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暴飲暴食をなかったことに!?~むらおか研究所
Posted by Sapporo100miles編集長 オサナイミカ on 2021年1月4日(月) 12:29
2021年、あけましておめでとうございます。
世の中、まだまだ心からおめでとうと言えない状況ではありますが、こんな時こそ心身共に健康でいられるよう、気合を入れて過ごしていきたいと思います。
そのような状況でしたので、年末年始は自宅で美味しいものを食べて飲んでの生活が続きました・・・
その時はものすごく楽しかったので、心身共に健康にはなったのですが、時々我に返って、本当にこれで大丈夫か??と、ドキドキすることも・・・^0^;
そんなことになるのではないかと、事前に用意しておいたのがこちら!
【むらおか研究所】のドライフルーツを使ったデトックスウォーター!
年末、『オサナイさん、むらおか研究所という会社の、ドライフルーツを使ったデトックスウォーターを知っていますか?』とご連絡をいただきまして、まぁ、デトックスウォーター自体は知ってはいるけど、むらおか研究所という名称は初めて聞きたのと、なんだかとっても興味が湧いてきたので、お話を聞くことに。
研究所は、苗穂駅の向かいにあります。
ワタシのような酒飲みの方なら、“小飼商店”さんに行かれたことがある方も多いかと思いますが、そのお隣の少し奥まったところにある建物です。
こうしてみるとカフェか雑貨屋さん、もしくはオシャレな美容室のようにもみえますので、目に留まった方は、入口まで近づき、フラリと引き寄せられるようにドアを開ける方もいらっしゃるそうです
そんな方のために、ひっそりとカフェメニューも用意しているようですが、あくまでも“研究所”
所長の村岡さんが、カウンターの奥でドライフルーツを作る作業を、ほぼお一人で行っています
こちらは野菜をカットする機械
ただ、柔らかい果物はこちらでカットすると崩れてしまうので、そんな時は手作業なんだそうです
ちょうど乾燥が完了したフルーツが並んでいましたが、こちらのみかんのカットは手作業とのこと!
もちろん、パッキングも手作業
こんな感じで1パック分を詰めていくそうですが、無添加で乾燥剤も不使用なので、ドライフルーツでも冷蔵庫で保存しているそうです。
と、このドライフルーツが、ワタシが考えていたようなドライフルーツとは全然違ったわけです!
シルバーの巨大な冷蔵庫のように見えるのが、特殊な低温熟成乾燥で果物をドライにする機械なのですが、この機械でないと村岡さんが求めていたドライフルーツは作れないそうです
ちなみにフルーツは北海道産のものを中心としつつ、各地の旬のフルーツを使用とのこと
フルーツも何でもよいわけではなく、例えばそのまま食べて美味しいものが、ドライフルーツで美味しくなるとは限らないようで、村岡所長はそのあたりもしっかり吟味しつつ、仕入れをしているそうですよ!
それから完全無農薬のフルーツというのは難しいので、こちらもまた特別な浄水器を取り付け、洗浄しているそうです
さらにドライにしたフルーツの組み合わせも、何でもいいわけでもないらしく、ワタシは一番最初に画像の手前に映っている、イチゴが入ったものを飲んでみたのですが(最初の画像のもの)、他にもいろいろなフルーツが入っているのに、たった1枚のイチゴの存在感が凄かったのです!
なので入れすぎると、主張が強すぎたりすることもあるので、村岡所長が研究したうえで、パッキングしているそうです^^
飲みかけの画像ですみません^^;
こちらは柑橘多めのスッキリ系
研究所に買いに行くと、どんなのが好みか聞いてくれて、村岡所長がオススメしてくれます^^
が、一度購入すると1週間セット、1ヶ月セットと色々詰まったものを購入する方が多いそうです
でも、その気持ちよく分かります!
最初は半信半疑で飲んだのですが、とにかくグビグビ飲めるのです!!
でもって、本当に砂糖不使用なの??というくらい甘い!
特殊なドライ製法のおかげで、フルーツ本来の甘さが凝縮し、それがそのまま水に溶け込んでいるのです!
なので何度か飲み終えたあとのフルーツ(味は薄くなるけど、500mlで3回くらいはイケます!)を食べてみると、無味無臭状態!!
色々ビックリしまくり(笑)
ちなみにその状態で食べても、繊維質が摂れるので、それはそれで問題ないそうです
こちらは、むらおか研究所の公式Instagramからお借りした画像ですが、もともと村岡さんご自身が別のお店からこのドライフルーツを購入して愛飲していたそうなのですが、そこがなくなってしまい、本当に困って自分で作る決意をされたとのこと!
