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進化と変わらないものがココにある~鮨一幸
Posted by Sapporo100miles編集長 オサナイミカ on 2017年9月12日(火) 11:20
8月のとある日に、真駒内から大通に移転後、ようやく足を運ぶことが出来た、鮨一幸
真駒内時代に何度か足を運び、そのたびに工藤君の目指している場所・コトに向かっていく想いを聞き、年下だけど、ものすごく尊敬する存在でありました。
札幌の中心部に移転し、多くのメディアにも取り上げられ、どんどん遠くなっていく工藤君(君なんて、おこがましいのですが・・・)
もちろん活躍されることは心から嬉しいのですが、どこか寂しくもあり・・・
そんな想いで足を運びました。
18:00ジャストに、8席のカウンターに座るお客様へのサービスが、一斉スタート。
(なんとなく、緊張感が漂う店内)
同じ白身魚を、部位で分けて提供
気品すら感じるお刺身、箸をつけるのがもったいないくらいでした
アワビはそのままいただくものと、肝をのせていただくもの2つ
口の中に広がるアワビワールド・・・まだ2品目なのに、すでに悶絶しております
さらに悶絶させたのが釣りキンキ
口の中で溶けました・・・
お皿も含めて作品と化している、あん肝・・・これはちょっと反則なほどの存在感
一つ一つの存在感がすごいので、とにかく味の余韻が長いのですが、次のネタに切り替えてくれるような存在だった日本酒のセレクトが素晴らしかったのです。
その美味しさを引き立てつつも、次の味が欲しくなるような・・・
本当に素晴らしいペアリングでした。
本日、2回目のアワビ
先ほどのアワビとは食感も全然違います。
それにしても、本当に工藤君の味を理解しているセレクトです。。。
カウンターの奥行きはちゃんとあるのに、距離が近く感じる
それくらい、工藤君は堂々たる佇まいでお客様をもてなしてくれます。
まさに“工藤劇場”
美味しい・素晴らしい以外に言葉が出てこないので、画像のみで・・・
今回、移転後のお店に来てすごくうれしかったことが、お父様もお母様も以前と変わらずお店に立っていらっしゃったこと。。
真駒内の時からそうでしたが、お父様は工藤君のサポートのような立ち位置で、多くを語らず仕事をしていたのですが、その距離感と空気感が、すっごく心地良いのです。
そのおかげで少し、緊張感がほぐれる感じなんです^^
手のひら乗せ握りは、ココでも健在!!
そして今回は、禁断のアワビ&ウニ><
最後まで完璧なペアリングでした。。。
真駒内時代から出している玉子焼き
前にもまして、デザート感があります!
“特に製法は変えていないのですが、最近しっとり感が増したんですよ”
進化すること・変わらないもの・・・どちらも同じくらい大事なんだと思います。
そして、それを融合させて成功させるためのバランスが必要なんだと思うのです。
そのバランスはきっと、大切な家族や友人、自分を支えてくれている周りの方々が保ってくれるものなんじゃないかなぁ
少し時間が経ってからこの夜のことをじっくり思い出して、そんな風に感じたのでした。。。
住宅街の隠れた銘店 鮨一幸
Posted by Sapporo100miles編集長 オサナイミカ on 2010年10月21日(木) 21:14
先日、ちょっとしたご縁がありまして、
真駒内の住宅街にある、鮨一幸さんへ行きました
この場所で30年営業しているそうですが、
教えてもらわなければ、知らずに終わっていたかも・・・
最初に出てきたのはタチポン!
今年初です
もうタチポンの季節なんですね~
急に冬が近くなった感じ^^;
甘くてトロットロのタチにイチコロ♪
次は何が出てくるのかな~と
期待に胸を膨らませていたところ、
何やら立派な壺が・・・
ん??もしやアワビ???
きゃ~~ ココでいきなりアワビとは ><
そしてこのアワビがホントに凄かった・・・
聞くところによると、味付けは一切していなくて、
アワビ本来の美味しさを引き出した結果なんだとか
特別に作ってもらったこの壺の中で、美味しく熟成されたアワビ
素晴らし過ぎる・・・
続いて煮タコとキンキのしゃぶしゃぶが!
もう顔の筋肉が緩みっぱなしでした^^;
それにしてもこのキンキ、
口の中で一瞬にして解れちゃいました
あぁ、、もう一切れ食べたい
続いてサバの登場
が、このサバ、ただのサバではありません
なんと燻されておりました
お寿司屋さんで燻されたサバが出てくるとは
しかもすごく美味しい!!
そしてノドグロの焼き物
ちょうどいい脂のノリ、そして焼き加減
そしてここから握りに入りました!!
ホタテにエビ
赤身にトロ
そしてコハダ
すべてネタに合わせて味付けしてあります
どれも本当にネタとシャリのバランスが絶妙
一つ一つ、口に入れるたびに
新しい幸せが・・・
すっかりシアワセ気分に浸っていたところ、『手を出して頂けますか?』と言われて差し出すと・・・
こんなモノが!!『一口で食べて下さいね』と言われ口に入れると、『ん?牛肉??』
正解はマグロのカマの炙りでした。しかもマツタケと一緒に・・・
今までも素晴らしかったけど、この一つでさらに昇天
鯵、そして・・・あれ?確かヒラメだったかな
コレがまた、3層になっていてまさに、仕事をしているなぁという握りでした
フワッフワの穴子!しかも芸術的に美しい・・・甘ダレもちょうど良かった
お~ウニがやってきました
この季節は道東の昆布森のウニだそうです
昆布の旨みがしっかりあるウニには
逆に海苔の味が邪魔になることも
だからこのスタイルで食べる方が
よりウニの美味しさが分かるそうです
なるほど、納得です!
〆に玉子焼き
ほんのり甘くてデザート感覚^-^
『お寿司は食べる順番もとても大事なんです。
だから任せて頂けると、最高の状態で楽しんでもらえると思います』
その言葉に、心から納得した夜でした
一幸の工藤さんは2代目
まだ20代とのことですが、
お父様の横でも動じることなく
とてもしっかりとした受け答えで
お客様に対応されてました
今回はワインを持ち込みさせて
いただいたのですが、
昨年、ソムリエの試験にも合格したとのことで
持ち込んだワインとのマリアージュも
一緒に試したりもして、美味しさもさらに倍増^-^
工藤さん、これからもたくさんの人を
幸せにしてあげて下さいね!
※ちなみにお店にもワインは置いてあります!
【鮨 一幸】
札幌市南区真駒内曙町3丁目3-1
011-584-1144
11:00~14:00/17:00~21:30
水休