『編集長呑み食べ歩記「とっておきの日に行きたいお店」』タグの付いた投稿
フレンチと日本酒のマリアージュ
Posted by Sapporo100miles編集長 オサナイミカ on 2009年11月17日(火) 13:27
もう先月の話となってしまいますが、
レストラン ミヤヴィさんで秘密の作戦ランチ?が行われました
ミヤヴィさんと言えばフレンチ
しかも野菜がたっぷり・見た目も美しい、
日本人が喜ぶ、身体の疲れないフレンチ
そんな北海道発フレンチに日本酒を合わせたマリアージュ会を
行おうということで、仕掛け人が集結
今回、日本酒のサンプルを持参していただき、あれこれ考えてくれたのは…
私、個人的に大ファンであります小林酒造の専務・小林精志さん!
プティブシェ ~ レンズ豆・フロマージュブランと鶉の卵、黒糖と酸味をアクセントに
鶉の卵、小さい頃はちょこちょこ食べる機会があったけど、最近滅多に食べることが少なくなりました
鶉ってこんなに美味しかったっけ?って思わせてくれるような味わいでした
こちらには精志さんより、下記のようなコメントを頂きました
※以下、ブルーの文章は小林さんのコメントです
提案1【あの味わいなら、(サンプルはないですが)香りがやや華やかな軽いタイプの生酒の純米吟醸が合います。うずらの卵の味わいを尊重するには、繊細な生酒をプッシュします。】
提案2【甘い香りのスパークリング日本酒。これに例えば、生の原酒をペリエで幾分割って、さらに甘みを加えたヨーグルトを日本酒に少し加えて・・・。そんなイメージも合うと思われます。】
MiYa-Vieのシンボルマークから、葉野菜・実野菜・根野菜を海の香りでつつみ
うーむ、何度食べてもオイシイ野菜たち♪
提案【野菜の素材爆発のこのお料理には、日本酒の米アルコール風味はやや難しい。しかし、きのこが有ることで、樽っぽい風味の低アルコールで爽快なタイプが合ってくると思います。樽酒をどうオシャレに演出するか、考えています。】
レモンのコンフィを纏ったワカサギ、オクラとヒヨコ豆をフロマージュブランの冷たいブイヨンに浮かべて
バジル、モロッコスパイス“ラザラヌート”を添えて
まるでワカサギが泳いでいるかのようです!!
提案【ワカサギの可愛らしい苦みと香ばしさには、熟成酒を持って来やすいです。モロッコスパイスを組み合わせたら、3年くらい熟成した、大吟醸酒。ハーヴは日本酒の邪魔にはなりません。ハーブをこのように添えるなら、大吟醸でしょう。おおっ、書いていて、ヨダレが出てきます・・・。】
カリフラワーを纏って蒸し焼きにした鱸、牡蛎と生ハムのヴィネグレット、
アネットとサラダ菜のソース、コールラビ
カリフラワーを纏うって…横須賀さんの料理には何度食べても驚きがあります
それから手前にある“ちっちゃい菜” このネーミングカワイ過ぎ~~ そしてウマウマ^Q^
【甘口純米酒というサンプルがありますが、これにベストマッチです。きっと、玉ねぎの甘さと美味しい辛さが、大きく貢献しているような印象がありました。】
マリネして蒸し上げた日高さんポーク腿肉、ショウガ風味のコールラビ、リンゴ“アカネ”
山ワサビ風味のクリームソース
この豚の腿肉にはプロの料理人の技を感じました…
【酒は育つでは、酒が勝ちすぎていました。酒は育つは、サーロインステーキぐらいのボリュームが合うのです。酸味のきいた旨味を感じる純米酒が王道ですが、それを、思い切ってお燗にするといいです。冬花火に酒を育つを1割くらい加えてお燗をしたような感じ。日本酒は温めて魅力がでる。何としても、そこはどこかで伝えたいです。】
ライムの香りのヨーグルトのムースに載せた、パイナップルとスムール、スパイスの香るチュロス
味もさることながら、このチュロスの斬新な飾り具合がたまりません
【凍らす寸前の酒は育つに、凍らせたいちごを添えて、このデザートに合わせる。これですとチュロスにも合ってくると思います。甘口で多少熟成感のある純米にも合います。】
また、パンにまでもこんなコメントが…
パンとバター
提案【バンとバターを日本酒にさりげなく合わせるのもオツです。にごり酒がいいかなと思います。パンとにごり酒の酵母の風味の結婚。】
今回の大真面目な作戦会議を元に完成した、
フレンチと日本酒のマリアージュ会が
12月4日(金)19:00~、行われるそうです
ディナーコースと、それぞれのお料理に
小林精志さんがマリアージュした日本酒がついて、
お一人7500円
通常はあまりお目にかかれない超・秘蔵酒も登場予定だとか!
