札幌100マイル

Sapporo100miles編集長・オサナイミカのつぶやき

美味しかったもの・楽しかったこと・教えたいこと・気になったこと 思いのままにアップしております

『 ひらら 』を含む投稿

12月12日(水)の北海道新聞夕刊“ほっと一息”~澄川麦酒醸造所/ビアパブ・ひらら

12月12日(水)の北海道新聞夕刊【ほっと一息】で紹介したのは、澄川麦酒醸造所/ビアパブ・ひらら

P1320815

地下鉄澄川駅からは徒歩3分くらいですが、住宅街の、しかも道路から奥まった建物にあるので、かなり目立ちません!

実は以前、まだ“ばぁる ひらら”だったころにこちらでも紹介しているのですが、2年前にこちらの物件を借りることになりました。

というのも、ビール好きが高じて、どうしても自分で作ってみたくなり、なんと醸造免許を取ってしまったのです!!

P1320811

こうしてみると、最近流行りのビアパブのようですが、実はこの壁の向こうでビールを醸造しているんです!!

P1310623

醸造する日を事前に伺いまして、ビール造りを見学させてもらいました!

あれ?思ったより普通の厨房・・・ラーメン屋さんみたい?

P1320739

『ラーメン屋という表現は間違っていないですよ、この寸胴もガスコンロもまさにラーメン店で使用しているものですから』と、オーナーブルワーの齋藤 泰洋氏

P1320700

 

P1320703

ちなみに麦芽を麦汁にする作業中でした

暫くの間、かくはんしなくてはいけないそうです。

P1320728P1320729

麦芽(ドイツ産)は冷蔵庫で保管されていました。色が濃いのはローストしてある麦芽

P1320733

少しつまませてもらいましたが、これがまた、美味しいのです!ビールのアテになると思う(笑)

 

さて、しばらくかくはんして麦汁が出来上がりました

P1320713 P1320725 P1320726

最初はかなり濁っています

ココで漬物をつけるときに使う落し蓋が登場!

なんと、これでろ過してます!!

「お金がないから、いかにお金をかけず、そして身近にあるものをどう使うかがポイントなんですよ」

いやぁ、、、感心しきり

 

P1320755 P1320736

ろ過した後、ビールの“苦み”の元、ホップを投入します

アメリカ・ドイツ・イギリス・チェコなどのホップを組み合わせているそうです

P1320762P1320764

だんだんビールらしくなってきました^^

この辺りで、ガサガサとビニール袋を出し始める齋藤さん

P1320765 P1320708

「ビールは漬物袋に入れて、この冷蔵庫で発酵させるんですよ」

え?また、漬物用品??

しかも、このホームセンターに売っていそうな置き型冷蔵庫が醸造タンクになるんですか???

P1320767P1320770P1320771

頭の中がクエスチョンマークだらけになり始めたころ、酵母を漬物袋の中に投入。ここで雑菌が入ってしまうと酵母が死んでしまうこともあるので、特に慎重に行っていました

 

その後、もう1種類の香りの高いホップを投入し、今回はゆずの皮と果汁も投入

P1320774 P1320776

P1320778P1320780

いやぁ、香りだけで癒されます~~

このぐつぐつ煮立った100℃近い液体を、少し冷ましてから漬物袋に入れるわけですが、手作りのホースがまた、すごかった!

P1320783

P1320743P1320779

ホースの中にはエアコンなどに使用されている銅管が入っていて、ここにビールを流し、ホースに流すわけです

P1320785P1320781

水はビールの熱を取ってお湯になるわけですが、これを洗いものに使用するという、無駄のない設計!!

P1320787 P1320789

ちなみにこの鉄板は寸胴の底に敷いているものですが、もちろん手作りです~

P1320791

こうして発酵タンクならぬ、漬物袋をセットした冷蔵庫にビールを入れていきます

P1320795  P1320796

齋藤さん曰く、この揉みこみも大事な作業なんだとか。。

しかし、どう見てもビールの仕込みに見えません(笑)

P1320748 P1320746

ちなみに冷蔵庫の中には、冷たくなり過ぎないようヒーターが付いています

これが、“亀ヒーター”とのこと!

