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カニの水揚げ量日本一の町・枝幸町で海明け毛ガニを堪能!!
Posted by Sapporo100miles編集長 オサナイミカ on 2018年3月30日(金) 12:11
3月24(土)・25日(日)クラブツーリズムが催行した、【旬感!オホーツクえさし旅モニターツアー】に参加!
一番美味しいと言われている、海明け毛ガニ(しかも自分でキャッチした毛ガニ)を1人で1杯堪能するという、豪華な旅でした^0^
集合は、札幌駅北口に朝7:00
絶好の旅日和に恵まれ、出発♪
高速のSAでトイレ休憩をはさみつつ、9:30くらいに旭川空港に到着
ココで、東京から参加の皆さまと合流
満席で枝幸町へ向かいます。
ちなみに「えさし」という町、北海道に2つありまして、大抵の人は最初に道南にある「江差」を思い浮かべます。&今回お邪魔したの枝幸町に行ったことのある人って、札幌市民でもかなり少ないかも。
かくいうワタシも、昨年の12月に下見で行ったのが人生初の枝幸町でした^0^;
なので、今回は2回目ということになります。
東京から1人、知人が参加していたので、旭川空港でゲットしたサッポロクラシック春の薫りをプレゼントして乾杯♪
ワタシはビッグマンなまらしょっぱいウメを初めて飲んでみました。日の高いうちから飲むのにちょうどいい味わいでした(笑)
と、バスツアーはこうして飲みながら目的地に迎えるところも魅力です^^
枝幸町まではかなりの移動距離ですので、なよろの道の駅でトイレ休憩
ココでお昼ごはん用のつまみを購入
今回のツアーは、事前にお弁当を予約することも出来たのですが、鼻から飲む気満々だったので、お弁当ではなく、酒のアテをアテにしておりました(笑)
メンチカツともち米すりみコロッケ、かなり満足度高めでした♪
そしてココで酒を愛する者同士が時々起こす奇跡が・・・(笑)
東京の知人が道の駅で購入した日本酒が、ワタシが2年前に沼田町で購入して寝かせていた日本酒と同じ銘柄!!
まさかの飲み比べを楽しむことに♪
寝かせた方はとんがりが消えていて、個人的に好みでした^^
気が付けばあっという間に歌登に入りまして、ここで枝幸町観光協会の方と合流
ちなみに枝幸町は、2007年に山間にある歌登町と合併して、現在の枝幸町になり、海と森の町になりました^^
まずは、オホーツク海に面した、【ウスタイベ千畳岩】へ
今年は例年より雪が多かったようで、残念ながら千畳岩が半分ほど雪に覆われており、下りることができなかったので、景観のみ堪能。
日差しには最高に恵まれたのですがかなりの強風で、ある意味北海道らしい洗礼を受けました(笑)
早々とバスに乗り込み、次に向かったのは歌登にあるコミュニティーセンター
ココで、ホタテの殻剥き&毛ガニキャッチャー体験デス
ホタテはその場で味わいまして、毛ガニは釣ったものを夕食会場でいただく形になります。
なので、参加者の皆さまの品定めする目がかなり真剣でした(笑)
枝幸町の名物ガイド・丸山さんから殻剥きのレクチャーを受けまして、さっそく殻剥きへ
新鮮なので時々水を吹かれて、辺りが水浸しに^^;
コツさえつかめば、誰でもキレイに剥くことが可能です^^
ちなみに貝柱自体はオス(白い方)の方が、味が濃くて美味しいそうです。
とは言いましても、鮮度抜群なのでメスの方でも全然美味しいですが^^
今回は大事をとって、卵は食べず貝柱と希望者にはミミもいただきました。
塩水で洗っているので、そのままでも十分オイシイ!!
