『老舗』タグの付いた投稿
焼き立てノースマン・さくら~千秋庵本店
Posted by Sapporo100miles編集長 オサナイミカ on 2022年4月18日(月) 10:16
先日、札幌三越さんの巴里銅鑼を取材した際、そう言えば千秋庵本店がリニューアルしてからまだ足を運べていなかったことを思い出し、立ち寄ってみたのに、すっかりブログアップを失念しておりました^^;
その時食べた、焼き立てノースマン・さくらは、4月末くらいまでの季節限定なのでした^0^;
千秋庵本店は、以前からこの場所(南3西3)にありましたが、2020年8月1日(土)に【ザ ノット札幌】が誕生し、その1階に新装オープン
新しい店舗で2021年9月に、創業100年を迎えました^^
昔の店舗には何度か足を運んだことはありましたが、その時より格段に明るくなりましたね^^
レジ横には、地下水も健在
奥に目を向けると、お菓子作りに使用する型が壁面にディスプレイされていて、とても美しい!
といいつつ、こっちに目をやってしまう甘い物好き^^;
早速こちらのイートインスペースで、焼き立てノースマン・さくらを頂くことに^^
ほうじ茶は無料サービス♪
有料でコーヒーもあります
駅前通りを行きかう人たちや市電を眺めながら、甘いものをいただき、ほっと一息つけるステキな場所
もう少し暖かくなったら、ソフトクリームも食べに行こうっと♪
そうそう、お菓子だけでなくグッズ販売コーナーもありまして、これがまたカワイイのです^^
100年の老舗でありながら、新しい時代に自然と溶け込んでいる千秋庵
これからも札幌を代表するお菓子屋さんとして、多くの方々に愛され続けて欲しいなと、心から思います^^
北海道のオイシイモノは無条件に応援したい~タルレイジンギスカン
Posted by Sapporo100miles編集長 オサナイミカ on 2022年2月3日(木) 11:46
生粋の道産子なオサナイ、幼少のころから月に一回くらいは日曜の夜はジンギスカンだった記憶があります
ただ、家族が味付けジンギスカンを食べる中、ワタシだけはラムロールスライスをタレにもつけずそのまま食べていた変わり者です(笑)
言い訳がましく説明すると、ラム肉そのものが好きだったので、本来の味を楽しみたかったのです
ジンギスカン鍋で焼いた時の、少し焦げた感じのあの香ばしさがイイんですよね~
(フライパンで焼いた時には出ない味わい)
と、話が逸れましたが北海道の食卓に欠かせない、道産子のソウルフード・ジンギスカン
そのジンギスカンの原料となる羊肉を輸入する老舗の食肉卸売業・小樽冷蔵株式会社=タルレイさんの『百年ジンギスカン実食座談会』が先月行われまして、ワタシも参加させていただきました
タルレイさんは食肉卸業の会社なので、その肉を使用した商品はスーパーなどに並んではおりましたが、創業100年を経過した記念として、今の時代にあったジンギスカンを開発することになったそうです
ちなみにこちらが定番の味付けジンギスカン【タルレイジンギスカン】
羊肉はニュージーランド産のショルダー(肩肉)とのこと
そしてこちらが、【タルレイ100年ジンギスカン】
羊肉はオーストラリア産のモモ肉
脂身が少ないので、よりヘルシー
そして味付けも定番の味に比べると、かなりあっさり目で生姜が効いています
焼いてもこれだけ厚みがあります
厚みはあるけど、モモ肉なので柔らかめ
今までの味付けジンギスカンとは全く違うということが一口で伝わってきました
もちろん、定番の味付けジンギスカンも美味しいのですが、羊肉好きならじっくり味わいを堪能できる百年ジンギスカンが断然美味しい!
と、今回は試食座談会ということで、今回の商品開発の想いや、実際に食べてみた参加者のジンギスカンに対する考え方などの意見交換も行われました
小樽冷蔵株式会社の食肉事業部・ジンギスカン商品開発責任者の山中氏は、入社して30年、この業界は35年とのこと
自社商品の品質には自信があるが、思うように一般消費者に伝わっていないというジレンマを抱え、より今の時代にあった商品を開発しなくては!と、試行錯誤したそうです
ちなみに昔は、1袋1000g入りが当たり前だったそうですが、核家族化や原料価格の高騰もあり、500gになり、そして今回の商品は300gとなったそうです
そうそう、今回山中氏自ら焼いてくださったのですが、自分でジンギスカンを食べるときは、もやしの上にジンギスカンをのせて焼く方法より、直接鍋肌で焼くのが定番とのこと
理由は、その方が肉そのものの美味しさが味わえるから(もやしの上にのせると、もやしの味が肉についてしまう)とのこと、その意見、個人的に賛同します!!
