『フレンチ』カテゴリーの投稿一覧
札幌で20年続けるということ・・・Byフルールド・オリーヴ
Posted by Sapporo100miles編集長 オサナイミカ on 2015年10月3日(土) 12:11
ご縁があって先日初めて訪れた、フルールド・オリーヴ
この場所は車でもよく通るし、お店の存在は知ってはいたものの、学園前という場所、そしてフレンチということで、きっかけやタイミングが合わずだったのです。。
老舗のフレンチレストランではありますが、外観・内装ともに、アットホームでほっとできる空間。実際、いらっしゃるお客様もカフェ感覚で気軽に足を運んでいるような感じで、年齢層もかなり幅広い
飛び込みでいらっしゃる方も多くて、お店のコンセプトがお客様にしっかり根付いているんだなぁと思いました
でもこの日は生憎の満席・・・やっぱりどんな飲食店でも、当日でも良いので事前に1本お電話するのをオススメします^^;
今回いただきました“秋”のディナー2015
まずは泡を。。。熟成香を感じる大好きな味わい><
そしてアミューズ。石狩のかぼちゃのスープ。カボチャの味がしっかり濃くて“秋だなぁ~”って実感できたスープ♪最初の一口が美味しいと、自動的に期待値がアップします!!
そして1皿目のシェフのおまかせオードブルはサーモン!この1皿。塩を使用していないんだそうですが、サーモンの旨味なのか、ホントに入ってないの?というほど、満足度あります。この泡もしっかり仕事をしておりまして、レモンの酸味が効いているのです^-^
ますます期待値がアップしました^0^
2皿目のアミューズはフォアグラと舞茸のリゾット。一口で満足できる、濃厚リゾット。。。一瞬メインかと思うほどのインパクト!
本日のお魚のポワレ 目に飛び込んでくる鮮やかなソース!見た目だけじゃなく、味も素晴らしい・・・久し振りにフレンチのソースの奥深さを感じました
グラスに注いだ瞬間の香りが、今も脳裏に焼き付いているほど・・・ソースとのマリアージュが素晴らしすぎました。。
飲みごろのワインを飲みごろの温度で提供してくれことがウレシイ^^
お肉は6種類からセレクトする形ですが、この日選んだのは足寄下田牧場産仔羊のロースト(サウスダウン種)
足寄の羊と言えば、いくつかの牧場を存じあげておりますが、下田さんは師匠的存在の方だそうで・・・とにかく希少な羊なので、市内でもあまり扱っているところはないそうです
ヒツジ好きとしては嬉しすぎるエピソードに、テンションMAX状態!!
そして肉料理だけど全く重くなく、さらに見た目も美しい・・・ アルコールを飲むものとして、ボリューム含めカンペキなメインディッシュでした><
さらにカンペキだったのは赤。語るまでもないのですが、もう止まらない・止められない・・・(笑)
抜栓いただいているのは、オーナーシェフの西原さん。20年の老舗というと、頑固でとっつきにくそうな方なのでは・・・と、失礼ながら勝手に思い込んでいたのですが、最初にお会いした時から人懐っこい笑顔でして、ちょっとびっくりしたほどでした。
お忙しいのに、ワインを注いでいただき、より美味しく味わうことが出来ました♪
ワインもありましたので、デザート前にチーズを盛り合わせでいただきました^^
デザートも、秋を感じさせてくれる2品。久し振りのフレンチフルコースでしたが、味わいがとっても優しくて、40代の酒飲みに合わせてくれたボリュームだったので、最後まで美味しくいただけました!
札幌はお店の移り変わりが激しいので、20年続いている飲食店はそう多くはないと思うのですが、行ってみて20年続いている理由がよく分かりました
王道のフレンチを提供するお店だけど、ご近所のカフェ感覚でも利用できるお店。また一つ札幌の自慢が出来ました^^
さらに居心地が良くなった、フレンチ ゴーシェ
Posted by Sapporo100miles編集長 オサナイミカ on 2015年4月28日(火) 13:20
このところ取材でもプライベートでも、南3西8界隈にお邪魔する機会が多いです
それだけ気になるお店が多いということです^^ 今回は何かと話題の大洋ビル2Fに4月5日にオープンしたばかりのフレンチ ゴーシェへ
ワタシのブログでも何度かアップしていますが、三条美松ビル2Fのパロンブで働いていた小鹿夫妻が新しくスタートさせたお店です^^ 表の看板にはまだ、名前がありません
シンプルなドアに書かれた、アーティスティックなロゴが目印です
お客様がいらっしゃったので、ちょっと中途半端な店内写真になってしまいましたが、新しいお店は奥に長いテーブル席(壁側はソファ席)と、カウンターが4席ほどの、とても使い勝手の良い空間になっていました^^
奥には窓もあるので、前のお店同様、開放的な雰囲気^^ 全体的な色合いなんかが個人的にすごく落ち着く感じで、メチャメチャ居心地がイイ!