液体にも強いし、よくぞ思いついたものです!!

こうして醸造タンクならぬ漬物袋+冷蔵庫にビールを貯蔵し、出来上がったものは銅管に医療用ポンプを繋げてくみ上げ、樽へ

業務用冷蔵庫に穴をあけ、壁の向こう側のタップにつながっているわけです^^

P1320742

実はこちらの設備、お手本になった醸造所があるのだそうです

島根にある石見麦酒

齋藤さんが師匠と慕っている石見麦酒の山口夫妻に出会い、これなら自分でもビールが造れるかも!と、想ったそうです^^

 

P1320714

2017年4月に醸造を始めて、11月30日の時点でNo,76 にまでなった澄川麦酒

大きな失敗は特になく、少量だからこそ様々な味わいにチャレンジしているそうで、本当に楽しんで取り組んでいるんだなと思いました^^

P1320804

ちなみにこちらは、専用グラス(450ml)

販売もしていますよ!

P1310631

個人的にはSサイズを一度にオーダーして、飲み比べるのがオススメ♪

これだと味の違いがよくわかるし、自分の好みの味が明確になります!

P1310626

ちなみに料理メニューは日替わりで、サクッとつまめるものから、お腹を満たしてくれるものまで揃っているので、いろんな使い方ができます^^(最後の1時間はビールだけの提供となります)

 

P1310634

女性一人でも気軽に入れるところもイイ感じ♪(深海晶になった気分で飲めます・笑)

 

P1320753

とりあえず試してみたい!という方にお勧めな、ハッピーアワーや、月一お客様感謝デーなんかもやってます^^

個人的には、中心部にサテライト店ができてくれることを期待しています!

 

 

7/3の北海道新聞・夕刊 こたえて!リクエストは「世界のビールを楽しめる店」~ばぁる・ひらら

20130703-16.JPG    20130703-17.JPG
北海道新聞・夕刊『こたえて!リクエスト』2軒目はばぁる・ひららさんです
澄川会館という、一見さんでは入るのにちょっと勇気のいる飲食ビルの一階にあります

20130703-31.JPGただ、入口にメニューが掲げられているので、
そこでちょっと一安心は出来ます^^

でもやっぱり、何の情報もないと、
一瞬、躊躇しちゃいますよね^^;

ちなみにばぁる・ひららさんは
2011年11月にオープン
それまでこのお店は
70歳近いおばあちゃんが
スナックをやっていたそうです・・・!
※澄川はそんなお店が結構多いらしいです^^;


    20130703-20.JPG
扉を開けるとやっぱりビックリ!席数はたったの5席!!
(頑張って7席セッティングできないことはないそうですが…^^;)


20130703-21.JPG狭いながらも、ビールのボトルと
ビールグラスが並びます

横の黒板を見ると、フードメニューも
思った以上に充実してます

店主の齋藤さんは1999年に初めてドイツを訪れた時に完全に魅了されてしまい、
それから店をオープンする前までに13回ほど訪れたそうです

もちろんドイツビールにもドップリはまり、ドイツビールの販売なども行っていました
いつかはお店をやりたいと思い、澄川で物件を探していたところ、この物件に巡り合ったそうです


20130703-23.JPG
置いているビールは“ドイツ式”のみ、25種類前後
ドイツ以外にも、オーストリアや日本などもありますが、製法がドイツ式のものというこだわりです

こちらは盛岡のベアレンという醸造所のもの
夏限定のラードラーは、ビールのレモネード割りで、とても爽やかな味わい^^


20130703-24.JPG   20130703-25.JPG
20130703-26.JPGこの手のビールは
専用のグラスで飲むのも一つの魅力^^

一つ一つがホントにおしゃれ♪
これだけで海外で飲んでる気分^^

ちなみにばぁる・ひららさんの価格帯は
550~950円
分かる人にはわかりますが、
かなりお得感のある値段です!