ちなみに今回はぜひ、“ジンギスカン丼”としても味わっていただきたいとのことで、白米も準備してもらいました
今まで味付けジンギスカンは味が濃すぎて、途中で飽きるという印象もあったのですが、白米と食べて改めてその絶妙な味のバランスを実感!
そして今やすっかり米の旨い産地として全国にも知られてきた北海道
道産米は色々な種類がありますが、ジンギスカン丼には断然“ななつぼし”がオススメとのこと!
そんな流れから、道産子のソウルフード・ジンギスカンを道産米で堪能する=全国にいる道産子にセットでお届けできないだろうか?(現状は、冷凍食品と冷蔵食品を一緒に配送するのは難しい)という意見が出たり。。
他にも、アウトドアブームの中、ジンギスカンの扱いってどうなんだろう?
道産子の花見と言えばジンギスカン!そことの辛味はどうなの?
道産の山わさびとセットで販売するのも良いかも!
また、歴史ある小樽の地で続く100年企業として、小樽市民にもっとタルレイを知ってもらわなければもったいない!!という意見も・・・
90分ほどの時間の中、タルレイジンギスカンのみならず、ジンギスカンに対するアツい想いが飛び交いました
ちなみにこちらの商品は、スーパーでは販売しておらず、自社のECサイトでのみ購入可能なのです
現在、自社サイトオープン記念でお得に購入できるキャンペーン中とのことで、気になった方はこちらを是非チェックしてみてください^^
個人的には、いくつかのメーカーの商品と食べ比べてみるのがオススメです!!
そうそう、百年ジンギスカンをフライパンで焼いて食べてみたのですが、逆にモモ肉の柔らかさを損なわずに焼けた気がします!ちなみにあまり火を入れすぎないほうが美味しく味わえます^^
電車通り沿いに移転したテルツィーナへ
Posted by Sapporo100miles編集長 オサナイミカ on 2021年11月19日(金) 21:38
先日、【札幌飲食店の未来を考える座談会】に参加させていただきまして、その会場となったのが、先日ファクトリーレンガ館から南1西6に移転オープンしたばかりの『テルツィーナ』でした
こちらのビルの2階になります
窓から街並みが眺められるようになりました^^
以前のお店とはガラッと雰囲気が変わりましたが、1998年から続くテルツィーナの空気感はそのままでした^^
本日のメニューはこんな感じ
こちらはファットリアビオのモッツァレラチーズ 江別THE芝木農園のミニトマト
生ハムで隠れておりましたが、モッツァレラたっぷり♪
そしてこの季節でもメチャクチャ甘いミニトマトにうっとり♪
前菜3品盛り合わせ~カポナータ・フリッタータ・鱈のエスカベッシュ
一つ、一つ、懐かしいと思えるテルツィーナの定番な前菜
派手さはないけど、ホッとできる優しい味わいなんですよね^^
ズワイガニとちりめんキャベツ スパゲティー
魚介の旨みと野菜の甘みがじんわり広がる、またまた優しい味わい~
麺なのに全然重くないのもイイ
鴨肉のラグーとゆり根 リゾット
こちらは前出のお料理の中では主張感のある味わいだけど、麺の後の米なのにペロッとイケちゃう味わいなのです^^
普段は絶対、炭水化物攻撃にやられちゃうのに、まだまだ食べられるよ~といった状況(笑)
その思いを読み取ったかのような、どっしり系の肉料理が登場!
牛ホホ肉の赤ワイン煮込み
ホロホロと崩れる柔らかさの牛肉どっしり系の煮込みだけど、決してくどくはありません^^
軽めの赤ワインが進む味付け♪
ドルチェはリコッタチーズケーキ&ティラミス&柿のソルベ
って書いてあったけど、たぶんカタラーナですね^^;
どれもお腹いっぱいでも食べたくなる美味しさ!
