。この部屋は貯蔵タンクの上だったわけです
見学が終了した後は、甘酒が振舞われました
甲子正宗でも甘酒は飲みましたが、
やっぱりその蔵によって味わいが違うなぁと思いました
そして、甘酒は自宅で作ってのむより、
外で飲む方が美味しいと実感
そしてそして、こちらの有料試飲(300円)のお酒も頂きました
ものすごく香り高い、美しいお酒でした
実は私、佐原町には8年ほど前に旦那と一度、来たことがありました
(来るまで旦那共々忘れていたけど^^;)
でも、この黒切り蕎麦の小堀屋を見て思い出しました
その話をすると、みんな興味津々・・・
電車の発車時間まであと40分くらいしかなかったのですが、
どうしても黒切り蕎麦が気になる…
で、無理矢理立ち寄ってみることに・・・^^;
本店の方は待っているお客様がいらっしゃったのですが、
本店の横にあった元銀行だった建物を改築した分店のようなところがあったのです
こちらはたまたまお客様がいなかったので、何とか時間内で食すことが出来ました^^;
何とかと言う割にはそば湯もしっかり頂きましたが(笑)
黒切り蕎麦は見た目に反して、すご~く喉越しが良いので、スルスルと行けちゃうんです
食べ終わったら一目散に駅へ・・・
帰りの電車の中で、先ほど購入したおかきを試食
醤油味と塩味、思ったより硬めの食感
あ、車中で飲むお酒のことを忘れておりました^^;
でも車中で寝ることもなく、女子トークが炸裂している間に到着
その間、男性チームからはほとんど会話聞こえず^^;
本数の少ない路線のJRで行った、千葉の酒蔵巡り
今回も酒ツーリズムSさんのおかげで、一分の無駄もなく楽しむことが出来ました
というより、無駄のない行程の中に無理矢理黒切り蕎麦も入れてしまい
それでもSさんは、『ホントは行きたいと思っていたから逆に良かったよ』と、
優しい言葉を頂いたけど、蕎麦屋で何度も時計を見ていたことはチェック済みです
酒蔵に足を運べば運ぶほどお酒が好きになるなぁ~
だからこそ、あまり日本酒を飲まない人にほど、酒蔵に足を運んで見て欲しいな~と思います
さてさて、今年は何軒の酒蔵に足を運べるか・・・
ダンナが東京にいるうちに、いろいろ計画しておかないとです^-^
千葉で酒蔵巡り~其の一
Posted by Sapporo100miles編集長 オサナイミカ on 2010年2月12日(金) 18:01
爽やかな冬晴れの日曜日、JRで千葉へ
向かった先は『酒々井』 酒が2つで『しすい』・・・良い名前です^-^
酒々井からタクシーに乗り、向かった先は甲子正宗の飯沼本家です
入口を入ってすぐのところにあった神社と立派な木
幹がツルツル、百日紅の木です!
ホントに猿も滑って登れないほどツルツルでした
300年の歴史があるそうで、興味深い装飾やモノがいろいろありました
敷地内の建物の説明を受けた後は蔵見学へ。エレベーターであがり、上から施設を見学
かなり大規模な酒蔵です
しかもかなり近代的!この手の規模の酒蔵は久し振りかも
ちょうど元気に活性中のお酒を発見
エレベーターで上がっているので、
ちょうど大きなタンクの上にいる状態
なので足元にタンクの口があります
ちょっと覗いて見ますか?と言われ顔を近づけた瞬間、
ものすごく強烈なアルコール臭
脳天直撃!一気に涙目に・・・呼吸困難に見舞われそうになり、
ホントに焦りました~~
何もかもがデカイ!!の一言・・・圧搾機も圧巻の大きさです
毎日ものすごい量の酒粕ができるそうで・・・
規模が大きいからこその設備も色々ありました
蒸米を拡販する機械なんて初めて見たかも!
ちょうど醗酵中のお米も見せてもらいました。麹がついて、白くなってるお米がたくさん!