お料理は看板メニューのシャルキュトリーを始め、ジビエや肉々しいお肉料理も健在です
以前よりボリュームは少し控えめになったとのことです
色々食べたい人には逆にウレシイ♪
ドリンクはこちらも以前同様、自然派ワインそして、クラフトビールなどが揃います
泡をグラスで楽しみながらいただいた前菜は、道産グリーンアスパラとカキとホタテのタルタル
本州からいらしていた方が、前日もアスパラを食べて大感激したとのこと。ですよね~、この時期に北海道に来たら飽きるまでアスパラ食べて帰らないと(笑)
カキとホタテのタルタル、カキの風味と貝柱の食感が楽しめて、泡にもピッタリ^0^
絶対に外せない、シャルキュトリー盛り合わせ♪ イノシシに鴨に豚にと、相変わらずワイン飲みのハートをくすぐる盛り合わせでございます><
ということで、ワインをボトルでオーダー
ワインリストがまだ出来ていないとのことで、シャルキュトリーに合うワインを3本ほど持ってきていただき、こちらのワインに決定!豚さんのイラストが、シャルキュトリーに合うことを物語っております^^
ブドウ品種はシラーとの事だったのですが、ワインに詳しい方でも、ブラインドしたら絶対分からないというほどシラーっぽくなくてビックリ!にしても美味しいワインで、いつもよりペースが速かったような気がします^^;
メインは短角牛にしてみました!熟成した短角牛、ハッキリ言って美味しすぎです・・・赤身だけどものすごく柔らかくて、肉々しいけど上品・・・
個人的に牛よりラムとか豚の方が好きなんですが、この短角牛は別格的な存在でした・・・くぅ~~~、思い出したら食べたくなってきました><
そしてこちらに合わせてセレクトしたワインもまた素晴らしくて・・・さっそくワタシの飲まさる店リストに登録されたことは言うまでもありません^0^
野菜を一番美味しく・美しく堪能できるのはフレンチだと改めて実感~Restaurant MiYa-Vie
Posted by Sapporo100miles編集長 オサナイミカ on 2015年4月21日(火) 11:36
不定期で開催しているイノシシ会。筆頭メンバーのSちゃんが旦那様の転勤で晴れて札幌に戻ってきたので、お帰りなさい会をミヤヴィで開催しました^-^
ミヤヴィはたぶん、一人身最後のイノシシ会以来になるハズ^^; フレンチフルコース自体が超が付くほど久し振りです
前回はノンアルコールだったシソの食前酒。今回はもちろんシャンパン入り♪♪ 食欲一気に全開モード!
プティブシェ レンズ豆、フロマージュブランと鶉の卵、黒糖と酸味をアクセントに.
相変わらず繊細でオリジナリティあふれるお料理。シャンパンをいただきながら味わいました
MiYa-Vieのシンボルマークから、葉野菜、実野菜、根野菜を臣の香りでつつみ.
温野菜のソースは春菊!!!野菜の下にはフラン。。。これ、毎朝食べたいです><
パンは食べすぎないようにと、自分に言い聞かせながら味わいます^^;
メニューには載っていない、試作品との事で出していただいた1皿。春を感じる筍の下にはなんとアワビが入っておりました!!お、美味しすぎる・・・
グラスシャンパンはあっという間になくなってしまいましたので、白をボトルでオーダー
ココは任されはしましたので、個人的にも大好きなアルザスで
これがまた、お料理にピッタリでして・・・
前回妊婦で飲めなかったくやしさの反動か、いつもよりペースが少々早かった気が・・・^^;
春蕪と帆立貝を浮かべたえんどう豆の冷たいスープ、キヌア、山葵の香りを添えて.
暫く見つめてしまったほど美しい一皿・・・ 手前に添えられていたキヌアという栄養価の高い植物には、山葵ほんのり効いていて、これがイイアクセントになっているのです。帆立の上に添えられているは山葵の葉。
猪突猛進イノシシ女子9名がすごい勢いでおしゃべりしていたのですが、この一皿を食べるとき、ものすごく大人しくなったのは言うまでもありません^-^;
オリーブオイルでさっと焼き上げた縞ソイ、春キャベツとタラの芽、レーズンとピスタチオ.