お次は毛ガニキャッチャー
独自に生み出した、毛ガニ専用の竿で簡易いけすの中にいる元気な毛ガニを吊り上げるのですが、早い人は10秒くらいでつれちゃっていたのに、ワタシは40秒以上かかってしまいました^^;
途中何度も、助け舟(ゴム手袋)を差し出されましたが、それだけはプライドが許さないので、最後まで頑張りました(笑)
番号札を受け取りまして、記念撮影もしたのち、いったん観光協会の方々に返却
夕食会場&宿泊先であります、【うたのぼりグリーンパークホテル】に向かう途中、東京からの参加者もいらっしゃるので、急きょ町内唯一のコンビニ・セコマ(3軒あるそうです)に立ち寄り、しばし買い物
レジ大行列の図、思わず撮影してしまいました^^;
セコマの店員さんも、かなりビックリしたんじゃないでしょうか??
夕食の時間は18時
それまで小一時間、温泉に浸かったり、部屋でのんびりしたりと自由にくつろぎ旅の疲れを癒します
窓の外を見ると、ちょうど夕日が沈むところでした^^
旧体育館のようなスペースに設けられた夕食会場
照明とじゅうたんの影響で、何を撮っても少し緑ががっておりますが、ご了承下さい^^;
ここで、先ほど自分で吊り上げた海明け毛ガニが茹でられておりました^^
番号を呼ばれ順に受け取りに行きまして、自分で捌きながら食べる形です
今までは、贅沢にも剥いてもらったものを食べるばかりだったので、1匹丸ごと剥きながら食べるのは初めてかも^0^;
黙々と頑張って剥きました!!
自分で剥いた蟹って美味しさ倍増ですね(笑)
それもそうですが、身の味わいが濃くてしかもぎっしり詰まっておりました~
さすがは海明け毛ガニ><
茹で上げの海明け毛ガニ以外にも、毛ガニの刺身やズワイの天ぷら、毛ガニの味噌汁などなど・・・
毛ガニはもちろん感動的だったのですが、個人的にニシンにも感動しまくりでした!
身はフワッフワ、立派な数の子~~~
こちらも夢中で食べてしまいました^0^
しばらく毛ガニはいらないかも。。。と、なんとも贅沢な思いで、部屋に戻りました
(相当満腹だったはずなのに、部屋でおつまみをいただきつつワインを堪能していたのは、ここだけの話です・・・笑)
2日目に続く・・・
心もお腹も満たされまくった、くるるの杜の課外授業 ♯くるるの杜で写真映え
Posted by Sapporo100miles編集長 オサナイミカ on 2018年2月20日(火) 16:24
先日募集しておりました、【くるるの杜の課外授業】
お天気にも恵まれすぎるほど恵まれ、参加者の皆さまと楽しいひと時を過ごすことができました!!
札幌駅近くにあります、ホクレン本社前からバスに乗り込みまして、北広島市にある【くるるの杜】へ
行きのバスの中では、フォトグラファーの小森学氏から、“SNS映え”する画像の撮り方から、集合写真でキレイに映るためのポイントなどなど、聞きたかったことがどんどん出てきます!
時に笑い声も響き渡るような、ユーモアあふれる講座で、参加者の皆さまの表情が早速キラキラしています^^
あっという間にくるるの杜に到着し、まずは体験棟へ
まずは小森氏が、事前にくるるの杜で撮影した画像をもとに説明
皆さん、真剣な表情です!
その後外に出て、思い思いの“くるるの杜で写真映え”な画像を撮影
お天気委がいいので、どこを撮っても絵になるから、テンションがどんどん上がってきました!!
空の表情が刻一刻と変わるので、何枚も撮りたくなります^^
それにしても、札幌からすぐなのに、凄く遠くへ来た気分にさせてくれる場所です。。
写真映えを意識すると、いつもと違う視点で楽しむことができますね^^
そして、フィルターを使って楽しむと、さらに世界観が広がって楽しめます
上と下は同じ写真だけど、まったく違う風景になります
た、たのしい!!!
寒さも忘れて夢中で撮影
すると、あっという間にランチタイム♪
大人気の【農村レストラン】へ
入り口にあった、キュートな案内板♪
野菜料理がどれも美味しそうで、普段でもセレクトするのに時間がかかるのに、“写真映え”も考えているので、いつも以上に真剣にセレクトする皆さま
それぞれのセンス(そして食べたいモノ)で盛り付けられたプレートをしばし撮影
そしてさっそくいただきます!!
