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日本酒三昧な週末 其の一
Posted by Sapporo100miles編集長 オサナイミカ on 2009年3月29日(日) 23:10
土曜日は月イチ恒例、栗山・小林酒造さんの『造り酒屋をもっと知る会』に行って来ました
先月は関東の酒蔵ツアーに行っていたので、2ヵ月ぶり♪
雪もすっかり溶けて、天気も良かったので、気分はすっかり春って感じでした
気が付けばあと2週間で酒蔵まつりじゃないですか~~
あれからもう一年??
時が経つのはホントに早い…
一通りの酒蔵見学が終わった後は、飲みながらの勉強会
本日のテーマは『酒の肴グランドチャンピオンカーニバル2009』
昨年参加出来なかった私にとっては今年が初
こちらが昨年のチャンピオン、へしこ
鯖の糠漬けですが、
このしょっぱ味は癖になります
日本酒飲みに抜群の塩加減
さすが、昨年のグランドチャンピオン!
一杯目にいただいたのは、来週の酒蔵まつりでのみ味わえる、
まつり限定のお酒♪一足先に飲みました^-^
うま~~~~い ^0^ へしこと合うなぁ~~
でもって、今回のもう一つのテーマは『熟成酒とお燗』について
おぉ~
まさに先月のツアーで学んだことのおさらいだわ♪
杜氏さんと小林さんが周囲に内緒で(勝手に?)造ったという
冬花火について熱く語る小林さん。お!後光が射してます(笑)
こちらは4年寝かせたものなのですが、
熱く語るだけのことはありました
ものすごく美味しい!!
北海道のお酒でこの手のお酒って
今まであまりお目にかかったことがなかったので、
熟成タイプが大好きな私にとっては
かなりのヒットです!!
内緒で作ってくれてありがとう~~
そしてこの冬花火はお燗に付けると
ますます美味しくなりました
やっぱ日本酒はお燗です!
こちらが2009年のチャンピオン決定戦に挑む肴たち
手前から左回りに、
紅葉漬(福島)~たらこの糀漬け(新潟)~飛鳥の蘇(奈良)~へしこ(福井)~いぶり豆腐(岐阜)
そして真ん中はほたるいかのスミ作り(富山)
どれもこれも、熱燗をちびりちびりやるには最高の肴ではありますが、
やはりそれぞれれ個性があり、合わせる日本酒によってはその美味しさが半減したり…
いや~、ホントにマリアージュは楽しい!!
個人的に一番!!と思ったのは『たらこの糀漬け』
やはり麹が反応するというか…
お酒の甘みと旨みが増す感じです
それから、色んな意味で心に残ったのが飛鳥の蘇
知る人ぞ知る、古代の食べ物ですが、これはデザートに近いですね
熟成タイプの日本酒はもちろん、濃いめの白ワインとかにもものすごく合いそう!!
でもって参加者投票の結果、見事たらこの糀漬けがトップ!!
飛鳥の蘇は2位でございました
日本酒は小林さん秘蔵の酒も含め、
全部で5種類くらい味わいました
同じお酒を冷&お燗でも味わい
その違いを楽しみつつ…
あっという間の2時間30分
※念のため記載しますが、ただ飲むだけじゃなくて、
ちゃんとお勉強もしているのですよ
行きも帰りも高速バスを利用するわけですが、栗山~札幌間はなぜか14時台のバスがない
なので、15時までの時間は敷地内にある銀水庵でランチをすることに
本日は残念ながら田舎しか残っていなく
それならばと温かい鶏ごぼうにしてみました
お酒を飲んだ後だったので、
大変、和みました~
と、リセットしたつもりだったのですが、逆に火が付いてしまい、
バスの出発時間まではまだあるし…と、結局ここでも熱燗を…
そば味噌とそばがきと共に^^;
そしたらあっという間に15時でした
ちなみに本日飲んで感動した冬花火
訳ありの商品を12本限定で販売してくれたものですから
当たり前のように購入(笑)
これは最低2年は寝かせてから飲んで欲しいとのことで
さっそく我が家のトランクルームにストック
またまたお酒が増えてしまった^^;
一年ぶりの泡汁!!By小林酒造
Posted by Sapporo100miles編集長 オサナイミカ on 2009年2月1日(日) 14:48
昨年初参加してすっかりトリコになった小林酒造さんの泡汁の会
先日、鉄腕DASH!でも紹介されて、もはや全国区??
