札幌100マイル

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by Sapporo100miles編集長 オサナイミカ

Sapporo100miles編集長 オサナイミカ
プロフィール

Sapporo100milesはSAPPORO YARDと統合されることになりました。
2007年より綴らせていただきました、【オサナイミカのつぶやき】は、SAPPORO YARD内で【オサナイミカが行く!】と改めまして、これからも、大好きな札幌と北海道の食と観光の話題を中心に、自分が感じたままの言葉で綴らせていただきたいと思いますので、引き続きよろしくお願い致します!!
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ふりかけと日本酒のマリアージュ


先週末、久し振りに小林酒造の【造り酒屋をもっと知る会】に参加してきました

蔵の入口の紅葉が最高潮!!
青空と煉瓦造りの蔵に映えて、思わずうっとり・・・

他の参加者の皆様も、何度もシャッターを切ってました





さて、早速蔵見学からスタート!!

     
あ!!久し振りに行ったら念願の麹室が完成していました!
ものすごく立派な麹室です

精志サン曰く、『中途半端なものを作っても意味がない、
材木は節が全くないものだけを使ってもらった。
温度・湿度調整も徹底できる装置をつけたので、
杜氏の負担を少なくしたうえで、より質の高い日本酒造りができます』


この辺りから、徐々に声のトーンが上がっていく精志サン
でも本当に念願の麹室が出来たわけですから、熱くなって当然です

しかも来年には山廃造りにも着手するそうなので、小林さんのお酒の進化が、ますます楽しみ!!





見学が終わったところで、事務所2Fへ移動
本日のテーマは
【日本全国 伝統ふりかけと
      日本酒の相性体験会】

★三重代表~喜太八しぐれ ごまふりかけ
★京都代表~鈍刀煮ふりかけ 
★京都代表~鉄火みそふりかけ
★京都代表~しそふりかけ
★北海道代表~北の昆布処 佐吉屋 
                 昆布のふりかけ
★和歌山代表~鯨のふりかけ
★東京都代表~林屋の海苔 海苔のふりかけ

   


  
このように、小さなケースにそれぞれのふりかけが用意されており、取りあえずそのまま舐める

そして順番に用意された日本酒を口に含む


20101103-11.JPG  20101103-12.JPG
その後、ご飯に振りかけて食べて見つつ、また日本酒と合わせる

ちなみにご飯はななつぼしとふっくりんこ(だったかな?)2種類のお米のブレンド
実は、米はどうしても自分で研ぎたかったと言う精志サンのこだわりにより、
スタートが10分ほど遅れたりしました^^;


ふりかけはアミノ酸やグルタミン酸も多く含まれているので、全てが日本酒にピッタリ!
と言うわけではありませんが、ちゃ~んと合うものもありました!!

例えばしそふりかけと山形正宗
山形正宗は赤杉の麹室を使用しているので、香りが強いのが特徴なんですが、それが逆に合ったり

佐吉屋の昆布のふりかけは無添加昆布だからかとても優しい昆布の味で、にごり酒に合ったり・・・


鉄火みそのふりかけは味がきつ過ぎてご飯にすら微妙な感じだったけど、熱燗にはまぁまぁイケるかも・・・
などなど・・・そもそもご飯を片手に日本酒を飲むなんてあまりない光景だけど、
元は同じ“米”ですから、合わないことはないのです

ふりかけをまぶした一口のご飯に、にごり酒・・・
最終的にはふりかけだけ舐めつつ猪口をすする
これはちょっとオツかも!!

ホントに毎回、新しい日本酒の世界を垣間見せてくれるイベントだわ



それから下記が本日のお酒のラインナップ

20101103-13.JPG   20101103-14.JPG
20101103-15.JPG今回は、愛別産の吟風で造ったという
“ふしこ”というお酒を初体験

愛別のふしこ地区でしか販売していないそうです

精志サン曰く、愛別の吟風は、見ただけで違いが分かるほど
美しいお米だそうで・・・

そしてお酒の味も大変美味しかったです
道産米の日本酒、ホントに年々進化しています





20101103-16.JPG    20101103-17.JPG
それから精志サンによる、手作りふりかけ料理教室も同時開催(笑)
一般的に手に入る材料で簡単に作れますよ!と、本当に手早く仕上げてくれました

ちなみに材料としては、鰹節・きざみ海苔・カットワカメ・あみえび・さきいか・ナッツ・松の実
一味・ゴマ・じゃこ・きざみ油揚げなどなど

20101103-18.JPG炒めることによって抽出される、
そのモノが持っている油が
味の決め手になるので、
基本、フライパンで焦がさない程度に乾煎り

自分好みの味に仕上げればいいわけで、
組み合わせは自由自在

そうそう、塩や醤油などの調理料は
こだわった方がより美味しくなるそうで、
今回使用してたこだわりの梅塩は
かなりオススメしてました


ちなみにこちらはきざみ油揚げとじゃこのふりかけでしたが、ご飯はもちろん、
豆腐に載せて味わうと、コレがまた立派なおつまみになっちゃったりして

20101103-19.JPG   20101103-20.JPG
さらに、キャベツの千切りとオニオンスライスにカットワカメやゴマ、
調味料などを入れて軽く揉んだモノ

これがまた、危険なほど箸が止まらないオイシサ・・・
でも、食物繊維たっぷりでヘルシーなので、メタボな方への酒のアテにはバッチリかも!!



20101103-21.JPGそれから今回、特別枠で参戦した
山形の赤鬼なんばんの粕漬
味噌は一切使っておらず、酒粕と南蛮で、
旨味の素が生まれているんだとか

めちゃめちゃ辛いけど、癖になる味です
これは一家に一個、常備してもイイかもです^-^





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そうそう、蔵を改装して、ギャラリー的なスペースも完成したそうですよ!

20101103-24.JPG   20101103-25.JPG
蔵独特の雰囲気が、なんとも言えない空気を醸し出しています


ココで展示会をしたいと言う方は、精志サンにご一報を~
お酒講座と絡めれば、間違いなく面白い展示会になることでしょう(笑)
※もちろん、絡めなくてもOKですけどね^^;






20101103-26.JPG

20101103-27.JPGそれにしても
ホントに見事な紅葉でした・・・

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