仕込中の日本酒も味見させて頂きました
※この季節の酒蔵見学は、これが一つの楽しみでもあります^^;
甲子正宗さんは歴史のある古い蔵ではありますが、造り手さんは若い方が多いそうで、
これからもどんどん美味しいお酒を造ってくれそうな薫りがプンプン漂ってました^-^
さて、酒々井まがり家というお土産&食事処に戻ってさっそく試飲
もちろん全種、ココに出ていなかったのも『これも試飲できますか』って感じで・・・^^;
お酒だけじゃなく、酒ゼリーや
梅酒を造った時に使用した梅なんかも頂けました
それから千葉といえば落花生!
どれもこれもしっかり頂いちゃいましたよ
個人的には画像には映ってないけど、しぼりたてが気になったので
無ろ過とともにお買い上げ~
お土産コーナーで気になるものが目に飛び込んできました
なんだかとっても怒られている感じでした^^;
素敵な器からお菓子におつまみ、何でも揃ってまして
ついつい色んなものに手が伸びる(汗)
でも、もう一軒行く予定があったので、
セーブしておかないと・・・と自分に言い聞かせる
11:00からの酒蔵見学だったので、昼食もここで頂きました
さんまの巻きずし(1050円)デス
さんまの巻きずしは初体験!ちょうどイカ飯の側がサンマになった感じかな?
ものすごく立派なさんまで、思ったより食べ応えがありました
そして何よりお酒に合う味わい(笑)
お酒はショップで1本購入して飲みましたよ
この日は7名だったので、もちろんキレイになくなりました(笑)
すごく雰囲気の良いお部屋で、ホントはまだまだ飲みたかったのですが
次の目的地への電車の出発時刻が迫ってまして・・・
まぁ、ココで深酒になると他のお客様にもご迷惑ですしね^^;
他に一品料理と根野菜たっぷりの粕汁も付いてます!
1050円以上の価値を感じる内容でした^-^
ちょうど良いホンワカ気分な感じでお店を後にし、タクシーで駅へ向かいました
千葉酒蔵巡り~其の二へ続く
酒本久也と行く、蔵めぐりツアー Vol.3
Posted by Sapporo100miles編集長 オサナイミカ on 2009年3月4日(水) 15:37
泉橋酒造さんを出た後は、JRを乗り継ぎ埼玉へ
行先は純米酒を語るのに絶対外せない神亀酒造さんです
タクシーが止まった先はホントにココが入口??
裏口じゃないの??と言ってしまいたくなるほど
今までの蔵より目立ちません
でも、入口には竹林があり、なんとなく風情がありました
ちょうど米を洗い終わった後で、その後の作業を見学することが出来ました
ものすごい量の酒米。こんな風に水を切って、移動させてるんですね~
重さは一体どのくらいなんだろう&これで何本位のお酒が出来るのだろう
すっかり質問できず仕舞いでした^^;
枯山水のようなお米。味見して良いとのことでちょっとだけ食べてみる
歯応えがあって甘くて、おつまみのよう。美味しかった^-^
こちらでは麹室に立ち入らせてもらいました!
冷え冷えの蔵内から、一気に南国へ(笑)
どこの蔵も、忙しいところお邪魔しちゃって、ホントすみません…
でも、本当に貴重な場面をいろいろ見ることが出来て、感謝感激です
そうそう、ぶっちゃけどの蔵よりも古めかしい感じだったのに、タンクの足場がメチャメチャしっかりしてました
こんなに安心して歩ける足場は初めてかも!!
しかも転落防止の柵まで付いていて、
これは安心!!
でも、安心といって気を緩めてしまうと、
それはそれで危険なので、
ちゃんと気合を入れて見学しました
そしてこちらでも柄杓が登場しました。もう、当然の行為になってます(笑)
すごくフルーティで上品!お米の味がしっかりしました♪
事務所に戻ってから、倉庫で眠っていたというお酒を頂いちゃいました
(ワインみたいに、ちょっと澱がありました!)