その影響か、今回は満員になるのも早くて、急きょ午後の部も設けたほど
私は募集開始と同時に申し込んだので、
無事、午前の部に参加することが出来ました^-^
高速バスで栗山に向かい、
到着と同時に、試飲(笑)
あらばしり、おいし~~~♪♪ まだ午前中なのに^^;
参加者が揃ったところで
本日の泡汁に使う泡を取りに酒蔵へ
今回も小林さんの酒造りに対する
アツイ思いを聞きながら、酒蔵の見学
それにしても、小林さんの情熱はすごい
自分の蔵のお酒はまだまだこれからだ!という想いを持ち、
ここ、北海道の地で美味しいお酒を造るにはどうしたらいいかということを、
日々、考えているのです
さてさてこちらが熟成中のタンクの中。お~!!綺麗な泡がいっぱい!!
泡はあくまでもヘリにこびりついたものだけを取ります
それは、表面の泡はお酒の発酵に大切なものだから
丁寧に、丁寧に、ペットボトルの底で作った
自家製の泡取り機?で取ります
とりたての泡をちょっとだけ舐めてみます
少し、酸味があります。苦いヨーグルト?的な感じ
発酵中の他のタンクも見せて頂きました
それぞれが全く違う状態&香りも全然違う
モノづくりの難しさを感じました
ちょっとした温度の違いで、こうやってマットを巻いて温度調整をしたり
人の手がかかっているって、改めて感じてしまい、ますますお酒に愛着が…(笑)
酒蔵の中は当然ちょっぴり寒いので、しばらく見学していると結構冷えます
そこで、甘酒の登場♪大吟醸の粕で作った甘酒です!!
ものすご~~~くおいしくて、しかも体が温まりました^-^
お替りする人、続出(笑)
一通り、蔵を見学した後は、
いよいよ、泡汁を食す会場へ!!
それにしても、今年は雪が少ない…
お出迎えの雪だるまもなかったし
でも、酒造りの気温としては結構、最適な気温らしく、
このまま続いてくれれば、
ものすごく美味しいお酒が出来るのに~~
と、小林さんが言ってました
泡汁の前に、酒造りの講義です
すごく分かりやすく説明してくれるので、初心者の方にもお勧め♪
詳細はあまり書けませんが(企業秘密なところもあるので…)、
本当に赤裸々に語ってくれます
この話を聞けるだけでも、この会に参加する意義があります!
そしていよいよ、泡汁の登場デス!!
先ほどとってきたばかりの新鮮な泡
トロットロです^-^
三平汁は、昆布だしと新巻鮭の塩味のみ
それでもものすごくしっかりした味が感じられます
その上に、先ほどの泡…
本当に上品な、子供には絶対わからなオトナの味!!
実はお替りした時に、2週間前に取ったという
泡を入れて食べたのですが、
全然味が違うんです!!
酵母が新鮮なほど美味しい
“門外不出の味”
こう言われるのにはちゃんと意味があるんですね
こちらは本日試飲したお酒たち
小林さんは今後、山田錦を使わずにお酒造りに挑むそうで、
最後の山田錦というお酒も飲みました
そして本日のサプライズ!!!!
何と、雫取りの作業を
見ることが出来たんですっ
これはホントにタイミングが合わなければ
見れない作業なので、
ものすごいラッキーでした♪
作業を見守りつつ、記念に画像に収める参加者の皆さん
ゆっくりしたかったけど、夜にも日本酒のイベントに参加のため、
後ろ髪を引かれる思いで高速バスに乗り込み札幌へ
そして、18:30から改めて日本酒にあり付くのでした(笑)
・・・つづく
小林サンづくしの一日 Part1
Posted by Sapporo100miles編集長 オサナイミカ on 2008年3月30日(日) 21:31
先月に引き続き、今回も参加してきました、小林酒造の『造り酒屋をもっと知る会』
今回のテーマは【日本全国 蒲鉾と醤油と日本酒】
テーマを聞いた瞬間に申し込みました(笑)
勉強会の前に蔵見学
酒造りは既に終わっているので、今回は瓶詰のラインや
ラベルや段ボールが保存されているところを見学しました
ものすごく広いです
ちょうど、来月(4月12・13日)の酒蔵まつりで販売する
お酒のラベルを張っていました
ピンク色がかわいいデス
最後に裏にある夕張川に来ている渡り鳥を見て
いよいよセミナーの始まりです
まずはこの、5種類の醤油の味見から
醤油を味比べするなんて、なかなか出来ないから
ものすごく興味津々
全然味が違って、醤油も奥が深いなって思いました
ちなみに私はカネイワ醤油が好きでした^-^
ここで蒲鉾値段当てクイズ!!と、3つの蒲鉾が出てきました
ひとつはなんと、2500円もします