数年ぶりに来ましたが、相変わらず美味しい~~~
この季節にこんなに野菜をたくさん味わえるのは、本当に幸せです(≧▽≦)
撮りたいモノが色々あって、いつもの3倍くらい食べたいました^0^;
この具沢山のお味噌汁、最高においしかった!
動物性由来の材料は全く使用していないのに、しっかり濃厚な味わいのカレーもつい・・・^^;
せめて赤しそジュースで食べたものを消費しようとしている自分が。。。^0^;
どんなにお腹がいっぱいでも、デザートは外せません^0^;
黒ゴマのケーキが予想外にしっとり・どっしりでハマりました~
が、さすがに満腹でした・・・
直売所で買い物を楽しんだ後、午後の課外授業がスタート
ハウス内に栽培されている、いちごの収穫体験をする前に、いちごの勉強です
普段は、ハウス内でお子様向けにクイズ形式で行っているようですが、かなりためになって大人でも楽しめました!
そしてお待ちかねの収穫体験へ♪こちらのハウス内で栽培されています
なんと、靴を脱いでスリッパに履き替えます!
土が出ていないのが何となく不思議な気持ちに。。
それにしても暖かい^^
ハウス内は20度を保っているそうです
筋なりになっている真っ赤ないちごを前に、参加者の皆さんの表情が一気にキラキラしてきました☆彡
撮影しながら、一人10個まで収穫
それにしてもカワイイ~♪
花や、これからいちごになる子どもいちごも愛おしく思えます^^
ハウス内には3種類のいちごが栽培されていますが、今収穫できるのは“紅ほっぺ”と“章姫”
上が少し白いのが章姫
紅ほっぺは完全に熟すまで収穫しないので、糖度も13度くらいあるそうです^^
いちごはとがっている方が甘いので、ヘタをとって上から食べるのが美味しく味わえるんですよ♪
紅ほっぺと章姫を食べ比べる参加者のみなさま
先ほどあんなに食べたのに・・・イチゴは別腹です(笑)
ちなみに北海道生まれの“けんたろう”は、3月から収穫できるそうです~
あまりにキラキラしたいちごだったので、雪の上に置いて撮影^^
『それ、いいですね!!』と、小森氏も撮影(笑)
再度、体験棟に戻って、参加者の方が撮った画像をみんなで鑑賞
どれもこれも素敵で、個性があって、同じ場所で撮っているはずなのに全然違う風景だったりと、SNS映えをちょっと意識した画像を一覧で見るのはとても参考になりました~
ちなみに、♯くるるの杜で写真映え と検索すると、参加者のみなさんの画像が見れますよ~
最後にお土産【よくねた千両梨】までついてきました!
よくねたシリーズはジャガイモは知っていたけど、梨まであるなんて全然知りませんでした!!
今までのくるるの杜の印象って、小さなお子様向けって勝手に思っていたけど、まったく違う視点で楽しむことができました~
ちなみに今週末(24日・25日)に、くるるの杜の雪まつりが開催されるので、ちょうど雪像などを製作中でした^^
今回の撮影会で自分の中でお気に入りなのがこちら
スコップもこうして加工すると哀愁が漂ってきます^^
冬の日差しって絵になります!!