しかもノーチャージ! 
ホントに一杯だけ飲んで帰りたい人には
かなりウレシイ^^







そしてこちらが、メニューの一部


20130703-32.jpg
まずはビールが予想以上に進んじゃいそうな前菜盛り合わせ^^



20130703-27.jpg
カレーブルスト700円

20130703-28.jpg
ジャーマンポテト500円


20130703-29.jpg
カキのアヒーリョ600円

20130703-30.jpg
牛ハチノスと豆のトマト煮込み750円



料理好きが高じて始めたといいますが、かなり本格的なおつまみたち
一人で経営しているうえに、この狭いお店のどこで??と思いますが、
事前の仕込みをしっかりしているのです

見えない努力が見えました><
何事も、やろうと思えばやれるのだ・・・と、感銘

ちなみにワインもドイツ中心にグラス500円~あり、若干ですが、日本酒や焼酎も扱っているそうです
しかも、プレミア感アリアリのものばかり^0^

なにせ5席なので、事前にお電話で席を確保してから行くのが確実です!
そして、レアもののビールの入荷情報などもアップされるブログは要チェックです!!

スパイスは正義!!その2 Qmin

P1740296

スパイシー鯖男に続き、気になっていたお店が【Qmin】

『ビリヤニ』という、インドの国民食の専門店

ちなみにビリヤニを調べていたら、こんなサイトにたどり着きました

 

場所は、以前こちらで紹介したこともある、『ビアパブ・ひらら

01a3f74f5073e893548e7874eb0eb264a11b3ae94a

こちらをランチタイムのみ間借りして、ビリヤニを提供しているそうです

01487bba8da87f568280ae24ff46862f4c62f8f4a7

01f0c43b4024c90c7a2e1d009c70083ca935b697f6

ランチタイムから、澄川醸造所の瓶ビールをオーダーすることも可能!

P1740290P1740293

当然のようにオーダーします(笑)

そして素直に、カレーに合うビールをセレクトします(笑)

すっごい乳酸感!!

これはスパイスカレーに合うに決まってる(≧▽≦)

01068cd4121fc2f672e32e1b8215dda28557c24fb4

初めてなので、2種あい盛りにしてみました

P1740305

同じように見えますが、真カスベとラムです

P1740306

鯖男のサバに続き、真カスベをこんな風に食べるのは人生初!

時々軟骨のコリコリ感があるんです~

P1740298

そのままいただいた後に、ラッサムやビリヤニグレービー、ライタなどで味変しながら堪能

テーブルに置いてあったメニューによると、日本人は口内調理(いろんな味をうまく組み合わせること)が得意ですが、インドの方はそれが苦手なので、皿の上で混ぜてから土に運ぶそうです

そんなこと考えたこともなかったけど、外国の方は麺をすするのが苦手ってことにも繋がるのか?

それにしても、スープでもルーでもないのにスルスルと胃袋に吸い込まれていきます!!

半分も食べないうちに鼻の上にジワリと汗を感じました^0^;

 

ビリヤニ、ハマっちゃいました(≧▽≦)

出来れば週1で食べたい~~

(近所に2号店が欲しい~~~)

P1740308

と、カウンターになぜか、カヌレが

先日、平岸マルシェでビールを堪能した時もカヌレが販売されていたので、最近はクラフトビールとカヌレの組み合わせがスタンダードなのかと思いきや、Qminの店主・奥山さんが元々パティシエという情報!!

ビリヤニ以上に、奥山さんに興味津々となった瞬間です(≧▽≦)

01dfcfd5b784e51461816ca1af64b95fea05a207dc

今後の展開も期待しておりますっ^^

pageTop