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by Sapporo100miles編集長 オサナイミカ
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北海道の食のチカラを改めて実感した、『いぶり食のフルコース』オープニングフェア
Posted by Sapporo100miles編集長 オサナイミカ on 2018年9月3日(月) 12:50
毎月恒例、ホテルオークラ札幌の北海道の食を楽しむフェア、9月は【いぶり食のフルコース】と称し、胆振地方の食材を使用した料理が各レストランで堪能できます!
そのオープニングフェアに先日足を運んで来まして、いくつか試食させていただきました。
とその前に胆振地方と言われて、どこがそうなのか、すぐ思い浮かぶ方はどれくらいいるのかな?
まず、胆振が読めない人も大半かと・・・
※画像は胆振総合振興局のHPより
生まれも育ちも札幌で道産子なワタシも、いまだに地方については自信がありません^^;
何となくは分かっていても、しっかり説明できないと思う。。。
ということで、改めて
胆振~いぶり地方は、南の海に面していて、北海道の中では比較的降雪量の少ない場所で、海の幸はもちろん、野菜やお肉と何でも揃っている地方です^^
そんな食材の宝庫・胆振の料理は・・・
いきなりカレーです(笑)
そう、苫小牧といえば北寄カレーが有名ですが、今回レストランコンチネンタルのヒーリングランチで味わえるのが、【苫小牧産ほっき貝と野菜のスパイシーカレー】
オークラ定番のスパイシーなカレーに、北寄がたっぷり!野菜の酸味がしっかり楽しめる、苫小牧で食べるのとはまた違う美味しさ♪
このカレーを食べると、やっぱりカレーは飲み物です!と断言したくなります(笑)
今回の試食会では、スープが2種類あったのですが、伊達産きのこ達のクリームスープ(コンチネンタルのランチの1品)と、中国料理 桃花林の楊貴妃ランチで味わえる、むろらんウズラの燻たま入り伊達産長茄子のスープが、どちらも絶品でした!
そうそう、北海道のうずらの卵って、確かほとんどが室蘭産だって聞いたことがあります。
こちらは胆振産豚ロースをじっくりロースト 洞爺湖町産行者にんにくのクリームソース(レストランコンチネンタルのランチ)
胆振産となっているのは、その日によって使用する豚肉が変わるからだそう。
この日は厚真町産放牧豚を使用していましたが、他に安平町産夢民豚や伊達産黄金豚など、豚肉だけでも各地にブランドがあるんですね^^
そしてこの豚肉、とにかく柔らかくてしっとりしていて美味しかった~^^
伊達産根セロリと海老の煮込みに、豊浦町産帆立貝のチリソース煮(桃花林のランチとディナーの1品)
いやぁ、ホントに食材に困らないというほど、いろんな食材があります~~
こちらは、きょうど料理亭 杉ノ目の白老町産真烏賊と登別産たらこの紅葉和えに、牛乳クリームプリン 厚真町産ハスカップ沿えむかわ町産シーベリーソースがけ
杉ノ目の【秋味二段弁当~胆振フェア~】は他に、噴火湾産秋鮭の味噌漬け焼や、伊達産野菜の天ぷら、そして自家製いくら醤油漬け、マイタケご飯に新得そばなどもついて2100円と、かなりお得感を感じる内容でした!!
ラウンジプレシャスの9月のスイーツは、【安平町産追分アサヒメロンのタルト】
メロンの甘さを生かすように配合したという、カスタードクリームの味わいが絶妙なバランスで、試食では1口サイズだったのですが、出来れば1口でその場濫訴を味わって欲しいかも!!
そして今回、一番記憶に残ったのがこちら・・・【こくわワイン】
やっぱりアルコールですか?!という突っ込みが聞こえてきそうですが、こくわワインの存在をまず初めて知りまして、こくわって、子どものころ自宅やおばあちゃんの家で『こくわ酒』をつけていた記憶があって、勝手にその印象で味わいました。
香りは甘いのですが、飲んだらスッキリ辛口白ワイン!
でもって、とにかくどんな料理にも合うんです!
真烏賊とたらこの紅葉和えにもあうし、中華にも合うし、一番はカレー!!
スパイシーなものにピッタリで驚きました~
残念ながら、今回は試食会だけでの提供だったみたいなのですが、これはレギュラーメニューに入れた方がイイと思う!!と、熱く要望しておきました^0^
そして、せめてどさんこプラザとか、きたキッチンなど札幌でも入手できるようになるといいなぁ~
ちなみに今回、試食会の前にいぶり食のアンバサダーでもある、フレンチレストランモリエールオーナーシェフの中道氏のミニセミナーがありました。
テーマは【料理人にできること】
中道氏はミシュラン北海道の三ツ星シェフでもあり、洞爺湖サミットでも料理をふるまっていた名だたるシェフでありますが、料理の美味しさは食材が8割を占めるとおっしゃっていました。
そして、今よく言われている地産地消とは、まずは地元の方々がその素晴らしさに気が付かなければ、どんなに周りが盛り立てても繋がらないというような趣旨のお話をされていて、ワタシも日ごろから全くその通りのことを思っていたので、なんだかとても嬉しくなった次第です^^
北海道の食は本当に素晴らしい!と、もっと自分の住んでいる町を自慢していきましょう^0^
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