札幌100マイル

Sapporo100miles編集長・オサナイミカのつぶやき

美味しかったもの・楽しかったこと・教えたいこと・気になったこと 思いのままにアップしております

『酒蔵』タグの付いた投稿

東京最終日は青梅線に揺られて酒蔵へ


3連休の最終日、東京はあいにくのお天気
そんな中、中央線から青梅線に乗り換えて、
奥多摩方面へ向かいました

ホントに東京は電車に乗ればどこへでも行けちゃいますね~




目的地はこちら、沢井駅から徒歩5分くらいのところにある、東京の奥座敷の酒蔵、
澤乃井酒造さんです


お天気は悪かったけど、紅葉も楽しめました

 
そんな素敵な景色を眺めながら、少々冷えた体を温めるべく、まずは甘酒とまんじゅうを…

酒蔵の甘酒って、どうしてこんなに美味しいのだろう
そしておまんじゅう。今回は酒まんじゅうじゃなくて、うの花まんじゅうにしてみました
というのもこちらではお豆腐も作っているからです

不思議な食感でした


それにしても多摩川はキレイな川でした
だからこそ、酒&豆腐作りをしているんですね~


 
事前に申し込んでいた酒蔵見学まで時間があったので、遊歩道を歩いて上流へ
レジャーシートを広げてのんびりしている人、スケッチしている人、カヌーを楽しんでいる人たちもいました







曇ってはいたけど、ホントに景色が素敵で写真撮りまくり(笑)



20081126-10.JPG 20081126-11.JPG
散策途中でちょうどお昼を回り、遊歩道わきにあった、手打ちそばの登りにつられて入店
笑とかいて【えみ】さんです

見た目、全然蕎麦屋っぽくないのですが、手打ちそばは
素朴だけど味わいがしっかり楽しめて、渓谷を眺めながら味わうのに相応しいお味でした

ちなみにそば粉は北海道産とのこと



さてさて、ちょうど酒蔵見学の時間となり、いざ出発

20081126-12.JPG 20081126-13.JPG
その前に、仕込み水をちょっと頂きました
外は結構寒いのに、水は少しぬるめ。ちょっとまったりした感じの味わい



20081126-14.JPG20081126-21.JPG
澤乃井さんは、創業元禄15年。ただしこれは記録が残っている年号と言うことで、
本当はもっと古くから造られていたとのこと

ちなみに見学は30名限定で、流石に休日と言うことで満員御礼でした


20081126-16.JPG 20081126-15.JPG
暗くてよく分からないと思いますが、歴史を感じる立派な蔵でした
ただし、この急な階段は現在の建築基準法なら普通に引っ掛かります(笑)

右側がお酒を搾る機械ですが、ここで出てきたお酒【かめくち】というのは
アルコール度数が一定じゃないので、販売はできないのですが、
こちらに来ると飲める時期があって、それが来月だったので今回は残念ながら飲めませんでした…

ちょっと心残り



20081126-17.JPG
それからこちらでは、【蔵守】という熟成酒~古酒を作っています
日本酒は通常はフレッシュなものが好まれますが、
私は、まったりとした癖のある古酒が大好きなので興味津々^-^


20081126-18.JPG 20081126-19.JPG
澤乃井さんは水源が2つあるらしいのですが、そのひとつをライトアップして見せてくれています

本当に澄んでいて、一瞬水がどこにあるか分からないくらいでした



20081126-20.JPG
さてさて、見学の最大のお楽しみ、試飲(笑)

こちらはまさに、フレッシュそのもの、今しか飲めない【しぼりたて】
香りがとってもフルーティーでワインのよう

我が家は純米吟醸派なので基本、本醸造はあまり飲まないのですが、
説明してくれた担当者の方が言ってましたけど、
最近の新酒発表会で賞を取るのは本醸造が多いのだとか

醸造アルコールを加えることが悪いイメージになりがちだけど、
より美味しいお酒になることだってあるわけです


ようは、好みってことなんですけどね^^;



試飲はお猪口に軽く一杯なので、その後は有料試飲会場へ(笑)


20081126-22.JPG 20081126-23.JPG
さっそく古酒を2種。試飲はだいたい200、300円で、スペシャルなのでも500円
しかも、おちょこがもらえます。なのでお替りは100円引き!

