2007年07月27日 の投稿一覧
琴似でハシゴ酒
Posted by Sapporo100miles編集長 オサナイミカ on 2007年7月27日(金) 16:39
昨晩はすすきのを抜け出しで琴似へ!
お仕事でお付き合いのあるMさんが、
どうしても教えたい居酒屋があるとのことで、
ちょっくら足を延ばしてみました
がしかし・・・
お目当てのふる里支店は満席!
木曜は2名くらいなら大丈夫だと思ったのに…
と、落ち込むMさん
ま、給料日後ですからねぇ
じつは、JR高架下に本店があるらしいのですが、
Mさん的には支店の方がお勧めなんだそう
なので、とりあえず後でハシゴしましょうよ!と、
鳥太郎 本店へ
鳥太郎って、いろんなところにあるけど、
琴似が本店なんですね
正直、チェーン店の居酒屋ってそんなに期待しなかったりするのですが、
(内装も、どっちかというとカジュアルな感じだし)
でも、ちょっと反省しました…
まず、日本酒の種類が多い!!
これだけで私の合格ラインは軽くクリア(笑)
お料理の方は…
メニューの種類は豊富だし、お値段もお手頃!
この、ビビンバ風冷奴もかなりイケたし、
レバニラの串焼きなんかはかなりアイデアもの!
レバニラを串で食べるなんて意外だったけど、
これがなかなかイケるんです ^Q^
お刺身の種類もかなり多くて
サンマ刺しとコチ刺しを頼みましたが、
スズキの刺身とか、
ほかにも気になるのがいっぱい!!
でも、ふる里にも行きたかったので、
ここはちょっとセーブ目で…
ちなみに鳥太郎で飲んだお酒はこちら
いや~、飲みましたね~
今回の一押しは、大信州 夏吟 生原酒
ホントにオススメ!!
結構いい感じでしたけど、
どうしても行ってみたかったふる里へ
う~~~ん
すでにメニューのラインナップがいい感じ!!
これは期待できそう!
といっても、お腹も結構いっぱいなので、
本日は刺身のみ
でもでも!鯨の刺身がありました^^
他、チップやサメガレイも♪
こちらで飲んだお酒は喜久泉
ネットで調べて知りましたが、田酒と同じ酒蔵なんですね~
で、ふる里さんでは、最後に上り蕎麦を出してくれるサービスが♪
この上にのってる竹輪が揚げ出し風になっていて、
すごく美味しい!ので、全部食べちゃいました^^
ちゃんと地下鉄のあるうちに帰ってきましたが、
かなり満足度大!
琴似、なかなか侮れませんね~~
夕凪の街・桜の国 佐々部監督インタビュー
Posted by Sapporo100miles編集長 オサナイミカ on 2007年7月27日(金) 09:59
8月11日(土)から、ユナイテッドシネマ札幌・シアターキノで上映が始まる
こうの史代原作 『夕凪の街・桜の国』
先日一足先に映画を観、さらには監督の佐々部さん にお会いして、
色々なお話を聞くことができました
実は私は原作を持っていて、
マンガという領域を超えた、すばらしい作品だと、私は思っていました
そんな訳で、内容の方は知っているつもりでしたが、
映像で見たとき、原作以上に胸に響くものがあって
マスコミ試写会なのに号泣していたんです…
そして今回、佐々部監督に直接お話を聞けて、
さらに、映画の深さや思いが伝わってきた感じです
(実はお話しているだけで感動してしまい、目がウルウルしていたのです^^;)
この、夕凪の街・桜の国は
タイトルにも表れているように、2つの時代から成り立つ物語
現代に生きる七海(田中麗奈)が、
父を通して叔母・皆実(麻生久美子)の存在、
自分の母のこと…
広島~原爆投下後の家族のそれぞれの思いを描いている作品です
監督いわく、マンガを読まないので、この作品の存在を知らなかったし、
最初にオファーがあった時はお断りしていた
だけど、改めて原作を読んで、この物語の深さに感銘を受け、撮ることにした
この物語が、夕凪の街(原爆投下後の話)だけだったら、
私の手で映画にすることはなかった
この作品は、現代の話=桜の国があったからこそ、
撮ってみたいと思った
と、言っていました
ただ、時代背景の違う2つの作品を回想シーンだけで絡めてしまうと
なかなかうまくまとまらないので、
今回は思い切って2部構成のように分けて作品をまとめたそうです
なるほど
実は映画を見終わった後、作品の構成に若干、違和感を感じたんです
主役は田中麗奈だけど、ずいぶん出番が後半の方だなぁと
それからもうひとつ
佐々部監督は今回の『広島~原爆』の映画は
今までの戦争映画とは全然違う視点でとらえて欲しいと言ってます
この作品には、残虐なシーンはほぼありません
あえてカットしたそうです
それは、この映画の重点は『家族』だからです
平凡なひとつのどこにでもある家庭が
原爆というもののせいで、生活が一変し
そしてそれは、今もまだ続いているんだということを…
正直私も戦争や原爆は遠い過去のことだと思ってしまう世代です
でもよく考えたら、投下されてから62年
たった62年でありえない大変な惨事を忘れてしまってはいけないと思うし
これからも語りづがれなくてはいけない
教科書で学ぶことも大事だけど、
でももっと大切なものを忘れているのではないか?
それを思い起こさせる映画です
本当はもっともっと書きたいことがたくさんあるのだけど、
まずは観て欲しい
そして、あなた自身の思い・考えを
周囲の人に伝えて欲しいと思います
それから・・・
機会があったら原爆ドーム・原爆資料館に足を運んでほしい
いや、必ず行って欲しい…行かなきゃいけないと思います