水分を摂ることは大事だということは知ってはいたけど、そのまま2ℓって、頑張らないと飲めないことが多いんですよね^^;
だけどこのデトックスウォーターならゴクゴク飲めるし、何より見た目も可愛くて、テンションが上がるんです!
ココ、女子は結構大事(笑)
こちらの画像も公式Instagramからお借りしたものですが、使っているフルーツごとに見た目も楽しめて、持っているだけで絶対注目浴びますよね^^
そんなわけで、年末年始の暴飲暴食をこのデトックスウォーターでチャラにしたわけです(と思いたいけど、まだ足りない気がする・・・^^;)
今は村岡所長がほぼお一人で手作業しているため、大量生産が出来なく、早々に売り切れてしまうこともあるようですが、在庫状況や在室時間などを公式Instagramで確認して、一度ゲットしてみてください^^
テイクアウトも凄いボリュームだった、KIYOHACHI CHOPPED SALAD
Posted by Sapporo100miles編集長 オサナイミカ on 2020年11月26日(木) 11:16
新型コロナウイルスの影響がまた猛威を振るっており、まだまだ外食を心から堪能できない状況ですが、食べることは大事
その大事な食事は、美味しくて、楽しい気持ちで味わいたい!!
そんな時にオススメしたいのが、【KIYOHACHI CHOPPED SALAD】
実は今年の7月に、どさんこワイド179でワタシが案内人としてご紹介したお店の一つなのですが、ブログにアップするタイミングを失ったまま気が付けば11月も終わりに(;’∀’)
コンセプト含めてすごくイイお店だったので、改めてご紹介♪
というのも、先日テイクアウトを初体験してみたんです^^
こちらは、女性に人気のSBサラダ~ステイビューティーサラダです
お店での器はこんな感じで、とにかくボリューミーだったのですが、テイクアウトの器でもびっくりするほど重くて驚きました^0^;
1日分の野菜をこの1皿で摂取出来ちゃうという、せっかく食べるなら体にいいモノがイイ!(出来れば美容方面にも・・・)という女性の心を読まれたサラダです(笑)
サラダが美しくて美味しかったのはもちろんなんですが、個人的にはお店で働いているこちらのお二人の女性スタッフの志に感動!
自分たちが食べたいサラダを出してくれるお店があまりなく、それなら自分たちで理想のお店を造ったらいいんじゃないか!と思ったのと、新型コロナウイルスの影響を受け、自分たちが働いていく場所は、自分たちで作るしかないのではないかという思いから、クラウドファンディングなどを活用し、店を作ることにしたんだそうです!
20歳そこそこで、 そんなにしっかりした子がいるんだ・・・
と、すっかり親戚のおばちゃん気分で話を聞いておりました(T-T)
ちなみに清八というお店の名前は、この場所(東区元町)で営業することを支援してくれたおじいちゃんのお名前とのこと!
すっかり高齢化してきてしまった元町地区を若い力で活性化して欲しい!という願いがあったようです^^
色々大変な時代だからこそ、見えてくるものってあるんだなぁ・・・
いちおう、全種類のサラダを試食させていただきましたが、どれもそれぞれにオススメ!!
ワタシも野菜不足を実感したらまたお願いしちゃおうっと!
どうやら、時々LINEで割引サービスなんかもあるみたいです~^0^
南十勝取材・帯広編~これからの酒蔵の在り方が学べる碧雲蔵
Posted by Sapporo100miles編集長 オサナイミカ on 2020年11月5日(木) 15:48
帯広で立ち寄りたかったところの一つが、今年帯広畜産大学構内に新設された酒蔵【碧雲蔵】
上川大雪酒造の帯広支部的な存在
まだ一般的には解放されていないので、入口も殺風景
ショップになる予定のこのスペースも冷蔵庫も空っぽ
そのような状況ではありますが、上川大雪酒造の総杜氏である川端さんが、蔵を案内してくれました^^
ある意味、貴重なショットかも!!
ちょうどスタッフさんが洗米を終えて、道具を洗浄しているところでした
あれ?女性ばっかり!
