2011年10月24日 の投稿一覧
チャリティーディナーbyテルツィーナ
Posted by Sapporo100miles編集長 オサナイミカ on 2011年10月24日(月) 08:22
トラットリア ピッツアリア テルツィーナで行われた
第4回チャリティーディナーに先日、初参加
このチャリティーディナーは売上から
原材料費を差し引いた金額を、
震災の義援金として寄付すると言う趣旨のディナーで
札幌を代表するイタリアンのシェフが、
前菜からドルチェまでを提供するという、
なんとも贅沢なイベントです
毎回、イタリアの州をテーマにコースが設定されるのですが、
今回はウンブリア州という、イタリア半島の中心で緑豊かな州なんだそうです
まずはエントラータ(イタリア語で入口という意味なんですね^^)
鹿肉のパイ包み焼き ポルチーニクリームソース 白トリュフをまとった塩
こちらはoggiの高尾シェフが作成
運ばれてきたその瞬間からトリュフの香りが私たちを包みこみました><
鹿肉の特徴もしっかり活かされてるところが、鹿肉好きなワタシ的にかなりヒット!
ポルチーニの濃厚ソースがまた、鹿肉に激マッチング!!
アンティパスト一品目はリストランテ テルツィーナの小川シェフの作品、
スペルト小麦と蒸したウナギ、イタリアンパセリのサラダ
小川さんの作るリゾットは絶品だけど、これもまたそのニュアンスが活かされていて
ものすごく美味しかった~~^^
アンティパスト二品目はテルツィーナの森田シェフ
チッポラータとは、玉ねぎで作るスープの事
上品な甘みの、ホッとさせてくれる味わいに一同、ほわ~ん
プリモその1、Sagraの村井シェフの作品は
落葉、しめじ、なめこ 色々なキノコのストリンゴッツィ
ストリンゴッツィはウンブリア州の郷土パスタ
パスタと言うよりうどんのような食感、初めて食べる味
落葉などのきのことの合わせ方が大変バランスがよくて、さすが村井シェフ!!と唸ってしまった
ちなみに奥に見えるのはウンブリア州のパンなのですが、
なんと、全く塩を使用していないので味が全然ありません
でも逆にソースなどをぬぐって味わうのにピッタリなんですよね^^
プリモ二品目はテルツィーナの岡田シェフの作品、
ウンブリチェッリのマッツァ・フェガトソース
ホントに舌を噛みそうになる名前ばかりだけど、
ウンブリチェッリは小麦粉と水と塩だけで作る手延ばしパスタの名称だそうです
ちょっとピリ辛なソースでした
で、泡もなくなったところでメインに備えて赤をオーダー
せっかくなのでのウンブリア州のワイン、初めてかも!
若干癖があり、パンチを感じるのですが、お料理に合わせるとすごくナチュラルになるんです
やっぱりその州の料理とワインって合うんだなぁ~と実感
カルネは鴨胸肉のロースト ギオッタソース
マガーリの宮下シェフの作品ですが、この日は参加できなかったので、
レシピ提供ということで、仕上げたのはテルツィーナの堀川シェフ
鴨肉がとても柔らかかったので、もしやと思って聞いて見たらやはり滝川産でした^^
ゴボウのピューレとチップスがすごくいいアクセントになっています
そこに柑橘系の味わいもうまく溶け込んで、さすが!ってうなずける一皿
そしてドルチェはoggiの大澤パティシェールの作品、
秋の枯葉のイマジネーション 梨、栗、シナモン ほろ苦いチョコレートのコラボ
この名称からして素晴らしいと思うけど、そのまんま素晴らしかった~~
この内容で6000円(ドリンク代は別途)は、ハッキリ言ってお安いと思います
本日のディナーをふるまってくれたシェフたち
みなさんテルティーナの堀川シェフの後輩なんですよね
改めて、札幌のイタリアンの層の厚さを実感しました
このイベントはご自身のお店を休んで参加するわけだし、
原材料費を差し引いた分は全て義援金として寄付するので儲けはありません
(こちらに収支内訳もしっかり載せてあります)
テルツィーナの堀川シェフは、自分たちが無理なく出来ることで被災された方々へ
お見舞いがしたいとおっしゃってました
確かに・・・無理をしても支援って続かないですもんね
イタリアの州は全部で20州、今回は4回目
このイベントは2ヶ月に一度のペースで開催されているので、
全部の州を巡るには、これから3年はかかりますが、その年月って逆に大事だなぁって思いました
次回は12月6日、テーマはトレンティーノ アルトアディジュ州
毎回あっという間に満席になるようなので、気になった方はお早めに席予約を!
※私ももう、次回の席押さえちゃいました^^
トラットリア ピッツエリア テルツィーナの電話番号は
011-221-3314