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by Sapporo100miles編集長 オサナイミカ
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クリスマスを感じるチーズたち~フェルミエ札幌店
Posted by Sapporo100miles編集長 オサナイミカ on 2014年12月3日(水) 11:29
先日、円山にあるチーズ専門店、フェルミエ札幌店で、飲食店様向けの試食会がありまして、私は飲食店勤務ではないのですが、取材ということで足を運ばせていただきました^^
というのも、この時期はクリスマスを意識したチーズが多く出回るので、普段何気なくチーズを食べている方にも、そのことを少しでも知ってもらえたらなぁという思いがあったからです
今回の試食会で用意されていたチーズは10種類
・ゾレット(スイス ヴォー州 白カビ)
・カマンベール ド ノルマンディ(フランス ノルマン
・ブリド ムラン ノワール ロワゾー熟成(フランス
・クロタン ド シャヴィニョル ドゥミ セック(フラン
・ヴァルタレッジョ タルトゥーフォ(イタリア ロンバ
・ヴュリー ルージュ(スイス フリブール州 ハード)
・オッチェッリ燕麦ウイスキー(イタリア ピエモンテ
・スティルトン(イギリス ノッティンガムシャー 青カビ
・ロックフォール パピヨン オーガニック(フランス
・アカゲラ キャラウェイシード入り(チーズ工房チカプ 根室市 セミハード)
タイプの違うチーズを一度に10種類も試食すると、チーズの奥深さがよく伝わります。原料は同じ牛乳(牛・ヤギなどの違いももちろんありますが)なのに、食感も味わいも全然違う訳で、これは日本酒やワインなど、アルコール造りにもいえますが、原料のちょっとした違い、菌、風土や造り手によって、様々な表情を見せてくれるんだなぁと、改めて思います
と、今回のラインナップの中で、個人的なベスト3を教えて下さいというアンケートがありましたので、ここにも記載させていただきます^^
一番はこちら!イタリア・ピエモンテ州のオッチェッリ燕麦ウイスキー
石頭の愛称を持つ“テストゥン”という長期熟成したチーズをウィスキーに漬けて酔っぱらわせた後、表面に燕麦をつけてさらに1ヶ月以上熟成させたチーズとのこと!!
ハードタイプとなっておりますが舌の上に乗せると、とろけてしまうほど柔らかい口当たり。そして熟成したチーズの甘みとコク・・・これは確実にハードリカーやフルボディタイプの赤に合います!!というか合わせたい(笑)※後から価格を見たら、今回のラインナップの中で一番高かったというオチ付き・・・^^;
2番目はスイス・フリブール州のハードタイプ、・ヴュリー ルージュ
こちらは食べた瞬間に“燗酒!!!”と思うほど、味噌の風味が漂うチーズ!ハードタイプのチーズをヴュリーというピノノワールのワインで磨いたのちに、湿度の高いカーヴで熟成した、独特の風合いを持つチーズでした。こちらはカットされているので分かりにくいのですが、表面がブドウと銅鍋のモチーフになっていて、どことなく、クリスマスを連想させるチーズだなぁって思いました^^
3番目はスイス・ヴォー州の白カビタイプ、ゾレット
これは今回の中で一番、クリスマスに相応しいチーズかも!というのも、クリスマスパーティで酔っぱらってしまった勢いで白カビチーズを暖炉の横にあった樅の木の上に落してしまい、翌朝そのチーズを食べたところとてもおいしくなっていたので、樅の木の葉でチーズを熟成させてみようということになって誕生したチーズだそうです^^
無殺菌の搾りたての乳から作られているとのことで、ミルクの風味もかなり高く、そして樅の木の香りがパーティ気分にさせてくれます^^
そうそう、今回は道産代表で根室のチカプさんのチーズがありましたが、今回食べたアカゲラ キャラウェイシード入りは、ものすごく熟成感があって、ちょっとびっくりしました!最初からクオリティは高いチーズでしたが、ますます美味しくなっているなぁと、道産子として嬉しく思った瞬間です^^
今年のクリスマスパーティはチーズに重点を置いてみようかな^^
それにしてもチーズを水で食べるのはツラかった~ 改めてアルコールの偉大さを感じた試食でした(笑)
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