学びました&盛り上がりました!北海道シードルサミット&コレクション
Posted by Sapporo100miles編集長 オサナイミカ on 2018年2月9日(金) 12:10
2月4日(日)に、クロスホテル札幌2F、ミートラウンジで開催された、【第2回北海道シードルコレクション】
北海道、青森、宮城、長野、アメリカ、スペイン、フランス、イギリス、ドイツのシードルが26種類並びまして、総勢70名の皆様に楽しんでいただきました^^
前日の2月3日(土)には、札幌では初めて、シードルアンバサダー認定試験も行われました。
ワタシも試しに解いてみたけど、専門的なところはまだまだ全然ダメでした^^;
おまけにテイスティングは、何度も飲んだことのあるシードルだったのに外してしまい、かなり凹みました^0^;
今回、シードルの事典を購入したので、今一度勉強します。。。
2月4日(日)の北海道シードルコレクションの前には、【北海道シードルサミット】も開催されまして、ばんけい峠のワイナリーの田村氏、そうべつシードル造り実行委員会の松原氏のお二方による、道内生産者の取り組みの紹介、
MaYのマーカス・ボス氏による、ドイツのアップルワイン文化の紹介、
そして私がコーディネーターとして登壇させていただいた、生産者トークセッションには、オホーツク・オーチャードの篠根氏、アップルランド山の駅おとえの西氏、そしてそうべつシードル造り実行委員会の松原氏のお三方にお話しいただきました。
それぞれ、違う方向からのシードル造りの取り組みをされていて、すごく興味深い話が聞けました!
そして、北海道だけでもリンゴの種類がものすごくたくさんあることにもビックリ!
ちなみにお三方の中で、自社でシードルを製造しているのはアップルランド山の駅おとえの“ふかがわシードル”のみ。そうべつは青森のタムラファーム、オホーツク・オーチャードは札幌の八剣山ワイナリーで委託醸造してもらっています。
シードルにまつわる様々な話を聞いてからシードルを飲みますと、いつも以上に真剣にじっくり味わいつつ飲むことができるのです^^
こちらは北海道のシードルコーナー
増毛のシードル、いつの間にはデザインが変わっていたのですね!
そうそう、日本で一番最初に西洋リンゴが栽培されたのは七飯町なんですよ!
そして、シードルの消費量が世界一多いのはイギリスです。呼び名はサイダー
ちなみにアメリカではシードルでもサイダーでもなく、ハードサイダー
同じリンゴのお酒でも、国によって呼び名が違うのも面白い^^
そして味わいもかなり幅が広く、甘いのから酸っぱいの、ドライなものまで、それぞれ全く違います。
最近シードルを飲む機会が増えて思ったのが、食中酒としてちょうどいい!
飲み口も軽いので疲れないし、色々な味わいがあるからこそ、いろんな料理に合わせられるのです^^
そんなシードルのことを理解して、今回のイベントのために特別に用意してくれた、プレート
酸味・甘味・コクなど、様々な味わいをワンプレートに!!
さすが、菅原料理長~~~
そして今回、スペインのシードル=シードラを、エスカンシアールしてくれたのは、バルコ札幌の川口氏。
酸が強くて辛めのシードラを高いところから注いで空気に触れさせて、まろやかにするんです^^
普通に注いだ時と飲み比べると、その差は歴然!
運営側ではありましたが、本当に内容の濃いイベントだったと思います^^
そして、北海道のシードル文化の可能性を感じることができました。
今回は第1回開催時より、会場をコンパクトにしてしまったので、チケットが早々に売り切れてしまい、参加したくても出来なかったという方も多かったと思います。
第3回は、さらに多くの方にたくさんのシードルを楽しんでいただけるイベントにできたらと思います^^
ちなみに個人的に印象に残ったシードルはこちら、ドイツのシュナイダー
今までドイツ国内でしか消費されていなかったようで、今回が初お目見え!
お隣のふかがわシードルプレミアムもキレイな造りでした^^
そしてこちらは、打ち上げ会場でいただいた、長野・松川町、南信州まつかわりんごワイン・シードル振興会のMarry.
これはとってもバランスが良かったです!
ミルク&ナチュラルチーズフェア2018・事前取材 その3 浜中町 おおともチーズ工房
Posted by Sapporo100miles編集長 オサナイミカ on 2018年1月16日(火) 17:17
鶴居村を出て向かった先は、ルパン三世のふるさと~浜中町、おおともチーズ工房です!
おおともチーズ工房さんには、2009年の秋に一度訪れたことがありまして、実に8年半ぶり!