こちらの古酒は、ぬる燗にして飲んでみたいお酒でした
万人受けはしなさそうだけど…

20081126-24.JPG 20081126-25.JPG
普通のお酒も飲んでみようとお替り。上の二つに比べると超がつくほど飲みやすい
純米大吟醸にしてはサラッとしていたかも


下の売店で売っていた、ゆずみそおでんをアテに頂きましたが、
このゆずみそ、ほんのり甘くてゆず風味。美味しゅうございました
(このあたりはゆずの里でもあるようです)




小雨の降る奥多摩、ちょっと寒かったけど風情があってとても癒されました
夏にも来てみたいです

山梨~長野2泊3日・オトナの修学旅行Vol.2

20080926-20.JPG
ほろ酔い気分の中、Sさんの運転で向かった先は上諏訪
ホテルに到着したのは16:00近く

急いでチェックインし、いざ酒蔵へ

20080926-21.JPG

20080926-22.JPG

20080926-23.JPG
歩いて10分くらいの間に、酒蔵がたくさんあるんです
もう、それだけでテンション上がりまくり~(笑)

20080926-24.JPG
早速、上諏訪を代表する酒蔵『真澄』さんへ

こちらは300円でグラスを購入すると
試飲し放題なのです v ^-^ v


20080926-25.JPG
しかもこんなに種類があります♪♪♪


20080926-26.JPG 20080926-27.JPG
個人的には左の七號(ななごう~酵母の名前)がお気に入り
真澄の垂直飲みもなかなか楽しかったです!
と、既に試飲の域を超えているような気が…


20080926-28.JPG 20080926-29.JPG
お次は伊東酒造さんへ。こちらの試飲は無料です。
しかも試飲グラスがカワイイのです^-^
こちらはお酒とセットで販売もしてました


20080926-30.JPG
物色しまくりのダンナ

20080926-31.JPG 20080926-32.JPG
17時を過ぎ、閉まってしまった酒蔵もありましたが、最後に舞姫へ
こちらも無料で気になるものを試飲させていただけます

こちらでとうとうダンナが1本お買い上げ~


一度ホテルに戻り、夕食までにそれぞれ体調を整える
今回はお酒メインで考えていたので、ホテルは素泊まりにしていて、
お店をどうしようかと、PCでおもむろに検索


20080926-33.JPG
実は酒蔵の方にもいろいろ聞いていたのだけど、
なんというか、酒飲みのカンというか、
こちらのお店が気になって、行ってみることに

居酒屋りぶる 信玄屋敷さんです
地酒がオール50円引きになるクーポンもゲットして行きました^-^


20080926-34.JPG
最初にオーダーしたのは水尾
(みんなはさすがに一杯目はビール飲んでましたが…笑)


20080926-35.JPG
信州と言えば馬刺(だそうです)

20080926-36.JPG
諏訪湖で獲れるわかさぎの天ぷら。とっても食べ応えがあるワカサギでした


20080926-37.JPG 20080926-38.JPG
信州の豆腐やトマトのサラダに野沢菜

お酒も進む・進む
みんなで回し飲みしたので、何種類飲んだか分かりません

記憶に残っているのは姨捨正宗
(何度か姥捨山って言ってしまってたので…)
でもこの味、結構好きでした

20080926-39.JPG
他にも串揚げやらおじややら頼んで腹パンにも関わらず、
締めは信州そば
大根おろしがイイ感じでした

こんなに飲んで飲んで飲みまくって、なんと一人3600円
計算間違ってるんじゃないかと思うくらいにお得でした



20080926-40.JPG
明日もあるので今日のところは部屋飲みはやめて
おとなしく解散~
跨線橋をご陽気に渡り5人仲良くホテルへ

夜のホームってなんか雰囲気あるよなぁ~

大盛り上がりの大人の日帰りバスツアーVol.1


昨日は大人の日帰りツアー第2弾の日
13時に札幌を出発して、まずは先日もお邪魔した、小林酒造さんへ

少人数のツアーということで、特別にじっくり見学&お酒の造り方を説明してくれました
今ちょうどお酒を仕込んでいるところなので、発酵具合もしっかりを見ることができました


ふわ~~~んといい香りが漂ってます♪

 



日に日に変化しているんです
プクプクと元気に発酵していました
香りもそれぞれ違うんです。洋梨の香りがしたりでビックリですよ!