昔は酒造りの場は“女人禁制”と言われていましたが、そもそも酒は女性が作っていたという歴史があるのです。
その辺りの話しは触れると長くなるのですが、 川端杜氏曰く、最近は昔のような重さの米俵もなく、女性の力でも作業が出来るようになってきたこともあり、蔵も女性の働き手を歓迎しているようです^^
それにしても、スタイリッシュな蔵です!
いい意味で、酒蔵らしくない(笑)
前出の黒いタンクは水を貯蔵するタンク、そしてこちらは酒を絞る“やぶた”
タンクは特注で黒いカバーを作ってもらい、やぶたは中古品を塗装し直して使用しているそうです。
それだけで、“魅せる”蔵になるのです!!
古い歴史ある酒蔵ももちろん魅力的ですが、働く側にとっては、働きやすい環境の方が嬉しいに決まってますし、特に女性は見た目が大事!
中でもステキ過ぎる!!と思ったのが、仕込みタンクの作業場がバリアフリーになっていること!!
通常は狭くて急な階段を上り下りしなくては行けなくて、結構危険なんです。
そしてこのフラットになった理由が作業の効率化だけでなく、十勝の冬はものすごく凍れるので、地下に埋めることによって凍結防止にもなるのです!
ちなみに麹室のみ、2階にあるそうです
こちらはプレートヒーター
最後の火入れ処理に使用するものですが、加熱殺菌処理が早くて品質の劣化が少ない酒が造れるそうです
必要な部分には惜しみなく設備投資し、より効率よく美味しくて売れる酒を造る
そのモデルが成功すれば様々な場所で酒蔵を新築することが可能になるということで、いわば実験的な要素もあり、そして実際に函館でも酒蔵を建築中なのです^^
こちらの画像は、碧雲蔵の公式Facebookページの画像をコピーさせていただきましたが、瓶詰めの作業がスタートし、11月13日(金)より、十勝管内で販売がスタートされるそうです!
まずは純米酒からとのことですが、川端杜氏曰く、十勝管内には農業などに関わる方が多いので、日常でグビグビ飲めるようなお酒も作っていきたいということで、本醸造も販売予定があるそうです!
ちなみにこちらは、先日の【外で飲もうよ!道産日本酒日本酒プロフェクト】で出して頂いた、碧雲蔵仕込み第1号の日本酒
今回の取材で初めて知ったのですが、酒米自体は上川にある緑丘蔵で使用しているものと一緒で、仕込み水のみ違うそうです。
その仕込み水ですが、この辺りは中硬水なので、ミネラル感があり骨格がしっかりしているとのこと!
しまった~
飲んだはずなのに、アウトドア飲みでおだっていたので、記憶が曖昧だ~(;’∀’)
次に飲むときは、意識して飲んでみることにします^0^;
それにしても、ますます目が離せない上川大雪酒造!
函館も取材に行かなくちゃ!!
「外で飲もうよ!道産日本酒プロジェクト」モニターツアー Vol.3
Posted by Sapporo100miles編集長 オサナイミカ on 2020年10月15日(木) 21:45
【2日目】
朝9:00に新しのつ・たっぷの湯をでて、向かった先は新十津川町にあります【金滴酒造】
以前、金滴酒造まつりで何度か足を運んでおりましたが、ものすごく久しぶりに来ました!
通常は見学を受け付けていないようですが、今回はモニターツアーということで特別に、金滴酒造の室岡杜氏にご案内いただきました。
室岡杜氏は30歳ということで、道内はもとより全国でも相当若手です!
もやしもんに影響されて、オリゼーの研究をしていたというところに、勝手に親近感をもってしまった(笑)
金滴酒造は全量道産の酒造好適米で日本酒を作っていますが、室岡杜氏のオススメは新十津川とのこと
若いけど、そして色々あったけど、おじいさまが日本酒造りにかかわっていたこともあって、その志は高く、強い気持ちが伝わってきて、なんだかとても安心しました^^
金滴酒造の酒蔵のことは、ほとんど表面しか知りませんでしたが、こうしてみるとすごく大きかったのですね!
金滴酒造の誕生は、奈良の十津川村から移住してきて誕生した、新十津川町の歴史とリンクしているのですが、(こちら) 金滴酒造に限らず、酒蔵がどうしてできたかを知ると、日本酒の存在意義を知ることができます^^
やっぱり、アルコールって生活必需品なんです!!(笑)
仕込みは11月中旬を予定しているそうですが、室岡杜氏一人で準備をしているので、まだ掃除が追いついていないそうです^^;
ちなみにこちらのラベルは、あのさだまさしさんが書いたものなんですよ!