お隣のお皿がデザイン違いで、2度楽しめちゃう演出もサスガ・・・
ワインもあっという間に2本目へ突入。またまた個人的に好きなサンセール。念のため、横須賀シェフに、次のお料理に合うものをいくつかピックアップしてもらったのですが、その中にサンセールが入っていて、自分が選んだものと一緒だったことに一人浮かれる(笑)
それにしても完璧なマリアージュだったなぁ~^0^
蝦夷鹿腿肉のロースト、さっと火を通したグリーンアスパラガス、筍とキタアカリのクリーム.
アスパラが食べたい!というリクエストをちゃんと受け止めてくれた一皿!ピーラーで薄切りしたアスパラってホントに美味しい~>< 分かっていながら、自分では中々やらないんですよね^^;
そしてしっかり赤身肉だけどとても柔らかくてヘルシー感溢れる蝦夷鹿肉の上には桜の葉!さすが、ミヤヴィ・・・と思わせてくれる演出
ワインはもちろん赤へ・・・ こちらも皆様に命じられまして、横須賀シェフにご相談しながらセレクト
今回のワインはどれもホントにお料理との相性が抜群で、やっぱりフレンチにはワインが必要だと改めて実感!
実感して、前回の悔しさも改めて思い出したのでした(笑)
イルフロッタントをイメージに、香ばしい玄米茶のクリームに浮かべたメレンゲ、清見オレンジのコンフィとそのシャーベット、アーモンド.
この料理名(ちなみにイルフロッタントは浮島という意味だそうです)を見て、味の想像つきますでしょうか?正直、玄米茶にオレンジ??と、かなり恐る恐る食したのですが、これには全員が驚きの声をあげました
横須賀シェフがオープンした時から大事にしている『日本のフレンチ』 今回もすべての料理からその想いを感じることが出来ましたが、このデセールはその集大成を感じた気がします
それにしてもこの画像だけだと、全くもってフレンチではないですね^^; でも〆が和だと、なんとなく心と胃が楽になるものですね^^
パウンドケーキはその場で食べる人、お持ち帰りする人、それぞれ自由に^^
それにしても今回のイノシシ会の内容も濃かったなぁ~ フレンチのお店とは思えない盛り上がりっぷりで、あまり人には聞かせられない内容でした(笑)
まぁ、それを見越しての奥の席、貸切りなのですが^^;
お料理もワインも会話も、明日への活力となりました!!
次回のイノシシ会も楽しみデス^-^
日本酒にもマリアージュする、カンティーヌ セルの料理
Posted by Sapporo100miles編集長 オサナイミカ on 2015年2月15日(日) 21:43
もう何度か持ち込みでお邪魔させていただいている、SELさん
今回は日本酒を持ち込ませていただくことをお伝えし、利用させていただきました
最初に運ばれてきたのは鰊とチコリを使った前菜
チコリはミルク&ナチュラルチーズフェアでその存在を知った、士幌・夢想農園のもの!シャキシャキ感と程よい苦みがたまりません!ドレッシングも適度に酸味が効いていて、これがまた、日本酒にピッタリ♪
こちらはSELの看板メニューでもあります、金華豚をサラダ仕立てで。十勝マッシュなど、鮮度のイイ野菜と金華豚のソテーの脂が絶妙なコンビネーション!
そしてこの脂がまた、日本酒を進めます・・・
「パクチーは大丈夫ですか?」と事前に聞かれまして、どちらかというと大好きです!と答えたところ、なんとパスタで登場!これは初体験でした。。。 パクチーの存在感、かなりあるんじゃないかなぁ~と心配しましたが、意外とトマト味に馴染んでます!
普段なら麺は遠慮しちゃうワタシも、ついつい進んでしまいました^0^;
そしてラム肉!こちらも添えられていた野菜が主役なんじゃないの???と思えるほど、味の濃い野菜たち・・・ラム肉の美味しさも際立ちます!