その時は、チーズ作りもさせていただきました^^
入口にはミルク&ナチュラルチーズフェア2018のポスターが^^
入ってすぐにカフェコーナーがあり、その奥が直売所
こちらでは、焼き立てのピザやソフトクリームが味わえます^^
おおともチーズ工房は、チーズを作り始めて19年目になりますが、最近はすっかりピザで有名だそうです
※写真は昨年のミルク&ナチュラルチーズフェア札幌会場の画像
と、直売所でこれまで見かけたことのなかったものを発見!
あれ?飲むヨーグルトってありましたっけ??
最近、新たに工場を作って、念願だった飲むヨーグルトが誕生したそうです!
さっそく飲んでみました^^
ん!?これ、飲むヨーグルトですか??ほぼヨーグルトですよね??
というくらい、濃い!!
そして牛乳そのものの甘さが直に楽しめます!!(酸味は控えめ)
生クリームを添加しているようにも感じますが、生乳のみだそうです!
『裏の牧場で搾乳している自慢の美味しい生乳は、大手メーカーに卸して主に本州方面で販売しているのですが、少しでも地元の人に味わってもらいたいと思い、19年前にチーズ作りを始めました。ただ、チーズにするとほとんどの水分を廃棄しなくてはならないので、飲むヨーグルトにすることはずっと望んでいた形でした!』と、大友さん。
その想い、しっかり伝わってきました^^
窓の外に広がる大友牧場
青々とした夏の景色とは違いますが、この広大な景色が、さらに美味しくさせてくれているきがしました^^
ちなみに特売所で販売しているチーズは、地元還元価格ということで、少しお買い得になっています^^
と、本日はカチョカバロの制作風景を8年半ぶりに見学
今はもう製造していないというこちらのマシーンでチーズを作っていきます。
生乳を固めた、まるで豆腐のような “カード”
そのカードをこちらの投入口へ
細かくカットされて出てきました。
こちらにお湯を入れてかくはんすると、ドロッとしてきます。
それをさらに機械に通し、型に入れて出てきたところを受け取りまして、素早く紐に吊るします。
簡単にやっているように見えますが、この成型作業が慣れるまでは至難の業
ワタシがチャレンジした時は、ビヨ~ンと面長なカチョカバロになってしまいました^0^;
いくつか括り付けたところで、熟成庫へ
どこの工房もそうですが、無駄な動きなく、すごく効率よく動いています^^
ちなみに、最近にんきのプチボールモッツアレラは、オーダーメイドの型で製造しています。
こちらはセミハード系のチーズの熟成庫
大きな扇風機が回っていて、手作り感満載!
ちょうど、夕方の搾乳タイムが始まるということで、裏手にある牛舎にもお邪魔してきました。
大友さんお父様が経営していますが、現在4代目だそうです!
昔よりだいぶ減らしたと言っていましたが、現在66頭(母牛は43頭)の乳牛を飼育しているそうです。
お父様もだいぶ高齢ですので、最近は若い方にお手伝いに来てもらっているそうです。
“ちょっと、なに見てんのよ”
ちなみに大友牧場の牧草は、霧多布から吹き付ける潮風で塩味を含んでいます。それが美味しい牛乳の要因となっています^^
おおともチーズ工房は、帯広会場・札幌会場ともに工房スタッフが直接販売しますので、ぜひ浜中町おおともチーズ工房のお話、聞いてみてくださいね!!
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美味しい牛乳があるから、チーズを作って地域に還元する
今回訪れた3工房、どこも同じことをおっしゃっていました。
北海道の冬の取材は結構恐怖でしたが、(釧路から浜中町までは濃霧!)やっぱり、実際に見て聞けることはものすごく刺激になります。
そしてますます、北海道が好きになります!!
雪が融けたら、今回伺うことが出来なかったチーズ工房に、足を運びたいなぁ^^
ミルク&ナチュラルチーズフェア2018は、1月18日(木)~23日(火)が帯広・藤丸百貨店、1月25(木)~30(火)が札幌・東急百貨店で開催!!
ミルク&ナチュラルチーズフェア2018・事前取材 その2 鶴居村振興公社「酪楽館」
Posted by Sapporo100miles編集長 オサナイミカ on 2018年1月15日(月) 18:39
ミルク&ナチュラルチーズフェア2018 事前取材2日目は鶴居村からスタート!