みごと外れました^^;
やはり、普段食べ慣れてるお安い方が美味しく感じちゃうんですよね
ちなみに2500円の蒲鉾は、超特撰蒲鉾『富士』
他にもこんなに蒲鉾が勢ぞろい
この中で私がハマったのが『黒はんぺん』
ものすご~く魚臭いのですが、それにハマりました
ただ食べて飲むだけじゃないですよ~
ちゃんといろいろ学びながら味わいます
これは精米歩合が40・60%のお酒の違いを確認
で、ひとつ学んだのが、醤油と日本酒を合わせる時は
甘いお酒の方が醤油に負けないので、
どちらの味も楽しめます
この他にも色々な雑学も聞けて、先月以上に盛り上がりました
このお酒はこれから発売されるのですが、
封を切って1週間くらい経ってからの方が美味しくなるんだそうです
こちらもちゃっかり飲みました
昼からすっかりほろ酔い
帰り際に、銀水庵でせいろを頂いて高速バスで帰ってきました
そしてこのあと、もう一つの小林さんへ…
4升のお酒を使った美酒鍋でほろ酔いBy小林酒造
Posted by Sapporo100miles編集長 オサナイミカ on 2008年2月24日(日) 14:12
1月の泡汁の会に続き、やってきました栗山・小林酒造
月イチ恒例、造り酒屋をもっと知る会
今回のテーマは『美酒鍋』
あ、こないだ来たときにお出迎えしてくれた
雪だるまはもういませんでした… ちょっとサミシイ(;_;)
まずは事務所2階へあがり、美酒鍋について、説明がありました
冬の仕込み場は本当に寒いので
この、お酒と塩だけで煮込んだ美酒鍋を食べて、
体の芯から温まったそうです
と、かいつまんで話してしまいましたが、
ホントはもっと、詳しく色々なお話をしてくれました
で、まずは出席者の方たちで一気に3本の二七八を
(一緒に参加してた旦那はかなり積極的にお酒を入れてました^^;)
ちょっと足りなくて、結局4升の二七八を使い切りました
さすがにアルコールが抜けるのには相当時間がかかるため、
とりあえず火にかけて後ほどのお楽しみに
で、本日の目玉第2弾、山形の加工品が登場
イナゴの佃煮 さくらんぼ漬け
雪割納豆
(納豆はお酒の味味に影響するので、後回し…)
この時のお供はこちらのお酒デス
もうすっかり、いい気分^-^
でも、大事なお勉強も忘れちゃいけません
このあと、酒蔵見学です
一番発酵が進んでいるときは、泡があふれてしまうために、
かくはんして泡を消している様子。
ホントに元気な泡でした
搾りたての原酒も味見させていただきました
フルーティーで美味しい♪
酒蔵の天井って、古い酒樽の木材で出来ているんですよ!
と、本日もしっかりお勉強した後、先ほどの事務所2階に戻り、
いよいよ美酒鍋の試食へ^Q^
その前に、先ほどの山形の加工品の続き
鯉の甘煮と、奥に見えるのが庄内しそ巻。それから、米沢牛の昆布巻
そして玉こんにゃく
他に、赤かぶ漬け・そば味噌・こしあぶら味噌もありました
この、飛鳥の塩辛は、瓶に入っているんです
これ、どちらかというと醤油の方を調味料として使うらしいです。
だから、塩辛はその『かす』となるのですが、、これかこれでお酒のつまみになります
多少しょっぱめですけどね
そして知らが山形正宗
小林さんは心から山形という土地を愛しているのです
というのも、山形は130万人都市で58の蔵元があり、
どの蔵元もハズレがないお酒を造るそうです
そのアツい話を聞いて、
すっかり山形にはいつ行こうと、計画中のオサナイ家(笑)
そして山形は、内陸という土地柄、加工品という文化が発展したので、
このように、お酒に合うおつまみも多いとのこと
なるほど!昔ながらの素晴らしい知恵ですね!!
ということで、肝心の美酒鍋ですが、さすがにこの量でカセットコンロ調理ですから、
なかなかアルコールが抜けません^^;
でも、その状態で一口試食
くぅ~~~
これは効きます
アルコールの苦手な人はイチコロですね
で、煮込めば煮込むほど、味わい豊かに
ちなみに具は基本、冷蔵庫の中にある余った野菜等々を適当に使用するそうです
今回は豚肉・鶏肉・エノキ・ニンジン・ニラ・しらたき・豆腐・長ネギ
で、この具の方にアルコールがガッツリ移ってて、食べるたびにクラッ
だけど、煮詰まれば煮詰まるほど美味しくて、
結局4杯くらいおかわりしちゃいました~~
ちなみにこの会は気がつけば、どんどんいろんなお酒が出てきます(笑)
ホント、このお料理にお酒(ほぼ飲み邦題)で、今回は1000円なんて安すぎです!!
