札幌100マイル

Sapporo100miles編集長・オサナイミカのつぶやき

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年に一度くらいは味わいたい・・・温味

先日、自分へのご褒美的なお食事会で、温味さん行きました
自分のブログをチェックしたところ、この日以来です。。

月日が経つのはホントに早いものですね(汗)


    
まずは庭のうぐいすのひやおろしをいただきつつ、先附けの登場
梅肉ソースが鮮やかな白身のお刺身。たしか鯛?すみません、メモってはいないので、うろ覚え・・・

    
まさに秋を感じさせる一皿・・・柚子の風味が爽やかな自家製塩辛は、
イカソーメンのように細切りされていて、上品な味わいです

そして鯖の押しずし。この絶妙な〆具合にイチコロ・・・


       

20101109-06.JPG色鮮やかなお椀の中身は
スッポンがたっぷり入った卵豆腐のお吸い物

本当にキレイな味のお出汁です
日本人でよかった・・・と思う瞬間




20101109-07.JPG   20101109-08.JPG
脚のついたステキな小皿に一人前で盛られてきたのは、カワハギの薄造り!!立派な肝付きですっ
思わず歓声をあげてしまった・・・

個人的にはフグより美味しいと思う・・・

カワハギ自体が美味しいのは当然ですが、ポン酢の味がまた、見事なまでに絶妙
ポン酢って大好きだけど、きつ過ぎるとポン酢の味が勝ってしまって、
何を食べても同じに味になりがちなのです

温味さんのポン酢は、素材の味もしっかり楽しめる、ちょうどいい味加減でした




20101109-10.JPG   20101109-11.JPG
またまた美しい器がやってきました。なかみはタチと牡蠣の茶碗蒸し

20101109-12.JPGタチと牡蠣を一度に味わう贅沢・・・
タチはすり流したもののなかに、そのままのものが・・・

はぁ~、きめ細かい仕事に感動を覚えました





20101109-13.JPG
店内が急にお寺の香りになりました。炭で燻された松葉と朴葉の香りでした

20101109-14.JPG   20101109-15.JPG
杉の皮の中身はカマス。こちらも本当に上品な脂のノリ具合
癒しの香りも手伝って、一気に食べてしまいました・・・
 

20101109-16.JPGそして京野菜の炊き合わせ
京野菜って本当に色鮮やかですよね~

一つ一つの野菜に
ダシがしっかり染み込んでいて
噛みしめるほどに
ジワリと旨味が広がりました






20101109-17.JPG庭のうぐいすのあと、大手門も頂いていたのですが、
酒の肴にと、カニの内子を出して頂きました

今思えば、ぬる燗をいただいても良かったなぁ
あまりにお腹がいっぱいで、頭が回りませんでした^^;







20101109-18.JPG   20101109-19.JPG
お腹はいっぱいでしたけど、温味さんのご飯ものは絶対外せません
この日はなんと、ハモとマツタケの雑炊

こんな贅沢な雑炊は、そうあり付けませんよ(涙)
ビックリしたのが、卵のオイシサ
ものすごく卵本来の甘味があって、真っ先に『卵が物凄く美味しいんですけど!』って言ってしまった^^;

あまりのオイシサに2杯も食べてしまいました・・・


20101109-20.JPG〆のフルーツは西洋ナシとイチジクとザクロ
西洋ナシの種類は初めて聞く名前でして、
思いだそうとこちらのサイトをみたのですが、
いつも間にやら種類が増えていたのですね

う~ん、どれだったっけなぁ・・・
ゼネラル・レクラーク?

種類は曖昧ですが、とっても美味しかったです^-^





和食のフルコースって正直頻繁にはいけないけれど、やっぱり年に一度は四季を感じつつ味わいたいな・・・

和食の真髄を堪能~日本料理 温味(ぬくみ)

 
先日、前々から各方面より噂に聞いていた、日本料理 温味さんへ行って来ました

温味さんは基本おまかせコースのみで、事前に電話で予算と希望を伝えておきました
ちなみに予算は8400円で、『酒飲みな人向け』でお願いしますと予約(笑)


まずはあいなめ(確か)の肝和え まさに酒飲みのハートをわしづかみにする


本来なら迷わず日本酒なんでしょうが、
実はこの日仕事で一日滝川におり(その内容も後日改めて!)
若干、疲れ気味だったので、何となく白が欲しい状況でして…

迷った結果、アルザスをオーダー
でもこのアルザスのおかげで、
今回の料理をさらに美味しくいただけたのです!!

というのも、実は店主の山本氏はお酒がダメで、
奥様が担当しているとのことだったんですが、
うちは料理が主役なので、
 料理を引き立ててくれるお酒をセレクトして置いてます
まさにその言葉がピッタリのワインでした!!



 
食欲にすっかり火がついたところで2品目は…ちまき??中身は鯛でした
メチャメチャ上品な塩味。ほんの少しでも配分が違えば、味がしないと思うような、
まさに究極の塩梅でしたっ!これぞ和食の醍醐味!!



お次は蒸し雲丹

蒸すと言っても、ごく軽~く蒸した状態
これが雲丹の甘みを
さらに際立たせているのです!!

絶対生より美味しいと思う

そしてこれもまた、アルザスに合う合う^-^





お次は椀物

わぉ~鯛のお頭が!!
この透き通っただし汁…
どうしたらこんな味が出せるのでしょう

思わず目をつむって頂いたほど美味しかった…




思わずキレイ!!と声をあげてしまったお刺身、キラキラ輝いてました★

ネタが美味しいのは当然ですが、もう一つ感動したのは刺身醤油
ココにも職人の技が光っていました!



そしてこちらがクジラのさえずりの角煮
もう悩殺デス…



ごめんなさい・・・
手前の白身の種類をすっかり忘れてしまいました
奥は生麩田楽、あとは白子

この料理たちも、アルザスとの相性がよく、本当にスルスル飲めちゃいました
いやはや、驚き…


 
温味さんは器も楽しめます。なかには大変上品な炊き合わせ
がんもに感動したのって初めてかも

 
酒飲みなんで、ご飯ものは少なめで…と事前にお伝えしていたのですが、
まさに、酒飲みが喜ぶちょうどいい量のご飯ものが…しかも自家製しば漬けがたっぷり♪
添えられていたお茶も美味しくて、顔の筋肉がゆるみっぱなしでした



デザートは食べごろのゴールドキウイ。ちゃんと手をかけているところが素敵


店主の山本さんはかなりの経歴の持ち主です
でも店名同様、温かみのある方で、
ホール&お酒を担当している奥様と共に、
とっても居心地の良い空間を作り出していた気がします
(奥様は恥ずかしがってたので、写真は撮りませんでしたが)

気軽に行けるお店ではないかもしれないけど、
季節ごとに訪れたいと思うお店です

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