釧路から車で約1時間、向かった先は、鶴居村振興公社「酪楽館」
ちょっとお天気が悪かったのでどんよりカラーですが、空気がキレイなことが実感できる場所でした^^
鶴居村の美味しい牛乳で村の特産品を作ろうと、11年ほど前から製造しているチーズはセミハードタイプ
ALL JAPANナチュラルチーズコンテストで何度も金賞を獲っている“ゴールドラベル”や、シルバーラベル、リーレツルイ、ペッパーチーズ、ゴールドラベルをさらに熟成させた限定品、プレミアムゴールドラベルなどがあります^^
他に、アイスクリームや飲むヨーグルトも生産しています。
この日は午前中にお邪魔したので、生乳を凝固させ、“カード”にする作業を見学
鶴居村の搾りたての生乳をこちらのタンクに入れて、天井のパイプを通ってお隣の部屋へ
こちらのタンクに入れて、殺菌します
殺菌した生乳に、塩化カルシウムとスターター(乳酸菌)を添加し、さらにレンネット(チーズ製造時に牛乳を固めるのに用いる酵素剤)を加え、30分程静置し、凝固させるそうです。
この段階で、すでに30分経過した状態。
そこにナイフを入れて、崩していきます。
ゆっくり・ゆっくりかき混ぜていきます。
機械任せではなく、人の目・感触で状態を都度、確認
正直、かな~り地味な作業・・・
酪楽館では週4日ほどチーズを作っているそうですが、この作業を日々行っているなんて、モノづくりって本当に忍耐の上で成り立っているなぁと思います・・・
と、この段階ではどんな味なんだろうと気になって質問したら、一口試食させていただくことが出来ました!
『甘い!!』
生乳の甘さがそのまま伝わってきました^0^
甘さを極限に抑えた、トロトロ杏仁豆腐のような感覚♪
もちろん、砂糖を添加しているわけではありません。
個人的にはこの状態で毎朝食べたいかも!!
しばらくかくはんし水分を抜くわけですが、400kgの生乳からは40kgのチーズが出来るそうです。
水分=ホエーは、残念ながら廃棄しているそうですが、栄養素のある水分なので、出来ることなら活用したいところ。。
と、水分が抜けたところで、こちらのバットに流し込み成形
そして熟成庫へ
チーズって円形が一般的って感覚だったので、正方形って珍しいかもと思ったら、こちらのスタッフが修行したのがベルギー地方で、正方形が多いようです。
ちなみに酪楽館にも円形のチーズはあります。
それにしても熟成庫の中って快適!適度な湿度に、チーズのいい香り。。。ここで飲みたい(笑)
熟成されたチーズは手作業でカットされていました!!
もちろんラベル貼りもすべて手作業。またまた地道な作業です。。
と、見学が終了してからもう一度、先ほどの生乳を見に行きました。
だいぶ固まってきたようです。
ここでもう一度試食。
う~ん、やっぱりこの状態で販売して欲しいっ(笑)
ちなみに酪楽館では、事前予約制ではありますが、どなたでもチーズ作りが体験できるのです^^
自分で作ったチーズで飲む・・・悪くないなぁ(笑)
チーズ以外にも、アイスクリームや肉製品なども作れるそうです!
午後のチーズ成型の様子も見学したかったのですが、もう1軒取材する任務が残っておりましたので、残念ながら今回はココで終了!
ちなみに酪楽館は、ミルク&ナチュラルチーズフェア2018の札幌会場は、スタッフさんが販売するそうですので、気軽に質問してみてください^^
※帯広会場は委託販売
そういえば、鶴居村と言えば丹頂鶴だよなぁと思いだしたら、普通に裏のサンクチュアリにいました!!
いすぎて一瞬、思考回路が止まってしまいましたが、飛び立つ姿が美しかったです^0^
さて、ワタシも次の目的に飛び立ちます~!
(といっても車ですが^0^;) ・・・つづく
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