なんだか、愛くるしいラベルですよね^^
売店ではお酒はもちろんですが、食品やグッズも豊富に販売していて、買い物好きの女子たちが大喜び(笑)
ここ数年、金滴酒造に対して何だかすっきりしない気持ちがあったのですが、今回立ち寄ることが出来て、本当に良かったです^^
さて、ココでも試飲ができなかったので、私は早くも飲みたいモード(笑)
ということで、ランチタイム会場の“蛇の目”さんでも、もちろん日本酒、いただきましたよ(笑)
次に行く予定の、“国稀酒造”のスタンダードな日本酒
え?まるでお冷のように酒が入っていますが。。。^0^;
さすがに飲みきれないかと思っていたのに、この海鮮ちらしを食べ始めると、自分でも驚くほどスルスルと喉を通っていくではありませんか(笑)
逆に、酢飯の方を少々残してしまいました^0^;
お腹も気分も満たされた後に向かったのが、日本最北の酒蔵、国稀酒造
あれ?最後に来たのいつだったけ??
というほど久し振りの訪問
思っていた以上に観光客がいてビックリ!
売店も充実しているし、展示物も見応えあります^^
国稀酒造は、最初から酒蔵だったのではなく、呉服商からスタート(詳しくはこちら)
海運業など様々な商売をしていたので、酒蔵だけでなく旧商家丸一本間家にも立ち寄ると、より深く知ることができます^^
(今回は時間の関係で立ち寄らなかったけど)
ここに来て、今までのおさらいのように、製造工程が貼ってありました^^
普段はこちらまでは見学できないそうですが、今回は特別に見せていただきました
このタンクが奥の方にもずらりと並んでいるようで、180本(だったかな?)あるそうですよ
ところでタンクに描いてある数字が、全部バラバラなんです
パッと見は同じ大きさに見えるのですが、このタンクは手作りなので、実は大きさが一つ一つ違うそうです
ちなみにこちらは新しいタイプのタンク
古いタンクは製造してからかなりの時間が経っているものばかりですが、割と長持ちするんですね~
今は同じものを作ることはできないそうですが、残念ながら廃業する蔵が全国にあるので、そのタンクを譲り受けたりすることもあるそうです。
今回のモニターツアーの目的でもある、北海道産酒の販売拡大
少し前にこちらでも書きましたが、 飲む量が増えないと酒蔵はどんどん減ってしまいます。。
道産酒に限らず、日本人の主食である米と日本の美味しい水から出来る、日本が誇れるアルコールを、少しでも多くの人に楽しんでもらいたいと、心から思う今日この頃・・・
と、かっこよくまとめようとしておりますが、試飲コーナーが稼働していたので、当然のように最後の最後まで飲みます(笑)
この3本を飲んでビックリ!
いつの間にか、国稀酒造さんも旨みたっぷり系の日本酒を作っていたのですね!!
私の中では、スッキリ系の味で記憶が止まっていたので、またまた今回のツアーのおかげで、道産酒の美味しさがアップデートされました^0^
帰路はオロロンライン経由だったのですが、お天気にも恵まれ、美しい日本海の景色にも癒されまくり
元々日本酒好きで、北海道好きだけど、今回のツアーで前より自信をもって、北海道の日本酒を自慢できるようになりました^0^
そんなわけで、まずは北海道全域の飲食店さん!北海道産酒をもっともっとラインナップしてくださ~い!!
たくさんの人に飲んでもらえるよう、仕掛けますっ
「外で飲もうよ!道産日本酒プロジェクト」モニターツアー Vol.1
Posted by Sapporo100miles編集長 オサナイミカ on 2020年10月14日(水) 17:24
↑グランピング施設にて、ずらりと並んだ道産酒。もちろん写すだけじゃなく飲みました(笑)
先日、米どころ・酒どころ北海道振興事業 道産日本酒販売拡大業務の一環で、“キャンプで楽しむ道産日本酒と酒蔵巡りモニターツアー”に参加
1泊2日で4つの蔵を巡り、昼も夜も道産酒漬け!!