そして一つのものがド~ンと来るより、色んなものがチョコチョコ来るのが非常に嬉しいのです♪
さらに焼き菓子
こちらもホッコリ系^0^
と、本日は【札幌飲食店の未来を考える座談会】という集まり
ワインはいただきましたが、結構真面目に座談会を致しました
参加されていた方は、年齢も立場も全く違う男女でしたが、全員外食が大好きな人たち
コロナ禍で多くの飲食店が通常営業できない時期が長く続きましたが、今改めて飲食店って本当に大事な場所だなぁと思っています
ただお腹を満たすためだけの場所じゃない
満たすだけなら、自宅でも十分
だけどそのお店に行きたいと思うのは、美味しい料理はもちろん、そこで働いているシェフやスタッフさんたちに会いたかったり、
そのお店にいらっしゃるお客様とのコミュニケーションが楽しかったり
そして一緒に行く、仲間たちとのリアルな繋がりにホッとしたり・ハッとしたり^^
だから飲食店は絶対、必要!と強く思った夜だったのでした
おおば比呂司先生が繋げた、岩手と札幌のコラボレーション【南部えびせん】
Posted by Sapporo100miles編集長 オサナイミカ on 2019年10月15日(火) 09:38
この画像でどこのお店か分かった方は、かなりのえび天好き!
正解は、大通にあります【蛯天分店】
昭和38年から営業を続ける老舗の天ぷら店
このえび天の味わいが、岩手のソウルフード『南部せんべい』として9月1日に発売になったのはご存知でしょうか?
↑小松製菓の公式サイトより
岩手では数量制限がかかるほど売れているそうです!
と、なぜ岩手の南部せんべいと札幌の蛯天分店がコラボすることになったのかと言いますと・・・
蝦天分店と巖手屋~小松製菓のイラストを手掛けていた、札幌出身の【おおば比呂司】さん繋がりなんです!
おおばさんは、色々な企業の商品イラストを手掛けていますが、なかでも小松製菓さんは一番多く使用しているそうです。
ちなみにこちらは、小松製菓の創業者である小松シキさんがモデルです^^
先日、蝦天分店で今回の商品の記者発表がありまして、私も足を運びましてその経緯を知ることとなりました^^
ちなみに真ん中は、おおば比呂司さんのご子息であります、大場伸之氏
と、おおばさんはすでに他界されているのに、なぜ今回のパッケージデザインが出来たのか?って疑問に思いますよね?
おおばさんは帰札するたびに、必ずと言っていいほど蝦天分店に立ち寄り、えび天を味わっていたそうです^^
そして年賀状のやり取りもされていて、その中にあったえびのイラストや、色々な文字を組み合わせて今回のパッケージデザインが完成したそうです!
さすが、最近の技術ってすごい!!
と、蝦天分店の現在の代表であります八木さんいわく、『今まであまり表に出ることはなく、このようなコラボ企画もまったくやる気はなかったのですが、おおば比呂司さん繋がりということと、私が南部せんべい好きということもあり、今回のお話をお受けすることにしました』とのこと。
今回誕生したとなった“南部えびせん”は、硬すぎない、ちょうどよい歯ざわりと、蝦天分店の甘だれの風味がしっかり活きていて、八木さんも大満足の仕上がりとのこと!
ワタシも早速頂きましたが、ホントにさっくりした食感がちょうどよく、しかもこちらのサイズ、通常の南部せんべいの際ぞより2㎝ほど小さい8㎝の中型なので、女性にもちょうどよい^^
あおさと宮古の塩もいい塩梅^^
ちなみにせんべいの中に見える“エビ”は手作業でいれているそうです!
袋にはジッパーも付いているが便利とのことでしたが、一枚食べたらもう一枚・・・という危険なオイシサなので、ジッパーを使用せずに完食してしまう可能性大(笑)
食べた瞬間、マヨネーズをちょっとつけて食べてもイイかも!と話したら、のん兵衛の方はみな、同じことを考えていました(笑)
オンラインショップでも購入可能ですが、札幌では蝦天分店他、三越店でも購入可能です!
エビ好きな方は必食ですよ^0^
それにしても蝦天分店は歴史を感じるお店でした!
このビルには何度も来たことがありますが、よくよく考えたら、分店には初めて入ったかもしれません^^;
小上がりはちょっとしたギャラリーでしたよ!
改めて食べたえび天は、本当に美味しかったなぁ
完食しても全然、胃もたれしないし!!
個人的に、おしんこに醤油がちょろっとかかっているところに昭和を感じました^^