その後、栗山の病院に入院中のおじさんを見舞うため、お酒を抜かなければ!と、
駅に向かう途中にあった、ひつじ八さんへ
私の大好きな羊の小物が、店内いっぱいに溢れてます
で、オリジナルブレンドのコーヒーと、ひつじ八パフェをオーダー
この二つを頼んでも800円ちょっと。安っ!!
パフェは抹茶アイスにあんこと生クリームたっぷり♪
さっきあんなに美酒鍋食べたのに…
サクッと完食!!
コーヒーはフレーバーティー。これも◎
15:28の高速バスで帰ろうと駅に向かうと、会でご一緒だった方がおりました
(かなりご陽気な様子・笑)
がしかし、バスが走らないかも知れまないとのアナウンス…
そ、それは困る!!!!
なんとか出発してくれたけど、視界10メートル??と思うくらいの状態
もちろん、高速は通行止め
定刻より1時間遅れで札幌に到着!!
が、目の前でバスがスタッグ…
なにもお手伝いできないまま、そこで降車
札幌まで無事に運んでくれたのに、なんだか、かなりいたたまれない気分…
運転手さん、本当にありがとう&お疲れ様でした!!
今朝の新聞見たら、帰ってこれたのってホントにラッキーだったようですね~(汗)
ちなみに、栗山駅の横にある、さわやというパン&ケーキのお店でパンを購入
クリームパン・アンドーナツ・オレンジ角食を購入しましたが、
どれも優しい美味しさ。特にオレンジ角食は、
オレンジジュースで作ってるだけあって、メチャメチャオレンジ風味!
またかよ~、って感じですが、モルトやワインのおつまみにもイイ感じ
そして、栗山といえば栗まんじゅう
この素朴さは、素直に美味しいです!!
栗山通いはしばらく続きそう
【ひつじ八】
栗山町中央2-183
0123‐72‐0237
ランチ 11:00~16:00
ディナー 17:30~21:00
【さわや】
栗山町中央2-57
0123‐2‐0550
大盛り上がりの大人の日帰りバスツアーVol.1
Posted by Sapporo100miles編集長 オサナイミカ on 2008年2月3日(日) 14:34
昨日は大人の日帰りツアー第2弾の日
13時に札幌を出発して、まずは先日もお邪魔した、小林酒造さんへ
少人数のツアーということで、特別にじっくり見学&お酒の造り方を説明してくれました
今ちょうどお酒を仕込んでいるところなので、発酵具合もしっかりを見ることができました
ふわ~~~んといい香りが漂ってます♪
日に日に変化しているんです
プクプクと元気に発酵していました
香りもそれぞれ違うんです。洋梨の香りがしたりでビックリですよ!
お米と水
この二つをを発酵させるだけで、美味しい日本酒になるなんてホント不思議
原料がシンプルだからこそ、お米と水にこだわり、
仕込みの研究をし続ける訳で…
酒造りにの情熱いっぱいに案内人を務めてくれた小林さんは
『きっと最後まで答えが見つからないまま老いていくのだと思う
だから130年も続いてきたし、これからも続けていきたい』と、語ってくれました
ちなみにこれは、発酵中のお米なんですが、
このまま食べても美味しいんです!
おつまみに販売してほしいくらい(笑)
これを食べると、お腹の中で元気に活動しちゃうので
お腹がすくそうですよ~
これは、ジェット噴射で甘酒を温めているところ
甘酒って、弱火でコトコト温めるとドロドロになってしまうので、
一気に温める方がいいそうです。
&風味が落ちるのが早いので、
家庭で作る時は飲む分だけ作るのが、美味しく飲むポイント
ホントにサラっサラで風味もバッチリ残ってて、ホントに美味しかった!!
&めちゃめちゃ温まりました~
でもって、甘酒が夏の季語だってことは、今回初めて知りました
昔は夏バテ防止のために飲んでいたそうですよ
それから、驚いたのがこの風景
違いが分かります?
屋根の雪なんですが、発酵室の屋根だけ、雪が積もっていないです
発酵するということは、熱が発生するので、雪が積もらないのだそうです
なるほど~ これなら自然に融雪作用が働いて、古い建物も守られますね
最後におりがらみのお酒と、昨年末に絞ったばかりの新酒を
夜のお供にと、お土産に頂き、それぞれ気に入ったお酒を購入し、砂川に向かいました
つづく…