新たな学びもたくさんあり、ますます北海道の日本酒のファンになりました(≧▽≦)
その行程を、2回に分けてご紹介します^0^
【1日目】
朝9:00過ぎに札幌駅北口に集合し、(新幹線に向けてのホーム拡張工事のため、いつのまにか鐘の広場が使えなくなっていてビックリ)バスで日本清酒(株)・千歳鶴酒ミュージアムへ
新型コロナウイルスの影響で、仕込み水そして日本酒の試飲コーナーが無くなっていたのは残念でしたが、昔のポスターなんかもあって、楽しめる場所です
もちろん、限定酒なんかも変えます^^
道内でただ一人の女性杜氏でいらっしゃる市澤さん
仕込み前のバタバタな時期だったのでご挨拶だけでしたが、10月12日(月)から仕込みが始まると言っていたので、これからしばらくはお忙しいと思います
美味しい日本酒を世に送り届けるために頑張ってくださいね!!
そしてお隣は、道産酒と言えばの鎌田孝さん(通称・親びん)
今回のツアーの仕掛け人でもあります^^
今回は酒ミュージアムではなく、日本酒を作っているこちらの棟の見学がメインです!
こちらは事前予約のみ見学ができるのですが、仕込み時期に入ると見学はしばらくお休みということで、ギリギリのタイミングで見学することが出来ました^^
ところでこの場所(中央区南3東5)で、明治5年から日本酒を醸造していることを、札幌在住の方でもまだ知らない方も多いかもしれませんね。
それにしても、重厚感のある建物です
酒造りは、上の階からスタートして、下の階へ行くほどに完成していくようになっています
3階と言っても天井が高いので、その分階段の傾斜もキツイですが、当然階段で上に向かいます^^;
こちらは精米機。千歳鶴ともなると、規模が大きい!
ただ、特別なお酒はこちらの樽を使用して、手作業で行うそうです
蒸したお米はこちらの“麹室”で米麹にするのですが、この作業が日本酒造の要であり、温度や湿度管理を夜通し行ったりするのです
それにしても、一つ一つの規模が大きいです!!
そうそう、よくよく見ると天井に小さな穴が開いているのですが、上で作った日本酒はここにホースを繋げてタンクに注入されるわけです^^
ちなみに特別なお酒はタンクの保管場所もやっぱり特別でした!
あっという間に出発時間になりまして、ココでは試飲ができなかったので、若干心残りな状態で、次の目的地・栗山町の小林酒造へ!
通常ですと酒蔵見学が先ですが、嬉しいことにまずはランチタイム!
酒蔵の向かいにある、錦水庵へ
さっき飲めなかった分、一升瓶で登場しました(笑)
日本酒が出てきたので、つい塩をお願いして、田舎蕎麦は酒のアテとしていただきました(笑)
心もお腹も満たされた後は、酒蔵見学
国の登録有形文化財にも指定されている小林酒造の建物は、日本酒に興味がなくても一度は見る価値のある建造物です
ちなみに小林酒造が日本酒を作り始めたのは栗山町ではなく、札幌だって知ってましたか?
明治11年に札幌市の中心部で酒造業を初めて、明治33年に栗山町に移転したそうです
私のブログではもう何度も登場している、小林専務のアツいトークショーが始まりました!!
何度聞いても飽きることはないし、何回行っても新しいお話しが聞けるんです^^
明治から酒造りを営んでいる小林酒造の歴史は本当に深すぎて、ココですべてを書くことは不可能ですので、ぜひ一度足を運んで直接聞いてもらいたい!
途中で南杜氏も顔を出してくれました
千歳鶴同様、これからが本番なので、最後の点検作業を行っていた感じです
小林酒造はその昔、炭鉱夫のための普通酒を大量に作っていたので、酒造りの道具が半端なく多いのですが、今はすべて純米酒に切り替えたので、今は使用していない設備も多いそうです・・・
それにしても、絵になる場所が多いなぁ
古い建物を維持していくのは莫大な費用が掛かって大変なのですが、(しかも有形文化財なので勝手に改装とかできないのです)なんとか保存していってほしいものです・・・
そうそう、こちらのお酒がフランスで開催されている日本酒の品評会【kura master】の純米大吟醸酒部門でプラチナ賞を獲得したんですよ!
試飲があったので、ありがたく頂戴いたしましたが、華やか過ぎず、食中酒としてもイケる味わいで、フランスでこの手の味わいが評価されるのが、ちょっと驚いたそうです。
暖簾シリーズは、デザインの誕生から知っておりますので、親戚のおばちゃんの気分です^^
まだまだゆっくりしていたいところでしたが、このあと今回のツアーのメインイベント・キャンプで日本酒を楽しむ会が待っておりますので、バスに乗り込み新しのつへ向かいます!! ・・・つづく