そして〆には道産チーズ盛り合わせ! 見覚えのあるチーズたちに再開で来てシアワセ♪ やっぱり道産酒に合うなぁ~
と、今回は2年ほど前から時々開催している、「伝えるを考える」会の第2弾と称しての開催
今回のテーマは、『相手の気持ちを開かせる存在の謎』 ただの聞き上手とは違う、『ついつい人に口を開かせる、謎の罠』という存在についてじっくり聞いて見たいとのことで、語り手・書き手のお仕事をされている方々が集結
お酒は飲んでいるけど、ほぼ初めてお目にかかる人もいる中で、ものすごく真剣に語り合うので、脳がフル回転する会です。今までの考えを覆させられる意見や、共鳴できる言葉が飛び交い、本当は全部録画しておいて、あとからじっくり検証したいほどの内容なんですが、この会でいつも思うのは、数日たっても忘れていない言葉こそ、今の自分に必要な言葉なんだろうなってこと。。。
この会を開催して10日ほど経ちましたが、今でも印象に残っているのは、寸胴の水
写真の出汁をひく能力に結びつきますが、それぞれの素材をうまく引き出し、最後は最高のブレンドをして自分自身が美味しい存在となる
でも出汁はそれだけではあまり世に出ることはなく、なにかの料理のベースとなるんですよね
10代・20代・30代・40代・50代・・・
若い時は、相手の良さを抽出してあげられるほど余裕もなかったけど、歳を重ねるごとに抽出することに幸せを感じるようになってきた気がするし、そういう存在にならなければこの先、歳を重ねることが苦痛になっていくような気がします
だから私は今回、ただ聞くのではなく、聞きつつも意見を述べ、語るつもりじゃなかったことまで聞き出せたら、何か一つ前進できるんだろうなって、改めて思えた会でした
これ以上のマリアージュはない会となりました
次回はどんなマリアージュになるのか、今から楽しみで仕方ありません^^
2/4の北海道新聞夕刊・こたえて!リクエストは『鹿肉料理を味わえる店』~レストラン マイヨール
Posted by Sapporo100miles編集長 オサナイミカ on 2015年2月7日(土) 01:00
バレンタインに雪まつりと、ブログアップが若干追い付いていませんが、2月4日(水)は、北海道新聞夕刊・こたえて!リクエストの担当日で、テーマは“鹿肉”でした
実はさっぽろ雪まつりの開催日と同じ、2月5日~11日までエゾシカウィークということで、参加店舗でエゾシカ肉料理を食べるとプレゼントが当たるキャンペーンなどもやっています!
鹿肉と言えば、私の中ではまずKKRホテル札幌2Fのレストラン マイヨールは外せません!
以前ブログでもご紹介しておりますが、マイヨールの大江総料理長は、エゾシカ料理普及のためにいわば中心人物的にご活動されていて、1月13日に行われた「エゾシカ肉料理コンクール2015」では審査委員も務めていたそうです!
今回のエゾシカウィークではその時、道内の若手シェフが創作したエゾシカ肉料理を味わえるようです^^
こちらが、2月11日までの期間限定で味わえる、エゾシカのカツレツ ホテルメイドのカレーソースを共に(コーヒー又は紅茶&本日のデセールが付いて1500円)
今回のお題がランプ肉を使用するということだったようで、カツレツにはランプ肉が使用されています
エゾシカ肉は個人的にも大好きなので、チャンスがれば積極的に食べるようにしておりますが、ランプ肉ってそんなに意識して食べたことが無かったかも。。
カレーを軽くかけてから、カツレツを1つフォークに刺しました。赤身の濃い、しっかりとした肉。臭みは全くなく、程よい弾力で歯応えがあり、すごく食べた感があります!食べれば食べるほどハマってしまうのが鹿肉、それをまさにこのカツレツで実感しました!
そしてこの別添えのカレーも実はエゾシカがたっぷり使われております。まずはブイヨンをエゾシカでとっていまして、出汁の出やすいスジ肉も入っているので、この一皿で2種類の鹿肉が楽しめる訳です。ちなみにスジ肉は、よりシカ肉らしい味わいなんですよ^-^
それにしてもこの、エゾシカベースのホテルメイドのカレーはホントに深みのある味でした。結構スパイシーで、全体のボリュームも含め、男性にもオススメ!
デザートはその時によって変わるようですが、今回食べたプディングのようなチーズケーキ、どこか懐かし~味わいで、今でも記憶に残っております
こんなしっかり系のデザートプレートとコーヒー(OR紅茶)が付いて1500円ってかなりお得です!
これが期間限定なんてもったいない!定番にしてほしい~~
そうそう、マイヨールの窓際の席からは道庁が眺められて、お天気が良い時は本当に心地いいんです^^
ついつい、話し込んで長居してしまう、かなり穴場なレストランです
エゾシカウィークが終わっても、第4火曜日のシカの日にはエゾシカ特別ランチが楽しめるそうです^^ 次回は2月24日!
※マイヨールは朝7:00から営業しておりますが、鹿肉料理の提供は、ランチタイム11:30~14:00(LO14:00)&ディナータイム17:00~21:00(LO20:30)のみとなっておりますので、お間違いなく




























































