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その空間が既にアート~ハルカヤマ藝術要塞2013
Posted by Sapporo100miles編集長 オサナイミカ on 2013年9月29日(日) 22:35
10月5日まで開催中のハルカヤマ藝術要塞2013
2011年に開催された時も気になっていたけど、イマイチどんなものなのかが分からなく、
しかも子連れでも行ける場所なのかも不安でしたが、本日思い切って行ってみました
感想はと言いますと、 『いやぁ、行って良かった!!!』
フォント大きくしちゃうくらい感銘受けましたっ><
もうね、その空間自体がアートなんです
ここで野外アート展をやる理由が思いっきり良く分かります!
ちなみに下記は、公式サイト内の開催趣旨
『小樽市の春香山の麓、春香町には彫刻家・本郷新が使用していた旧アトリエがあり、
そこに近接した約9,000坪の荒野があります。
この地の荒廃は約30年前の観光ホテルの終焉から始まり、大量の瓦礫、崩れた石垣などが
忘れ去られた空間であることを物語ります。
2011年、私たちはこうした廃墟ホテルを象徴とする荒野に無限の展開能力を直感し、
アートによる再生・芸術空間の構築の行動として「ハルカヤマ藝術要塞2011」を行いました。
石狩湾を眺望し、夏から秋にかけて変容する春香山の麓で開催したアースワーク(野外展)は
私たちの想像を遥かに超え、 7,490名という来場者で賑わい、「山を遊ぶ、アートで遊ぶ」を
56名の参加作家とともに多くの人々が体感しました。』
そうなんです、本郷新さんの旧アトリエがあるんです
そういう観点からも、ここにはアート魂を動かす何かがあるんだろうなと思いました
とにかくどこを見ても写真に収めたくなるし、そしてそれが絵になる
それでいて、楽しい!!野外、しかも山の中ということで結構な坂道を歩くし、
その傾斜や山道をうまく利用した作品は、子どもはもちろん、オトナもワクワク
(普段全然運動出来ていないから、ちょっと足腰に来るけど・笑)
元々そこにあったものをうまく生かしながら作品を展示する
“廃墟”というテーマが色々なところにちりばめている!
※いつものように滑り台に上がろうとし、『ダメッ!』と言われて「なんで?」と不思議がる息子
作品のタイプも様々だから、全く飽きません
自然に溶け込むような作品もあれば、八ツと目を引く作品も
見つけた時、思わず笑顔で喜んじゃう自分がいました^^
ココが一つの核になっている廃墟ホテル
ガラスの破片もそのまま。。。
そこだけ時間が止まっているかのよう。。。だけど周りの草木は確実に成長している
そして不思議だったのは、結構温かい日だったのに、この建物からは冷気が流れていたこと
画像だと分かりずらいけど、廃墟ホテルの裏側
まさに瓦礫の山になっていて、そこが作品のキャンバスになっていたりします
いやはや、この空間は現地で確かめてもらわないと伝えきれないっ><
よく見るとハンガーだったり・・・
ハンモックに寝転んだら空もアート!!
と、ハンモックに揺られてた大学生くらいの女子が
『ゆりかごみた~い』って言ってたけど、
この会場には【再生】や【誕生】というテーマがいっぱいあって、
それがこの、廃墟空間で融合してひとつの作品になっているんだなぁというのが、
個人的な感想
本郷新の旧アトリエにも入れます。かなり危険な状況ではあります・・・
こんな素敵な遊び心作品も^^
ツリーテラスのさらに上まで勇気を振り絞って上ると、ステキな景色を独り占め!!
まだまだ紹介したいところは山ほどありますが、気になった方はぜひ、会場へ!
アート三昧
Posted by Sapporo100miles編集長 オサナイミカ on 2010年10月31日(日) 21:09
芸術の秋ですね~
街中の木々も日に日に色が鮮やかになってます
爽やかな秋晴れの本日、姪っ子を引き連れ、お散歩気分でまずは紀伊國屋へ
本日より開催のさっぽろアートステージ2010に併せて2Fで開催中の
アートブックフェアを見学 いろんなジャンルの本がずらり!
宇宙大好きな姪っ子姉・動物大好き姪っ子妹、
それぞれに堪能していたようで、気がつけば1時間はいたかも^^;
さらに歩いて札幌市役所へ こちらでもさっぽろアートステージの一環で
【ART!MEET!MART!】というイベントが行われてたのです
手作り作品のフリーマーケットやステージなど、所狭しと催されておりました
その中でも大人気だったのが、地下で行われていた、暗闇美術館
かなり並びましたが、なかなか楽しめましたよ
暗闇だからこそ楽しめる作品、アートの奥深さを改めて実感
その後、明日から本格スタートする
500m美術館も一足先に見学してきました
かなりリアル~
思わず触りたくなりましtが、作品に触れてはいけないようで残念^^;
うわ~!!近くで見ると細か~~~いっ
すっかり500m美術館の顔になっていると、勝手に思っている、切り絵作家・佐藤隆之氏の今年の作品
ホントに芸が細かいです!!