お米と水
この二つをを発酵させるだけで、美味しい日本酒になるなんてホント不思議

原料がシンプルだからこそ、お米と水にこだわり、
仕込みの研究をし続ける訳で…
酒造りにの情熱いっぱいに案内人を務めてくれた小林さんは
『きっと最後まで答えが見つからないまま老いていくのだと思う
 だから130年も続いてきたし、これからも続けていきたい』と、語ってくれました


ちなみにこれは、発酵中のお米なんですが、
このまま食べても美味しいんです!
おつまみに販売してほしいくらい(笑)

これを食べると、お腹の中で元気に活動しちゃうので
お腹がすくそうですよ~




これは、ジェット噴射で甘酒を温めているところ


 
甘酒って、弱火でコトコト温めるとドロドロになってしまうので、
一気に温める方がいいそうです。
&風味が落ちるのが早いので、
家庭で作る時は飲む分だけ作るのが、美味しく飲むポイント

ホントにサラっサラで風味もバッチリ残ってて、ホントに美味しかった!!
&めちゃめちゃ温まりました~

でもって、甘酒が夏の季語だってことは、今回初めて知りました
昔は夏バテ防止のために飲んでいたそうですよ


 
それから、驚いたのがこの風景
違いが分かります?

屋根の雪なんですが、発酵室の屋根だけ、雪が積もっていないです
発酵するということは、熱が発生するので、雪が積もらないのだそうです

なるほど~ これなら自然に融雪作用が働いて、古い建物も守られますね


最後におりがらみのお酒と、昨年末に絞ったばかりの新酒を
夜のお供にと、お土産に頂き、それぞれ気に入ったお酒を購入し、砂川に向かいました

                                      つづく…

日本酒の深さを知った日~小林酒造・泡汁の会

今回のスターリムジンのツアーをきっかけに、小林酒造さんとやり取りの際に知った、泡汁の会

聞けばこの時期にしか食べられない、究極の蔵人料理というじゃありませんか!
これは行っておかないと、日本酒好きの名がすたる(?)ということで、
お酒好きの友人を誘って参加してきました!




札幌は吹雪で高速バスがちゃんと到着するか不安でしたが、栗山は快晴で
おっきな雪だるまがお出迎えしてくれました


小林精志さんが、日本酒の造り方などを詳しく教えてくれます


 20080127-04.JPG
特別にタンクの中も見せてくれました。熟成度合いによって発酵具合が全然違います


こんなにブクブクになってるタンクも!

それにしても、中をのぞくといい香り~
すでに、飲みたいモードです^^;



タンクの縁についた泡を丁寧に採取して、泡汁に使うわけです


と、氷点下の酒蔵を回り、一通りの説明を受けた後、
研修室のようなところに移動して、泡汁!!の前に、日本酒の説明^^;


20080127-06.JPG
こちら、左から玄米で作ったお酒・精米歩合50%・そして45%
室町時代以前は玄米のまま作っていたので、麹が中に入っていきずらかったのです

それが水車や人力で酒米を削るようになり、今は電力で削るようになったわけですが、
ただ、削ればいいってものでもなく…

その例が、50%と45%のお酒。45%の方が、フルーティで深みがあるのです



と、そんなためになるお話を聞いた後、お待ちかねの泡汁へ!!


20080127-08.JPG
アツアツの三平汁に先ほどの泡を浮かべて

20080127-10.JPG
ちょっと混ぜると真っ白に。早速汁をすすってみると!!!!
すごい。めちゃめちゃ上品な美味しさ


粕汁とかとはまた全然違うんです
これは間違いなく、酒蔵限定の究極の味です
そして一気に体が温まりました


20080127-11.JPG
その後、酒粕で作ったチーズケーキ登場
チーズケーキそのものはもちろん、古酒とはちみつで作ったというソースが絶品!!


20080127-12.JPG
それから酒粕で1週間漬けたソーセージも!
これがまた、お酒に合うんです
このまま商品化してほしい


20080127-13.JPG
結構お腹も膨れて来ましたが、最後にこちら、酒粕ぜんざい

酒粕にアンって、ものすごく合うんですね~
かなり気に入りました
鏡餅がまだ残っているので、これで食べたい♪


20080127-14.JPG 20080127-15.JPG
小林さんの計らいで、この2本も試飲させていただきました!!

ものすごく内容の濃くて美味しい『造り酒屋をもっと知る会』
これで1500円はお得すぎ!(バス往復代2040円入れても損はない!)


これからも参加してみたいデス
小林さん、素敵な時間をありがとうございましたっ
2月2日も宜しくお願いします!



ということで、2月2日スターリムジンツアーは小林酒造さんにも立ち寄ります
応募されたみなさま、楽しみにしていて下さいね!

ちなみに本日締め切りでしたが、あと2名ほど空きがあります
もし、興味がありましたら下記のアドレスから今すぐご応募下さいね♪

応募先メールアドレス 100miles@weboss.jp

pageTop