※完全予約制
詳細はHPとショプログに明日にはアップされるようですが、
待ちきれない方は011-532-6532へお電話を~
※料理の内容は今回と異なります
これからはフレンチ×ワインより、フレンチ×日本酒がメジャーになるかも?!
念願のクネルへ♪
Posted by Sapporo100miles編集長 オサナイミカ on 2009年10月31日(土) 10:34
行こう行こうと思っていけていなかったお店、
第何弾だっけ?(笑)
フランス食堂 Quenelle (クネル)さんに
先日ようやくお邪魔できました~♪
素敵なお店が多い、狸小路8丁目の一角です^-^
狸小路といってもアーケードがないので、
狸小路と思っていない人も多いかも。。
まずはスパークリングワインで乾杯
さっそく運ばれてきたのは赤ピーマンのムース
この日は根詰めて仕事していたので、ちょっとテンション低めだったのですが、
どちらも、食欲を沸き立たせてくれる味わいだったので、急に元気になってきました
オマール海老のテリーヌ
赤ピーマンのムースと色がかぶってますが、味は全く違います!
まさに海老がぎゅ~~~っと詰まった味!!
砂肝のコンフィをのせたリヨン風サラダ
砂肝大好きなんです…かなりの勢いで食べてしまいました^^;
そしてクネル。やっぱりこれは食べておかないとですね!
ホント、見た目地味だけど中身で勝負!!ってお料理の代表格ですよね~
一体どれだけ甲殻類や魚介のエキスが入っているのだろう
絶対自分で作れない一皿です
道産むぎ豚のロースト
銀鴨のコンフィ
この日は4名で行ったので、奥様の説明を聞いた時、じゃ2種類いけそうだね
なんて言ってお肉料理を頼んだのですが…
あり得ないほどボリュームありました…
さすがに鴨は少々残してしまった(友人が食べてくれたけど)
クネルさんは評判通りポーションが大きいので、オーダーする時は要注意です^^;
今宵飲んだワインはこちらのラインナップ
スパークリングは濃いめのシードルのような雰囲気もあって、
ちょっとお疲れ気味だったこの日の気分にピッタりでした
白はかなり飲みやすい系だったので、なくなるのが早かったかも…
赤はちょうど飲み頃~って感じで、お肉料理に合いました
クネルさんは奥に長い、ウナギ床のお店
かなり年期の入ったビルですが、素敵にリノヴェーションしてて
カフェにいる感覚で本格フレンチの味が楽しめる雰囲気が
とっても居心地が良くてイイ感じ♪
私たち以外のお客様はみなさん、女性同士だったような…
この手のお店が増えてくれるのは個人的に嬉しいかも^-^
締めに食後酒でも飲みましょうかと4人でタクシーに乗り込みマトゥーロへ
私はコニャックを頂きました。なぜコニャックにしたかっていうと、見た目です(笑)
お酒を選択する基準は、いつもそんな感じです…^^;
それにしても今宵は皆さん、お酒が大好きで強いという、メンバーで
とても楽しいひと時を過ごせました♪
【フランス食堂 Quenelle クネル】
札幌市中央区南2条西8丁目6-4 鳥居ビル 1F
011-876-8778
18:00~21:30(L.O.)
月休