この他にも、かなり幅広いジャンルの作品が通路に展示されていますので、皆様もぜひ♪
おまけ・・・
バスセンター前駅に貼ってあったこのポスターに釘付け
『これは、もらえますか?』とリンゴの芯をもっているところが
妙にカワイイ・・・
さっぽろアートステージが始まってま~す
Posted by Sapporo100miles編集長 オサナイミカ on 2009年11月3日(火) 16:15
札幌市内の各所で芸術関係の様々なイベントが行われる、さっぽろアートステージ2009が
11月1日から始まりました(~12月5日まで)
その中のひとつが500m美術館
東西線地下コンコース、大通駅からバスセンター駅までの通路が会場です
昨年も紹介させていただきましたが、
今年もプロデューサーである、端氏の説明を聞きながら
見学してきましたので、ご紹介いたしま~す
※ちなみに500m美術館は11月30日までです
大通側の入口は、こちらの作品が始まりです
作品には一つ一つ説明も書いてあります
作者が半年以上かけて集めたビニールゴミをかわいらしく…
数名の作家さんも駆けつけてくれて、直接説明を聞くことができました
映像作家の富田哲司氏
札幌の魅力を表現した映像を、通路に投影
画家の福田翼氏の作品は、よ~く目を凝らして鑑賞ください^-^
グラフィックデザイナーの菊池和広氏の作品は、ちょっとトンチのきいた作品で面白いです!
風が通ると、風鈴のような音が…
これ、実際にこの場所を問お他人々をスケッチして、それを真鍮でチャームにしたそうです
このチャーム、個人的にすごく欲しいです^^;
昨年は目の前で作品を作ってくれた佐藤隆之さんの作品が今年も楽しめます!
パワーアップしてます!!!
紹介したのはほんの一部
とにかくいろいろなジャンルの作品が500mの通路に展示されています
プロデューサーの端氏が、アートとは見た人が自由に感じてもらうものなので、
逆に細かい説明は必要ないとおっしゃってました
確かに…
私は時々、姪っ子を美術館に連れて行ったりしてますが、感想を聞くと、
そっか~、そういう受け止め方もあるよな~なんて、
さらに楽しめたりするんですよね
アートは正解もテキストもないから、作る人も見る人も十人十色
だからぜひ実際に足を運んで、貴方のお気に入りを探してみてください!
500m美術館は今年で3回目の開催ですが、市民の方々からも大変好評らしく、
ぜひ、常設で行って欲しいとの声も上がっているようです
これはその願いが実現したときの模型です
もし本当に実現したら世界一長い美術館になるそうです
個人的な見解ですが、アートってまだまだ身近に感じていない人が多い気がします
なので、このように気軽に体感できる空間ってすごく大切だと思うんです
多くの人がアートを身近に感じることで、素敵な作品が生まれる可能性がますます高まり、
アートで溢れる街となりイコール、豊かな生活空間が誕生すると思っています
だから絶対、実現してほしいと思います!!
完成は100年後?Byベネッセアートサイト直島
Posted by Sapporo100miles編集長 オサナイミカ on 2007年7月24日(火) 09:06
7月22日・曇り
朝から湿度高め…
ホテルからタクシーで約10分
高松港を8:12に出港する、
今回のメイン・直島行きのフェリーに乗りました
片道510円、乗車時間は40分
途中、鬼ヶ島という看板を掲げた島を発見
他にも大小様々な島が浮かんでいました
フェリーはすごい数が走っていて、まるでバス並です
あ、直島の玄関・宮之浦港にある
草間弥生さんの赤い南瓜が見えてきました
ベネッセハウス宿泊車専用の送迎バスが既に来てきていて、
チェックインは15時ですが、とりあえず荷物を預かってもらい、
さてどこから見ようかと考えていると…
コンシェルジュの叔父様が、丁寧にいろいろアドバイスをくれ、
月曜が定休日の地中美術館と、
家プロジェクトのある本村地区を先に回ることにしました
さすがは、アートなホテルのコンシェルジュ!
ベネッセハウスのミュージアム棟から地中美術館までは
歩いて行けないこともないのですが、
ちょうど、送迎バスが来たので利用することに
日曜ということもあって、開館前(10時~)でも結構な人。
早めに来てよかった~
で、ここからは美術館ということで、撮影は禁止
言葉だけで伝わるか分かりませんが、
今までの美術館とはまったくもって違う、
まさに、建物自体が作品となっている美術館でした
有名な建築家・安藤忠雄さんの得意とする
無機質なコンクリートの建物の中に
ナチュラルに溶け込む、作品の数々
特に、モネの絵が4枚飾られた部屋は、
照明は一切なく、自然光のみで作品を展示してあり、
壁も天井も額縁もすべて白
白一色だと無機質になりやすいところなんですが、
床の大理石がそれを緩和させてました
なんと、70万個の角を削り落された
サイコロのような大理石が
職人の手によって敷き詰められておりました
ここは靴を脱いで鑑賞するのですが、
疲れた足を癒す効果もあります
私もこの床がほしい!!