倉庫の見学もしたのですが、なんだかものすごいお宝が眠ってそうな雰囲気でした
専務!いつでも倉庫整理しますよ~(笑)
それにしても神亀さんのお酒は、どれもこれも自然に体に馴染む味です
それからこんなお酒を目ざとく見つけちゃいまして、
事後報告で試飲
(お酒のことになると遠慮がなくなるのは、
どうやら私だけではようです・笑)
15年くらい前のものなのに、
しっかりお米の味がしました
ぬる燗にして飲んでみたかった~~
小川原専務は『特に語ることはない』と、語るタイプの方ではなかったけれど、
【お酒~純米酒】に対する情熱が、全身から湧き出ているような人でした
そして意外(?)にもカメラ好き(笑)
いつの間にやら見学している私たちを撮影していて、しかもその場でプリントアウト!
自分が写っているのを何枚か頂いてきました♪
専務、ありがとうございました
実はもう一つ専務からいただいたものが… つづく
酒本久也と行く、蔵めぐりツアー Vol.2
Posted by Sapporo100miles編集長 オサナイミカ on 2009年3月4日(水) 00:48
ツアー2日目のは海老名のホテルをAM7:30に出発し、タクシーで泉橋酒造へ
意外と住宅街で驚く
昨日見学した蔵よりはちょっと新しく感じますが、やっぱり風情があります
あ、勢いよく蒸気が出てる!!
今回の目的は蒸し取り作業の見学!!こんなのなかなか見られませんよ~!!
蒸し始めて既に一時間ほど経っている状態
そしていよいよお米を取り出す作業開始!スコップで桶に入れ、走ってお米を入れるところまで行きます
こんなバタバタのところを大人数で見学させていただけるなんて…
恐縮ですっ
こんな風に、さらしを敷いた木枠にお米を広げていき
少し冷ましたら、さらしにくるんで麹室へ運ぶわけです
一連の動きを見ていると
ものすごい体力を使う作業です
しかもスピードも…
こちらの蔵は若手の男の子が多かったけど
高齢化している蔵もあるだろうから
きっと大変なんだろうなと思いました
ちなみに蒸し上がったお米をちょこっとだけ頂きまして食べてみたのですが
水分が少なくてパッサパサ!
見た目は普通のご飯に見えるのに、不思議~~
酵母について説明をしてくれるイケメン蔵人(またまた名前聞きそびれ…)
でもって、酒母室にも入れてもらえました!!
ココでなんと酒母まで試飲させていただく
(いつも、いつのまにか柄杓を持っている、Mr.柄杓・酒本氏(笑)
酒母は甘みのないヨーグルトのような味。まだお酒の味はしませんでした
酒母はまさに乳酸菌。試飲すると妙にお腹が空いてきます
きっと、良質な乳酸菌だからいの動きが活発になるのでしょうね~
(と、勝手に判断・笑)
私、ずっとこの巨大なタンクにお米をどうやって入れるのだろうと思っていたけど、
こんな便利な機械があるんですね!
エアーシューター、思わず見入ってしまいました^0^
泉橋酒造さんは“酒造りは米作りから…”とHPで謳ってるように、
酒蔵の裏に田んぼがあります!
泉橋酒造さんは、昨年から不耕起栽培を始めたそうです
きっと大変なことは多いと思うけど、この取り組みが、より美味しいお酒造りに繋がるのだと思うので、頑張って欲しいです!!
(私は飲んで応援します!!)
ということで、最後に試飲(笑)
泉橋酒造さんは赤トンボのマークが特徴ですよね♪
この平杯、お土産で頂いちゃいました^-^
ちなみにこれは糠です
糠って段階によってこんなに色が違うんですね!
白い方をちょっとなめてみたら、おカキの味がしました!
糠も有効活用すべく、色々な取り組みをしているそうですよ
ますます日本酒の世界に魅了され、この後埼玉へ!! …つづく