※この写真は、美術館で購入した
地中ハンドブックより引用
そして、地中美術館の一番すごいところは、
建物がほぼ、地中に埋まっているということ。
これは、直島の景観を壊さないためです。
地中に埋め込み、屋根には緑を植える…
今はまだ、建物の一部が見えていますが、
たぶん、10年後・20年後にはもっと見えなくなってしまうんでしょうね
ちなみにこれがベネッセハウスサイドから見た地中美術館
山の上のほうにチラッと見えるコンクリートの建物です
右下に見える黒と黄色の舟も、じつは作品の一部です
本当に、今まで体感したかとのない空間でした
時間が許すなら、何回も見直したいくらい
※地中美術館は、地下3階建てになっていて、
ちょっと迷路のようなつくりです
約2時間、じっくり鑑賞した後、家プロジェクトのある本村地区へ
…つづく
本当のモエレ沼公園を知った一日
Posted by Sapporo100miles編集長 オサナイミカ on 2007年5月21日(月) 01:15
日曜日は先日、10マイルピックアップでも紹介させていただいた
モエレ沼ツアーに参加してきました
こちらは先日会社を設立させたばかりの
北海道宝島旅行社さんの主催。
朝、9時15分、札幌駅北口に集合
幸い昨日までの雨は上がったけど、
風が強い!!
ちょっと心配・・・
約30分でモエレ沼公園に到着。
まずは、セミナールームでモエレついてお勉強
主催のごあいさつに続き、
モエレ ファン クラブからごあいさつ
そのあと、約20分くらいのモエレの歴史たるDVDを見ました。
構想から32年、ゴミの埋め立て地が公園全体がアートという、
世界中から注目を浴びる空間になるまでの歴史・・・すごい色々なことが伝わって、胸が熱くなってしまいました
その後、外に出て公園内を散策しながらさらに詳しい説明を聞く
まずはピラミッドの頂上に上がり、
モエレファンクラブの方から説明
天気はいいのだけど、ホントに風が強くて
ちょっぴり辛かった…
でも、青空なので、どこを撮影しても
映えるんですよね~
ちなみに、モエレのいたるところで使われているこの石。
実はイサムノグチのアトリエが高松にあって、
そこの石にこだわりがあったようで
わざわざ運んできたようです
アーティストのこだわりを理解してあげる周囲の人、
大変だっただろうなぁ…
ちなみに、ガラスのピラミッド内はガラスでできているから
日当たりも抜群なのでかなり暖かくなります
当然、夏は暑い
で、コストを抑えるために、雪を使って冷却しているのは知っていましたか?
ここのシャッターの中に、たっぷりの雪が入っているようですよ
あけると融けるので、中は見れませんでしたが^^;
そしてイサムノグチの作品で遊べる公園、
さくらの森へ
大通公園にあるブラック・スライドマントラ も彼の作品ですが、
子供の遊具だけどスタイリッシュ!
さらに歩き進むと夏にはビーチになる広場へ
ここの素材、パラオで廃棄物となったサンゴのかけらを敷き詰めたんだって
だからさながら、南国の海気分を味わえるかも
さらに歩き進むとプレイマウンテンが
タンポポが咲き乱れて綺麗でした
そして強風の中を登る…
ここの面白いところは反対から見ると全く雰囲気が違うところ!
ちょっとピラミッドみたいです
だいぶ雲が出てきてからだも冷え切ったところで、ランチタイムへ
実はランファンキレーヴさんが貸切で入れなかったため、
今回のツアーのために、特別にランチボックスを用意してくれたんです
最初はランチボックスだしなぁ~
と、あまり期待はしていなかったのですが、
一口食べてビックリ!
さすが児玉シェフ、お弁当でも素材のおいしさがちゃ~んと出てました
でもやっぱり、お店で食べたいけど^^
外は寒かったので、ピラミッド内で
各々が好きな場所に座って食べましたが、
ポカポカしていもち良かったです
そして13:15から、海の噴水ロングバージョンを鑑賞
多くは語りませんが、何度見ても凄いです
噴水をアートにするって、いったいどこから発想するんでしょうね~~
まだ、夜のバージョンを見ていないので、
もう少し暖かくなったら行きたいな
噴水の周りは森になっていて、
木漏れ日が気持ち良かった
今回はモエレ山は登らなかったけど、
頂上からの景色は抜群です!!
結構すごい遠くまで見えます
先日、モエレ沼公園のブログでも紹介されていた
モエレの一年展も見学してきました
何度か遊びに行ったことはありましたが、
なかなか奥深いところまで聞く機会はないので、
本当に勉強になったし、
この事実は、もっとみんなが知らなくてはいけないことなんだということも実感
みなさんも、そんなモエレの歴史を感じながら
公園を訪れてみませんか?
そして、札幌の素晴らしい財産になるよう、
これからの活用法なんかも考えてみて下さい
☆おまけ☆
同行した方がの中で、ほんの一瞬の間に
絵手紙を書いている方がいました
すごい!!